神典日月神示 真実の物語

蔵屋

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第百四巻 古事記

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 わたしが今執筆中の小説の作品の中に
小説『古代ロマンの世界 神典古事記』という作品があります。
 この『古事記』は日本最古の歴史書です。
 それとともに、『古事記』は、日本に現存する二番目に古い古典になります。
 この『古事記』より前に聖徳太子の『三経義疏さんぎょうぎしょが書かれています。これは仏典を解釈した優れた哲学書ですが、中国の学者の成果を紹介して、それに聖徳太子の意見を加えたものに過ぎません。
 しかし、『古事記』は、日本に古から伝承されてきた神話や伝説を記したものです。
 その内容は仏教の専門用語を連ねた『三経義疏』よりはるかにわかりやすい内容になっています。
 朝廷の祭祀さいしに通じた稗田阿礼ひえだのあれが、神話•伝承を整理し、文人の太安万侶おおのやすまろがそれを文書にまとめました。
 『古事記』の成立は、奈良の都平城京への遷都の二年後の和銅わどう五年(七一二)です。
 『古事記』は、平城京の完成を祝う記念行事の一つとしてまとめられたものでした。
 『古事記』は大和朝廷の時代の日本の歴史を知る為の、貴重な手掛かりとなるのです。また、『古事記』の神話や物語には、わたしたちが忘れかけている日本の古代人の美しい心、善の心が記されているのです。
 以前、私は画家の梅田紀代志氏の描かれた『古事記』に関する絵画を鑑賞したことがあります。いずれの絵画の構図も色遣いも素晴らしいものでした。
 そこには、わたしたち文明社会に生きる都会生活の中で忘れてしまった古代の森林や海、川の美しい姿がありました。
 その絵画にわたしは魅せられれ、この小説を執筆し、世に送り出したのです。
 古代の日本人は、互いに尊重し合い助け合って生きてきました。
 自分たちは神が創造された自然に生かされていると感じて、人間や自然を重んじる良心を神の教えと考えたのです。

 わたしが日月神示国常立尊に拘り続けるのも、この古代人の持っていた美しい心、善の心を取り戻して欲しいと考えたからです。

 日月神示国常立尊と古事記に書かれている内容はすべて関係があるのです。

 読者の方々がわたしの執筆した物語から、そのような古代の日本人の思想を読み取って下されば幸いです。

 
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