311 / 461
第六章 秘伝と知己の集い
311 気安い買い物感覚です
しおりを挟む
食事が終わり、伊調達も連れて旅館に戻ることになった。
武雄が嬉しそうに伊調達へ話す。
「是非泊まって行ってください! 部屋はまだ余ってますからっ」
「ご迷惑でなければ良いのですが」
「いえっ、祖母が会いたがっていました。さっきメールしたら是非と」
「そうですか? では、お言葉に甘えて、お邪魔いたします」
「はい!」
埋まっているのは、ほとんど大部屋で、二人部屋、一人部屋などは空いているらしい。一学年まとめてだが、修学旅行と一般客を泊めるのと変わらない。まだまだ容量的には問題ないとのこと。
「一時期より、人員も減っているんですけど、仕事好きのベテランばかりでやっているので、安心してください! あっ、料理長とかも会いたがってるみたいですっ」
「それは嬉しいですね」
伊調がこんなに機嫌良く話すのを焔泉などが見れば、人違いかと思うだろう。それほど、懐かしい場所のようだ。
女性の方も、嬉しそうだ。
「こんなことなら、他のメンバーも連れてくるんでしたねえ」
「うわあっ、それだったら、祖母も祖父ももっと喜びますよっ。最近はお客もめっきり減ってしまって、年齢的な問題で、懐かしい顔にもどんどん会えなくなると落ち込んでいましたから」
世代も代わり、彼の祖父母が若い頃から来てくれていた常連達は、旅行にと行って中々来られなくなった。年に一度だけでも顔を合わせる常連が来なくなるというのは、とても寂しいものだ。
「そうでしたか……それは、不義理をしてしまいましたね……」
「あ、いえ。お仕事で日本中を飛び回っているって聞いていましたから、お忙しいんだろうと……次に来られたら、目一杯おもてなしをしようと話していました。なので、お会いできてとても嬉しいです!」
「ありがとうございます」
伊調達が日本中を飛び回っているのも本当だし、忙しいのも本当だ。神楽部隊は、ただでさえその場に何日も留まる必要もある。
彼らは仕事という考えではなく、常に勉強というもので、苦に思ってはないない。彼らにとっては、それが日常。見方によれば、高耶よりも仕事人間が集まっている。
だからこそ、こうしてお気に入りの旅館を作るというのも珍しいことだった。よほど気に入ったのだろう。
常に神のための音を聞き分けようとする彼らだ。どこにいてもそれは勉強で仕事になる。それを考えると、この地が合ったということかもしれない。
次に伊調は高耶へ目を向ける。
「御当主。旅館のことについての話し合いはまだですよね」
「ええ。この後にでも、彼に話そうとかと思っていました」
「え? 何?」
彼と示された武雄が、不思議そうにする。どう切り出そうか迷っていた所だ。丁度良いと話を進める。
「旅館を続けてもらいたいんだ。うちの傘下に入ってもらうことになるんだが、専用の保養所として」
「えっ!? それって、高耶の家が、買い上げるってこと!? そんな金持ちだったの!?」
武雄には、旅館を買い上げることに驚くよりも、そんなお金があるのかという方が衝撃だったらしい。
「ああ……まあ、最初はほら、あの……」
見えてきた旅館の後ろにある山の上の方に見える滝を指さす。
「あそこの滝が欲しくて、山を買おうと思ったんだが……」
「「「はあ!?」」」
俊哉と満、嶺も、たまらず声を上げていた。知っていた時島は苦笑を浮かべて目を逸らす。
武雄は口をあんぐりと開けた後、しばらくして正気に戻り、高耶の言葉を反芻する。
「滝!? 山!? 冗談だよね!?」
「いや。修行に良さそうってことらしくてな。で、それなら、知り合いも気に入っていたあの旅館ごとどうにかしようという話になった」
「……どうなったらそんな話が出るのかよく分からないよ……」
「まあ、珍しい買い物になるよな」
「……高耶……それ、お金持ってる人にしか言えない言葉……」
普通に、スーパーでこれ良いなとカゴに入れる気やすさがあった。
実際、ついでだしこれも買っとくかと旅館まで買おうと考えたのだから、武雄の感じる思いも正しい。
困惑する一同をよそに、事情を知っている伊調は和やかに笑う。
「御当主にしては、こうして買うという選択も珍しいのでは?」
「そうですね……秘伝家は特に、封印場所や守護する場所もありませんし、土地を買うという選択を取ることがほぼありません」
他の家では、その土地に封じたものを管理する意味でも、土地を購入することが多々ある。
しかし、秘伝家は封じるよりも倒してしまうことを推奨しているし、管理というのが苦手だ。よって、そういう目的で土地を買い上げるということがほぼなかった。
「今回はたまたま、上のが珍しく欲しがったので。確かに、本家のある山にも、滝は無いですから、欲しくなるのも分かります」
「おやおや。御当主も滝は欲しかったのですか」
「そうですね。中々、理想的な場所の滝はなくて。やっぱり観光客も来ますしね。それ専用の所もありますが、勝手はできませんし」
「なるほど」
そうなると、やはり家で一つは自由に使える滝は欲しいと思ってはいたのだ。
「今、本家の者も鍛え直している所なので、是非手に入れておこうかと」
「そうした所は、なるほど秘伝の方だと思いますね」
伊調には、武術系の仕事はあまり見せたことがない。協力するのは、楽譜を起こしたりすること。よって武で売る『秘伝家』という印象が薄れていたようだ。
「結局、連盟で買い取りたいという話になったので、占有は出来そうにないですが」
「心配されずとも、滝行をやりたがる者はあまりおりませんよ。清掃部隊の者が混ざりたがる可能性は高いですが」
「……なるほど。なら、問題ないです」
充雪が、密かにそれならヨシと頷いていたので、問題はない。
そして、武雄に再び目を向ける。
「だから武雄。女将に繋ぎを頼む」
「私達もご一緒にお願いします」
どうやら、伊調も交渉役として手伝ってくれるらしい。
「……よく分かんないけど……わかりました」
高耶には心強い味方ができ、安心して交渉に臨めそうだった。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
武雄が嬉しそうに伊調達へ話す。
「是非泊まって行ってください! 部屋はまだ余ってますからっ」
「ご迷惑でなければ良いのですが」
「いえっ、祖母が会いたがっていました。さっきメールしたら是非と」
「そうですか? では、お言葉に甘えて、お邪魔いたします」
「はい!」
埋まっているのは、ほとんど大部屋で、二人部屋、一人部屋などは空いているらしい。一学年まとめてだが、修学旅行と一般客を泊めるのと変わらない。まだまだ容量的には問題ないとのこと。
「一時期より、人員も減っているんですけど、仕事好きのベテランばかりでやっているので、安心してください! あっ、料理長とかも会いたがってるみたいですっ」
「それは嬉しいですね」
伊調がこんなに機嫌良く話すのを焔泉などが見れば、人違いかと思うだろう。それほど、懐かしい場所のようだ。
女性の方も、嬉しそうだ。
「こんなことなら、他のメンバーも連れてくるんでしたねえ」
「うわあっ、それだったら、祖母も祖父ももっと喜びますよっ。最近はお客もめっきり減ってしまって、年齢的な問題で、懐かしい顔にもどんどん会えなくなると落ち込んでいましたから」
世代も代わり、彼の祖父母が若い頃から来てくれていた常連達は、旅行にと行って中々来られなくなった。年に一度だけでも顔を合わせる常連が来なくなるというのは、とても寂しいものだ。
「そうでしたか……それは、不義理をしてしまいましたね……」
「あ、いえ。お仕事で日本中を飛び回っているって聞いていましたから、お忙しいんだろうと……次に来られたら、目一杯おもてなしをしようと話していました。なので、お会いできてとても嬉しいです!」
「ありがとうございます」
伊調達が日本中を飛び回っているのも本当だし、忙しいのも本当だ。神楽部隊は、ただでさえその場に何日も留まる必要もある。
彼らは仕事という考えではなく、常に勉強というもので、苦に思ってはないない。彼らにとっては、それが日常。見方によれば、高耶よりも仕事人間が集まっている。
だからこそ、こうしてお気に入りの旅館を作るというのも珍しいことだった。よほど気に入ったのだろう。
常に神のための音を聞き分けようとする彼らだ。どこにいてもそれは勉強で仕事になる。それを考えると、この地が合ったということかもしれない。
次に伊調は高耶へ目を向ける。
「御当主。旅館のことについての話し合いはまだですよね」
「ええ。この後にでも、彼に話そうとかと思っていました」
「え? 何?」
彼と示された武雄が、不思議そうにする。どう切り出そうか迷っていた所だ。丁度良いと話を進める。
「旅館を続けてもらいたいんだ。うちの傘下に入ってもらうことになるんだが、専用の保養所として」
「えっ!? それって、高耶の家が、買い上げるってこと!? そんな金持ちだったの!?」
武雄には、旅館を買い上げることに驚くよりも、そんなお金があるのかという方が衝撃だったらしい。
「ああ……まあ、最初はほら、あの……」
見えてきた旅館の後ろにある山の上の方に見える滝を指さす。
「あそこの滝が欲しくて、山を買おうと思ったんだが……」
「「「はあ!?」」」
俊哉と満、嶺も、たまらず声を上げていた。知っていた時島は苦笑を浮かべて目を逸らす。
武雄は口をあんぐりと開けた後、しばらくして正気に戻り、高耶の言葉を反芻する。
「滝!? 山!? 冗談だよね!?」
「いや。修行に良さそうってことらしくてな。で、それなら、知り合いも気に入っていたあの旅館ごとどうにかしようという話になった」
「……どうなったらそんな話が出るのかよく分からないよ……」
「まあ、珍しい買い物になるよな」
「……高耶……それ、お金持ってる人にしか言えない言葉……」
普通に、スーパーでこれ良いなとカゴに入れる気やすさがあった。
実際、ついでだしこれも買っとくかと旅館まで買おうと考えたのだから、武雄の感じる思いも正しい。
困惑する一同をよそに、事情を知っている伊調は和やかに笑う。
「御当主にしては、こうして買うという選択も珍しいのでは?」
「そうですね……秘伝家は特に、封印場所や守護する場所もありませんし、土地を買うという選択を取ることがほぼありません」
他の家では、その土地に封じたものを管理する意味でも、土地を購入することが多々ある。
しかし、秘伝家は封じるよりも倒してしまうことを推奨しているし、管理というのが苦手だ。よって、そういう目的で土地を買い上げるということがほぼなかった。
「今回はたまたま、上のが珍しく欲しがったので。確かに、本家のある山にも、滝は無いですから、欲しくなるのも分かります」
「おやおや。御当主も滝は欲しかったのですか」
「そうですね。中々、理想的な場所の滝はなくて。やっぱり観光客も来ますしね。それ専用の所もありますが、勝手はできませんし」
「なるほど」
そうなると、やはり家で一つは自由に使える滝は欲しいと思ってはいたのだ。
「今、本家の者も鍛え直している所なので、是非手に入れておこうかと」
「そうした所は、なるほど秘伝の方だと思いますね」
伊調には、武術系の仕事はあまり見せたことがない。協力するのは、楽譜を起こしたりすること。よって武で売る『秘伝家』という印象が薄れていたようだ。
「結局、連盟で買い取りたいという話になったので、占有は出来そうにないですが」
「心配されずとも、滝行をやりたがる者はあまりおりませんよ。清掃部隊の者が混ざりたがる可能性は高いですが」
「……なるほど。なら、問題ないです」
充雪が、密かにそれならヨシと頷いていたので、問題はない。
そして、武雄に再び目を向ける。
「だから武雄。女将に繋ぎを頼む」
「私達もご一緒にお願いします」
どうやら、伊調も交渉役として手伝ってくれるらしい。
「……よく分かんないけど……わかりました」
高耶には心強い味方ができ、安心して交渉に臨めそうだった。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
259
あなたにおすすめの小説
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
悪役令嬢、休職致します
碧井 汐桜香
ファンタジー
そのキツい目つきと高飛車な言動から悪役令嬢として中傷されるサーシャ・ツンドール公爵令嬢。王太子殿下の婚約者候補として、他の婚約者候補の妨害をするように父に言われて、実行しているのも一因だろう。
しかし、ある日突然身体が動かなくなり、母のいる領地で療養することに。
作中、主人公が精神を病む描写があります。ご注意ください。
作品内に登場する医療行為や病気、治療などは創作です。作者は医療従事者ではありません。実際の症状や治療に関する判断は、必ず医師など専門家にご相談ください。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
☆ほしい
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
【完結】徒花の王妃
つくも茄子
ファンタジー
その日、王妃は王都を去った。
何故か勝手についてきた宰相と共に。今は亡き、王国の最後の王女。そして今また滅びゆく国の最後の王妃となった彼女の胸の内は誰にも分からない。亡命した先で名前と身分を変えたテレジア王女。テレサとなった彼女を知る数少ない宰相。国のために生きた王妃の物語が今始まる。
「婚約者の義妹と恋に落ちたので婚約破棄した処、「妃教育の修了」を条件に結婚が許されたが結果が芳しくない。何故だ?同じ高位貴族だろう?」の王妃の物語。単体で読めます。
レイブン領の面倒姫
庭にハニワ
ファンタジー
兄の学院卒業にかこつけて、初めて王都に行きました。
初対面の人に、いきなり婚約破棄されました。
私はまだ婚約などしていないのですが、ね。
あなた方、いったい何なんですか?
初投稿です。
ヨロシクお願い致します~。
恋人が聖女のものになりました
キムラましゅろう
恋愛
「どうして?あんなにお願いしたのに……」
聖騎士の叙任式で聖女の前に跪く恋人ライルの姿に愕然とする主人公ユラル。
それは彼が『聖女の騎士(もの)』になったという証でもあった。
聖女が持つその神聖力によって、徐々に聖女の虜となってゆくように定められた聖騎士たち。
多くの聖騎士達の妻が、恋人が、婚約者が自分を省みなくなった相手を想い、ハンカチを涙で濡らしてきたのだ。
ライルが聖女の騎士になってしまった以上、ユラルもその女性たちの仲間入りをする事となってしまうのか……?
慢性誤字脱字病患者が執筆するお話です。
従って誤字脱字が多く見られ、ご自身で脳内変換して頂く必要がございます。予めご了承下さいませ。
完全ご都合主義、ノーリアリティ、ノークオリティのお話となります。
菩薩の如き広いお心でお読みくださいませ。
小説家になろうさんでも投稿します。
【完結】旦那様、わたくし家出します。
さくらもち
恋愛
とある王国のとある上級貴族家の新妻は政略結婚をして早半年。
溜まりに溜まった不満がついに爆破し、家出を決行するお話です。
名前無し設定で書いて完結させましたが、続き希望を沢山頂きましたので名前を付けて文章を少し治してあります。
名前無しの時に読まれた方は良かったら最初から読んで見てください。
登場人物のサイドストーリー集を描きましたのでそちらも良かったら読んでみてください( ˊᵕˋ*)
第二王子が10年後王弟殿下になってからのストーリーも別で公開中
拾われ子のスイ
蒼居 夜燈
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞】
記憶にあるのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。
幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。
老夫婦に拾われたスイは墜落から七年後、二人の逝去をきっかけに養祖父と同じハンターとして生きていく為に旅に出る。
――紅い眼の男は誰なのか、母は自分を本当に捨てたのか。
スイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。
出会いと別れを繰り返し、命懸けの戦いを繰り返し、喜びと悲しみを繰り返す。
清濁が混在する世界に、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。
これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。
※週2回(木・日)更新。
※誤字脱字報告に関しては感想とは異なる為、修正が済み次第削除致します。ご容赦ください。
※カクヨム様にて先行公開(登場人物紹介はアルファポリス様でのみ掲載)
※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる