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きっと二度目の恋。
その名前は誰なの…?
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夢を見ていた。
彼女の夢を。
クレハ?ティアナ?
その姿は似ていて、どちらがどちらか分からなかった。
それでも、手を握ったのは、どっちだったのかー。
俺には分からない。
「レア?」
声が聞こえた。
そして、俺は間違える。
「クレハ…」
そうして、目を開けると、そこには彼女が居て、
俺は抱き寄せて、「好きだ」と耳元で囁いた。
しかし、「やっ…!!」とドンと引き離され、それがティアナであると気づき、
自室のドアが開いていることにも気が付いた。
聞きようによっては、誤魔化しがきかないぐらいの甘い声。
それは、きっと鈍感なティアナでも、分かる愛しい人への声。
居眠りしていて、微睡の中に居たのに目がスッキリ覚めた。
「―なんだ、レア、彼女居たんだ…」
彼女の目から、真珠の涙が零れ落ちる。
「ティア…」
「私、うぬぼれてた。レアが、もしかして…私の事が好きなんじゃないかなぁって」
さっきから言う、「彼女」はどっちを指してるんだろう。
「でも…
家庭教師は辞めないで」
そんな傷ついたのか。抱きしめたい思いと、ティアナの為には本当の事を黙っておく、選択肢もあると知っていた。
君が好きだと、
心から叫びたい。
泣いてる君を見て、
クレハの事は吹き飛んでいた。
それほどまでに、
いつの間にかティアナが好きで…
笑顔が当たり前になってたんだ。
ティアナは、多分俺がメシアと付き合った方がいいと、今言っても断る。
「俺こそうぬぼれだよ…」
聞こえないよう囁いた。
ティアナは、クレハみたいに、浮気するような子じゃないって。
突き放しても、好きで居てくれるって、
勝手に確信していたんだから。そんなうぬぼれ、バカみたいだろう。
馬鹿みたいじゃなく、本当に馬鹿なんだから、さっき甘い言葉を、君に本当は寝惚けてじゃなく言いたかった。
「好きだよ」
ティアナが。
好きだ。
それでも素直じゃない俺は、クレハが裏切ったのに、結婚まで行く女の事を忘れられない、人間らしい自分でありたかったんだ。
本当は…クレハはもう、過去の人になってるのにね。
「俺が好きなのは、クレハだよ」
喉がからからになって、出した結論。
「ティアナの気持ちには応えられない」
そんな悲しそうに笑わないで。
「そっか…失恋しちゃった。でも、クレハさんを大事にしてね!」
無理やり笑顔を作って、涙を袖で拭う。そんないじらしい姿に、胸が切なく痛んだ。
同時に、自分の中のドロドロが、ティアナに伝わって嫌われてしまうのでは、と。
これでよかったんじゃないか。このまま、家庭教師を続けて…
ただ、打算でも、俺は傍に居たい。
「態度をこれからも変えないでいてくれないか」
「それは、こっちのセリフだよ。」
もう二度と、失わないように、
互いに嘘をついたことに、俺たちは、いつ気が付くんだろう。
彼女の夢を。
クレハ?ティアナ?
その姿は似ていて、どちらがどちらか分からなかった。
それでも、手を握ったのは、どっちだったのかー。
俺には分からない。
「レア?」
声が聞こえた。
そして、俺は間違える。
「クレハ…」
そうして、目を開けると、そこには彼女が居て、
俺は抱き寄せて、「好きだ」と耳元で囁いた。
しかし、「やっ…!!」とドンと引き離され、それがティアナであると気づき、
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「ティア…」
「私、うぬぼれてた。レアが、もしかして…私の事が好きなんじゃないかなぁって」
さっきから言う、「彼女」はどっちを指してるんだろう。
「でも…
家庭教師は辞めないで」
そんな傷ついたのか。抱きしめたい思いと、ティアナの為には本当の事を黙っておく、選択肢もあると知っていた。
君が好きだと、
心から叫びたい。
泣いてる君を見て、
クレハの事は吹き飛んでいた。
それほどまでに、
いつの間にかティアナが好きで…
笑顔が当たり前になってたんだ。
ティアナは、多分俺がメシアと付き合った方がいいと、今言っても断る。
「俺こそうぬぼれだよ…」
聞こえないよう囁いた。
ティアナは、クレハみたいに、浮気するような子じゃないって。
突き放しても、好きで居てくれるって、
勝手に確信していたんだから。そんなうぬぼれ、バカみたいだろう。
馬鹿みたいじゃなく、本当に馬鹿なんだから、さっき甘い言葉を、君に本当は寝惚けてじゃなく言いたかった。
「好きだよ」
ティアナが。
好きだ。
それでも素直じゃない俺は、クレハが裏切ったのに、結婚まで行く女の事を忘れられない、人間らしい自分でありたかったんだ。
本当は…クレハはもう、過去の人になってるのにね。
「俺が好きなのは、クレハだよ」
喉がからからになって、出した結論。
「ティアナの気持ちには応えられない」
そんな悲しそうに笑わないで。
「そっか…失恋しちゃった。でも、クレハさんを大事にしてね!」
無理やり笑顔を作って、涙を袖で拭う。そんないじらしい姿に、胸が切なく痛んだ。
同時に、自分の中のドロドロが、ティアナに伝わって嫌われてしまうのでは、と。
これでよかったんじゃないか。このまま、家庭教師を続けて…
ただ、打算でも、俺は傍に居たい。
「態度をこれからも変えないでいてくれないか」
「それは、こっちのセリフだよ。」
もう二度と、失わないように、
互いに嘘をついたことに、俺たちは、いつ気が付くんだろう。
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