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きっと二度目の恋。
諦める?諦めない?
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私の中で、二通りの選択肢がある。
レアを、諦めるか?それとも、諦めないか。
私は、振られても気持ちはすぐに消せない。
「レアが好き」
もう言えない。何度泣いただろう。目の前の飼い猫はそんな私を見て「にゃぁ」と鳴いた。
私の部屋のベットの上で、ごろごろしながら、レアを構う。レアは何で悩んでるの?遊んで?とでも言いたげに、くるくると、お腹の上を周る。レアが好きで泣いてるのに、このレアにはレアとの思い出が沢山詰まってる。
二人で、動物病院に予防接種に行ったこと、内緒で、「レア、好きだよ」と告白の練習を、自室でしていたこと。レアがおやつを欲しがって、ベットに押し倒す形になって、私が組み敷かれてドキドキしたこと。レアが私達が、仲良くする度、嬉しそうに笑って、鳴いていたこと。
「諦めちゃおうかな…」
私は部屋に飾ってあった、少し時期の早いコスモスを、「好き嫌い」と言いながらちぎっていった。どうしても、何度やっても、「好き」になってしまう辺り、気持ちが全然消せてない。
きっと、嫌いが残らないように、自己暗示をかけてしまうのかも。
それにしても、
『上手く行く』なんて、年がいくつ離れてると思ってるのだろう。
私は今度中学3年生になるばかり、
レアは、年的にはかなり年上の男の人。
きっと、彼女は想像もできないぐらいの美人で、年上なのか年下なのか知らないが、私より年がずっと近くて…
「早く大人になりたい」
年が一緒だったら、手を繋いでも兄妹にみられない。
年が近かったら、恋愛対象になれた。ただ、顔を覗き込むなり好きと言うと、顔が赤くなるのは、レアがただ年の割にはピュアだっただけだ。そんなネガティブな答えが悲しくなってくるので、考えてくるのを辞めたい。
というか、私、大分イタイ女の子では!?
と、あたふたしてしまう。
よくコロコロ表情が変わると言われるが、好きでしてるわけじゃない。
レアはそんな私の事、どう思ってるんだろう。
「知りたい、知りたくない…」
前は前者だった。今は完全に後者。
「こんなイタイ女の子、好きな人に振り向いて貰えないよね…」
すると、レアが、私の上から高い窓の枠へと飛び移り、何かが落ちてきた。
それを拾うと、
最初に出会って初めの、バレンタインのお返しを思い出す。
私は、レアがまだ好きじゃなくて、
人としては好きだったけど、そんな風に思ってなかった。
猫のレアを飼う少し前、先生として義理チョコを渡したんだ。
すると、ちゃんとお返しが帰ってきて、
それは、可愛い瓶に入った熊のビーズのチャームだった。
大事に大事に、何でこんなに大事にしてるんだろう。
自分でもどこへ行くにもつけていて、
それを男子に、学校にこんなのつけてきてと引っ張られて、
糸は切れ、ビーズはばらばらになってしまい、男子は逃げてしまったけど。メシア君との出会いもそうだった。ビーズを一生懸命に集めて、ひとつ残らず瓶に入れる。それを手伝ってくれた。最期の一つを瓶に入れて蓋を閉めた時、お礼を言って、手を握ってぶんぶん振った。
手を離して、瓶を見ると、夕焼けの赤が半透明なビーズに透けて、昔絵本で見た魔法のキャンディみたいで綺麗だった。魔法のキャンディを舐めて、私は、その時から、こんなに貰ったものを大事にしてるのは何でだろうと、少しずつ自分の気持ちに気が付いて行ったんだ。
レアがお返しをくれる、几帳面な優しさ。
方程式を教える時の、分かりやすい真面目さ。
そして、痴漢に遭いそうになった時も、迷わず来てくれて守ってくれた正義感。
動物を愛でる可愛らしさ。
全部好き。
私は、ベットから起き上がり、雫の跡で、泣いてるとおぼろげに思った。
「好き」
諦められない。
いつか、頑張れば、振り向いてくれるかもしれない。
チョコだけでも渡そう。
例え、義理チョコのふりをしても。
私は、絶対に諦めない。
せめて、この気持ちが消えるまで。
猫のレアが見透かしたように、
「にゃぁ」
と鳴いた。
それは、諦めるなと、励ましてるように聞こえたのは、錯覚なのかまやかしなのだろうか。
レアを、諦めるか?それとも、諦めないか。
私は、振られても気持ちはすぐに消せない。
「レアが好き」
もう言えない。何度泣いただろう。目の前の飼い猫はそんな私を見て「にゃぁ」と鳴いた。
私の部屋のベットの上で、ごろごろしながら、レアを構う。レアは何で悩んでるの?遊んで?とでも言いたげに、くるくると、お腹の上を周る。レアが好きで泣いてるのに、このレアにはレアとの思い出が沢山詰まってる。
二人で、動物病院に予防接種に行ったこと、内緒で、「レア、好きだよ」と告白の練習を、自室でしていたこと。レアがおやつを欲しがって、ベットに押し倒す形になって、私が組み敷かれてドキドキしたこと。レアが私達が、仲良くする度、嬉しそうに笑って、鳴いていたこと。
「諦めちゃおうかな…」
私は部屋に飾ってあった、少し時期の早いコスモスを、「好き嫌い」と言いながらちぎっていった。どうしても、何度やっても、「好き」になってしまう辺り、気持ちが全然消せてない。
きっと、嫌いが残らないように、自己暗示をかけてしまうのかも。
それにしても、
『上手く行く』なんて、年がいくつ離れてると思ってるのだろう。
私は今度中学3年生になるばかり、
レアは、年的にはかなり年上の男の人。
きっと、彼女は想像もできないぐらいの美人で、年上なのか年下なのか知らないが、私より年がずっと近くて…
「早く大人になりたい」
年が一緒だったら、手を繋いでも兄妹にみられない。
年が近かったら、恋愛対象になれた。ただ、顔を覗き込むなり好きと言うと、顔が赤くなるのは、レアがただ年の割にはピュアだっただけだ。そんなネガティブな答えが悲しくなってくるので、考えてくるのを辞めたい。
というか、私、大分イタイ女の子では!?
と、あたふたしてしまう。
よくコロコロ表情が変わると言われるが、好きでしてるわけじゃない。
レアはそんな私の事、どう思ってるんだろう。
「知りたい、知りたくない…」
前は前者だった。今は完全に後者。
「こんなイタイ女の子、好きな人に振り向いて貰えないよね…」
すると、レアが、私の上から高い窓の枠へと飛び移り、何かが落ちてきた。
それを拾うと、
最初に出会って初めの、バレンタインのお返しを思い出す。
私は、レアがまだ好きじゃなくて、
人としては好きだったけど、そんな風に思ってなかった。
猫のレアを飼う少し前、先生として義理チョコを渡したんだ。
すると、ちゃんとお返しが帰ってきて、
それは、可愛い瓶に入った熊のビーズのチャームだった。
大事に大事に、何でこんなに大事にしてるんだろう。
自分でもどこへ行くにもつけていて、
それを男子に、学校にこんなのつけてきてと引っ張られて、
糸は切れ、ビーズはばらばらになってしまい、男子は逃げてしまったけど。メシア君との出会いもそうだった。ビーズを一生懸命に集めて、ひとつ残らず瓶に入れる。それを手伝ってくれた。最期の一つを瓶に入れて蓋を閉めた時、お礼を言って、手を握ってぶんぶん振った。
手を離して、瓶を見ると、夕焼けの赤が半透明なビーズに透けて、昔絵本で見た魔法のキャンディみたいで綺麗だった。魔法のキャンディを舐めて、私は、その時から、こんなに貰ったものを大事にしてるのは何でだろうと、少しずつ自分の気持ちに気が付いて行ったんだ。
レアがお返しをくれる、几帳面な優しさ。
方程式を教える時の、分かりやすい真面目さ。
そして、痴漢に遭いそうになった時も、迷わず来てくれて守ってくれた正義感。
動物を愛でる可愛らしさ。
全部好き。
私は、ベットから起き上がり、雫の跡で、泣いてるとおぼろげに思った。
「好き」
諦められない。
いつか、頑張れば、振り向いてくれるかもしれない。
チョコだけでも渡そう。
例え、義理チョコのふりをしても。
私は、絶対に諦めない。
せめて、この気持ちが消えるまで。
猫のレアが見透かしたように、
「にゃぁ」
と鳴いた。
それは、諦めるなと、励ましてるように聞こえたのは、錯覚なのかまやかしなのだろうか。
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