25 / 113
第2章 少年期前編
第23話 魔将との対話
しおりを挟む
魔将——。
魔族や魔物を統べる将軍達の呼称。
その存在は魔王に次ぐ実力者達。
その力はたった一人で村を、そして街を滅ぼし、地形を歪め、世界に災厄を撒き散らす猛威にして脅威。
その存在に立ち向かえるのは勇者やそれに準ずる力のある者のみ。
だから決して立ち向かってはいけない。
それは災いを、破滅を、死を意味するのだから。
アリスと名乗った魔将の美少女を俺は直視したまま、僅かに身構える。
「おいおい、そう殺気立つな。
別段貴様を殺しにきた訳ではない。
妾は暖かな泉とはどんなものか、と気になって来ただけだ。
事を構えるつもりはない」
そう言って面倒臭そうに手を振るアリス。
「……あんたの使役した魔物を討伐したから、ここに来たんじゃないのか?」
俺はいつでも魔法が使えるよう、術式だけは頭で組み上げる。
「んー?あぁ、ロゼとボルガの二人が連れてきた奴等のことか?
あんなのが倒されたくらいでどうとも思わん。
二人は腹を立てていたが、雑魚を差し向けた彼奴らが悪いな。
下らんものを見せおって。
安心しろ、二人はボコボコにしておいたからな」
そう言ってニヤリと笑うアリス。
「それにしても、こんな熱い湯に浸かっていたのか?お前ら。
人族の言う修行とやらか?」
そう言って足をバタつかせて湯の飛沫を散らす。
こいつもわかってねぇのか。
「ちげぇっつの。
川の水と混ざり合ってる所に行けよ」
「なんだ、修行ではないのか?
それならそうと早く言え。」
そう言ってアリスは適温の場所を探して岩の上を歩き出す。
熱湯風呂の修行があってたまるか。
そんなのはお笑い芸人がお茶の間を爆笑させる為の芸でしかないんだよ。
俺はとりあえず丸出しの息子を布で隠す。
こいつも体隠せよ。
幼い身体とは言え、目のやり場に困るだろうが。
「攻め込むつもりがないなら、なんでここにいる?」
俺は尋ねてみる。
「暖かい泉に興味があった、と言っただろう?
とは言えお前に会えたのは幸運だな。
お前にも興味はあったのだから」
そう言って適温の湯の中にザブンと入る。
「小僧、貴様は入らんのか?」
「……一応確認したいんだけど、俺達って敵同士なんだよな?」
俺は睨みながら聞いてみる。
「さてなぁ。
お前は妾を敵だと思っておるのか?」
嘲笑うように言うアリスは逆に聞き返してきた。
なんだそりゃ?
魔族は人を襲う悪魔のような存在じゃないのか?
「人を襲うんだろ、お前達。
だったら敵だろうが」
「ハッ!何を言い出すのかと思ったら」
鼻で笑って岩にもたれかかったアリスは言う。
「この戦争はお前達から仕掛けてきたんだろうが。
反撃されたら被害者面か?」
…………。
アリスの言っていることは魔大戦争の事だろう。
もう百年以上人間と魔族は戦い続けている。
しかし、仕掛けたのは人間だって?
それは初耳だ。
「その顔だと、事の始まりも知らないらしい。
無知は罪だぞ。
わざわざ教えてやる義理もないが」
俺の表情から理解が及んでいない事を察したらしい。
目の前の少女は俺と同じく、見た目と中身は大分違うようだ。
「敵対してるのは事実だろ。
それに、無意味に村や街を蹂躙してる。
それを見過ごす訳にはいかない」
「中には荒くれ者もいるさ。
だが、それはお前達も同じだろう?
しかし、随分と正義感が強い小僧だ。
早死にするぞ、貴様」
アッハッハッハ、と笑うアリス。
俺は考える。
今、コイツを倒してしまった方が良いのか、どうなのか。
しかし、相手に敵対心は無いようだ。
それに丸腰。そして無防備。
そんな相手を殺しにかかる?
それは正しいのか?
「迷うくらいなら手を出さない方がいいぞ。
決意も覚悟も無い者が殺意など抱くな」
肩肘を岩について言い放ってくる。
まったく、余裕の態度だが、言う事はグサリとくる上、こっちの思考を読まれてるかのようだ。
俺はゆっくり歩き出し、アリスとは離れた場所の湯に入る。
「それで?さっき俺に興味がある、とか言ってたな」
湯に浸かりながら、それでも警戒しつつ尋ねてみる。
「あぁ、そうだった。
貴様はなかなか力があるようだ。
魔族と同じか、或いはそれ以上か。
遠目で見てもお前の戦い方には関心したぞ」
そう言って俺を横目で見てくるアリス。
その真紅の瞳がギラリと輝いた気がした。
その直後、身体を撫で回されたような感覚が走る。
チッ、見られたか。
「勝手に人のステータス見てんじゃねぇよ」
隠蔽のスキルを鍛えていない事を悔やむ。
「隠蔽出来ない方が悪いな。
しかし、なるほど。
ハハッ、これはなかなか。
幻魔の術式も使えるのか、やるじゃないか」
愉快そうに笑ってきやがる。
俺もお返しとばかりに鑑定してみるが……。
【鑑定出来ません】
予想はしてたがな。
しかし、阻害されたんじゃなく、鑑定出来ない、だと?
「貴様程度が妾を指し測ろうなど片腹痛いわ。
ぶち殺すぞ、小僧」
瞬間的であるが、アリスが初めてその敵意をこちらに向けた。
その威圧。
そして僅かな間だが解放されたその魔力。
アリスの小さな身体が大きく見える程の存在感。
マジか、コイツ。
底知れない存在感ってのはジノしか感じた事無かったが、コイツも同じだ。
「んー?面白いな、小僧。
威圧を込めて放った覇魔だが、動じていない。
貴様、どこかで私と渡り合える存在と出会ってるな?」
そりゃジノだな。
あいつ以外にそんな化け物は知らない。
「俺の父親がバケモンでな。
だからこそ、お前がそのレベルってのは笑えない」
今の俺がジノに勝てないように、コイツには俺が逆立ちしても敵わない事が証明されされた。
「お前の父親がか!
魔族でも何でもなく、人族がそんな力を持ってるとは!
英雄か賢者か?」
「人族じゃない。
エルフだよ。血は繋がってない」
笑っていたアリスの顔が急に真顔になる。
「エルフ……エルフだと……?
ジノ・オルディールか!?」
寛いでいた身体をガバッと起き上げるアリス。
その真紅の瞳は大きく見開かれる。
「知ってんのか?」
俺も驚きながらそう聞き返す。
するとアリスは熱い湯を突き進み、此方に寄ってくる。
「な、なんだよ?」
俺は仰け反るが、それでも詰め寄るアリス。
そして俺の顎を掴み、引き寄せる。
アリスの整った顔が目の前に迫る。
「そうか……。
あのジノが、お前のような子供を持ったか。
だから、お前はそれほどの力を」
切れ長の瞳を細め、俺を見つめたまま呟くように言った。
「離せっつの」
その腕を振りほどき、俺は一歩二歩と退がる。
その姿をアリスはジッと見つめている。
「……なんで、魔将のあんたがジノを知ってる?」
その問いにアリスは静かに笑い、少し悲しそうな瞳をして言う。
「お前は……知らないのだな。
ならば、話す事は無い」
そう言って俺に背を向けるアリス。
「アイツに会ったら伝えておけ。
魔界で待ってる、と」
そう言ってアリスの身体が宙に浮く。
そして紫色の光の玉をした魔素がその身体に集まりだす。
魔素が形を成し、漆黒の鎧に変わる。
それは禍々しい鋭い角や刃が飛び出している鎧だった。
頭を覆い被す兜は角と羽を模した突起がついている竜の兜。
もはやその表情は見て取れない。
アリスは鋭い籠手の指先を開き、こちらに向ける。
「また会うこともあるだろう。
その時まで、ジノに少しは近づいておけ」
そう言って空高く飛び上がるアリス。
その背中には大きな翼が開かれ、朝焼けの空を駆け抜けていく。
一人残された俺は空を見上げて、唇を噛みしめる。
「まだまだ、未熟って事かよ。
ちったぁ近付けたかと思ったけど、まだお前の背中は遠いんだな、ジノ」
俺はそう呟き、湯に浸かる。
それにしても、ジノはなんでアリスと知り合いだったんだ?
俺の知らないジノの過去があるって事だ。
アイツ、あんまり自分の事は話さないからな。
てか、魔界で待ってるって、ジノは引きこもりなのに。
会いにいくのか?
そして、会ったら戦うって事なんだろうか?
わかんねぇな。
とにかく、今度会ったら聞くことが増えちまった。
魔族や魔物を統べる将軍達の呼称。
その存在は魔王に次ぐ実力者達。
その力はたった一人で村を、そして街を滅ぼし、地形を歪め、世界に災厄を撒き散らす猛威にして脅威。
その存在に立ち向かえるのは勇者やそれに準ずる力のある者のみ。
だから決して立ち向かってはいけない。
それは災いを、破滅を、死を意味するのだから。
アリスと名乗った魔将の美少女を俺は直視したまま、僅かに身構える。
「おいおい、そう殺気立つな。
別段貴様を殺しにきた訳ではない。
妾は暖かな泉とはどんなものか、と気になって来ただけだ。
事を構えるつもりはない」
そう言って面倒臭そうに手を振るアリス。
「……あんたの使役した魔物を討伐したから、ここに来たんじゃないのか?」
俺はいつでも魔法が使えるよう、術式だけは頭で組み上げる。
「んー?あぁ、ロゼとボルガの二人が連れてきた奴等のことか?
あんなのが倒されたくらいでどうとも思わん。
二人は腹を立てていたが、雑魚を差し向けた彼奴らが悪いな。
下らんものを見せおって。
安心しろ、二人はボコボコにしておいたからな」
そう言ってニヤリと笑うアリス。
「それにしても、こんな熱い湯に浸かっていたのか?お前ら。
人族の言う修行とやらか?」
そう言って足をバタつかせて湯の飛沫を散らす。
こいつもわかってねぇのか。
「ちげぇっつの。
川の水と混ざり合ってる所に行けよ」
「なんだ、修行ではないのか?
それならそうと早く言え。」
そう言ってアリスは適温の場所を探して岩の上を歩き出す。
熱湯風呂の修行があってたまるか。
そんなのはお笑い芸人がお茶の間を爆笑させる為の芸でしかないんだよ。
俺はとりあえず丸出しの息子を布で隠す。
こいつも体隠せよ。
幼い身体とは言え、目のやり場に困るだろうが。
「攻め込むつもりがないなら、なんでここにいる?」
俺は尋ねてみる。
「暖かい泉に興味があった、と言っただろう?
とは言えお前に会えたのは幸運だな。
お前にも興味はあったのだから」
そう言って適温の湯の中にザブンと入る。
「小僧、貴様は入らんのか?」
「……一応確認したいんだけど、俺達って敵同士なんだよな?」
俺は睨みながら聞いてみる。
「さてなぁ。
お前は妾を敵だと思っておるのか?」
嘲笑うように言うアリスは逆に聞き返してきた。
なんだそりゃ?
魔族は人を襲う悪魔のような存在じゃないのか?
「人を襲うんだろ、お前達。
だったら敵だろうが」
「ハッ!何を言い出すのかと思ったら」
鼻で笑って岩にもたれかかったアリスは言う。
「この戦争はお前達から仕掛けてきたんだろうが。
反撃されたら被害者面か?」
…………。
アリスの言っていることは魔大戦争の事だろう。
もう百年以上人間と魔族は戦い続けている。
しかし、仕掛けたのは人間だって?
それは初耳だ。
「その顔だと、事の始まりも知らないらしい。
無知は罪だぞ。
わざわざ教えてやる義理もないが」
俺の表情から理解が及んでいない事を察したらしい。
目の前の少女は俺と同じく、見た目と中身は大分違うようだ。
「敵対してるのは事実だろ。
それに、無意味に村や街を蹂躙してる。
それを見過ごす訳にはいかない」
「中には荒くれ者もいるさ。
だが、それはお前達も同じだろう?
しかし、随分と正義感が強い小僧だ。
早死にするぞ、貴様」
アッハッハッハ、と笑うアリス。
俺は考える。
今、コイツを倒してしまった方が良いのか、どうなのか。
しかし、相手に敵対心は無いようだ。
それに丸腰。そして無防備。
そんな相手を殺しにかかる?
それは正しいのか?
「迷うくらいなら手を出さない方がいいぞ。
決意も覚悟も無い者が殺意など抱くな」
肩肘を岩について言い放ってくる。
まったく、余裕の態度だが、言う事はグサリとくる上、こっちの思考を読まれてるかのようだ。
俺はゆっくり歩き出し、アリスとは離れた場所の湯に入る。
「それで?さっき俺に興味がある、とか言ってたな」
湯に浸かりながら、それでも警戒しつつ尋ねてみる。
「あぁ、そうだった。
貴様はなかなか力があるようだ。
魔族と同じか、或いはそれ以上か。
遠目で見てもお前の戦い方には関心したぞ」
そう言って俺を横目で見てくるアリス。
その真紅の瞳がギラリと輝いた気がした。
その直後、身体を撫で回されたような感覚が走る。
チッ、見られたか。
「勝手に人のステータス見てんじゃねぇよ」
隠蔽のスキルを鍛えていない事を悔やむ。
「隠蔽出来ない方が悪いな。
しかし、なるほど。
ハハッ、これはなかなか。
幻魔の術式も使えるのか、やるじゃないか」
愉快そうに笑ってきやがる。
俺もお返しとばかりに鑑定してみるが……。
【鑑定出来ません】
予想はしてたがな。
しかし、阻害されたんじゃなく、鑑定出来ない、だと?
「貴様程度が妾を指し測ろうなど片腹痛いわ。
ぶち殺すぞ、小僧」
瞬間的であるが、アリスが初めてその敵意をこちらに向けた。
その威圧。
そして僅かな間だが解放されたその魔力。
アリスの小さな身体が大きく見える程の存在感。
マジか、コイツ。
底知れない存在感ってのはジノしか感じた事無かったが、コイツも同じだ。
「んー?面白いな、小僧。
威圧を込めて放った覇魔だが、動じていない。
貴様、どこかで私と渡り合える存在と出会ってるな?」
そりゃジノだな。
あいつ以外にそんな化け物は知らない。
「俺の父親がバケモンでな。
だからこそ、お前がそのレベルってのは笑えない」
今の俺がジノに勝てないように、コイツには俺が逆立ちしても敵わない事が証明されされた。
「お前の父親がか!
魔族でも何でもなく、人族がそんな力を持ってるとは!
英雄か賢者か?」
「人族じゃない。
エルフだよ。血は繋がってない」
笑っていたアリスの顔が急に真顔になる。
「エルフ……エルフだと……?
ジノ・オルディールか!?」
寛いでいた身体をガバッと起き上げるアリス。
その真紅の瞳は大きく見開かれる。
「知ってんのか?」
俺も驚きながらそう聞き返す。
するとアリスは熱い湯を突き進み、此方に寄ってくる。
「な、なんだよ?」
俺は仰け反るが、それでも詰め寄るアリス。
そして俺の顎を掴み、引き寄せる。
アリスの整った顔が目の前に迫る。
「そうか……。
あのジノが、お前のような子供を持ったか。
だから、お前はそれほどの力を」
切れ長の瞳を細め、俺を見つめたまま呟くように言った。
「離せっつの」
その腕を振りほどき、俺は一歩二歩と退がる。
その姿をアリスはジッと見つめている。
「……なんで、魔将のあんたがジノを知ってる?」
その問いにアリスは静かに笑い、少し悲しそうな瞳をして言う。
「お前は……知らないのだな。
ならば、話す事は無い」
そう言って俺に背を向けるアリス。
「アイツに会ったら伝えておけ。
魔界で待ってる、と」
そう言ってアリスの身体が宙に浮く。
そして紫色の光の玉をした魔素がその身体に集まりだす。
魔素が形を成し、漆黒の鎧に変わる。
それは禍々しい鋭い角や刃が飛び出している鎧だった。
頭を覆い被す兜は角と羽を模した突起がついている竜の兜。
もはやその表情は見て取れない。
アリスは鋭い籠手の指先を開き、こちらに向ける。
「また会うこともあるだろう。
その時まで、ジノに少しは近づいておけ」
そう言って空高く飛び上がるアリス。
その背中には大きな翼が開かれ、朝焼けの空を駆け抜けていく。
一人残された俺は空を見上げて、唇を噛みしめる。
「まだまだ、未熟って事かよ。
ちったぁ近付けたかと思ったけど、まだお前の背中は遠いんだな、ジノ」
俺はそう呟き、湯に浸かる。
それにしても、ジノはなんでアリスと知り合いだったんだ?
俺の知らないジノの過去があるって事だ。
アイツ、あんまり自分の事は話さないからな。
てか、魔界で待ってるって、ジノは引きこもりなのに。
会いにいくのか?
そして、会ったら戦うって事なんだろうか?
わかんねぇな。
とにかく、今度会ったら聞くことが増えちまった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる