イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第十四章 研修所

研修所

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 もっと彼をよく見たい、と小坂は思った。が、前の席の教員らは、先にバスを降りてしまった。
「待ちたまえ小坂君」
無意識に急いでいた小坂を、校長の声はとがめているように聞こえた。
 校長に義理立てなどする義務はない。第一、けしかけたのは、校長の方じゃないか。なのに、小坂は、自分がやましいことをしているかのような気にさせられた。
 
 校長はニヤついて、
「そんなに急いで、トイレにでも行きたいのか?」
と小坂に聞いてきた。
「ごまかさなくてもいい。疼いてしまったんだろう?」
校長の声は嬉しそうだった。

 建物に入ると、先ほどの若手教師の姿を小坂は見つけた。はっとして声をかけようとした小坂の肩を校長の手が後ろから、ぐいと引いた。
「小坂君『トイレは二人で』という標語を知らないのか?」
小坂は目で若手教師の姿を追いかけた。
「昔はな、トイレが汲み取り式で臭うから、学校のトイレは外にあったものだ。校舎の裏なんかに別の建物があって、履物を上履きから履き替えたりして行くのだ」
小坂は校長の昔話をよそに、行き交う人の中にさっきの教員の後ろ姿を見失わないように目で追った。
「君のような美少年が、一人でトイレに行ったら襲われてしまうよ。気をつけなさい」
校長はもっともらしく諭す。先ほどの教員は廊下の先に姿を消した。

 小坂は振り返って、校長をにらみつけた。見失ったのは校長のせいだ。さっきから校長は、自分と若手教師の間を邪魔しようとしている。
「僕は美少年なんかじゃありません」
小坂は反論した。
「きみは美少年だよ。美少年は怒ってもかわいいな」
校長は、からかうように小坂の頬をなでた。
「僕はもう少年なんかじゃありません。れっきとした大人です」
小坂は言い返した。
「ふむ。もう大人なんだから、したい放題やらせてくれ、か。君は昔から、美少年のくせに淫乱だったからねぇ」
校長はニヤニヤ笑って卑猥なからかいをして小坂を引き止めようとしてくる。
「そんな意味じゃありません」
小坂は肩から校長の手を払いのけた。
「淫乱な男子高校生だった君はアナルを毎日何人にも突かせてアンアン言って汁を垂れ流していたじゃないか」
懲りない校長は小坂の腰を抱き、小坂の耳もとにいやらしい言葉を吹きこんでくる。
「そんなことしてません」
小坂の否定は弱く、周囲の話し声にかき消されそうだ。
「ああ、そうか。アナルだけじゃないね。手や口でも受けていたか。アナルに挿れて腰を上下させながら両手と口を動かして、身体中ドロドロにさせていたね」
小坂の表情を舐めまわすように見つめながら、校長はいやらしい話を続ける。
「やめてください。こんなところで、そんな話」
小坂の頬は恥ずかしさで熱くなった。
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