イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

文字の大きさ
42 / 475
第二章 調教師編

イケメン教師、調教師を疑う

しおりを挟む
「この淫乱アナルからしたら、生徒だろうが、校長だろうが同じことだろう。節操もなく咥え込むんだからな」
「ちがいます」
「ほう、この下の口はグルメで、違いがわかるというんだな。よし、今度、客をあてるゲームをやってみよう」
麓戸の指の動きが、小坂の理性を打ちくだいた。
「校長に攻められている姿も、しっかり撮るんだぞ。愛出人を何のためにここまで調教したと思っているんだ」
小坂のことを特別に好きだから、と麓戸は最初に言った。小坂を愛していると。

 麓戸は鼻で笑った。
「勘違いするんじゃない」
麓戸は、口をゆがめた。
「愛出人には、ずいぶん手間ひまかけている。だから、しっかり働いてもらわないと困るんだよ」
気づいていた。麓戸は自分を愛していない。でも、いつか愛してくれる、愛してほしい、と小坂は絶望的に求めた。

 麓戸を信じて、麓戸のことばに従って、小坂は、自分の身体を、心を、脳を、人生を、こわしてしまった。
 自分を決して愛してくれない人のために。取り返しがつかないほど、小坂の全ては、壊れてしまった。
「僕は……壊れてしまった……」
「そうだな。自分から法をおかすほどに」
小坂は、法をもおかした。麓戸のために。
 間違っていたというのか。僕のすべては、間違っていたというのか!

「安心しろ。俺は、おまえを手放さない。骨の髄までしゃぶってやるよ。愛出人も、楽しんでいるだろう?」
楽しいという感情を、小坂は忘れた。小坂に残されたのは、焦燥だけだった。毎日毎日。焼けつくような、ひりひりするような身体と心の。
「毎日、快楽にまみれて、愛出人も嬉しいだろ?」
嬉しい? それは、どんな感情だろう。心の底からくつろいで、嬉しいと思える日常は、小坂にはなかった。
 叩かれて、小坂の尻が熱く燃えた。
「ンッ……」
「また勃ってきたな。ほんとうに、いやらしい身体だ」

 最初の頃、身体に縄をかけられて、何度も鞭打たれた。あの時、身体が覚えてしまった。
 股を開かされ、尻にディルドを入れられたまま、麓戸のモノをしゃぶらされた。
 連休中、三日三晩、バイブと麓戸のモノで交互に繰り返し犯された。
 尿道カテーテルと浣腸で、排泄管理もされた。
 土日のたびに麓戸のモノをしゃぶっては、アナルに出された。
 土日の間じゅう全裸で首輪をつけられて、麓戸の部屋か、店の秘密部屋で過ごした。
 時々は、全裸のまま毛布にくるまれて車で連れ出され、野外調教もされた。

 それらはすべて、麓戸のために、したことだった。

「ほら、愛出人が大好きな、楽しいことをしてやるよ」
麓戸の指がぐりぐりと小坂のアナルを責めたてた。
「アァ……」
「今夜も、いい絵が撮れそうだな」
 麓戸は、小坂の動画を売っているのかもしれない。考えたくない。麓戸が悪者だなんて。
しおりを挟む
感想 28

あなたにおすすめの小説

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

お兄ちゃん大好きな弟の日常

ミクリ21
BL
僕の朝は早い。 お兄ちゃんを愛するために、早起きは絶対だ。 睡眠時間?ナニソレ美味しいの?

チョコのように蕩ける露出狂と5歳児

ミクリ21
BL
露出狂と5歳児の話。

機械に吊るされ男は容赦無く弄ばれる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

皇帝陛下の精子検査

雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。 しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。 このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。 焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?

処理中です...