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余震
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「目に隈ができてるよ」
ミーは笑いながら言う。そう言うミーも隈ができている。だが気持ちは思い切り軽くなっている。
今日は私設秘書が初めてNビルにやってくる。
「ラブホテルの話、社長にしてくれた?」
「いいよだって」
「ラブホテル7件だよ。24億になるんだよ」
「裏の事業部だからそのくらい報告もいらんと言っていたわ」
周平は裏事業の再生に力を入れている。表の躍進についてゆけてなくなっている。もうすぐB勘が枯れてしまうのだ。それでは旗手社長の要望に応えられない。
チャイムが鳴ってミーがドアを開ける。珍しく私設秘書が派手なジャケットを着て顔を出す。
「久しぶり!ミーさん」
あえて握手をする。ミーは、
「汗臭い!」
と大げさに手をこする。
「社長のOK採れた?」
「管理会社の方は?」
「うちの後援会社を使う。契約もそこが入る。1億負けさせたから」
なかなかの商売人だ。
「半分は調査料としてそちらの調査会社に戻す。OKだね?そうそう総理から未公開株のリストを処分するように直接電話があった」
「何かあるな?」
「最近は議会の情報が入ってこない。ただ」
と言って、Kジャーナルの記事を広げて見せる。またもや田辺の記事だ。舅が書いている。
「今回初めて未公開株の記事を書いた。かなり詳しい内容だよ」
やはり小林が逆襲に出てきたようだ。今日もあの稟議を否決にした社長に不動産の大阪支社長を連れて陳情に来ているということだ。
ミーは笑いながら言う。そう言うミーも隈ができている。だが気持ちは思い切り軽くなっている。
今日は私設秘書が初めてNビルにやってくる。
「ラブホテルの話、社長にしてくれた?」
「いいよだって」
「ラブホテル7件だよ。24億になるんだよ」
「裏の事業部だからそのくらい報告もいらんと言っていたわ」
周平は裏事業の再生に力を入れている。表の躍進についてゆけてなくなっている。もうすぐB勘が枯れてしまうのだ。それでは旗手社長の要望に応えられない。
チャイムが鳴ってミーがドアを開ける。珍しく私設秘書が派手なジャケットを着て顔を出す。
「久しぶり!ミーさん」
あえて握手をする。ミーは、
「汗臭い!」
と大げさに手をこする。
「社長のOK採れた?」
「管理会社の方は?」
「うちの後援会社を使う。契約もそこが入る。1億負けさせたから」
なかなかの商売人だ。
「半分は調査料としてそちらの調査会社に戻す。OKだね?そうそう総理から未公開株のリストを処分するように直接電話があった」
「何かあるな?」
「最近は議会の情報が入ってこない。ただ」
と言って、Kジャーナルの記事を広げて見せる。またもや田辺の記事だ。舅が書いている。
「今回初めて未公開株の記事を書いた。かなり詳しい内容だよ」
やはり小林が逆襲に出てきたようだ。今日もあの稟議を否決にした社長に不動産の大阪支社長を連れて陳情に来ているということだ。
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