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第3章 少年期中編
第49話 悪夢の始まり
しおりを挟むブラッドムーンの日の早朝。
貧民街にある廃れた修道院の中を、その場に似つかわしく無い連中がウロついていた。
本来その場所にいるべき者達の姿は無く、それぞれの部屋で強奪した物品の選別や、金品の数を数えたりしている。
そんな連中を傍目に礼拝堂に向かう一人の男の姿があった。
男は礼拝堂に入ると木製の長椅子に座り込み、脚を組んで前の座席の背もたれにドカッと乗せる碧眼の男。
本来神への祈りを捧げる場所にも関わらず、神など微塵も崇拝していないその男。
その名はギルバート・スクリヴン。
その傍らには愛用している長く太いギザギザの刃をした大剣、フランベルジュが立て掛けてある。
ギルバートはステンドグラスの窓を眺めなら、ぼんやりと考え込む。
いよいよ、今夜全てが変わる。
いや、変わったのはあの魔族と出会ってからか。
もしくは傭兵団を追い出された時か。
あるいはそれより前なのか……。
あの魔族との出会いで世界を見る目が変わったのは事実だ。
それまでは自分の中に渦巻くドス黒い感情を吐き出すように力を振るい、やりたい放題やってきた。
そして、なまじ人より戦闘の才があったが為に、暴力で多くの事柄をねじ伏せてきた。
それは傭兵団に入ってからも変わることは無かった。
とは言え、団長であるフレデリックは流石に相手が悪かった。
傭兵団長を務めているだけあって、実力は本物。
半ば力尽くで追い出された俺は稼いだ金で適当に遊んでいた。
金が少なくなったら外を出歩き、その際に襲ってきた盗賊を捕まえては盗賊どもの居場所を特定し、金目のものを巻き上げる事にしたのだ。
街の人間から同じ事をやったら色々と面倒な事になるが、盗賊相手なら誰も文句は言わない。
しかし、連中最近は強奪か上手くいってないのか金目のものを大して持っていなかった。
その後、傭兵団にいた頃から連んでいた魔道士とローグの男二人を引き連れ情報を掻き集め、盗賊共のアジトへと殴り込んだのだ。
連中はまさに烏合の衆といった動きしかとれず、殴り込んだ俺達は大して苦労もせず次々と盗賊を倒していった。
一つのアジトを潰したら生き残りを連中に情報を吐くまで痛め付け、次のアジトへと目指す。
そして、三つほどアジトを潰した辺りでようやく盗賊の頭と呼ばれるジグスムントという大男に出会った。
そこそこの怪力を持つ大男であったが、動きは二流以下。
あっさり斬り伏せた所にあの魔族が現れたのだ。
その魔族の男はクラウリーと名乗ってきた。
もともとジグスムントに用があったらしいのだが、それを軽々斬り伏せた俺に興味を持ったらしい。
俺は最初、その細首を即座に刎ね飛ばしてやろうかとも思ったが、考えを改めた。
なぜなら先走った仲間のローグが敵と判断して即座に斬りかかったのだ。
そしてアッサリと氷漬けにされ、粉々に砕かれてしまう。
別段思い入れのある仲間でも無いので、殺された事自体はどうでも良いのだが、それを見て相手は自分より格上である事を悟ったのだ。
その魔族は襲われたにも関わらず未だに敵対心は無かった。
そこで俺はクラウリーとやらの話しだけでも聞いてみることにしたのだ。
奴は扱う死霊術とやらを扱うネクロマンサーだった。
クラウリーはジグスムントを死霊術により蘇らせ、その身に不死の刻印とやらの焼印をし、生ける屍の身体にしたのだった。
更に呪術を施し、力を引き上げさせるスキルも与え、配下として扱っていた。
そのまた下っ端である盗賊共も、俺が殺した奴も含めて不死の刻印を刻み込んでいくクラウリー。
潰してきた三つやアジトも巡り、多くの死体を復活させ使役していく。
何故そんな事をしているのかと話を聞けば、クラウリーは多くの下僕を作り上げる為に魔界からわざわざこの地へと渡ったらしい。
何でも、いよいよ三回目の魔大戦の日が近付いているらしい。
来たるべきその日の為に、下級の食屍鬼から最上級の“魔の眷属”を僕とする事。
その魔の眷属の候補としてジグスムントは目を付けられていた。
しかし、ジグスムントを軽々打ち倒した俺こそがその力を得るに相応しいと勧誘してきた。
「誰もがひれ伏すような力を手にしたくはないか?
何にも恐れず、悩まず、苦しまず、暴力の限りを尽くす存在。
そんな化け物になりたくはないか?」
クラウリーは俺の心の中まで覗き込むように見つめてそう問いかける。
「既に俺は似たようなものだ。
今更人間やめて化け物になるメリットも無ぇ。
ましてや誰かに付き従うのも命令されんのも真っ平御免だ」
俺がそう答えると、クラウリーは再度問いかける。
「別段、私の言う事を何もかも聞けと言うわけでは無い。
ある程度協力してくれれば、好きなように暴れれば良い。
それに、お前の中に眠るその邪悪な心は人の身では持て余すだろう。
それを超えた存在になれば、お前の満たされない気持ちもいくらかは満たされるかもしれんぞ?
下らん人間どもの築き上げた世界を、蹂躙してみたいとは思わんか?」
俺はクラウリーを真っ直ぐに見つめながら考える。
後ろから俺の袖を引っ張り止めようとする魔道士を無視して、俺はその提案を承諾した。
コイツの言う人を超えた存在。
それになる事で満たされないこの暗くドス黒い感情が満たされるのなら、それも悪くはあるまい。
もはや自分という存在にすらあまり興味はない。
そして、ジーナス襲撃の計画が進んでいったのだった。
既に、貧民街にはいくらか食屍鬼が存在している。
この修道院にいる盗賊達も同様に。
盗賊達に関して言えば呪いをかけられたようなもので、今は人としての意思がある。
その身体から命が消えた時、完全なグールと化す。
それを防ぐには頭部を破壊しなければ完全に動きを止める事は出来ない。
貧民街の住人やこの修道院にいた女達を拉致し、合計五十人以上がそんな存在へと成り果てた。
捕まえてグール化した連中だけでもほぼ警備が無い貧民街は陥落する。
その後、そいつらが街の中心部へと押し寄せれば、この街が保つとは思えない。
盗賊どもは鉄仮面をしてグール化を広める事は出来ないが、ここに繋がれてるグールどもは今にも人に噛みつかんと暴れている。
噛み付けば新たなグールの出来上がり。
死の連鎖の始まりだ。
街中で得た情報では盗賊討伐に向かった馬鹿な傭兵団はほぼ壊滅。
フレデリックの野郎はまだ生きているが、他の精鋭のほとんどは潰せたらしく、生き残りはごく僅か。
ここまで俺の罠にうまく嵌るとは思っていた以上に連中は頭が悪いようだ。
ギルバートは薄笑いを浮かべながらソッと手の甲を眺める。
そこには魔法陣の形をした痕がある。
これは呪印と呼ばれるモノで、呪われた力が封印されているらしい。
これを発動させれば人の身を超え、悪魔のような……いや、悪魔そのものになれるという話。
代わりにあの魔族の従僕になってしまう。
誰かの命令に絶対服従など真っ平御免だが、その力には興味がある。
どうしたものか、と天を仰ぎながら考えていると、勢いよく扉を開いて飛び込んでくる盗賊が一人。
「よ、傭兵団の連中がここに向かってるそうですっ!」
肩で息をしながらそう口早に報告する盗賊。
「チッ、昨日逃したネズミはやっぱり連中と繋がってやがったか」
ギルバートは舌打ちをして組んだ足を解き、ゆっくり立ち上がる。
「予定を早めるしかねぇな。
お前は中心街の連中に伝えろ。
これから、すぐ決行だ」
「で、ですが……クラウリーの旦那の話じゃ夕方に決行じゃ?」
そう問いかけてくる盗賊の男の胸ぐらを片手で掴み、軽々持ち上げるギルバート。
「悠長に待ってたら身動き取れなくなって計画そのものが破綻するって言ってんだよ。
ここの情報がバレた時点でもう動き出すしかねぇんだ。
わかったらとっとと走って街の連中に伝えて来いッ!!」
そう言って盗賊の男を投げ飛ばして壁に叩きつけると、ヒィヒィ言いながら男は駆け出していった。
「さて……。
そんじゃあ俺もひと暴れするか」
そう言って愛用のフランベルジュを手に取り、グルンと振り回し肩に担ぐ。
魔族からもらった力はまずは置いておいて、来客を持て成すとしようか。
ギルバートが修道院の二階の窓から外を眺めると、修道院を囲むように三十人あまりの傭兵がそれぞれ武器を手に持ち構えていた。
先頭に立つのは短髪の茶髪をした鋭い顔つきの男。
それは傭兵団の副団長を務めるカルロスであった。
カルロスを見て鼻で笑うギルバート。
双剣使いのあの男も、なかなか腕の立つ野郎だ。
だが、他には精鋭らしい精鋭がいない。
あんな雑魚共を引き連れて突撃とは哀れとしか言いようがない。
「ギルバートッ!!
お前がここに居るのはわかっている。
大人しく出て来いッ!
投降するのなら手荒な真似はしないでやる。
抵抗するなら、その首を跳ね飛ばすッ!!
今すぐ決めろッ!」
カルロスが声を張り上げる。
「おい、アルガン。
連中にデカイの一発お見舞いしてやれ」
ギルバートは後ろに控えていた魔道士、アルガンに声をかける。
「……ギルバート、本当に良いのか?
もうこの街には居られなくなる上に後には引けんぞ……」
「あ?違ぇだろ。
俺たちがこの街を支配するんだろうが。
今更怖気付いてんのか?」
ギルバートが笑いかけながら目だけは鋭く睨みつけると、アルガンは、いいや……と一言言って首を横に振る。
「今更……後戻りはできないからな……」
そう言って窓辺に立ち、杖を構えるアルガン。
「火を司る魔の力よ、其の業火にて我に仇なす敵を焼き尽くせッ!
“フレイムバースト”ッ!!」
突き出した杖から放たれる炎の放射。
それは窓を突き破り、広がりながら庭で待ち構える傭兵達を飲み込もうとする。
しかし、その火炎は傭兵達を覆う半球のバリアに防がれる。
プロテクションである。
傭兵達の中に、一人杖を掲げて防護しているのが見て取れた。
フレイムバーストの炎はただ傭兵達の周りを焼くだけで、彼等には微塵もダメージはなかった。
「それが答えか、ギルバートッ!
ならば容赦はしないッ!覚悟しろッ!!」
カルロスの叫ぶような声を皮切りに、他の四人の魔道士が一斉に魔法を放ち、火、水、風、土の塊が窓へと飛んできた。
慌てて下がるアルガン。
その隙に他の連中も勢いよく中に入ってくるが、扉を開いてすぐの広間にて皆動きを止めていた。
ギルバートは中に傭兵団が皆入ってきたのを確認して、ゆっくり広間へと歩き出す。
傭兵団が中に入って足を止めたのはその光景を目の当たりにしたからだ。
盗賊の男達が修道女を羽交い締めにし、首筋に刃物を当てがっている光景を……。
修道女の頭にはずだ袋を被せられて顔は確認で出来ないが、苦しげな声をそれぞれ上げている。
そんな広間の二階の渡り廊下から顔を出したギルバートは、その様子を満足気に見下ろし口を開く。
「久しいな、カルロス副団長。
あんた、まだ生きてたんだな。
てっきりアジトの罠で死んじまったかと思っていたよ」
ギルバートが薄ら笑いを浮かべながらそう言うと、カルロスが鋭く睨みつける。
「戯言はいい……。
彼女達を離せ!」
「女共を離せ?
お前らのその物騒な武器こそ手から離してもらおうか。
俺に用事があるんだろ。
話し合いに、そんなモノはいらないだろう?」
「話し合いをしに来たのではないッ!
俺達は貴様を打ち倒しに来たのだッ!!」
激昂するように叫び、双剣を構えるカルロス。
「おいおい、妙な真似はよせよ、副団長。
女共の首が飛ぶぜ?」
その言葉を聞いた盗賊達は刃を修道女の首筋に押し付けて血を流させる。
ギリッと歯軋りするカルロス。
「……副団長、ここは奴の言う通りに武器を置きましょう……。
なんにせよ、こいつらはここを逃げ出せませんよ」
そう打診する傭兵団の男。
カルロスは苦々しげな顔をしながら頷くと、ゆっくり双剣を下ろして床に置く。
「それで良いんだよ、副団長。
他の奴らも、床に武器を置け。
今すぐに」
他の傭兵団員もまた、悔しげな表情をして一人、また一人と武器を床に置いていった。
全員の武器が床に置かれると、盗賊達が力任せに修道女達を立たせる。
「コイツらを引き取りたかったんだろ?
望み通りに渡してやれ」
そうギルバートが指示すると、ずだ袋を外され突き飛ばされる修道女達。
それを抱きかかえようと傭兵団の男達が駆け出したが、それを眺める盗賊達はニヤニヤと笑っている。
ギルバートもまた同じだ。
それを見てカルロスは嫌な予感がして、露わになった修道女達の顔を見る。
それは白目を剥き青白い顔で大口を開ける化け物の姿。
即ち——。
「近付くなッ!食屍鬼だッ!!」
その言葉より早く、グール化した修道女達は抱きかかえようと前に出た傭兵団の首筋に噛み付いていく。
響き渡るいくつもの絶叫。
即座にカルロスが床に置いた双剣を握りしめ、すぐ傍の修道女の頭を貫く。
遅れて他の傭兵団もそれぞれの得物を手に取ろうとするが、盗賊達が投げ放つ毒付きの短剣が彼等を襲う。
瞬く間に傭兵団の者達は大混乱に陥ってしまう。
グール化した修道女を引き剥がそうとする者。
盗賊達に立ち向かおうとする者。
仲間を助けようとする者。
皆動きはバラバラになり、カルロスが声を上げて統率を図ろうとするが、その声すら届かない。
この修道院にギルバートがいるという情報を手に入れてすぐに飛び出してきた彼等。
団長であるフレデリックが突入は入念な準備が整ってから、という進言を無視した結果がこれだった。
仲間を失い、ギルバートへの復讐心をたぎらせていた彼等は、またも手の平で踊らされる事となった。
「哀れだな、副団長」
ギルバートはそう呟き、二階から広間へと飛び降りる。
それを見たカルロスは怒りの形相で双剣を構え、走り出す。
「ギルバートォッ!!
この外道がぁあッ!!」
駆け出したカルロスは一気にギルバートとの距離を詰め、二本の双剣が嵐のように振るわれる。
それを一本の大剣であるフランベルジュで器用にいなすギルバート。
「俺が外道?
んな事ぁ傭兵団にいた頃から知ってんだろうがよぉ、副団長ッ!!」
ギルバートの鋭い一閃。
それはカルロスの胸板を一気に引き裂いた。
それは斬りられたというより肉が抉り出されたと言える。
その激痛に顔を歪め、悲鳴を押し殺すカルロス。
「俺ぁコイツで斬られた奴の顔を見るのが大好きでよぉ。
皆苦痛に顔を歪めんのさ。
さぞ痛ぇんだろうなぁ!
でけぇ悲鳴を聞かせろよッ!!」
フランベルジュを素早く振り抜き、カルロスの両腕を切り裂くギルバート。
その激痛にカルロスの手から双剣が零れ落ち、苦痛の声を上げる。
「俺ぁアンタはもっとやれる男だと思ったんだがなッ!副団長さんよっ!
冷静さを失ってんのか全然大した事ねぇぞッ!!」
そう言い放ってカルロスを蹴り飛ばし、倒れ様に顔を踏みつけるギルバート。
「ほら、見てみろよ。
お前の従えてきた傭兵団の連中も悲惨なモンだ」
そう言ってギルバートは傭兵団を眺める。
早くもグール化した傭兵もいて、味方である傭兵を襲い掛かっていた。
逃げようとしたその背中には投擲された毒の付いた短剣が突き刺さり、身動きが取れなくなった者もいる。
そして生きたまま食われる者も……。
それはまさしく惨劇と呼べる有様だった。
「本当は今夜からだが、お前らが先走ったせいで予定は繰り上げだ。
この光景が街中に広がるぜ?
恐ろしいもんだ。
でもまぁ、地獄を見る前にここで死ねてある意味良かったかもしれないな、副団長」
そう言って声高に笑い出すギルバート。
「ァ……ガ……じ……地獄に、落ちろ……クソ野郎……」
「ハッ!最期の言葉はそれでいいか?
俺が地獄行きなのは間違いねぇがよ。
残念ながら、あの世に行くのはまだ先だな。
だから先にあの世で待ってろよ、副団長」
そう言ってギルバートは脚を引き上げ、一気に踏み締めるとゴキッと足元から鈍い音が響く。
力を失った副団長の身体を片手で掴み、グール共のもとへ投げ飛ばす。
屍となった副団長に群がるグール達。
それを一瞥して、ギルバートは手を振って盗賊達に撤収の合図をする。
そんなギルバートにグール化した一人の修道女が駆け寄ってきたので、フランベルジュがその脳天をかち割り脳漿を散らす。
「俺らまで巻き添えは御免だ。
お前らもあの姿になる前にひと暴れしてぇだろ?
とっととズラかるぞ」
盗賊達にそう言い放ち、ギルバートはグール達に背を向け歩き出す。
次の獲物を求め、残されたグール達は外へと駆け出していった。
それを見た盗賊達もまた、ギルバートに付き従って後を追う。
こうしてジーナスの悪夢は始まりを迎えた。
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