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第七十三巻 令和八年元旦
しおりを挟む八岐大蛇は、日本神話に登場する伝説の生物である。その化け物は頭は八ツあり、尻尾も八ツあった。
素戔嗚尊はこの化け物を酒を呑ませて酔わせ、そして持っていた剣で八ツの頭を切断し八ツの尻尾も切断した。
この物語は古事記に出てくる。
もともと 素戔嗚尊は天照大御神の弟であったが、 素戔嗚尊の所業が乱暴な為に天界を追放されたのだ。
この話しについて、もう少しご説明しよう。
ーここの物語の途中からアマテラスのキャラクターとスサノヲのキャラクターが登場する。
アマテラスのキャラクターはアマテラスキャラと表現する。
天界を支配する太陽神である。父親の 伊邪那岐命から「天上界を守るように」と命令されたのだ。
伊邪那岐命が建速須佐之男命に海原の支配を命じたところ、建速須佐之男命は伊邪那美命がいる根の国へ行きたいと泣き叫び、天地に甚大な被害を与えた。
伊邪那岐命は怒って「それならばお前はこの国に住んではいけない」と彼を追放したのだ。
建速須佐之男命は、姉の天照大御神に会ってから根の国へ行こうと思い、天へ昇ると、山川が響動し国土が皆震動した。
ー(アマテラスとスサノヲのキャラクターの登場です)ー
アマテラスキャラはスサノヲキャラが国を奪いに来たと思い、自らを結い武具を携えて彼を迎えた。スサノヲキャラが異心がないことを述べると、アマテラスキャラはそれをどうやって示すのかスサノヲキャラに尋ねた。するとスサノヲキャラは、それぞれ宇気比をして子を生もうと答えた。
アマテラスキャラとスサノオキャラの二神は天の安河を挟んで宇気比を行った。まず、アマテラスキャラがスサノヲキャラの身に付けていた十拳劔を受け取って3つに折って天の真名井で濯いでから噛み砕き、吹き出した息の霧から以下の三柱の女神(宗像三女神)が生まれた。
多紀理毘売命またの名は奥津島比売命。宗像大社奥津宮に祀られている。
市寸島比売命またの名は狭依毘売命。宗像大社中津宮に祀られている。
多岐都比売命。
宗像大社辺津宮に祀られている。
次に、スサノヲキャラがアマテラスキャラが身に付けていた「八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠」を受け取って天の真名井で濯いでから噛み砕き、吹き出した息の霧から以下の五柱の男神が生まれた。
左のみづらに巻いている玉から正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命、
右のみづらに巻いている玉からは天之菩卑能命、
かづらに巻いている玉からは天津日子根命。
左手に巻いている玉からは活津日子根。
右手に巻いている玉からは熊野久須毘命。
アマテラスキャラは「五柱の男神は物実が私の物によって成ったのだから、私の子である。先に生まれた三柱の女神は物実がお前の物によって成ったのだから、お前の子である。」と言った。
それに対してスサノヲキャラは「我が心は清く明し。故に、我が生める子は、手弱女を得た。」と勝利を宣言したのだ。
水木しげるロードに設置された八岐大蛇像、2015年撮影。
八岐大蛇は『日本書紀』での表記。『古事記』では八俣遠呂智と表記している。「高志之八俣遠呂智、年毎に来たり(古事記)」がみえ、古代日本の地方である高志から来たとされる。
本来は山神または水神であり、八岐大蛇を祀る民間信仰もあるくらいだ。
なお本居宣長は『古事記伝』にて、八俣遠呂智は「ノ」を添えず「ヤマタオロチ」と訓むべきだとしている。
この物語では「ヤマタノオロチ」と表記する。
読者の皆さんへ
「新年あけましておめでとう御座います。
本年もよろしくお願い申し上げます」
「神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神のつたへし 愛善の道」
令和八年元旦
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