イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第二章 調教師編

イケメン教師、変態プレイがやめられない身体

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 男の多い環境で、男からそんな目で見られるのに、小坂は慣れていた。小坂は、いつも、自分に向けられる熱っぽいまなざしをおそれていた。

 小坂は麓戸に答えた。
「とがめられたら……『生徒と僕は愛し合っていた』と答えます」
小坂の唇が震えた。

「愛し合っていただって?」
麓戸が、聞き返した。
「おいおい」
正気か?とでもいうように、麓戸が小坂の肩をたたいた。
「あのなあ、よく聞け? おまえが、おめでたい人間だということは知っている。だが、これだけは言っておく」
麓戸は、小坂の目を見て言った。
「ない」
小坂の渾身の意見は、麓戸のひとことで否定された。小坂は、パニック状態になった。

「まあ、おちつけ」
小坂の肩を、主人の手がおさえた。
「俺はイカレた人間だが、この点だけは、お前より真っ当だ。いいか? おまえが今思ってる気持ちは、大人のおまえの気持ちだ」

小坂が大人でないときに、そんな風に小坂を守ってくれる大人はいなかった。

「なぜ俺が、こんなことを言うかというとだな、俺には、高校生の息子がいるんだ」

「えっ!?」
麓戸さんに息子!? そんな話は聞いてない。麓戸から、家族のにおいは、全くしなかった。だからこそ、愛していた。孤独な者どうしだと思っていたのに。

「だから言っておく。生徒は大事にしろ」

麓戸の口から、常識的なことばなど聞きたくなかった。露悪的で非常識で自由な麓戸に、小坂は憧れていた。自分とは正反対の、けれど自分の中にもあって、けして表に出せない自分の部分を、麓戸は平気で外に表して生きていた。それがうらやましく、まぶしかった。なのに、今さら、そんな常識的なことなんか。

「手を出すな」
ちがう。手を出したんじゃない。おそわれたんだ。

 いやちがう。おそわれたんじゃない。愛しあっていたんだ。
 愛しあっていたと思いたかった。そう信じていなければ、壊れそうだった。

「うっ……」
麓戸の指が、小坂のアナルに突っ込まれた。
「こんなにいやらしいアナルで、変態プレイがやめられない身体のくせに、『生徒たちと愛しあっていました』だって?」

麓戸は、小坂を嘲笑った。
「ちゃんちゃらおかしい」

麓戸の指が小坂のアナルをかき回していた。
「おまえは、もう普通のプレイで満足するような身体じゃないんだ」
じっくり、ネットリと、麓戸の指は小坂の内部で動いた。
「俺に調教されている身でありながら、それだけではがまんできずに、勝手に生徒や校長と変態プレイをするほどの好きものなんだ。ほら、どうだ。きれいごとを言っても、この淫楽には勝てないだろう」

「アッ……アァ」
小坂は喘ぎながら、頭をもたげた。モニター画面に、あさましい餓鬼のような小坂の顔が映った。
「見たか、これが今のお前の本当の姿だ」
麓戸が勝利したように呵々と高笑いした。
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