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進まない話に段々嫌気がさしてきた。
何で二人と結婚しなければならないんだ!!!!
最初は確かにキースさまいいと思っていたけど……やはりあの監禁事件で嫌になった。
こいつといると自由を奪われると思ってしまったのだ。
そう思うと人間気持ちが覚めてしまうものだ。
私はちゃんと断ったのだが、言葉が通じなくなっていたのだ。
マジ勘弁なんですけど!!!!!
何で言葉通じないんですか!!!!!
これ以上拗れると私の方が気が狂いそうなんですけど!!!!!
二人係で正論を述べてくるので、私がどんなに言っても聞き入れてくれないのだ。
本当に勘弁してほしい、こうなったらザンザや他の人と婚姻届け出そうかな。
そこまで追い詰められていた私に転機がおと連れたのだ!!!!!
隣国のお友達から遊びに来ないかと誘われたのだ。
私は喜々としてその話に飛びつき、密かに隣国に入国したのだ。
お屋敷に滞在させてもらい本当に感謝しかないです。
そこで心身ともにリフレッシュできた私は、一週間の滞在だったが、あの二人に合わないでいいというストレスから解放された気分だ。
戻ればストレスにさらされるのは目に見えているが、ここで逃げてばかりではいけないと思ったのだ。
屋敷に戻るとやさぐれたキースさまとルーカスさまがすごい形相でこちらを睨んでいたのだ。
「一週間どこにいたんだ」
地を這うような低い声でキースさまが聞いてきた。
今まで聞いたことのない声色に始めはビビったが、私も人睨みした。
「隣国のお友達のお家です」
「……隣国……男だよな……」
「そうですね、でもお二人には関係ありませんよね?」
「関係ある!」
「俺たちは婚約者だぞ!!!」
「私は認めてません」
私の今までと違った態度に二人は戸惑った様子だが、ここで負けたらいいようにされてしまうと思い頑張ってしまいました。
何で二人と結婚しなければならないんだ!!!!
最初は確かにキースさまいいと思っていたけど……やはりあの監禁事件で嫌になった。
こいつといると自由を奪われると思ってしまったのだ。
そう思うと人間気持ちが覚めてしまうものだ。
私はちゃんと断ったのだが、言葉が通じなくなっていたのだ。
マジ勘弁なんですけど!!!!!
何で言葉通じないんですか!!!!!
これ以上拗れると私の方が気が狂いそうなんですけど!!!!!
二人係で正論を述べてくるので、私がどんなに言っても聞き入れてくれないのだ。
本当に勘弁してほしい、こうなったらザンザや他の人と婚姻届け出そうかな。
そこまで追い詰められていた私に転機がおと連れたのだ!!!!!
隣国のお友達から遊びに来ないかと誘われたのだ。
私は喜々としてその話に飛びつき、密かに隣国に入国したのだ。
お屋敷に滞在させてもらい本当に感謝しかないです。
そこで心身ともにリフレッシュできた私は、一週間の滞在だったが、あの二人に合わないでいいというストレスから解放された気分だ。
戻ればストレスにさらされるのは目に見えているが、ここで逃げてばかりではいけないと思ったのだ。
屋敷に戻るとやさぐれたキースさまとルーカスさまがすごい形相でこちらを睨んでいたのだ。
「一週間どこにいたんだ」
地を這うような低い声でキースさまが聞いてきた。
今まで聞いたことのない声色に始めはビビったが、私も人睨みした。
「隣国のお友達のお家です」
「……隣国……男だよな……」
「そうですね、でもお二人には関係ありませんよね?」
「関係ある!」
「俺たちは婚約者だぞ!!!」
「私は認めてません」
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