7 / 21
ゆーこと怜と、クラセンと。 杏奈/宏子
しおりを挟む
遥場由子。
——由子と私はまた同窓会をすることになった。1月の終わりとは……。ちょっと季節外れの同窓会だった。
そのとき、由子がふと言った。「ねえ、杏奈? まだなの、告白?」
「え……あ、うん、したよ?」
「!? いつの間に……ちくしょー、私も急がなきゃ!」
由子、いつの間に心を入れ替えたの?
でも、今はこうして和気藹々とやり取りできているしいいや。
4杯目の中ジョッキが運ばれてきたところで、唐突に話題は転換した。
「ところでクラセンっていたよね」
「クラセン? ああ! いた! 懐かしいなあ」
急に焼き鳥屋の照明がノスタルジックなものに思われてきた。囲炉裏のようなものを囲んで私たちは話を進める。
「クラセン、今も高校に居座っているのかな?」
「さあ——」
「こんにちは!」勢いよくドアが開いて、高校五年生の宏子が入ってきた。最初、宏子に会ったとき、焼き鳥屋は、「高校生は未成年でしょ」と言ったが、「高校五年になったからいいの!」と喚く宏子に押し切られた、らしい。
というか、宏子のたった三つ上なのか、私たちは。高校生の、三つ上ですか。……くうー、なんだか複雑だ。
そうやってくいーっとまた一杯飲み干した。
◇
マダムみたいなうちは、従業員ではなく”客"として焼き鳥屋に来ている。高校五年生になったからできるようになった、酒、酒、酒!
楽しみに待っていただけあって、現在たくさん煽ってまーす! そうだ、これ終わったら行きつけのコンビニに行こう。確か、タイムプラスとかいう名前だったよね……
——由子と私はまた同窓会をすることになった。1月の終わりとは……。ちょっと季節外れの同窓会だった。
そのとき、由子がふと言った。「ねえ、杏奈? まだなの、告白?」
「え……あ、うん、したよ?」
「!? いつの間に……ちくしょー、私も急がなきゃ!」
由子、いつの間に心を入れ替えたの?
でも、今はこうして和気藹々とやり取りできているしいいや。
4杯目の中ジョッキが運ばれてきたところで、唐突に話題は転換した。
「ところでクラセンっていたよね」
「クラセン? ああ! いた! 懐かしいなあ」
急に焼き鳥屋の照明がノスタルジックなものに思われてきた。囲炉裏のようなものを囲んで私たちは話を進める。
「クラセン、今も高校に居座っているのかな?」
「さあ——」
「こんにちは!」勢いよくドアが開いて、高校五年生の宏子が入ってきた。最初、宏子に会ったとき、焼き鳥屋は、「高校生は未成年でしょ」と言ったが、「高校五年になったからいいの!」と喚く宏子に押し切られた、らしい。
というか、宏子のたった三つ上なのか、私たちは。高校生の、三つ上ですか。……くうー、なんだか複雑だ。
そうやってくいーっとまた一杯飲み干した。
◇
マダムみたいなうちは、従業員ではなく”客"として焼き鳥屋に来ている。高校五年生になったからできるようになった、酒、酒、酒!
楽しみに待っていただけあって、現在たくさん煽ってまーす! そうだ、これ終わったら行きつけのコンビニに行こう。確か、タイムプラスとかいう名前だったよね……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
春に狂(くる)う
転生新語
恋愛
先輩と後輩、というだけの関係。後輩の少女の体を、私はホテルで時間を掛けて味わう。
小説家になろう、カクヨムに投稿しています。
小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n5251id/
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817330654752443761
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる