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番外編
前日談 とある少女の話終
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ハロルド様との特訓のおかげか、数ヶ月が経つ頃には私に話しかけてくれる人が増えた。
そのほとんどは女性で、ハロルド様と何を話しているのか気になった人たちだ。ハロルド様に教えてもらった喋り方を駆使し、彼女たちの会話についていけるように必死だった。
「ハロルド殿下は庶民の生活に興味がおありなのね」
ころころと笑うのは、伯爵家の娘だと自己紹介していた人。
「市井で暮らす方の声を直接聞ける機会なんてそうないもの。私も興味があるわ」
慎ましく微笑むのは侯爵家の娘で、その隣で同調するように頷いているのが子爵家の娘。
それぞれの家名を頭の中で繰り返しながら「興味を持っていただけるなんて、光栄です」と笑って返す。
彼女たちは悪い人ではない。むしろ、だいぶ気のよい人たちなのだと思う。
だけど、浮かぶ珍獣を見ているような、物珍しいものを見ているような好奇心の混ざった彼女たちの瞳に、どうしても気後れしてしまう。
「最近は、ハロルド様に色々と教わることのほうが多いので――」
彼女たちに村の踊りの話をしても「まあ珍しい」と言うだけだろう。あはは、と笑って話を逸らすと、伯爵家の子が「あら」と口を開いた。
「ハロルド……様と呼んでいるのね」
「あ、はい。どうも、でんかと呼ぶのに慣れなくて……いっそ呼び捨てのほうがマシだと言われるほどだったのです。だから、まだ言いやすい呼び方を――」
「まあ、そうなのね。ハロルド殿下とずいぶんと親しいようで……羨ましいわ」
伯爵家の子がころころと笑うと、侯爵家の子が微笑んで同じようなことを言った。
――そんな、たわいもないやり取りだったはずが、数日後私の耳に飛びこんできた時には、ハロルド様が私に呼び捨てを許可した、というものになっていた。
「そういえば、ハロルド殿下とは親しく呼ぶように言われるほどの間柄なのだとか」
以前話していた三人組とは違う人がそう口にしたのが、広がっている噂を知るきっかけになった。
「え、ええ? 私、呼び捨てを許可されたわけではありませんよ?」
「まあそんな。謙遜なさらなくてもよろしいのですよ」
マシだと言われただけで、呼び捨てでいいとは言われていない。
ハロルド殿下よりはハロルド様でいいとは言われたけど、まったく話が違う。
包丁片手に旦那さんを追いかける奥さんのことが頭をよぎり、血の気が引く。
以前、私と話していて婚約者の人が怒ったりしないのかと聞いた時は、ハロルド様は問題ないと言っていたけど、この話を聞いたら気分はよくないだろう。
大慌てでハロルド様を探し、人目につかない場所で話をしたいと言って、庭園に引っ張り出す。ハロルド様は不思議そうに首を捻っていたけど、それを気にしている余裕は私にはなかった。
「ハロルド様……今流れている噂、聞きましたか?」
「……噂?」
「ハロルド様が私に呼び捨てを許可したというもので……私はそんな意図で話したんじゃなかったんですけど、どうもそう受け取られてしまって……婚約者の方は気にしていませんでしたか? 怒ったりとか、包丁を砥いだりしていませんでしたか?」
「貴族令嬢が包丁に触れる機会はほとんどない」
違う、そういうことを聞きたいんじゃない。
「貴族講座は横に置いてください。今重要なのは、婚約者の方が私に怒っているかどうかなんです。人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られろとか言われてますし、私このままだと馬に蹴られるんじゃ……!」
一人でわたわたと焦っていると、ハロルド様が乾いた笑いを漏らした。
どうしたのかとガタガタと震えるのをやめて見上げると、ハロルド様の顔には自嘲気味の笑みが広がっていた。
「恋路ならまあそうかもしれんが……俺とあいつは、そういうのではない」
「いや、でも、婚約者なんですよね?」
「ああ、そうだ。……だが、恋路、などではない」
婚約者なのに恋路ではない、というのはどういう意味だろう。
将来を誓い合っているのなら、そこには愛情がある、のではないのだろうか。
私が不思議そうにしていると、ハロルド様の青い瞳が私を見下ろした。
「いっそのこと、俺とお前が親しいという噂を本当にしてみるか」
「いや、なんでそうなったんですか」
あまりの飛躍っぷりに、思わず相手が王子様だということも忘れて突っこんでしまう。
「俺は……王になる器ではない。それにふさわしい者は別にいる」
「それと、私との噂にどういう関係が……?」
「……あいつとの婚約は、俺が望んだものだ。だがそれを一方的に反故にすれば、約束を守らない者は王にふさわしくないと言い出す者も出てくるだろう。……そうなれば、王位を譲りやすくなる」
「よく、わかりません。王様の子供だから王子で、王太子なんですよね? なのに、その程度のことで誰かに譲るとか、できるんですか?」
貴族社会にうとい私でも、王になるには血統が重要だということは知っている。
約束を一つ破ったくらいで血統が否定されるとは思えない。
他に王様に子供がいれば別なのかもしれないけど、王様の子供はハロルド様だけだ。
「……問題ない。むしろ、喜んで俺の退位を望む者も出てくるだろう」
「だけど、婚約者の方はどうするんですか? 王位を譲るからって、わざわざ婚約をやめる必要があるんですか?」
「……あいつは、王太子妃になるために頑張っているからな。俺が王太子でなくなるのなら、どちらにせよ婚約は成立しない」
「……そういう、ものなんですか?」
なんだかそれは少し、どころかだいぶ寂しい話のような気がする。
しんみりとした気分でいると、ハロルド様が神妙な顔つきになった。
「だが、お前には迷惑をかけるだろう。王太子をたぶらかした相手として、噂されることになる」
「それは困ります」
しんみりとしている場合ではないと気を取り直すと、ハロルド様がふ、と笑みを漏らした。
「無論、お前の利にもなるように整えるつもりではある。……お前は、貴族社会に馴染めないと思っているだろう? だから、母親のもとに帰れるようにする……としたら、どうだ?」
ハロルド様の言葉にぱちくりと瞬きを繰り返す。貴族になり、お父さんに引き取られた私は、もうお母さんに会えないのだと思っていた。
今後のためにはそのほうがいいと自分で決めたことだけど、でももしもまたお母さんに会えるのなら――
「本当に、そんなことができるんですか? 実は、援助金をもらっていて……万が一の時には追加の援助をしてくれる約束もしているので、それを返せと言われると……結構困るんですけど」
「……方法がないわけではない。追加の援助に関しては、話がなくなるかもしれないが……そこは俺が融通しよう。だが、悪評がつきまとうことにはなる」
少し考えるようにしてから言うハロルド様に、私は必死で頭を働かせる。
悪評、というのは貴族の人たちの間で、ということだろう。だけどここでどれほど噂されようと、村で暮らすには関係ない。
王都で何があろうと、遠く離れた村では対岸の火事のようなものだった。飛び火しなければそれでいい。生活が脅かされないのならそれでいい。
自分自身に影響がおよばないのならば、誰も気にしない。
「……婚約者の方も、問題ないんですよね?」
「ああ。問題ない」
貴族社会のことも、王族のことも、私は詳しくない。
だから、お母さんのもとに帰れるというハロルド様の提案は――あまりにも、甘美すぎた。
それから数日したある日、ハロルド様は「前報酬に何か欲しいものはあるか」と聞いてきた。
ふと思い出したのは、王都に来たばかりの頃に目にした、とても綺麗な薔薇のブローチ。
目が飛び出るほど高くて、王都は私がこれまでいた村とは違うのだと思ったものだ。
「やっぱり、綺麗」
だけど、王子様であるハロルド様にとってはそこまで高いものではなかったのだろう。
おそるおそる薔薇のブローチについて話した私に、ハロルド様は快諾してすぐに用意してくれた。
「……お母さん、喜んでくれるかな」
昔彫った、花なのかなんなのかわからない模様とは違う。
こんなに綺麗な薔薇の――お母さんの好きな花を模したブローチを持って帰ったら、お母さんはどんな顔をしてくれるだろう。
そのほとんどは女性で、ハロルド様と何を話しているのか気になった人たちだ。ハロルド様に教えてもらった喋り方を駆使し、彼女たちの会話についていけるように必死だった。
「ハロルド殿下は庶民の生活に興味がおありなのね」
ころころと笑うのは、伯爵家の娘だと自己紹介していた人。
「市井で暮らす方の声を直接聞ける機会なんてそうないもの。私も興味があるわ」
慎ましく微笑むのは侯爵家の娘で、その隣で同調するように頷いているのが子爵家の娘。
それぞれの家名を頭の中で繰り返しながら「興味を持っていただけるなんて、光栄です」と笑って返す。
彼女たちは悪い人ではない。むしろ、だいぶ気のよい人たちなのだと思う。
だけど、浮かぶ珍獣を見ているような、物珍しいものを見ているような好奇心の混ざった彼女たちの瞳に、どうしても気後れしてしまう。
「最近は、ハロルド様に色々と教わることのほうが多いので――」
彼女たちに村の踊りの話をしても「まあ珍しい」と言うだけだろう。あはは、と笑って話を逸らすと、伯爵家の子が「あら」と口を開いた。
「ハロルド……様と呼んでいるのね」
「あ、はい。どうも、でんかと呼ぶのに慣れなくて……いっそ呼び捨てのほうがマシだと言われるほどだったのです。だから、まだ言いやすい呼び方を――」
「まあ、そうなのね。ハロルド殿下とずいぶんと親しいようで……羨ましいわ」
伯爵家の子がころころと笑うと、侯爵家の子が微笑んで同じようなことを言った。
――そんな、たわいもないやり取りだったはずが、数日後私の耳に飛びこんできた時には、ハロルド様が私に呼び捨てを許可した、というものになっていた。
「そういえば、ハロルド殿下とは親しく呼ぶように言われるほどの間柄なのだとか」
以前話していた三人組とは違う人がそう口にしたのが、広がっている噂を知るきっかけになった。
「え、ええ? 私、呼び捨てを許可されたわけではありませんよ?」
「まあそんな。謙遜なさらなくてもよろしいのですよ」
マシだと言われただけで、呼び捨てでいいとは言われていない。
ハロルド殿下よりはハロルド様でいいとは言われたけど、まったく話が違う。
包丁片手に旦那さんを追いかける奥さんのことが頭をよぎり、血の気が引く。
以前、私と話していて婚約者の人が怒ったりしないのかと聞いた時は、ハロルド様は問題ないと言っていたけど、この話を聞いたら気分はよくないだろう。
大慌てでハロルド様を探し、人目につかない場所で話をしたいと言って、庭園に引っ張り出す。ハロルド様は不思議そうに首を捻っていたけど、それを気にしている余裕は私にはなかった。
「ハロルド様……今流れている噂、聞きましたか?」
「……噂?」
「ハロルド様が私に呼び捨てを許可したというもので……私はそんな意図で話したんじゃなかったんですけど、どうもそう受け取られてしまって……婚約者の方は気にしていませんでしたか? 怒ったりとか、包丁を砥いだりしていませんでしたか?」
「貴族令嬢が包丁に触れる機会はほとんどない」
違う、そういうことを聞きたいんじゃない。
「貴族講座は横に置いてください。今重要なのは、婚約者の方が私に怒っているかどうかなんです。人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られろとか言われてますし、私このままだと馬に蹴られるんじゃ……!」
一人でわたわたと焦っていると、ハロルド様が乾いた笑いを漏らした。
どうしたのかとガタガタと震えるのをやめて見上げると、ハロルド様の顔には自嘲気味の笑みが広がっていた。
「恋路ならまあそうかもしれんが……俺とあいつは、そういうのではない」
「いや、でも、婚約者なんですよね?」
「ああ、そうだ。……だが、恋路、などではない」
婚約者なのに恋路ではない、というのはどういう意味だろう。
将来を誓い合っているのなら、そこには愛情がある、のではないのだろうか。
私が不思議そうにしていると、ハロルド様の青い瞳が私を見下ろした。
「いっそのこと、俺とお前が親しいという噂を本当にしてみるか」
「いや、なんでそうなったんですか」
あまりの飛躍っぷりに、思わず相手が王子様だということも忘れて突っこんでしまう。
「俺は……王になる器ではない。それにふさわしい者は別にいる」
「それと、私との噂にどういう関係が……?」
「……あいつとの婚約は、俺が望んだものだ。だがそれを一方的に反故にすれば、約束を守らない者は王にふさわしくないと言い出す者も出てくるだろう。……そうなれば、王位を譲りやすくなる」
「よく、わかりません。王様の子供だから王子で、王太子なんですよね? なのに、その程度のことで誰かに譲るとか、できるんですか?」
貴族社会にうとい私でも、王になるには血統が重要だということは知っている。
約束を一つ破ったくらいで血統が否定されるとは思えない。
他に王様に子供がいれば別なのかもしれないけど、王様の子供はハロルド様だけだ。
「……問題ない。むしろ、喜んで俺の退位を望む者も出てくるだろう」
「だけど、婚約者の方はどうするんですか? 王位を譲るからって、わざわざ婚約をやめる必要があるんですか?」
「……あいつは、王太子妃になるために頑張っているからな。俺が王太子でなくなるのなら、どちらにせよ婚約は成立しない」
「……そういう、ものなんですか?」
なんだかそれは少し、どころかだいぶ寂しい話のような気がする。
しんみりとした気分でいると、ハロルド様が神妙な顔つきになった。
「だが、お前には迷惑をかけるだろう。王太子をたぶらかした相手として、噂されることになる」
「それは困ります」
しんみりとしている場合ではないと気を取り直すと、ハロルド様がふ、と笑みを漏らした。
「無論、お前の利にもなるように整えるつもりではある。……お前は、貴族社会に馴染めないと思っているだろう? だから、母親のもとに帰れるようにする……としたら、どうだ?」
ハロルド様の言葉にぱちくりと瞬きを繰り返す。貴族になり、お父さんに引き取られた私は、もうお母さんに会えないのだと思っていた。
今後のためにはそのほうがいいと自分で決めたことだけど、でももしもまたお母さんに会えるのなら――
「本当に、そんなことができるんですか? 実は、援助金をもらっていて……万が一の時には追加の援助をしてくれる約束もしているので、それを返せと言われると……結構困るんですけど」
「……方法がないわけではない。追加の援助に関しては、話がなくなるかもしれないが……そこは俺が融通しよう。だが、悪評がつきまとうことにはなる」
少し考えるようにしてから言うハロルド様に、私は必死で頭を働かせる。
悪評、というのは貴族の人たちの間で、ということだろう。だけどここでどれほど噂されようと、村で暮らすには関係ない。
王都で何があろうと、遠く離れた村では対岸の火事のようなものだった。飛び火しなければそれでいい。生活が脅かされないのならそれでいい。
自分自身に影響がおよばないのならば、誰も気にしない。
「……婚約者の方も、問題ないんですよね?」
「ああ。問題ない」
貴族社会のことも、王族のことも、私は詳しくない。
だから、お母さんのもとに帰れるというハロルド様の提案は――あまりにも、甘美すぎた。
それから数日したある日、ハロルド様は「前報酬に何か欲しいものはあるか」と聞いてきた。
ふと思い出したのは、王都に来たばかりの頃に目にした、とても綺麗な薔薇のブローチ。
目が飛び出るほど高くて、王都は私がこれまでいた村とは違うのだと思ったものだ。
「やっぱり、綺麗」
だけど、王子様であるハロルド様にとってはそこまで高いものではなかったのだろう。
おそるおそる薔薇のブローチについて話した私に、ハロルド様は快諾してすぐに用意してくれた。
「……お母さん、喜んでくれるかな」
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