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第5章 遥か遠いあの日を目指して
第102話 妖精リリー
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後ろから迫り来る巨大蜘蛛の速度は尋常ではなかった。
八つの長い脚を器用に動かし、邪魔する巨木を切り裂きながらも進んでくる。
その身体はもはや蜘蛛のような柔らかさとは程遠く、甲虫のような甲殻に全身が覆われている。
その甲殻はただ硬いだけではなく鋭い八つ脚は鋭利な刃物に尖っている。
行手を阻む全てをスパスパと豆腐を切るように斬り裂いていく。
おまけにコイツ、虫のくせに僅かな魔力も感じられた。
壊れかけの魔力感知ではよくわからないが、恐らくは身体強化か何かを鋭い脚にかけているに違いない。
その巨大蜘蛛との追いかけっこをしていると、えぇッ!?と驚いた声がした。
「ど、どうやって!?」
担いでいるリアナが続けて声を上げる。
「どうした!?」
「え、と……そか、シンには聞こえてないんだよね。な、なんかこの妖精さんがね、手伝うから〝森の精霊〟の力を使うといいって」
森の精霊?
それって精霊術ってヤツか。
そういやリアナは精霊の加護を持ってたな。
妖精の声をリアナだけが聞き取れるのもその力を持ってるからか?
その思考を遮るように背後から風切音が聞こえてきたので咄嗟に身を躱す。
大木と地面を斬り裂く鋭利な脚の斬撃が直ぐ
真横を横切りリアナが悲鳴を上げる。
「使い方はわかるのか!?」
「よ、妖精さんが教えるからその通りに、って!」
精霊術ってのがどんなものなのかは未知数だが、片手が塞がってる俺は逃げるしか手段がない。
ならば、ここはリアナと隣で並走しながらニヤリと不適に微笑む小さな妖精に頼るしかない。
「俺はどうすりゃいい!?」
「そのまま走ってくれれば良いって!」
「了解ッ!」
鋭い横薙ぎ一閃を飛び越えて躱し、俺は更に加速する。
すると担いだリアナの声が調べのように奏でられる。
「〝眠れる森よ、目覚めておくれ。目覚めて力を貸しとくれ。森の精霊トライアド、草木の悪戯で絡め取り、追手の自由を奪っておくれ〟」
その調べに呼応するように緑青の丸い光体が次々に地面から浮かび上がる。
森の騒めきが木霊すると軋むような音と共に木々の太い枝が、地面に埋まった野太い根が、長く伸びる蔓達が動き出す。
それが次々と巨大蜘蛛に絡み始めその身体を締め上げ始める。
ギチチチチチ、と激しい鳴き声を上げながら長い脚を振り回して振り解こうとするが、次から次へと身体に絡まる木々に対応出来なくなる。
俺が足を止めて振り向けば、太い木の根と木の枝、そして長い蔓で身体中を巻き付けられた巨大蜘蛛がそこに倒れ伏していた。
「こいつは……凄いな」
肩で息をしながらその光景を見つめていると、リアナが俺の手から離れて着地する。
「な、なんか想像より凄い事になっちゃった……」
辺り一面は地面も盛り上がり大きな木々の形も変形しており、自分達のいる周囲だけが変貌しているのが良くわかる。
巨大蜘蛛は未だギチチチチチ、と鳴き声を上げてはいるものの、全身を縛り付けられては身動きは取れない様子。
すると妖精が目の前に舞い降りてきて、目の前でドヤ顔をすると親指を立てていた。
「正直、かなり危なかった。助かったよ」
俺がそう伝えると妖精は腕組みして何やら口パクをしていた。
「これで私を助けた借りは無しね、だってさ」
横からリアナが苦笑いしながら通訳してくれた。
そもそも、コイツを助けたからこうなったんだけどな……。
しかし、かなり大騒ぎしてしまったが例の神獣とやらは大丈夫だろうか?
不安がよぎり、感覚を研ぎ澄ませて辺りの気配を探ってみる。
ギチギチ煩い巨大蜘蛛を除けば静かな森に戻っており、危険な気配も感じない。
一先ずは安心して良さそうだ。
とは言え——。
「取り敢えずここから離れよう。いつまでもコイツを押さえ込める訳じゃないだろ?」
俺の問いかけに小さな妖精は頷いた。
それから俺達は足早にそこから離れる事にした。
陽がいよいよ沈み始める頃、俺達は一時休憩する為に大木にもたれながら腰を下ろす。
あれからも小さな妖精は俺達から離れる事なくついて来ていた。
道中リアナと妖精が会話をしていたが、俺には妖精の声が聞こえない為リアナの独り言のように感じてしまう。
そこで改めてリアナから聞いてみた話だと、この妖精の名前はリリーというらしい。
こんな成りしてこの森を統括、管理する精霊でもある妖精なんだそうだ。
「……森を管理する精霊なのに蜘蛛の巣に引っ掛かったのか?」
突っ込みを入れた俺の眼前に妖精はやってくると腰に手を当てて小さな顔を突き出して何やら喚いている。
「ここを担当する事になってまだ間もないみたい。色々と確認する為に飛び回ってたらたまたま引っかかっただけで私は悪くない、だそうだよ?」
横からリアナが顔を出してすかさず通訳。
どう考えても自業自得だろ。
交通事故しても自分は悪くない、って言い張るタイプか?
「ていうより、俺と会話できる方法は無いのか?リアナだって通訳も大変だろ」
「んー、通訳は大変でもないんだけど……。ねぇリリーさん。シンに声が聞こえるようにする方法は無いの?」
すると俺の目の前からリリーが舞い上がり、リアナの肩に舞い降りる。
そして何やらリアナに話しかけると、リアナが驚いた顔をする。
「そんな事も出来るの?」
問い返すリアナにリリーはコクリと頷いた。
「何をするんだ?」
「えっと、〝憑霊術〟っていうのを使って私の身体で対話する事が出来るんだって。って、もうやるの!?」
有無を言わさずリリーはリアナの頭に舞い降りて腰を下ろすと小さな両手を頭につけた。
戸惑うリアナであったが、その身体が淡く光り輝くと突然目が虚になり、次いで翡翠色の瞳が深緑の色へと変化する。
「フーン、なかなかどうしてこの娘っ子は聖霊との適性が高いみたいね!」
突然口ぶりの変わるリアナ。
それはまるでアネッサがフェンリルに切り替わったかのようであった。
「おいおい、まさか意識を乗っ取ったのか?」
警戒するように片膝になる俺を落ち着かせるように片手で制するリアナ——いや、リリーであった。
「落ち着きなって。身体を借りてるだけだから害はないし、本人に拒絶の意思があれば私は追い出されちゃうから。意識が少し沈んでるだけで、この会話も聞いてるから問題ナシ」
ナシナーシ、とケラケラと笑うリリー。
なんかリアナが随分はっちゃけた性格になってしまったようで非常にやりづらい……。
「言っておくが、休憩したら俺達は先を急ぐからな。こんな森の中で野営なんてとても出来やしない」
だからちゃんと身体を返せよ、と念を押すと、ダイジョーブダイジョーブ、と軽い返事が返ってくる。
「それにしても、この暗がりで森を散歩するなんてちびっ子達のする事じゃないんじゃナーイ?」
「こちとらどっかの誰かを助けなければ陽が落ちる前に森を抜けてる予定だったんだよ。ここには起こしたらヤバい神獣とやらがいるんだろ?」
そう問いかけるとリリーは初めて真顔になって俺を見つめてきた。
「……神獣、ね。それってあの暴れん坊の熊の事だよね。まったく、ソイツのせいで私がわざわざここに駆り出されたんだから」
鼻息荒く腕組みをしてそう言い放つリリー。
「〝ソイツのせい〟?何かあったのか?」
「何かあったも何もありまくったわよォ」
ホント聞いてよねー、とリリーは喚き始める。
曰く、その熊が大暴れしたせいでもともとこの森を管理していた妖精が巻き添えを食らってしまったらしい。
管理する精霊もいなくなり、森も激しく破壊され、木の精霊達から助けを求められてリリーがやってきたとの事。
というより、本人曰く大精霊とやらに厄介事を押し付けられたらしい。
「もうホント勘弁してほしい訳よ。こんな虫だらけのド田舎の森を管理しろなんて最悪よ!高潔な精霊でもある妖精を食べようとする蜘蛛もいるしッ!ねェ、アンタもそう思うでしょ!?」
ド田舎じゃない森ってどんな森だよ。
「どうでもいいけど、もう少し声を抑えてくれ」
「ヒドくない!?どうでもいいとかヒドくない!?
なんだか厄介な奴を助けちまったなぁ、と思いながら俺は頭を掻き、取り敢えず早めにリアナに返ってきてもらおうと決心するのであった。
八つの長い脚を器用に動かし、邪魔する巨木を切り裂きながらも進んでくる。
その身体はもはや蜘蛛のような柔らかさとは程遠く、甲虫のような甲殻に全身が覆われている。
その甲殻はただ硬いだけではなく鋭い八つ脚は鋭利な刃物に尖っている。
行手を阻む全てをスパスパと豆腐を切るように斬り裂いていく。
おまけにコイツ、虫のくせに僅かな魔力も感じられた。
壊れかけの魔力感知ではよくわからないが、恐らくは身体強化か何かを鋭い脚にかけているに違いない。
その巨大蜘蛛との追いかけっこをしていると、えぇッ!?と驚いた声がした。
「ど、どうやって!?」
担いでいるリアナが続けて声を上げる。
「どうした!?」
「え、と……そか、シンには聞こえてないんだよね。な、なんかこの妖精さんがね、手伝うから〝森の精霊〟の力を使うといいって」
森の精霊?
それって精霊術ってヤツか。
そういやリアナは精霊の加護を持ってたな。
妖精の声をリアナだけが聞き取れるのもその力を持ってるからか?
その思考を遮るように背後から風切音が聞こえてきたので咄嗟に身を躱す。
大木と地面を斬り裂く鋭利な脚の斬撃が直ぐ
真横を横切りリアナが悲鳴を上げる。
「使い方はわかるのか!?」
「よ、妖精さんが教えるからその通りに、って!」
精霊術ってのがどんなものなのかは未知数だが、片手が塞がってる俺は逃げるしか手段がない。
ならば、ここはリアナと隣で並走しながらニヤリと不適に微笑む小さな妖精に頼るしかない。
「俺はどうすりゃいい!?」
「そのまま走ってくれれば良いって!」
「了解ッ!」
鋭い横薙ぎ一閃を飛び越えて躱し、俺は更に加速する。
すると担いだリアナの声が調べのように奏でられる。
「〝眠れる森よ、目覚めておくれ。目覚めて力を貸しとくれ。森の精霊トライアド、草木の悪戯で絡め取り、追手の自由を奪っておくれ〟」
その調べに呼応するように緑青の丸い光体が次々に地面から浮かび上がる。
森の騒めきが木霊すると軋むような音と共に木々の太い枝が、地面に埋まった野太い根が、長く伸びる蔓達が動き出す。
それが次々と巨大蜘蛛に絡み始めその身体を締め上げ始める。
ギチチチチチ、と激しい鳴き声を上げながら長い脚を振り回して振り解こうとするが、次から次へと身体に絡まる木々に対応出来なくなる。
俺が足を止めて振り向けば、太い木の根と木の枝、そして長い蔓で身体中を巻き付けられた巨大蜘蛛がそこに倒れ伏していた。
「こいつは……凄いな」
肩で息をしながらその光景を見つめていると、リアナが俺の手から離れて着地する。
「な、なんか想像より凄い事になっちゃった……」
辺り一面は地面も盛り上がり大きな木々の形も変形しており、自分達のいる周囲だけが変貌しているのが良くわかる。
巨大蜘蛛は未だギチチチチチ、と鳴き声を上げてはいるものの、全身を縛り付けられては身動きは取れない様子。
すると妖精が目の前に舞い降りてきて、目の前でドヤ顔をすると親指を立てていた。
「正直、かなり危なかった。助かったよ」
俺がそう伝えると妖精は腕組みして何やら口パクをしていた。
「これで私を助けた借りは無しね、だってさ」
横からリアナが苦笑いしながら通訳してくれた。
そもそも、コイツを助けたからこうなったんだけどな……。
しかし、かなり大騒ぎしてしまったが例の神獣とやらは大丈夫だろうか?
不安がよぎり、感覚を研ぎ澄ませて辺りの気配を探ってみる。
ギチギチ煩い巨大蜘蛛を除けば静かな森に戻っており、危険な気配も感じない。
一先ずは安心して良さそうだ。
とは言え——。
「取り敢えずここから離れよう。いつまでもコイツを押さえ込める訳じゃないだろ?」
俺の問いかけに小さな妖精は頷いた。
それから俺達は足早にそこから離れる事にした。
陽がいよいよ沈み始める頃、俺達は一時休憩する為に大木にもたれながら腰を下ろす。
あれからも小さな妖精は俺達から離れる事なくついて来ていた。
道中リアナと妖精が会話をしていたが、俺には妖精の声が聞こえない為リアナの独り言のように感じてしまう。
そこで改めてリアナから聞いてみた話だと、この妖精の名前はリリーというらしい。
こんな成りしてこの森を統括、管理する精霊でもある妖精なんだそうだ。
「……森を管理する精霊なのに蜘蛛の巣に引っ掛かったのか?」
突っ込みを入れた俺の眼前に妖精はやってくると腰に手を当てて小さな顔を突き出して何やら喚いている。
「ここを担当する事になってまだ間もないみたい。色々と確認する為に飛び回ってたらたまたま引っかかっただけで私は悪くない、だそうだよ?」
横からリアナが顔を出してすかさず通訳。
どう考えても自業自得だろ。
交通事故しても自分は悪くない、って言い張るタイプか?
「ていうより、俺と会話できる方法は無いのか?リアナだって通訳も大変だろ」
「んー、通訳は大変でもないんだけど……。ねぇリリーさん。シンに声が聞こえるようにする方法は無いの?」
すると俺の目の前からリリーが舞い上がり、リアナの肩に舞い降りる。
そして何やらリアナに話しかけると、リアナが驚いた顔をする。
「そんな事も出来るの?」
問い返すリアナにリリーはコクリと頷いた。
「何をするんだ?」
「えっと、〝憑霊術〟っていうのを使って私の身体で対話する事が出来るんだって。って、もうやるの!?」
有無を言わさずリリーはリアナの頭に舞い降りて腰を下ろすと小さな両手を頭につけた。
戸惑うリアナであったが、その身体が淡く光り輝くと突然目が虚になり、次いで翡翠色の瞳が深緑の色へと変化する。
「フーン、なかなかどうしてこの娘っ子は聖霊との適性が高いみたいね!」
突然口ぶりの変わるリアナ。
それはまるでアネッサがフェンリルに切り替わったかのようであった。
「おいおい、まさか意識を乗っ取ったのか?」
警戒するように片膝になる俺を落ち着かせるように片手で制するリアナ——いや、リリーであった。
「落ち着きなって。身体を借りてるだけだから害はないし、本人に拒絶の意思があれば私は追い出されちゃうから。意識が少し沈んでるだけで、この会話も聞いてるから問題ナシ」
ナシナーシ、とケラケラと笑うリリー。
なんかリアナが随分はっちゃけた性格になってしまったようで非常にやりづらい……。
「言っておくが、休憩したら俺達は先を急ぐからな。こんな森の中で野営なんてとても出来やしない」
だからちゃんと身体を返せよ、と念を押すと、ダイジョーブダイジョーブ、と軽い返事が返ってくる。
「それにしても、この暗がりで森を散歩するなんてちびっ子達のする事じゃないんじゃナーイ?」
「こちとらどっかの誰かを助けなければ陽が落ちる前に森を抜けてる予定だったんだよ。ここには起こしたらヤバい神獣とやらがいるんだろ?」
そう問いかけるとリリーは初めて真顔になって俺を見つめてきた。
「……神獣、ね。それってあの暴れん坊の熊の事だよね。まったく、ソイツのせいで私がわざわざここに駆り出されたんだから」
鼻息荒く腕組みをしてそう言い放つリリー。
「〝ソイツのせい〟?何かあったのか?」
「何かあったも何もありまくったわよォ」
ホント聞いてよねー、とリリーは喚き始める。
曰く、その熊が大暴れしたせいでもともとこの森を管理していた妖精が巻き添えを食らってしまったらしい。
管理する精霊もいなくなり、森も激しく破壊され、木の精霊達から助けを求められてリリーがやってきたとの事。
というより、本人曰く大精霊とやらに厄介事を押し付けられたらしい。
「もうホント勘弁してほしい訳よ。こんな虫だらけのド田舎の森を管理しろなんて最悪よ!高潔な精霊でもある妖精を食べようとする蜘蛛もいるしッ!ねェ、アンタもそう思うでしょ!?」
ド田舎じゃない森ってどんな森だよ。
「どうでもいいけど、もう少し声を抑えてくれ」
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