イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

文字の大きさ
251 / 475
第十七章 排〇研修(お漏らし(大))

イケメン教師、早朝研修に駆り出される

しおりを挟む
 早朝に呼ばれたとき、小坂以外の若手たちは、すでに朝の排便をすませてしまっていた。
 彼らは英国式お仕置きと称して裸の尻をパドルで叩かれるお仕置きをされた。
 生徒への体罰が禁止される世の中だというのに。ハラスメントという概念がないのか、と小坂は心の中で憤った。

 そもそも、小坂は早朝研修などというものがあることを知らなかった。早朝、校長に叩き起こされたのだ。
 小坂はワイシャツとズボンを身につけ、慌てて早朝研修に来た。校長に「早く」と追い立てられ、トイレに行く暇すらなかったのだった。

 小坂が偶然、お仕置きを免れたことに、ほっとしていたのも束の間だった。
「排便をせずにこれた者は小坂君一人だけか」
「さすがですね」
そうおだてられ、ほんのり嬉しかったのも一瞬だった。
「今日は研修のハイライト。排便研修だというのに」
排便研修……。小坂の寝起きのぼんやりした頭に、昨日からたびたび聞いていた、その不穏な言葉が意味をもって響いた。
「研修の成果を測る大事なカリキュラムだというのに」
先輩教師たちは嘆いてみせる。
「たった一人とはね」
「小坂君には皆の分まで頑張ってもらわないといけないね」
先輩教師たちは、同調し、うなずきあう。
「若手教師同士の連帯がないから、こういうことになる」
渋い顔をする年配教師もいる。
「小坂君は少し年もいっているのだから、若手を統率してもらわないといけないのに」
小坂は大学院を卒業しているので、大学卒の教師よりも二歳年上だ。その上、三年目にして研修初参加なので、最も若い新人教師より五つも年上ということになる。
「その通りです。小坂君は年上なのだから、手本になるように率先して行動してもらわないと」
何やら不穏な流れになってきた。
「本来なら、全員、排便してこないように注意するくらいのことは小坂君がすべきだ」
そんな。知らされてもいなかったというのに。
「そうですな。当番校ですし。リーダーとしての素質に欠けると言わざるを得ない」
厳しい評価だ。
「確かに、小坂君は、大人しいだけで積極性や統率力に欠ける面がある。それでは生徒を指導する立場としてやっていけない」
自分の気弱さを指摘され、小坂は抗議したい気持ちをくじかれた。
「期待されるのは指導者としての資質ですからね」
自分は、生徒にも校長にも、状況にも、いつも流されっぱなしだ……と小坂は情けなさに下を向く。
「それだけでなく若手のリーダーとしても頑張ってもらいたかったね」
「少しくらい顔が綺麗程度では生徒を引っ張っていけないからねぇ」
何がおかしいのか、小坂にとっては少しも面白くなんかないのに、年配教師の間で笑いが起こる。
「とにかく小坂君には、この事態の責任をとって皆の分まで頑張ってもらわないといけませんね」

 数々の理不尽な言いぐさにたまりかね、小坂が反論しようと思ったその時だった。
 小坂は、後ろからドンと突かれ、いきなり四つんばいにされた。
しおりを挟む
感想 28

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

皇帝陛下の精子検査

雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。 しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。 このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。 焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)

優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。 本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。

処理中です...