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十八話 【G】
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「それにしてもちょっと弱すぎねぇか?」
「確かに何かおかしいわね」
一階層目を何事も無く通り過ぎ、
二階層目に突入したのだが、未だに出てくるのが
ゴーストと呼ばれるアンデット系の魔物ばかりだった。
何の知識の無いウルエからしたらこれが当たり前なのだろうと
受け入れてしまいそうになるが、
経験のある二人はどうやらこの状況に違和感を覚えてるらしい。
「そうなの?」
「あぁ、さっきから中層クラスの魔物が一切出て来てねぇ」
「ウルエ、一応説明してくけどね、
さっきから出て来ているゴーストは
下層クラスの魔物なのよ」
「そうなんだ」
(なるほど、通りでさっきから魔物が出て来ても
ゲウヌが浄化で易々と倒せている訳だ)
中層なのに下層の魔物しか沸いてこない。
このダンジョンは何かおかしいらしいく……何か嫌な予感しかしない
「ねぇ、戻った方が良いんじゃないかな?
何だか嫌な予感しかしないよ」
仕方なくダンジョンに付き合っているが、
厄介ごとに巻き込まれるのは御免だ。
この嫌な予感が本当に当たっちゃう可能性があるから
さっさとここから退散したいのだが。
「あー、折角来たんだしもう少し進もうぜ」
「そうよね……折角来たのだからもう少し位ね?」
あれ、ミアまで何だか進む気満々だぞ?
可笑しいな、最初は反対していたのに……
二人はウルエの顔を伺ってきており、
そんな二人を見て心の中で大きな溜息を吐いた。
「分かったよ、もう少しだけ行って見よ」
此処で一人だけ引き返す訳にもいかないので、
もう少しだけ進んでみる事にした。
一階層とあまり変わらない通路を歩き、
たまに出てきたゴーストは一瞬でゲウヌに浄化され、
ウルエ達は少し開けた場所に出た。
「こりゃ、なんか出てきそうだな」
「うん……」
今までずっと続いていた通路が
開けた場所につながっている。
これは確実に此処で何かが起きるという事を意味している。
そんな事は無知のウルエでも察することが出来る。
「帰る?」
「もう少し行こうぜ」
「……」
絶対に帰った方が良いと
ウルエの中の危険センサーがビンビンと鳴り響いている。
かなり警戒しながら二人が進み、
恐る恐るその後をついていく。
「っ!」
煉瓦の隙間から黒い液体が大量に溢れ出して来た。
「またゴースト?」
「違うな……」
てっきりゴーストかと思ってしまったが、
今回は液体の量が先ほどのゴーストたちよりも
遥かに多かった。
「ウルエ、私の後ろに隠れててね」
「あ、うん……」
完全に戦力外とみなされているのか、
ウルエはミアの後ろに避難することになった。
その間にも液体はあふれ出し見る見るうちに
巨大な像を作り出していった。
「お、大きい」
集まった液体は優に3mを越えて、
液体が個体へと変わりごつごつした岩に変化し
ウルエ達の目の前には巨大な岩人間が現れた
「ゴーレムか……厄介な奴が出て来てしまったな」
ゴーレム、勿論ゲームなどの知識から知っている。
だが、実際目の前にしてみるとその大きさは
想像を優に超え一歩あるいただけで地震が起きそうな程だ。
「どうするのよ、今の装備で勝てるとは思わないわよ」
「なーに、心配することはない。俺が本気出せば問題ないだろ?」
流石は経験者二人と言ったところか、
あのデカいゴーレムを前にしても冷静でいられる。
実際の所ウルエもそこまで焦ってはいないのだが、
あれと戦えと言われたら絶対に逃げ出すだろう。
そんなウルエとは違いゲウヌは少々カッコつけながら
一度は行ってみたい台詞を口にしていた。
この時ウルエは初めてゲウヌの事をかっこいいと思った瞬間だった。
「はぁ、さっきからアンタばかり活躍してるわね……
ウルエの前だし、私も少し本気を出すわ。
ゲウヌ、引っ込んでなさい」
「はぁ?何言ってん――うぉあおあい!?」
ゲウヌがミアに何かを言おうとしたが、
それはゴーレムの踏み潰す攻撃によって遮られてしまった。
突然の攻撃だったが、ゲウヌは慌てながらも
傷一つ負う事は無く確りと避けていた。
「ふんっ」
そんなゲウヌをざまぁみろと言わんばかりに
鼻で笑いつけミアは戦闘態勢に入った。
「く、っそおおお!今回は譲ってやるが覚えとけよ!!」
なんだかんだ文句を言いながらも
確りとミアの後ろまで避難して
態々ウルエの横まで来てグチグチとミアの悪口を言い出した。
下手すれば死ぬかもしれない状況で
よくもこんなに呑気でいられるなぁ、と少し関心した。
「―――、―――」
ミアが詠唱を始めたが、何時もよりも唱えている時間が長く、
流石のゴーレムも詠唱に気が付いたらしく、
ミアに目掛けて足を振り下ろしたが
詠唱を続けながらもしっかりと華麗に避けた。
「凄いね」
「そうか?俺はダメダメだと思うけどな。
敵を目の前にして長い詠唱をするなんて自殺行為だ。
せめてな、拘束する魔法……足を遅くしたり、気絶させたり
一つや二つ唱えてからやりやがれっつうの……ってなんだその目は」
「いや、ゲウヌって優しいなって思ってさ」
ゲウヌは何の知識も無いウルエに
頼んでも無いのに分かるように詳しく説明してくれている。
「そ、そうか?思っている事を口にしただけだぞ」
「ふふふ」
口ではそう言っているが、人差し指で頬を掻き、
思いっきり目線を逸らして頬を赤くしていた。
そんなゲウヌを見て思わず笑みがこぼれる。
「――!!!」
「とっ、詠唱が終わったようだな」
「輝く光線《ブライトネスレイ》!!!」
攻撃を避け空中を飛んでいる間にそれは発動された。
ミアの前方には巨大な魔法陣が浮かび上がり、
瞬く間に輝きだし、巨大な光となりゴレームの胸目掛けて
一目散に飛んで行った。
「やばそうっ!」
そう思ったウルエは一瞬でお義父さんから教えてもらった
防御魔法【冥府の盾】を使った。
「何だそれ?!」
ミアの魔法がゴーレムの胸を貫く、
次の瞬間案の定、物凄い衝撃波が襲ってきて、
盾が無ければ吹き飛ばされ壁にぶつかっていただろう。
「ふぅ、やりましたわ」
胸を貫かれたゴーレムは砂の様に崩れて行き、
その場には小さな宝石の様な物が落ちていた。
ゴーレムの消滅を確認したウルエは盾を解き、
ミアの下へむかった。
「凄いね!一撃だったよ」
「うんうん、可愛いなぁ
もっと褒めてもいいわよ?」
「ところで、なんか落ちてるけどあれって?」
「ドロップ品だろ」
未だに呆けた面をしていたゲウヌがそう答えた。
ドロップ品、説明されなくてもそれが何なのかは分かる。
「それよりもウルエ、さっきの魔法ってなんだ?」
「ん?盾だよ」
流石に冥府の盾とか言ったら
色々と問い詰められそうだし、
こんな厨二っぽい魔法名を言うのは少し恥ずかしい。
「盾って……そんな魔法初めて見たぞ……」
「そんな事は良いから、さっさとドロップ品回収して
戻るわよ、さすがに疲れたわ」
ミアがそう言いドロップ品を回収し、
ウルエ達も後に続いて出口へと向かった。
「確かに何かおかしいわね」
一階層目を何事も無く通り過ぎ、
二階層目に突入したのだが、未だに出てくるのが
ゴーストと呼ばれるアンデット系の魔物ばかりだった。
何の知識の無いウルエからしたらこれが当たり前なのだろうと
受け入れてしまいそうになるが、
経験のある二人はどうやらこの状況に違和感を覚えてるらしい。
「そうなの?」
「あぁ、さっきから中層クラスの魔物が一切出て来てねぇ」
「ウルエ、一応説明してくけどね、
さっきから出て来ているゴーストは
下層クラスの魔物なのよ」
「そうなんだ」
(なるほど、通りでさっきから魔物が出て来ても
ゲウヌが浄化で易々と倒せている訳だ)
中層なのに下層の魔物しか沸いてこない。
このダンジョンは何かおかしいらしいく……何か嫌な予感しかしない
「ねぇ、戻った方が良いんじゃないかな?
何だか嫌な予感しかしないよ」
仕方なくダンジョンに付き合っているが、
厄介ごとに巻き込まれるのは御免だ。
この嫌な予感が本当に当たっちゃう可能性があるから
さっさとここから退散したいのだが。
「あー、折角来たんだしもう少し進もうぜ」
「そうよね……折角来たのだからもう少し位ね?」
あれ、ミアまで何だか進む気満々だぞ?
可笑しいな、最初は反対していたのに……
二人はウルエの顔を伺ってきており、
そんな二人を見て心の中で大きな溜息を吐いた。
「分かったよ、もう少しだけ行って見よ」
此処で一人だけ引き返す訳にもいかないので、
もう少しだけ進んでみる事にした。
一階層とあまり変わらない通路を歩き、
たまに出てきたゴーストは一瞬でゲウヌに浄化され、
ウルエ達は少し開けた場所に出た。
「こりゃ、なんか出てきそうだな」
「うん……」
今までずっと続いていた通路が
開けた場所につながっている。
これは確実に此処で何かが起きるという事を意味している。
そんな事は無知のウルエでも察することが出来る。
「帰る?」
「もう少し行こうぜ」
「……」
絶対に帰った方が良いと
ウルエの中の危険センサーがビンビンと鳴り響いている。
かなり警戒しながら二人が進み、
恐る恐るその後をついていく。
「っ!」
煉瓦の隙間から黒い液体が大量に溢れ出して来た。
「またゴースト?」
「違うな……」
てっきりゴーストかと思ってしまったが、
今回は液体の量が先ほどのゴーストたちよりも
遥かに多かった。
「ウルエ、私の後ろに隠れててね」
「あ、うん……」
完全に戦力外とみなされているのか、
ウルエはミアの後ろに避難することになった。
その間にも液体はあふれ出し見る見るうちに
巨大な像を作り出していった。
「お、大きい」
集まった液体は優に3mを越えて、
液体が個体へと変わりごつごつした岩に変化し
ウルエ達の目の前には巨大な岩人間が現れた
「ゴーレムか……厄介な奴が出て来てしまったな」
ゴーレム、勿論ゲームなどの知識から知っている。
だが、実際目の前にしてみるとその大きさは
想像を優に超え一歩あるいただけで地震が起きそうな程だ。
「どうするのよ、今の装備で勝てるとは思わないわよ」
「なーに、心配することはない。俺が本気出せば問題ないだろ?」
流石は経験者二人と言ったところか、
あのデカいゴーレムを前にしても冷静でいられる。
実際の所ウルエもそこまで焦ってはいないのだが、
あれと戦えと言われたら絶対に逃げ出すだろう。
そんなウルエとは違いゲウヌは少々カッコつけながら
一度は行ってみたい台詞を口にしていた。
この時ウルエは初めてゲウヌの事をかっこいいと思った瞬間だった。
「はぁ、さっきからアンタばかり活躍してるわね……
ウルエの前だし、私も少し本気を出すわ。
ゲウヌ、引っ込んでなさい」
「はぁ?何言ってん――うぉあおあい!?」
ゲウヌがミアに何かを言おうとしたが、
それはゴーレムの踏み潰す攻撃によって遮られてしまった。
突然の攻撃だったが、ゲウヌは慌てながらも
傷一つ負う事は無く確りと避けていた。
「ふんっ」
そんなゲウヌをざまぁみろと言わんばかりに
鼻で笑いつけミアは戦闘態勢に入った。
「く、っそおおお!今回は譲ってやるが覚えとけよ!!」
なんだかんだ文句を言いながらも
確りとミアの後ろまで避難して
態々ウルエの横まで来てグチグチとミアの悪口を言い出した。
下手すれば死ぬかもしれない状況で
よくもこんなに呑気でいられるなぁ、と少し関心した。
「―――、―――」
ミアが詠唱を始めたが、何時もよりも唱えている時間が長く、
流石のゴーレムも詠唱に気が付いたらしく、
ミアに目掛けて足を振り下ろしたが
詠唱を続けながらもしっかりと華麗に避けた。
「凄いね」
「そうか?俺はダメダメだと思うけどな。
敵を目の前にして長い詠唱をするなんて自殺行為だ。
せめてな、拘束する魔法……足を遅くしたり、気絶させたり
一つや二つ唱えてからやりやがれっつうの……ってなんだその目は」
「いや、ゲウヌって優しいなって思ってさ」
ゲウヌは何の知識も無いウルエに
頼んでも無いのに分かるように詳しく説明してくれている。
「そ、そうか?思っている事を口にしただけだぞ」
「ふふふ」
口ではそう言っているが、人差し指で頬を掻き、
思いっきり目線を逸らして頬を赤くしていた。
そんなゲウヌを見て思わず笑みがこぼれる。
「――!!!」
「とっ、詠唱が終わったようだな」
「輝く光線《ブライトネスレイ》!!!」
攻撃を避け空中を飛んでいる間にそれは発動された。
ミアの前方には巨大な魔法陣が浮かび上がり、
瞬く間に輝きだし、巨大な光となりゴレームの胸目掛けて
一目散に飛んで行った。
「やばそうっ!」
そう思ったウルエは一瞬でお義父さんから教えてもらった
防御魔法【冥府の盾】を使った。
「何だそれ?!」
ミアの魔法がゴーレムの胸を貫く、
次の瞬間案の定、物凄い衝撃波が襲ってきて、
盾が無ければ吹き飛ばされ壁にぶつかっていただろう。
「ふぅ、やりましたわ」
胸を貫かれたゴーレムは砂の様に崩れて行き、
その場には小さな宝石の様な物が落ちていた。
ゴーレムの消滅を確認したウルエは盾を解き、
ミアの下へむかった。
「凄いね!一撃だったよ」
「うんうん、可愛いなぁ
もっと褒めてもいいわよ?」
「ところで、なんか落ちてるけどあれって?」
「ドロップ品だろ」
未だに呆けた面をしていたゲウヌがそう答えた。
ドロップ品、説明されなくてもそれが何なのかは分かる。
「それよりもウルエ、さっきの魔法ってなんだ?」
「ん?盾だよ」
流石に冥府の盾とか言ったら
色々と問い詰められそうだし、
こんな厨二っぽい魔法名を言うのは少し恥ずかしい。
「盾って……そんな魔法初めて見たぞ……」
「そんな事は良いから、さっさとドロップ品回収して
戻るわよ、さすがに疲れたわ」
ミアがそう言いドロップ品を回収し、
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