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第2章 少年期前編
第26話 手紙
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久しぶりだな、ジノ。
正直手紙とか柄じゃ無いんだけど、里を出てからもう半年も経ったし、あれからの報告も兼ねて連絡する事にした。
本当はもっと早くに手紙を書くつもりだったんだけど、商人達の護衛依頼が殺到して書く時間無くてさ。
ようやく、手紙をゆっくり書く時間ができたって訳だ。
そんじゃ、まずは近況報告からだな。
今伝えたように、俺は毎日のように行商人の護衛をやってる。
俺が今いるのは水の都、レイクサイド・ジーナス。
何気に結構毎日楽しくやってるぞ。
色んな場所に行けるし、色んな人に出会える。
親しい人達も出来てきた。
商人の皆からは結構慕われてんだ。
なんかいつの間にか“運び屋シン”なんてダサい二つ名までつけられてさ。
迷惑だけど、認めてもらえた事は純粋に嬉しく思うよ。
そうそう。大事な事を聞きたかったんだ。
一度だけ、魔将に出会った事がある。
アリスとか言う魔族の少女だ。
知ってるか?
向こうはお前を知ってたぞ。
なんか、魔界でお前を待ってる、って言ってた。
ジノ、お前魔界で何やってたの?
勢い余って村とか街を破壊したとか?
お前ならやりかねんわー。
俺の親父怖いわー。
冗談はさておき、実際どうなんだ?
結構深刻そうな顔してたし、いずれお前ん所に行くんじゃね?とか俺は思ってるけど。
それに、アリスは魔族との戦争は人間達が始めた、って言ってた。
それから少し調べたが、そんな記述はどこにも無い。
魔王が産まれ、それから魔族との大きな戦いが始まった、としかわからなかった。
お前なら、何か知ってるんじゃないのか?
その辺、わかりやすい説明を求める。
可愛い息子の願いを聞いてくれるだろ?ジノ。
とりあえず、俺は毎日頑張って生きてるよ。
そっちの様子はどうだ?
里の皆は元気にやってるか?
リリアさんやミーシャさん、リアナも元気でいるか?
お前も、またミーシャさんの飯食って腹壊して無いだろうな?
また三日間腹を下したままとかやめろよ。
まぁ、俺もミーシャさんの飯は思い出したく無いけどさ。
そんじゃあ、また気が向いたら手紙書くよ。
お前もちゃんと返事書けよな!
返事、待ってるからな。
「こんなもんで良いだろ」
俺は羽ペンを走らせ、自慢の息子シンより、と羊皮紙の最後に書く。
それをクルクルっと丸めて紐でしっかり縛り、籠に入った伝書鳩に括り付ける。
その鳩は地球の鳩とは色合いが異なり、鮮やかな青と銀色の羽毛をしている。
金色の瞳でこちらを見つめ、手紙を括り付けても動じない。
「ちゃんと届けてくれよ、頼むぜ」
その言葉に反応するように、クルックーと一鳴きすると、窓から大空に飛び立っていった。
話では、魔素を頼りに渡っていくそうだ。
ジノの所有物だった懐中時計から僅かな魔素を感じ取らせ、それを頼りに届けてもらう。
高性能異世界鳩である。
大したもんだ。
俺が部屋を出ると一階からガヤガヤした声が聞こえてくる。
今日はルナの日。
一週間は六日間のこの世界では、曜日は六つ。
ソルの日、ルナの日、マルスの日、クリウスの日、ピテルの日、ウェヌスの日。
俺はあまりに多忙な為、ソルの日は基本お休みする、と公言している。
だから、ルナの日が一番忙しいし来客が多い。
それが今、問題となっているのだ。
「お前達!宿に泊まらないんなら帰んなっ!
まだ朝の七時だってのにこんなに騒いで!
他の客の迷惑になるだろう!」
ネラおばさんががなり立ててる。
「そろそろシンの坊やが起きてくるだろ!?
今日、カイリス山脈を通る行商があんだよっ!
シンの坊やにどうしても頼みてぇんだっ!」
「バカ言え!そんなもんそこらの傭兵に任せりゃ良いだろ!
こちとらダグラス火山の真横を通るんだ!
サラマンダーに襲われたら“運び屋”しか相手に出来ねぇ!」
「馬鹿はおめぇだよ!
そんな危険な道を通らずに安全な道を通れバカっ!
シン坊は毎日忙しいんだよっ!帰れ帰れっ!」
「お前この前四日も立て続けで“運び屋”を利用しやがったな、ザドっ!
“運び屋”はてめぇだけのもんじゃあねぇぞ!」
うるせぇ。
厳ついおっさん達が言い合ってる。
「静かにっ!!!」
俺が声を張り上げる。
すると商人達が一斉に俺を見る。
口をそれぞれ開こうとしたので、人差し指を口の前に持ってきて、静かにっ!とジェスチャーする。
「……ここは宿屋です。
他の方は休んでるんですから朝から騒がないように。
ここは僕の護衛の受付場じゃないんですよ」
そう言いながらゆっくりと階段を下りる俺。
「それに、今週は護衛をお休みします」
「なんだって!?」
商人達が口を揃えて大声を上げる。
「うるさっ!
静かにして下さいってば!
まったく……これ、皆さん見てください」
そう言って俺は一枚の羊皮紙をペラリと広げる。
商人達が近付き目を細めて内容を眺める。
「傭兵団の団長から苦情が来ました。
皆さん、僕を贔屓にしてくれてるのは凄く助かりますが、傭兵団の方々への賃金を下げましたね?」
そう言うと、商人達は、うっ!と呻く。
それを聞いて俺は溜息をつく。
「良いですか?
僕は確かに護衛一日につき一律、金貨三枚で請け負っています。
これは一人当たりの金額では安くありませんが、僕一人で皆さんを護衛し切れるのでそれ以上の代金はかかりません。
けれど、通常傭兵を護衛につけた時の賃金が銀五○枚から金貨二枚枚ほど。
それを最低四人はつけるんですから、大抵の場合僕の方が安めになるのは必然です」
俺は人差し指を立てて続ける。
「しかも、僕は護衛を始めて既に五十近い商人達を護衛しましたが、皆さんに怪我をさせた事は一度もありません。
それは僕が少しだけ他の魔法使いより優れてるってだけです。
そんな僕を引き合いに出して、傭兵の皆さんへの支払いを安くするのは間違っています」
「け、けどよぉ、シン坊。
今までは連中のが俺達の足元見て値を上げさせようとしてたんだぜ?
立場が逆転したって良いだろ?」
ザドが抗議してきたので、俺はザドを指差す。
「ダメですっ!
僕の存在でこの街の、そして世界のルールを変えたくない。
できるだけありのままを尊重したいんです。
今回、僕が安易に護衛をし過ぎたせいで色々な所に迷惑がかかっています。
なので!」
俺は腰に手を当てて商人達を見回す。
「今週、僕は自分の家を持ちます。
そこで改めて護衛の受付をしますから。
それからは完全予約制の護衛にします。
その準備をするので、今週はお休みです。
わかりましたか!?」
俺はジロリッと商人達を見回す。
商人達は顔を見合わせ、騒つく。
「わ・か・り・ま・し・た・か?」
俺は威圧をもって再度問い直すと、全員ビシッと背筋を伸ばしてわかりましたっ!と返事した。
うるせぇ。
「週末の夜にミーアの酒場で詳しい内容を話します。
それまでは護衛は傭兵の方々に頼んで、お互い信頼を取り戻して下さい。
それじゃあ解散っ!!」
俺がそう言うと商人達は渋々ネラの宿屋を去っていった。
「す、すごいです……。
大の大人相手に微塵も臆することなく、堂々としたその姿。
シン君は本当に凄いです」
ティナが厨房の方から顔を覗かせてそう言った。
「しかし、坊や。
さっきの話は本当かい?
ここを出て、家を持つとか」
ネラおばさんが心配そうに聞いてくる。
「ええ、ここにも随分迷惑をかけてしまいまきたから。
これ以上迷惑はかけれません」
ネラおばさんは、あんたが悪い訳じゃないんだがね、と呟いた。
「まぁ、決めた事なんだろ?
なら、頑張んな」
そう言って俺の背中をバシッと叩いてきた。
奥にいたティナも駆け寄ってくる。
「ティナさんのご飯はとっても美味しかったです。
たまに立ち寄るので、ご馳走してくれますか?」
俺が尋ねると、ティナさんは涙目で頷いた。
「寂しなるなぁ、シン君がいなくなると。
いつでも寄ってね?」
そう言って涙を見せないように笑った。
思わずキュンとなる。
「ありがとうございます。
それと、ようやく手紙を出したんですけど、まだ家が決まってないので、もしもこの宿に手紙が届いたら、預かってもらえますか?
必ず取りに来ますから」
そう言うと、ネラのおばさんは、お安い御用だよ、と答えた。
俺は少ない荷物をバックパックに詰め込んで、更に木と皮の鞄を引っ提げて、宿屋をから外に出る。
半年間、お世話になった宿に改めて俺は一礼する。
里を飛び出して、住む場所も無かったが、この宿は不思議と安心感があった。
今度はちゃんとした家を持って、生活の基盤を作らねば。
商人達の護衛をし続けた結果、お金は分不相応に溜まっている。
この木の鞄の中身、それは実は金である。
ズッシリとした重さのあるこの鞄には、金貨や銀貨が山のように入っている。
俺はその木の鞄を下げて歩き出す。
里を飛び出した俺は、本格的にこの水の都で足元を固める決意をする。
正直手紙とか柄じゃ無いんだけど、里を出てからもう半年も経ったし、あれからの報告も兼ねて連絡する事にした。
本当はもっと早くに手紙を書くつもりだったんだけど、商人達の護衛依頼が殺到して書く時間無くてさ。
ようやく、手紙をゆっくり書く時間ができたって訳だ。
そんじゃ、まずは近況報告からだな。
今伝えたように、俺は毎日のように行商人の護衛をやってる。
俺が今いるのは水の都、レイクサイド・ジーナス。
何気に結構毎日楽しくやってるぞ。
色んな場所に行けるし、色んな人に出会える。
親しい人達も出来てきた。
商人の皆からは結構慕われてんだ。
なんかいつの間にか“運び屋シン”なんてダサい二つ名までつけられてさ。
迷惑だけど、認めてもらえた事は純粋に嬉しく思うよ。
そうそう。大事な事を聞きたかったんだ。
一度だけ、魔将に出会った事がある。
アリスとか言う魔族の少女だ。
知ってるか?
向こうはお前を知ってたぞ。
なんか、魔界でお前を待ってる、って言ってた。
ジノ、お前魔界で何やってたの?
勢い余って村とか街を破壊したとか?
お前ならやりかねんわー。
俺の親父怖いわー。
冗談はさておき、実際どうなんだ?
結構深刻そうな顔してたし、いずれお前ん所に行くんじゃね?とか俺は思ってるけど。
それに、アリスは魔族との戦争は人間達が始めた、って言ってた。
それから少し調べたが、そんな記述はどこにも無い。
魔王が産まれ、それから魔族との大きな戦いが始まった、としかわからなかった。
お前なら、何か知ってるんじゃないのか?
その辺、わかりやすい説明を求める。
可愛い息子の願いを聞いてくれるだろ?ジノ。
とりあえず、俺は毎日頑張って生きてるよ。
そっちの様子はどうだ?
里の皆は元気にやってるか?
リリアさんやミーシャさん、リアナも元気でいるか?
お前も、またミーシャさんの飯食って腹壊して無いだろうな?
また三日間腹を下したままとかやめろよ。
まぁ、俺もミーシャさんの飯は思い出したく無いけどさ。
そんじゃあ、また気が向いたら手紙書くよ。
お前もちゃんと返事書けよな!
返事、待ってるからな。
「こんなもんで良いだろ」
俺は羽ペンを走らせ、自慢の息子シンより、と羊皮紙の最後に書く。
それをクルクルっと丸めて紐でしっかり縛り、籠に入った伝書鳩に括り付ける。
その鳩は地球の鳩とは色合いが異なり、鮮やかな青と銀色の羽毛をしている。
金色の瞳でこちらを見つめ、手紙を括り付けても動じない。
「ちゃんと届けてくれよ、頼むぜ」
その言葉に反応するように、クルックーと一鳴きすると、窓から大空に飛び立っていった。
話では、魔素を頼りに渡っていくそうだ。
ジノの所有物だった懐中時計から僅かな魔素を感じ取らせ、それを頼りに届けてもらう。
高性能異世界鳩である。
大したもんだ。
俺が部屋を出ると一階からガヤガヤした声が聞こえてくる。
今日はルナの日。
一週間は六日間のこの世界では、曜日は六つ。
ソルの日、ルナの日、マルスの日、クリウスの日、ピテルの日、ウェヌスの日。
俺はあまりに多忙な為、ソルの日は基本お休みする、と公言している。
だから、ルナの日が一番忙しいし来客が多い。
それが今、問題となっているのだ。
「お前達!宿に泊まらないんなら帰んなっ!
まだ朝の七時だってのにこんなに騒いで!
他の客の迷惑になるだろう!」
ネラおばさんががなり立ててる。
「そろそろシンの坊やが起きてくるだろ!?
今日、カイリス山脈を通る行商があんだよっ!
シンの坊やにどうしても頼みてぇんだっ!」
「バカ言え!そんなもんそこらの傭兵に任せりゃ良いだろ!
こちとらダグラス火山の真横を通るんだ!
サラマンダーに襲われたら“運び屋”しか相手に出来ねぇ!」
「馬鹿はおめぇだよ!
そんな危険な道を通らずに安全な道を通れバカっ!
シン坊は毎日忙しいんだよっ!帰れ帰れっ!」
「お前この前四日も立て続けで“運び屋”を利用しやがったな、ザドっ!
“運び屋”はてめぇだけのもんじゃあねぇぞ!」
うるせぇ。
厳ついおっさん達が言い合ってる。
「静かにっ!!!」
俺が声を張り上げる。
すると商人達が一斉に俺を見る。
口をそれぞれ開こうとしたので、人差し指を口の前に持ってきて、静かにっ!とジェスチャーする。
「……ここは宿屋です。
他の方は休んでるんですから朝から騒がないように。
ここは僕の護衛の受付場じゃないんですよ」
そう言いながらゆっくりと階段を下りる俺。
「それに、今週は護衛をお休みします」
「なんだって!?」
商人達が口を揃えて大声を上げる。
「うるさっ!
静かにして下さいってば!
まったく……これ、皆さん見てください」
そう言って俺は一枚の羊皮紙をペラリと広げる。
商人達が近付き目を細めて内容を眺める。
「傭兵団の団長から苦情が来ました。
皆さん、僕を贔屓にしてくれてるのは凄く助かりますが、傭兵団の方々への賃金を下げましたね?」
そう言うと、商人達は、うっ!と呻く。
それを聞いて俺は溜息をつく。
「良いですか?
僕は確かに護衛一日につき一律、金貨三枚で請け負っています。
これは一人当たりの金額では安くありませんが、僕一人で皆さんを護衛し切れるのでそれ以上の代金はかかりません。
けれど、通常傭兵を護衛につけた時の賃金が銀五○枚から金貨二枚枚ほど。
それを最低四人はつけるんですから、大抵の場合僕の方が安めになるのは必然です」
俺は人差し指を立てて続ける。
「しかも、僕は護衛を始めて既に五十近い商人達を護衛しましたが、皆さんに怪我をさせた事は一度もありません。
それは僕が少しだけ他の魔法使いより優れてるってだけです。
そんな僕を引き合いに出して、傭兵の皆さんへの支払いを安くするのは間違っています」
「け、けどよぉ、シン坊。
今までは連中のが俺達の足元見て値を上げさせようとしてたんだぜ?
立場が逆転したって良いだろ?」
ザドが抗議してきたので、俺はザドを指差す。
「ダメですっ!
僕の存在でこの街の、そして世界のルールを変えたくない。
できるだけありのままを尊重したいんです。
今回、僕が安易に護衛をし過ぎたせいで色々な所に迷惑がかかっています。
なので!」
俺は腰に手を当てて商人達を見回す。
「今週、僕は自分の家を持ちます。
そこで改めて護衛の受付をしますから。
それからは完全予約制の護衛にします。
その準備をするので、今週はお休みです。
わかりましたか!?」
俺はジロリッと商人達を見回す。
商人達は顔を見合わせ、騒つく。
「わ・か・り・ま・し・た・か?」
俺は威圧をもって再度問い直すと、全員ビシッと背筋を伸ばしてわかりましたっ!と返事した。
うるせぇ。
「週末の夜にミーアの酒場で詳しい内容を話します。
それまでは護衛は傭兵の方々に頼んで、お互い信頼を取り戻して下さい。
それじゃあ解散っ!!」
俺がそう言うと商人達は渋々ネラの宿屋を去っていった。
「す、すごいです……。
大の大人相手に微塵も臆することなく、堂々としたその姿。
シン君は本当に凄いです」
ティナが厨房の方から顔を覗かせてそう言った。
「しかし、坊や。
さっきの話は本当かい?
ここを出て、家を持つとか」
ネラおばさんが心配そうに聞いてくる。
「ええ、ここにも随分迷惑をかけてしまいまきたから。
これ以上迷惑はかけれません」
ネラおばさんは、あんたが悪い訳じゃないんだがね、と呟いた。
「まぁ、決めた事なんだろ?
なら、頑張んな」
そう言って俺の背中をバシッと叩いてきた。
奥にいたティナも駆け寄ってくる。
「ティナさんのご飯はとっても美味しかったです。
たまに立ち寄るので、ご馳走してくれますか?」
俺が尋ねると、ティナさんは涙目で頷いた。
「寂しなるなぁ、シン君がいなくなると。
いつでも寄ってね?」
そう言って涙を見せないように笑った。
思わずキュンとなる。
「ありがとうございます。
それと、ようやく手紙を出したんですけど、まだ家が決まってないので、もしもこの宿に手紙が届いたら、預かってもらえますか?
必ず取りに来ますから」
そう言うと、ネラのおばさんは、お安い御用だよ、と答えた。
俺は少ない荷物をバックパックに詰め込んで、更に木と皮の鞄を引っ提げて、宿屋をから外に出る。
半年間、お世話になった宿に改めて俺は一礼する。
里を飛び出して、住む場所も無かったが、この宿は不思議と安心感があった。
今度はちゃんとした家を持って、生活の基盤を作らねば。
商人達の護衛をし続けた結果、お金は分不相応に溜まっている。
この木の鞄の中身、それは実は金である。
ズッシリとした重さのあるこの鞄には、金貨や銀貨が山のように入っている。
俺はその木の鞄を下げて歩き出す。
里を飛び出した俺は、本格的にこの水の都で足元を固める決意をする。
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