イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第十六章 唾液研修

イケメン教師、校長に、脱ぎなさいと命じられる

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 小坂は指定された研修室の鍵を開けて入った。小会議室の一つだ。
 今日は、各部会に分かれて少人数で実践的な研修をする予定になっていた。
 小坂たちの学校は当番校なので、率先して準備をする必要があった。
 校長から渡された指示書を見ながら机と椅子を動かしていると、ほかの教諭が二、三人部屋に入ってきた。
「お疲れ様です」
互いに挨拶する。
 ほかの教諭たちはブルーシートを広げ、小坂が空けた床に敷き始めた。
 小坂は指示書を見た。そんな指示書きはない。何をしているのだろう。
 一人の比較的若い教員が小坂を見上げて何か言おうとした。もう一人がその教員をひじでつついた。すると若い方の教員は、咳払いして小坂から目をそらした。
 いったい、何だというのだ。指示書を手に小坂は立ちすくんだ。
「すぐにわかりますよ」
作業の手を止めた他の教員が、小坂をいなすように言った。

 作業が終わった。
 扉が開き、校長が数人のベテラン教諭たちとともに研修室に入ってきた。
「お疲れ様です」
「今日は、よろしくお願いします」
などと挨拶をしている。
「全員集まったようなので、始めましょうか」
進行役らしき教諭が言うと、
「そうですね」
と皆がうなずいた。
 小坂は指示書をめくる。「学校現場の危機管理に関する実践的指導及び訓練」と書いてある。これについても、小坂は事前に資料をあたってレポートを作成し、万端の準備をしてあった。
 だが、どうも様子が違う。小坂はぼうぜんとする。
 校長が小坂の手から書類を奪い机に投げ捨てた。
「え?」
乱暴に放り投げられた書類に目をやる。自分は何か間違ったことをしたのだろうか。ミスはないはずだ。何度も見返して書類を作った。緊急の知らせにも忘れず目を通すようにしている。
 でも皆はブルーシートを敷いていた。自分はそんな準備を知らなかった。何か聞き漏らしていたのかもしれない。
 皆は知っていて自分だけが知らない何かがある。その不手際を校長は怒っているのだ。どうしよう。昨夜、あんなに優しくしてもらったのに。
 失望された。また見離されるかもしれない。当番校なのに一人だけ変更を知らず校長に恥をかかせてしまった。
 人に聞こうか。
 隣を見るが皆、小坂と目を合わせようとしない。
 そうか。もう遅い。もう研修が始まる時刻を過ぎていた。今さら遅い。
 これからの手順も知らずに自分はここに来たのだ。
 昨夜、あんなに優しくしてもらったのに。早く休みなさいと気を使ってもらったのに。なのに自分は、また、こんな不手際をしてしまった。
 部屋はシンとしている。小坂は、過ぎていく時間にいたたまれずに、校長の顔を見る。渋い表情をしている。怒っているのだろう。
 自分はどうしたら。

「脱ぎなさい」
校長が口を開き小坂に命じた。小坂は耳を疑った。
 今なんて?
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