イケメン教師陵辱調教

リリーブルー

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第二十六章 麓戸と校長の邂逅

イケメン教師、神崎と男の行為に遭遇する【挿絵あり】

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 小坂は、神崎の奥さんが二階の寝室で休むのを見届けた後、一階の神崎の寝室に向かった。
 小坂が神崎の寝室のドアの前まで来ても、神崎は寝室から出てこなかった。神崎は、小坂の動向をモニターでわかっているはずだった。だから、すぐさま出迎えてねぎらってほしかったのに。撮影した動画の編集でもしているのか、それとも小坂の痴態にたかぶった身体をなだめているのか。それなら、すぐにでも行かなければ。そう思った時、
「アアアアア!」
神崎の寝室から、男の喘ぎ声が聞こえてきた。動画を再生して確認しているのだろうか。いや違う。
 何を言っているかまではわからないが神崎先生の低い声がする。神崎の声に応えるように男の声がした。昔の動画か?
 小坂は、そっとドアを開けた。
「あっ」
と大声をあげそうになったのを慌てて手で押さえた。自分の口を手でふさいで、しかし目は室内を凝視した。
 ベッドの上には裸の男が腹這いに横たわっていた。少し腰をあげた姿勢で。神崎の後ろ姿が見えた。神崎は長いガウンを羽織っていたが下半身は素足でスリッパを履いていた。
「ああああ……」
ベッドの男がうめく。
「ん? まだ動かすと痛いか?」
挿入しているらしい。
 あの男は誰だろう。室内が薄暗くてよく見えない。僕が奥さんを頑張って慰めてお務めをしたというのに、神崎先生は、僕に内緒で、あんな男とセックスしていただなんて。
 小坂の心は不安でざわざわした。
「どうだ? 少しは良くなってきたか?」
神崎が男に聞いている。
「だめだ……もう……やめて」
男は切なそうに答えている。挿入に慣れていない人物なのか。
「こらこら、そんな私を煽るようなことを。どれどれ、可愛い顔を見せておくれ? おや、泣いているのかい? ん?」
体位を変えさせて男の顔が少し見えたようだ。チュッチュとキスの音がした。
「泣いているの? 可愛いね。泣いてしまったんだね? つらかったかい? よしよし。いまに、だんだん気持ちよくなるからね。いったん抜いたから楽にして大丈夫だよ」
べちゃべちゃとディープキスをする音がする。神崎は男の身体中を舐めまわしキスをしているようだ。男は恥ずかしいのだろうか腕で顔を隠しているので小坂には見えない。神崎の顔が男の股間にかぶさった時、男の身体は、ビクビクと大きくベッドの上ではねた。
「敏感だね、キミのここは」
ジュウッとぺ○○を吸う音がする。
「アッ……ンンン」
男の喘ぎ声は小坂をも刺激した。誰だろう。魅力的な人だ。
「大丈夫、もっと声を出していいんだよ。気持ちいいんだろう?」
神崎は男に優しく言う。二人の情事を盗み見ている小坂の息も荒くなる。
「あっ、いやだっ」
ベッドの上の男が身を反らして喘ぐ。
「ほら、指が入った」
「うう……」
男がうめく。
「付け根まで指が入ったよ」
神崎に言われると、
「うそだ……そんなに?」
と男は小さく聞く。
「そら、出し入れしても、もう痛くないだろう?」
そう言って神崎は、ゆっくり指の出し入れをし始めたのだろう。
「アッ……アンッ! アッ、アンッ、ダメッ……アッ」
男の嬌声が激しくなる。
「いい子だ。上手だよ。だんだんほぐれてきている」
神崎が男を褒めてやっている。
「いやっ……」
男はベッドの上で身をよじらせている。
「気持ちいいだろう? 後ろの孔でするセックスも忘れたらいけないよ。とても気持ちいいものだからね。キミのような美男子には、こういう姿は、とってもよく似合うよ。後ろに挿れられて喘ぐ姿が煽情的でそそるよ。さあ、もっとあられも無い声で喘いでごらん。家内はもう二階で休んでいるから、遠慮することはない」
「ああああ……んっ、んっ、んっ……んんん」
男の声は、覗き見ている小坂の欲情も揺さぶる。
「そら、もっと」
神崎が指を動かしているのか男の喘ぎは徐々に高くなる。
「アッ、アンッ、アンッ! イイッ、ンッ……ウウッ、ウッ、ンンッ、ンンンッ」
男は甘く鼻にかかった声で喘ぐ。男の感じている声と姿を見聞きして、小坂の下半身も熱くなってきた。
「さあ、もっとだ。もっと大きな声で喘ぎなさい。エッチな言葉でおねだりしてごらん」
神崎がそそのかす。
「いっ、いやだっ」
男はかぶりをふる。
「言わないといつまでもイかせてあげられないよ? いいのかい?」
神崎が言う。
「いやだっ、イきたい」
男は、あられもない姿で恥ずかしい言葉を口にする。
「じゃあ、中でイこうか? キミみたいな美男子には、それが似合うからね」
神崎が男を柔らかくいたぶる。
「いやだ、やめてっ」
男は身体と言葉で抵抗する。
「いいね。すごくいいよ、その抵抗がたまらない」
神崎は抵抗する男の身体を押さえつけてのしかかった。スリッパとガウンが床の上に落ちた。小坂からは、裸の神崎の後ろ姿が見えた。
 神崎は、ベッドの上の男の脚を広げさせ、再び、男の秘部に顔を近づけた。
「んあアアアアア……!」
男の快感の絶叫が響いた。
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