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第3章 少年期中編
第32話 盗賊達の矛先
しおりを挟むそこは水の都より、少し離れた外れの地。
そこに、炎に包まれる村があった。
悲痛な叫びと助けを呼ぶ声。
それらの声も一つ、また一つと消えていく。
家に押し入る男達。
男達は物を奪い、女を攫い、破壊の限りを尽くす。
今晩もまた、一つの村が盗賊の集団の餌食となった。
それはまさに、それは地獄絵図のような光景である。
薄っすらと赤みを帯びた月の光が惨状を照らし出す。
真紅の月の夜は、人を狂わせるとも言われる。
その満月の夜まで、あと三日——。
朝早くにとある豪邸の客間にて、二人の男女が向かい合って座っている。
一人は名高い行商人リゼット・グレンジャー。
対する渋い壮年の男はレイクサイド・ジーナスを治めるジャンカルロ・リンデント公爵であった。
「ジャン、それで話ってのは何だい?」
リゼットは執事が持ってきた紅茶を飲みながら問いかける。
ジャンカルロは溜息を一つついて、深刻な顔で話し始める。
「また、辺境の地にある村が盗賊の集団に襲われた」
それを聞いてピクリと反応するリゼット。
「また……か」
「そうだ。
連中、商人達が非常に手を焼く護衛を付け始めた事で、狙いを商人から村に変えたようだ。
これで既にこれで四つ目。
盗賊がこれほど大規模に村を襲った事など、かつて無い。
間違いなく、あの男の入れ知恵だろう」
リゼットは眉間にしわを寄せ、目を閉じ、大きく息を吐いて口を開く。
「それを私に話して、どうしろってんだい?」
凄みを増した声でリゼットは尋ねる、
しかし、ジャンカルロもまた動じてはいない。
「私の領地でこれ以上盗賊共に好き勝手やらせる訳にはいかない。
よって、現在討伐隊を立てている。
そこに君達も参加してほしいのだ」
なるほど。
傭兵団の精鋭より力と実績のある私の護衛団に白羽の矢が立った訳か。
「私達は商人だ。
お尋ね者を退治するのは傭兵や冒険者の仕事だろう?
あるいは、王国から魔導騎士でも呼ぶかい?」
「盗賊退治如きで魔導騎士は動かんよ。
それに、傭兵や冒険者からも参加者は募っている。
だが、君達ほどの精鋭はなかなかいない」
リゼットは顎に手をやり考える。
「さっきも言ったが、私達は商人なんだ。
だから、その依頼は受けかねるね」
それを聞いてジャンカルロは溜息をつき肩を落とす。
「だが……」
リゼットがそう言葉を続けると顔を上げるジャンカルロ。
「一人、あんたの力になり得る者を知っている。
私達護衛団が束になっても敵わない化け物じみた奴が、ね」
「噂の、“運び屋”か?」
「知ってんのかい?」
ジャンカルロは頷くが、顔は依然渋い顔のままである。
「眉唾物の話ばかりだ。
曰く、魔の眷属を一人で打ち倒しただの、ギガントゴーレムを単独で破壊しただの。
襲い来るリザードンの群れを暴風の竜巻で一網打尽にしただの。
山岳地帯で出たワイバーン五頭の首を刈り上げただの。
コボルトの群れに襲われた村が一人の少年によって死守され、怪我人すら出なかっただの。
どの話も信じ難い内容ばかりだ」
「しかし、全て真実だ」
リゼットは淡々と告げる。
「本当、なのか?」
確かめるように聞き返すジャンカルロにリゼットは頷く。
「そうか……。
その……運び屋とやらは、確か少年なのだろう?
その少年の名は?」
「彼の名はシン。
シン・オルディール。
私はこれまで、あの坊やほど優れた魔法使いを見たことが無い。
実力も、魔導騎士と謳っても遜色ない程だ」
リゼットは強い眼差しでそう言った。
「それほど、か。
……わかった。
リゼット、君の話を信用する。
もし、彼に会うことがあれば伝えてくれないか?
リンデントが会いたがっている、と。
直接会って、話してみたい」
「まぁ、伝えるだけなら構わないさ」
そう言って立ち上がるリゼット。
「私の護衛団も、参加するかどうかうちで一度話し合う。
返事はまたにするよ」
リゼットがそう言うと、ジャンカルロは安堵した顔になる。
「頼む。
君達がいれば、皆の士気も高まる」
その言葉にリゼットは苦笑いする。
「私達からすれば、坊やに来て貰うだけで怖いもの無しになると思うが、ね」
リゼットはそう言って、去っていった。
残されたジャンカルロは窓から美しい街を見下ろす。
「シン・オルディール、か。
あのリゼットをあそこまで言わせるとは、一体どんな少年なのだ?」
そう小さく、誰もいない客間で呟いた。
暖かな日差しを顔に受け、俺は目を覚ます。
ムクッと起き上がり、隣を見るとそのはもぬけの殻。
アネッサ、もう起きたのか?
俺はソッとアネッサが眠っていた場所を手でなぞる。
昨夜、アネッサは随分うなされていたのだった……。
恐らく、原因はブラッドムーンが近いせいだろう。
もうじき例の満月の日がやってくる。
その晩はどうするのかも、しっかり話し合わないとな。
ふと時計を見ると、時間は朝の六時。
寝ぼけた目をこすりながら一階に降りると、いい香りが居間に広がっていた。
キッチンを見ると、エプロンを付けたアネッサが調理していた。
こちらを見て微笑むアネッサ。
「おはようございます、シン様」
「おはよう、アネッサ」
アネッサは今はもう平気そうだな。
昨晩は大量の汗をかきながらうなされていたので心配していたが……。
本人もそこには触れないようだし、昨夜の事は俺もあえて触れないようにした。
またそれは今夜にでも話しをする事にしよう。
「朝食はもうすぐ出来上がります。
掛けてお待ちください」
「ごめんね、夕食も朝食も作ってもらっちゃって」
俺は申し訳なさそうにそう言うと、アネッサ優しく笑って首を振る。
「そんな事はありません。
お役に立てれて何よりです」
うーむ、その笑顔でご飯三杯いけるぜ。
米ないけど。
出来上がった朝食はハムエッグと豆のスープ。
そしてパンと牛乳。
二人で手を合わせ、いただきます、と言って食事を始める。
味も量もバランスが良く出来ていた。
流石である。
食事を終え、二人で洗い物をしてると玄関がノックされた。
「洗い物、お願いしていい?」
俺が尋ねると頷くアネッサ。
俺が玄関扉を開くとリゼットさんが立っていた。
「あ、どうも。おはようございます。
リゼットさん」
「おはよう、坊や。
突然の訪問、すまないね」
リゼットさんは挨拶をし、続けて申し訳そうに謝罪する。
「そんなことないですよ」
俺は笑顔でそう答える。
「少し坊やに話があってね。
時間はあるかい?」
安堵した顔でリゼットさんはそう尋ねてきた。
俺は頷いて中に招き入れる。
「おや?
あぁ、君がサリアやセリーヌが言っていた狼人族の」
リゼットさんはアネッサを見ると声を掛けた。
アネッサも洗い物の手を止めて一礼する。
「はじめまして。
アネッサ・エルフィンと申します。
シン様の奴隷として共に過ごさせてもらっております」
それを満足気に眺めるリゼットさん。
「リゼット・グレンジャーだよ。
君の事はうちの護衛団の者から話を聞いている。
迷惑をかけたようですまない」
「いえ、迷惑という程では……」
アネッサは首振ってそう答える。
「それにしても、リゼットさんが突然やってくるなんて珍しいですね。
しかもこんな朝早く」
「昼からまた商業協会からの会議があるんだ。
だから朝しか時間が作れなくてね」
朝早くからすまない、とリゼットは詫びた。
「そんな事ないですよ。
護衛も休業中ですし、概ね暇してます。
それで、ご用件は?」
俺が尋ねると、リゼットさんの顔つきが強張る。
「少し長くなるかもしれないが、構わないかい?
その会議の内容にも関係する事なんだ」
そう深刻な顔で念を押してきたので、俺は頷いた。
どうやら、あまりいい話では無さそうだ。
洗い物を終えたアネッサは紅茶を用意してテーブルの椅子に掛けた俺達の前にカップを置き、脇に控える。
「坊や、最近商人の間で等身大の子供の人形を目立つ場所に置くのが流行ってるんだ。
知っていたかい?」
等身大の子供の人形?なんだそりゃ?
「魔除けか何かのおまじない、ですか?」
その答えを聞いてリゼットさんは笑う。
「たしかに、魔除けかもしれないね。
ようは、盗賊除けだよ。
ローブを人形に着せ混んで、坊やに見立てててるのさ。
なんでも、捕まった盗賊達によると、連中の間でこんな噂が流れてるらしい。
商人が子供を引き連れてる時には手を出すな、ってね」
あー、なるほど。
俺の事か!
「確かにここしばらく護衛してて、盗賊に襲われる事が無くなりましたね」
そう俺が言うとリゼットさんは頷く。
「そうだ。
そして、それは坊やがいてもいなくても、商人が盗賊に襲われる確率はかなり下がっているんだ。
しかし、盗賊の連中も金目のものや食べ物が欲しい。
では、次にどうすると思う?」
え?どういう意味だ?
商人達は俺の護衛があるから襲えない。
それなら他から奪うって事か。
それは食べ物や、金品が多くある所……。
……っ!
まさか!?
「村を……襲ってる?」
俺がそうでなければ良いと思いつつ、声に出すと、リゼットさんは静かに頷く。
俺は拳を握りしめ、顔をしかめる。
ふざけやがって……。
魔物か、そいつらはっ!
同じ人間でありながら、人の村まで襲うのか!
「こんな話を坊やにするべきじゃないんだろうけれど、ね。
既に、四つの村が襲われたそうで、それは酷い惨状だったそうだ」
「……警備団はいないかったんですか?」
「そりゃあいただろう。
しかし、傭兵や冒険者が少ない村を狙ってるようだ。
そして数も練度も高い盗賊達を集めて集団で襲い掛かってくる。
連中、どうやら最近頭目が変わったようでね。
その頭目となった元傭兵の荒くれが盗賊を率いてるそうだ。
そこらの魔物より頭が回る分、余計に厄介さ」
俺はギリっと歯軋りする。
これも、俺が安易に商人達を護衛しまくった代償だってのか?
その顔色を見てなのか、リゼットさんは優しく声をかけてくる。
「こんな話しをして、言えた義理じゃないが、自分を責めるんじゃないよ、坊や。
坊やは多くの商人の命を救ったんだ。
そして、それは多くの村や町野危機を救ったとも言える」
「けれど、他の村の人達が犠牲となった……」
その事を今話されるまで知りもしなかった。
そんな事になっていたなんて……。
大馬鹿野郎だ、俺は……。
俺は俯き両手を握りしめ、力を込める。
「……そこで、盗賊達を討伐すべく討伐隊が組まれるそうだ」
その言葉に顔を上げる。
「僕も参加します」
俺は即答する。
しかし、リゼットは落ち着け、と手を出し制してくる。
「まずはリンデント公爵が坊やと会って話したいそうだ。
参加するなら、彼に会ってくれるかい?」
「もちろんです」
俺は強く頷く。
「そうか。
なら、公爵の屋敷に行くといい。
私はこれから一度自分の屋敷に戻って護衛団の皆と話し合いをする。
うちの護衛団も参加してほしいと依頼が来たからね」
そうなのか。
リゼットさん達が来てくれると心強いんだけどな。
「わかりました。
出来る事なら、共闘できると心強いですが」
「はは、それは私の台詞だ。
では、私はこれで失礼するよ。
紅茶、ご馳走さま」
そう言ってリゼットさんは立ち上がり、家を後にした。
残された俺はアネッサと顔を合わせる。
「聞いての通り。
僕は公爵の屋敷に行ってくる。
アネッサは留守番を頼めるかな?」
「かしこまりました。
家で出来る事をやっておきます。
洗濯もやってしまって構いませんか?」
「お願いするよ。
ありがとね」
俺がそう言うと、任せてください、と返事をするアネッサ。
その自信に満ちた顔と、頼りになる姿に俺は感心する。
本当に、助かるよ。
少し落ち込んでいた気持ちも和らぐ程に。
俺は家の事はアネッサに任せ、家を飛び出した。
目指すはジーナスの中心にある豪邸、リンデント公爵の屋敷だ。
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