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嵐8
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草原を抜けると小高い丘が続く。ここがあの王宮の最後の部族の村がある。経済相からの紹介状を持って村に入るがどうも様子がおかしい。茉緒は馬を止めて下忍を2人連れて村の中を走る。人の姿が全くない。それどころか村人や兵隊の死体が転がっている。まだ血は乾いていない。
思ったより立派な砦が見える。その周りが軍馬で囲まれている。およそ3千の騎馬が取り囲んでいるようだ。茉緒はその間を縫うように砦に繋がる巨大な岩山から中に入る。これは忍者でないと登れない。建物の屋根を伝って天井裏に入る。鎧を身に付けた男たちが椅子に掛けている。
見た感じこの砦には兵は千ほどしかいない。度々の襲撃を受けて相当な打撃を受けているようだ。
「本城から応援は?」
「期待できません。すでに3日が過ぎているのに伝令が戻ってきていません。現在西の城に2千を送っていて精一杯だと」
「ここは本城の覚えがよくないからな」
この真ん中に座っている年寄りが城主のようだ。この城はデリーに向かう通り道だ。今異民族に乗っ取られたら街道は遮断される。茉緒は思い切って声をかけた。
「経済相の添え状を持っています。力を貸します」
飛び降りると剣で囲まれた。だが添え状を見ると城主が座るように勧めた。1刻ほどの会議で囲んでいる相手の陣形がつかめた。手前の小高い丘に相手の隊長の陣があるようだ。もちろん大砲も鉄砲も届かない。この城は7年前に落とされた経験がある。それを取り戻すのに2年を要した。デリーとは友好関係にあるらしい。
外の下忍をすべて砦に迎え入れて2日先に小高い丘を攻める作戦を立てた。丘に攻め込むのは鉄砲を背にした下忍だけだ。明け方に砦内の千の兵が一斉に正面から攻撃を開始する。だが攻撃は半刻に限り撤退をする。これは陽動作戦だ。前日の夜下忍を連れて丘の草むらに潜む。
下忍を丘の周りを取り囲ませる。この丘には5百の騎馬がいる。茉緒は隊長の位置を確認する。ここなら鉄砲が届く。夜が明けるまで草むらでじっと潜む。それから下忍に命じて砦に残っている下忍に狼煙を上げる。
思ったより立派な砦が見える。その周りが軍馬で囲まれている。およそ3千の騎馬が取り囲んでいるようだ。茉緒はその間を縫うように砦に繋がる巨大な岩山から中に入る。これは忍者でないと登れない。建物の屋根を伝って天井裏に入る。鎧を身に付けた男たちが椅子に掛けている。
見た感じこの砦には兵は千ほどしかいない。度々の襲撃を受けて相当な打撃を受けているようだ。
「本城から応援は?」
「期待できません。すでに3日が過ぎているのに伝令が戻ってきていません。現在西の城に2千を送っていて精一杯だと」
「ここは本城の覚えがよくないからな」
この真ん中に座っている年寄りが城主のようだ。この城はデリーに向かう通り道だ。今異民族に乗っ取られたら街道は遮断される。茉緒は思い切って声をかけた。
「経済相の添え状を持っています。力を貸します」
飛び降りると剣で囲まれた。だが添え状を見ると城主が座るように勧めた。1刻ほどの会議で囲んでいる相手の陣形がつかめた。手前の小高い丘に相手の隊長の陣があるようだ。もちろん大砲も鉄砲も届かない。この城は7年前に落とされた経験がある。それを取り戻すのに2年を要した。デリーとは友好関係にあるらしい。
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