35 / 43
逃げたりしないから
しおりを挟む
ユシウスが森の途中でその匂いを嗅いだのは、日暮れよりかなり早い時刻だった。
街での調達を済ませて、レオニールは落ち合った後、すぐに帰路についた。レネの体調が心配で、放っておいたらまた椅子の上でうたた寝して身体を冷やしているのではと思うと、すぐにでも飛んで帰りたくなったのだ。
レオニールはそんなユシウスを過保護と揶揄ったが、引き留めはしなった。
そして今、ユシウスの嗅覚は森の異常を感じ取り、全身の毛が逆立ち、喉からは警戒の唸り声が漏れた。
これは火と、物が焦げていく匂いだ。
「レネ様っ!」
考える前に獣の姿になり、四つ足で木の枝を薙ぎ払い、駆けだした。
目の前で、彼の大事な場所が炎に飲み込まれていた。
水車小屋の一部がすでに残骸となり、一体化した大きな樹は、根元から黒いすすに覆われ、枝に火が燃え移っている。
(っ、……レネ様っ!)
唸り声を上げて、炎の中に飛び込んだ。熱の中、ちりちりと毛を焼かれるが、いっそ何も感じられない。ただレネの姿を探して小屋の中を飛び回る。二階は崩れている。人の気配がない。書斎はかろうじて火の手が回りきっていないようだ。
床に物が散乱し、そして、一か所に茶色い染みがあった。
その横には真鍮製の小物入れが落ちていて、側にごみのようなものが散らばっている。
小石、松ぼっくりやどんぐり、カサカサになった大きな葉っぱ……。
ユシウスは何かが喉元までせり上がるのをこらえて、床の染みに鼻を近づけた。レネの匂い……レネの血の匂いだ。
匂いは血の跡とともに外へ向かっている。
ユシウスは外へ飛び出し、血と匂いを辿って森へと駆けだした。
息も荒く森を駆けると、前方にうっすらと白っぽい人影が見えた。
「レネ様!……ああっ、良かった!怪我は!?いったい何があったんですか!」
安堵のあまり、人の姿になって裸のまま駆け寄ると、人影がこちらを振り向いて、口元に笑みを浮かべた。
そのままレネに抱き着こうと伸ばした腕を、ゆっくりと下げる。
「レネ様、その髪」
「髪がどうかしましたか? ユシウス、心配を掛けましたね。もう大丈夫です。さあ、こちらへ」
腰まである長さの髪と、差し出された手を見て、ユシウスは目を見開いた。次の瞬間、レネリウスの首を片手で掴み地面に押し倒した。
鋭い爪でぎちぎちと首に食い込ませる。うめき声を上げるレネリウスの上に馬乗りになり、ユシウスは彼の右手を乱暴に掴んだ。
「この指輪、どうしたんですか?」
「ぐっ、ゆ、指輪……?」
緑色の貴石が嵌った銀の指輪。あの時、一度だけ見たそれを、今の今まで思い出しもしなかったのに。
「あの時……俺を買ったとき、金貨と一緒にゼレニクに渡してた。だからもう持ってないはずだ……お前、誰だ」
地を這うように低い声で唸る。レネがいない。なのにレネの姿をした何者かが、目の前にいる。レネはどこだ……!
身体の下のレネリウスが苦悶を浮かべ、腕を振り払うようにした。すると突風が起き、ユシウスの身体は吹き飛ばされる。樹に背中から叩きつけられる瞬間、ユシウスは獣の姿をとって唸り声を上げた。
グルルルル、と牙を剥き爪を地面に食い込ませる赤毛の大狼を前に、レネの姿をした何者かが嗤う。
「あの娘はうまくやったようだ。君がレネリウスのご執心の狼かね?」
ユシウスは威嚇を続け、頭を食い千切ろうかどうしようか迷った。
(れねとおなじかお。でも、れねじゃない)
別人だと分かっていても、その身体を引き裂くのは躊躇われる。
「れね、どこ、やった」
狼の口から不気味な声が漏れると、偽のレネは呆れたような顔をした。
「ほう、人語を話せるのか。これも魔力と寿命を分け与えられた影響か?あれも無駄なことに魔法使いの財産を使ったものだ」
「おまえ、ころす、れね……かえせ」
「獣人奴隷ふぜいが、落ちぶれたとはいえ魔法使いを我が物のように言うとは。ははっ!こいつはいい!あの高慢な天才も落ちたものだ」
狼は咆哮とともに無礼な男に飛び掛かった。もはやレネと同じ顔だろうが声だろうがどうでもいい。レネを侮辱したのだ。その首を胴体から切り離してレネに詫びさせてやる……!
しかしユシウスの牙が喉に食らいつく瞬間、男の身体はバサバサと音を立てて無数のカラスへと変化した。
かぎづめと嘴で、ユシウスの目を狙いながら、甲高く鳴き、空へと舞い上がる。
数羽のカラスを捕え牙でかみ砕いたが、鳥の死骸は地面に落ちると黒いすすとなって風化した。
ユシウスは獲物を取り逃がした不甲斐なさに苛立ったが、しかしすぐに、その場を後にした。偽物に構っている暇など無かった。
気が狂ったように森中を駆け巡り、ついにそれを見つけた時には、ぐったりと地面に倒れる寸前だった。
しかし嗅ぎなれたレネの甘い匂いが、ユシウスの本能を刺激し、ほとんど錯乱したようにそれに飛びついた。
それは、無数の棘に覆われた蔦が作り上げた、大きな繭だった。
明らかに異常な気配で、森の中に見たことなどないものだ。しかも、その内側から微かに、ユシウスが求める唯一の匂いがする。
キュウキュウと子犬のように鳴きながら、ユシウスは前足と牙で強引に蔦をこじ開けた。
棘が皮膚を抉るが、血まみれになるのも構わず胴体を繭の中にねじ込ませると、ユシウスはそこに、探し求めたものを見つけた。
レネは、まるで彼の寝室で眠っている時のように、静かに寝息を立てていた。違うのは、繭に横たわる彼の身体に、棘の蔦が絡みついて無残にも血が滲んでいることだ。
ユシウスは人型になり、無我夢中で蔦を振りほどこうとしたが、固く食い込んだそれはびくともしない。
「レネ様、レネ様!……起きてくださいよ、ねえ……家を建て直さないとですよね。レネ様と俺の家、燃えちゃったんです。なんでか分からないけど」
ユシウスはレネの身体に覆いかぶさるように、そっと揺すった。
胸のあたりに顔をくっつけ、喉を鳴らす。そうするとレネは、どんなみ機嫌が悪い時でも、ユシウスに顔を向けて構ってくれたものだった。
「俺が昔あげたやつ、レネ様取っておいてくれたんですね……嬉しいな。綺麗な箱に入れて……あんなの、ただのごみなのに」
「街でレネ様が好きなキャンディーを買って来たんですよ。ベリー味の。……あ、でも家の中に落としてきちゃったんだ……ごめんなさい、また次に行ったときに買ってきますね」
「……雨が降ってきた。レネ様、濁り雨ですよ……ここは雨に濡れないからいいけど、やっぱりもう起きた方がいいです。俺、さっきからずっと一人で喋ってるの寂しいから、今度はレネ様が話して」
「夜になっちゃいましたね……寒くないですか?ああ、俺が狼になればいいのか!ちょっと狭くなるけど、怒らないでくださいね」
「……最近、濁り雨が降らなくなりましたね。どうしてだろう。どうでもいいか。……レネ様ぁ、もう起きないと、昼過ぎですよ。川で魚を取ってきたから、一緒に食べよう」
「今日、森に人間がたくさん来てました。大丈夫、うるさくしたらレネ様が嫌だろうと思って、追い払ってやりました。ちゃんと、傷付けずにやったんですよ。レネ様、俺を褒めて」
「雪が解けてきたから、もうすぐレネ様の冬眠も終わりかな……あはは、拗ねないでください。……起きたら一緒に山菜を取りに行きましょうね」
「レネ様、お腹すいてませんか?もうどれくらい食べてないかな。十日?ひと月?もっと経った?魔法使いだから、食べなくても平気ですか?でも、レネ様に俺の料理を食べてほしいなあ」
レネ様、レネ様……。もう自分が人語を話しているのか、それとも獣の声を発しているのかすらよく分からない。
レネが起きてくれないので、ユシウスは寂しくて、退屈で、他にすることがない。
レネの家を燃やした者たちに復讐したり、偽物のレネが何か知っているなら探して聞き出すことが今すべきことなのかもしれないのに、本能的に、レネの傍にいる以外の選択肢を排除していた。
「レネ様は起きて一人きりなのが一番嫌ですもんね。大丈夫ですよ。俺がここにいて、起きたらすぐにレネ様におはようを言うから」
ユシウスはレネの額に口づけると、その体に寄り添って丸くなった。
狼の身体は痩せて一回り小さくなっていたので、繭の中は前ほど窮屈ではなくなっていた。
「逃げたりしないから、心配しないで。この世の誰より大好きです」
街での調達を済ませて、レオニールは落ち合った後、すぐに帰路についた。レネの体調が心配で、放っておいたらまた椅子の上でうたた寝して身体を冷やしているのではと思うと、すぐにでも飛んで帰りたくなったのだ。
レオニールはそんなユシウスを過保護と揶揄ったが、引き留めはしなった。
そして今、ユシウスの嗅覚は森の異常を感じ取り、全身の毛が逆立ち、喉からは警戒の唸り声が漏れた。
これは火と、物が焦げていく匂いだ。
「レネ様っ!」
考える前に獣の姿になり、四つ足で木の枝を薙ぎ払い、駆けだした。
目の前で、彼の大事な場所が炎に飲み込まれていた。
水車小屋の一部がすでに残骸となり、一体化した大きな樹は、根元から黒いすすに覆われ、枝に火が燃え移っている。
(っ、……レネ様っ!)
唸り声を上げて、炎の中に飛び込んだ。熱の中、ちりちりと毛を焼かれるが、いっそ何も感じられない。ただレネの姿を探して小屋の中を飛び回る。二階は崩れている。人の気配がない。書斎はかろうじて火の手が回りきっていないようだ。
床に物が散乱し、そして、一か所に茶色い染みがあった。
その横には真鍮製の小物入れが落ちていて、側にごみのようなものが散らばっている。
小石、松ぼっくりやどんぐり、カサカサになった大きな葉っぱ……。
ユシウスは何かが喉元までせり上がるのをこらえて、床の染みに鼻を近づけた。レネの匂い……レネの血の匂いだ。
匂いは血の跡とともに外へ向かっている。
ユシウスは外へ飛び出し、血と匂いを辿って森へと駆けだした。
息も荒く森を駆けると、前方にうっすらと白っぽい人影が見えた。
「レネ様!……ああっ、良かった!怪我は!?いったい何があったんですか!」
安堵のあまり、人の姿になって裸のまま駆け寄ると、人影がこちらを振り向いて、口元に笑みを浮かべた。
そのままレネに抱き着こうと伸ばした腕を、ゆっくりと下げる。
「レネ様、その髪」
「髪がどうかしましたか? ユシウス、心配を掛けましたね。もう大丈夫です。さあ、こちらへ」
腰まである長さの髪と、差し出された手を見て、ユシウスは目を見開いた。次の瞬間、レネリウスの首を片手で掴み地面に押し倒した。
鋭い爪でぎちぎちと首に食い込ませる。うめき声を上げるレネリウスの上に馬乗りになり、ユシウスは彼の右手を乱暴に掴んだ。
「この指輪、どうしたんですか?」
「ぐっ、ゆ、指輪……?」
緑色の貴石が嵌った銀の指輪。あの時、一度だけ見たそれを、今の今まで思い出しもしなかったのに。
「あの時……俺を買ったとき、金貨と一緒にゼレニクに渡してた。だからもう持ってないはずだ……お前、誰だ」
地を這うように低い声で唸る。レネがいない。なのにレネの姿をした何者かが、目の前にいる。レネはどこだ……!
身体の下のレネリウスが苦悶を浮かべ、腕を振り払うようにした。すると突風が起き、ユシウスの身体は吹き飛ばされる。樹に背中から叩きつけられる瞬間、ユシウスは獣の姿をとって唸り声を上げた。
グルルルル、と牙を剥き爪を地面に食い込ませる赤毛の大狼を前に、レネの姿をした何者かが嗤う。
「あの娘はうまくやったようだ。君がレネリウスのご執心の狼かね?」
ユシウスは威嚇を続け、頭を食い千切ろうかどうしようか迷った。
(れねとおなじかお。でも、れねじゃない)
別人だと分かっていても、その身体を引き裂くのは躊躇われる。
「れね、どこ、やった」
狼の口から不気味な声が漏れると、偽のレネは呆れたような顔をした。
「ほう、人語を話せるのか。これも魔力と寿命を分け与えられた影響か?あれも無駄なことに魔法使いの財産を使ったものだ」
「おまえ、ころす、れね……かえせ」
「獣人奴隷ふぜいが、落ちぶれたとはいえ魔法使いを我が物のように言うとは。ははっ!こいつはいい!あの高慢な天才も落ちたものだ」
狼は咆哮とともに無礼な男に飛び掛かった。もはやレネと同じ顔だろうが声だろうがどうでもいい。レネを侮辱したのだ。その首を胴体から切り離してレネに詫びさせてやる……!
しかしユシウスの牙が喉に食らいつく瞬間、男の身体はバサバサと音を立てて無数のカラスへと変化した。
かぎづめと嘴で、ユシウスの目を狙いながら、甲高く鳴き、空へと舞い上がる。
数羽のカラスを捕え牙でかみ砕いたが、鳥の死骸は地面に落ちると黒いすすとなって風化した。
ユシウスは獲物を取り逃がした不甲斐なさに苛立ったが、しかしすぐに、その場を後にした。偽物に構っている暇など無かった。
気が狂ったように森中を駆け巡り、ついにそれを見つけた時には、ぐったりと地面に倒れる寸前だった。
しかし嗅ぎなれたレネの甘い匂いが、ユシウスの本能を刺激し、ほとんど錯乱したようにそれに飛びついた。
それは、無数の棘に覆われた蔦が作り上げた、大きな繭だった。
明らかに異常な気配で、森の中に見たことなどないものだ。しかも、その内側から微かに、ユシウスが求める唯一の匂いがする。
キュウキュウと子犬のように鳴きながら、ユシウスは前足と牙で強引に蔦をこじ開けた。
棘が皮膚を抉るが、血まみれになるのも構わず胴体を繭の中にねじ込ませると、ユシウスはそこに、探し求めたものを見つけた。
レネは、まるで彼の寝室で眠っている時のように、静かに寝息を立てていた。違うのは、繭に横たわる彼の身体に、棘の蔦が絡みついて無残にも血が滲んでいることだ。
ユシウスは人型になり、無我夢中で蔦を振りほどこうとしたが、固く食い込んだそれはびくともしない。
「レネ様、レネ様!……起きてくださいよ、ねえ……家を建て直さないとですよね。レネ様と俺の家、燃えちゃったんです。なんでか分からないけど」
ユシウスはレネの身体に覆いかぶさるように、そっと揺すった。
胸のあたりに顔をくっつけ、喉を鳴らす。そうするとレネは、どんなみ機嫌が悪い時でも、ユシウスに顔を向けて構ってくれたものだった。
「俺が昔あげたやつ、レネ様取っておいてくれたんですね……嬉しいな。綺麗な箱に入れて……あんなの、ただのごみなのに」
「街でレネ様が好きなキャンディーを買って来たんですよ。ベリー味の。……あ、でも家の中に落としてきちゃったんだ……ごめんなさい、また次に行ったときに買ってきますね」
「……雨が降ってきた。レネ様、濁り雨ですよ……ここは雨に濡れないからいいけど、やっぱりもう起きた方がいいです。俺、さっきからずっと一人で喋ってるの寂しいから、今度はレネ様が話して」
「夜になっちゃいましたね……寒くないですか?ああ、俺が狼になればいいのか!ちょっと狭くなるけど、怒らないでくださいね」
「……最近、濁り雨が降らなくなりましたね。どうしてだろう。どうでもいいか。……レネ様ぁ、もう起きないと、昼過ぎですよ。川で魚を取ってきたから、一緒に食べよう」
「今日、森に人間がたくさん来てました。大丈夫、うるさくしたらレネ様が嫌だろうと思って、追い払ってやりました。ちゃんと、傷付けずにやったんですよ。レネ様、俺を褒めて」
「雪が解けてきたから、もうすぐレネ様の冬眠も終わりかな……あはは、拗ねないでください。……起きたら一緒に山菜を取りに行きましょうね」
「レネ様、お腹すいてませんか?もうどれくらい食べてないかな。十日?ひと月?もっと経った?魔法使いだから、食べなくても平気ですか?でも、レネ様に俺の料理を食べてほしいなあ」
レネ様、レネ様……。もう自分が人語を話しているのか、それとも獣の声を発しているのかすらよく分からない。
レネが起きてくれないので、ユシウスは寂しくて、退屈で、他にすることがない。
レネの家を燃やした者たちに復讐したり、偽物のレネが何か知っているなら探して聞き出すことが今すべきことなのかもしれないのに、本能的に、レネの傍にいる以外の選択肢を排除していた。
「レネ様は起きて一人きりなのが一番嫌ですもんね。大丈夫ですよ。俺がここにいて、起きたらすぐにレネ様におはようを言うから」
ユシウスはレネの額に口づけると、その体に寄り添って丸くなった。
狼の身体は痩せて一回り小さくなっていたので、繭の中は前ほど窮屈ではなくなっていた。
「逃げたりしないから、心配しないで。この世の誰より大好きです」
250
あなたにおすすめの小説
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
もう一度君に会えたなら、愛してると言わせてくれるだろうか
まんまる
BL
王太子であるテオバルトは、婚約者の公爵家三男のリアンを蔑ろにして、男爵令嬢のミランジュと常に行動を共にしている。
そんな時、ミランジュがリアンの差し金で酷い目にあったと泣きついて来た。
テオバルトはリアンの弁解も聞かず、一方的に責めてしまう。
そしてその日の夜、テオバルトの元に訃報が届く。
大人になりきれない王太子テオバルト×無口で一途な公爵家三男リアン
ハッピーエンドかどうかは読んでからのお楽しみという事で。
テオバルドとリアンの息子の第一王子のお話を《もう一度君に会えたなら~2》として上げました。
※画像は男の子メーカーpicrewさんよりお借りしました。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【16話完結】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /チャッピー
AI比較企画作品
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
2026/02/14 累計30万P突破御礼バレンタインSS追加しました
2026/02/15 累計いいね♡7777突破御礼SS 19時に公開します。
様々な形での応援ありがとうございます!
婚約破棄で追放された悪役令息の俺、実はオメガだと隠していたら辺境で出会った無骨な傭兵が隣国の皇太子で運命の番でした
水凪しおん
BL
「今この時をもって、貴様との婚約を破棄する!」
公爵令息レオンは、王子アルベルトとその寵愛する聖女リリアによって、身に覚えのない罪で断罪され、全てを奪われた。
婚約、地位、家族からの愛――そして、痩せ衰えた最果ての辺境地へと追放される。
しかし、それは新たな人生の始まりだった。
前世の知識というチート能力を秘めたレオンは、絶望の地を希望の楽園へと変えていく。
そんな彼の前に現れたのは、ミステリアスな傭兵カイ。
共に困難を乗り越えるうち、二人の間には強い絆が芽生え始める。
だがレオンには、誰にも言えない秘密があった。
彼は、この世界で蔑まれる存在――「オメガ」なのだ。
一方、レオンを追放した王国は、彼の不在によって崩壊の一途を辿っていた。
これは、どん底から這い上がる悪役令息が、運命の番と出会い、真実の愛と幸福を手に入れるまでの物語。
痛快な逆転劇と、とろけるほど甘い溺愛が織りなす、異世界やり直しロマンス!
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる