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あなたか私か
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紀子の背中が人波に消えていくのを見届けたみのりさんは、行くあてもなく歩き出した私に並び、何度も謝罪する。
「突然ごめんなさい。どうしても気になることがあって。私の勘違いだったら、本当に失礼なことなのだけど」
「いえ、……かまいません」
「レストランにでも行きません?」
「込み入ったお話ですか?」
言葉少なに答える私にみのりさんは戸惑うようだが、思い切ったようにその名を口にする。
「朝霧さんは石神怜司くんのお友だち?」
「え……」
どう答えたものか。彼女は私と彼のことを知っていて来たわけではないのだろうか。探る様子もない素直な彼女の言葉だからこそ、警戒の仕方もわからず戸惑う。
「私ね、以前にもあなたにどこかで会ったような気がしたの。すぐには気付けなかったけれど、フェリーチェでお会いしましたよね?」
みのりさんはそう続ける。
「そうでしたでしょうか……」
今でも覚えている。初めてみのりさんを目にした日を忘れるわけがない。あの日から、何かが狂いだしたのは間違いがなかった。
「あなたも、覚えてないの?」
あなたも?
その言葉が気にかかったが、口を開いたらいけない気がして、沈黙を保つ。
「怜司くん……、あの、フェリーチェはご存知よね? 近くの宝石店よ。怜司くんはそこで働いてるの。あなたを接客していたわ」
「あ、ああ……そんなこともあったかもしれません。あまりよく覚えてないですが」
目がうつろになってしまう。やっぱり逃げ出したい。みのりさんが私たちの関係に疑いを持ってやってきたのは間違いない気がした。
「あなたみたいに綺麗な人、お客様としていらしたら、私だったら忘れないと思ったの。私も普段は喫茶店で働いていて、そういう経験あるわ。印象に残る方っているの」
「それは買いかぶりです……」
「そんなことない。だから変だと思ったの。怜司くんはすごく気を遣う人なのに、あなたを忘れてるなんておかしいなって」
怜司さんは私を知らないと、みのりさんに話してるみたいだった。だから私も、かたくなになるしかなくなった。
「おかしいことでもなんでもなくて、そういうこともあるかもしれません」
「あなたもそうなのね。怜司くんもそう。お互いをまるで忘れてるみたいな言い方するの。まるでかばいあってるみたい」
「事実を申し上げてるだけですから」
「でもね……」
「もし私と、その石神怜司さんが知り合いだったら、どうだとおっしゃりたいんですか?」
みのりさんの言葉を遮る。口調が強くなってしまった。
彼女はひどく傷ついた目をしたが、彼女の中にある疑念が私を解放してくれない。
「気になるの。それだけのことであなたに会いに来たのは本当に失礼だと思ってるわ。でも怜司くんのことを思ったら、このままじゃいけない気がして。だって彼、朝霧さんの話をする時だけ嘘をつくんだもの」
「嘘……」
「怜司くんと知り合いよね? それだけでも教えて欲しいの」
「……喫茶店、行きましょうか」
小さくため息をつく。
みのりさんは怜司さんの嘘に傷ついている。嘘をついて解決できることが何もないことは、私が一番よく知っている。
喫茶店に着くまで、私たちは口を開かなかった。ただ並んで歩くだけの私たちが思うのは、ともに怜司さんのことだ。
妙な沈黙が重たい。もう怜司さんとは別れたのだ。関係ない。そう言って帰れば良かっただけなのに、彼女と何を話そうというのだろう。
地上に上がる階段を出てすぐにある喫茶店は、空いていた。
向かい合って座り、コーヒーを注文する。店員が立ち去るとすぐ、みのりさんは用意していたのだろう言葉をぽつりと吐き出した。
「最初は小さな違和感からだったわ」
「……」
「たまたま彼とテレビを見ていたの。そこでたまたまあなたのお母様を見たの」
「たまたま、ですか……」
「今にして思えば、私たちを引き合わせるための神のいたずら……そう思えるわ」
母がどんな番組に出ていたかは知らないが、普段目に止まるような番組ではなかっただろう。それをみのりさんに気づかせたのは、彼女の言う通りかもしれない。
私と怜司さんの犯した罪を、なぜそのままにしておいてくれなかったのか、私にはそう思えてならない。
「朝霧さんって、珍しい苗字よね。ただそんなたわいのない会話をしただけよ。怜司くんは不思議そうに言ったの。〝気にしたこともなかったな〟って。私には、朝霧という名前は知ってるけど珍しい苗字だなんて気にしたこともなかった、そう言ったように聞こえたわ」
その言葉が怜司さんの気持ちを疑う最初のきっかけだったと、みのりさんは言う。
「ただの気のせいとは?」
「ええ、そうも思ったわ。でももし、知ってるのに知らないだなんて言ったんだとしたらって。だから確かめようと思って彼に聞いたの。好きな人がいるの? って」
「……」
「朝霧さんが私に言えない存在だとしたら、怜司くんの好きな人なんじゃないかって思って」
「でも違いましたよね?」
「それはわからなかった。怜司くん、何にも答えてくれなかったもの。ただ大丈夫だよって、いつもみたいに、私のことが一番大事だよって言ってくれただけ」
胸がズキっと痛む。
「そうですか。彼に大切にされてるなら、それで十分じゃないですか。私には関係のない話です」
「関係がないの? 本当に? 朝霧さんを知らないっていう嘘が、小さなものだなんて思えない。それだけじゃないわ。気になることを言ったの、彼」
「気になること?」
「朝霧さんはご結婚されてないでしょう?」
唐突すぎる。みのりさんはどれほど私のことを知っているのだろう。
「え、それは……」
「してるの?」
迷う。正直に話していいものか。それは彼に一番知られたくないことだ。みのりさんが彼に話さない確信はない。
しかし迷った挙句、私はうなだれた。
「結婚はしてません」
「そう……、でも怜司くんはあなたが結婚してるって決めつけた言い方をしていたわ。それがまた気になったの。あなたぐらいの年頃の女性を、既婚者だと思う方が少数だと思うわ。それなのに、怜司くんは靴屋で働く綺麗な女性って言っただけなのに、既婚者だと思い込んでた。それって変なことよ」
「考えすぎだとは思います。それだけで石神さんが私を知ってると確信したんですか?」
「そうよ。知ってて知らないふりしてる。私には知られたくないって思ってるって。私……、あなたにすごく失礼なことを聞こうとしてるの」
「……」
「あなた、怜司くんとお付き合いしてるのよね?」
思いつめたみのりさんから目がそらせない。
それは違う。そう言えばいい。本当のことだ。私たちは付き合っていたかもしれないが、もう終わったのだ。
「だったらどうしますか。別れて欲しいって、言いに来たんですか?」
言えない。それを言葉にしたら、本当に終わってしまう気がして。怜司さんを好きな気持ちまでも、本当に終わらせなきゃいけなくなる気がして。
「違うわ」
「違うって?」
「私が怜司くんに無理を言ってる自覚はあるの。それでも私には彼が必要だから、諦めるなんて出来そうにない。だからもし彼に好きな人がいても、それは知らないふりをしようって思ってる。でもこれだけは知っていて欲しいの。私と怜司くんは結婚するわ。だからあなたは彼の恋人にはなれても、妻になれるなんて夢を見たりしないでって」
みのりさんもそれを望むのか。絶望が私を襲う。好きな人と幸せになりたい。ただそれだけを思う気持ちさえも、彼らの前では罪なのだ。
「あなたみたいな綺麗な人が結婚を望まないわけはないわ。でも怜司くんを私たちから取り上げないで」
「……そんな心配はしないでください」
そうとしか言えない私の心を、彼女は見透かす。
「嘘は言わないで。怜司くんがなぜあなたを既婚者だなんて誤解してるかまでは知らない。でも誤解してるから、怜司くんはあなたとの結婚を望まないのよね? だったら、誤解したままにしておいて。彼の心の中にあなたがいようと、私は見ないふりするから」
「ご自分のおっしゃってる意味がわかってますか?」
「わかってるわ。それほど怜司くんが必要なの。あなたが結婚を望まなければ、怜司くんは私から離れたりしないって確信してる」
強い彼女の眼差しに私は震える。私に足りないものを彼女は持っている。彼を必要とする強い思いは、私よりもきっと。
「怜司さんのこと……誰よりもわかっていらっしゃるんですね」
「ええ、わかってるわ。私の愛した人に、よく似てるから」
みのりさんと目を合わせた。しかしかける言葉が見つからない。彼女もそれは望んでいない。
「あなたはきっと知ってるのね……」
みのりさんはそう言うと両手で顔を覆い、「ごめんなさい……」と苦しげに息を吐いた。
紀子の背中が人波に消えていくのを見届けたみのりさんは、行くあてもなく歩き出した私に並び、何度も謝罪する。
「突然ごめんなさい。どうしても気になることがあって。私の勘違いだったら、本当に失礼なことなのだけど」
「いえ、……かまいません」
「レストランにでも行きません?」
「込み入ったお話ですか?」
言葉少なに答える私にみのりさんは戸惑うようだが、思い切ったようにその名を口にする。
「朝霧さんは石神怜司くんのお友だち?」
「え……」
どう答えたものか。彼女は私と彼のことを知っていて来たわけではないのだろうか。探る様子もない素直な彼女の言葉だからこそ、警戒の仕方もわからず戸惑う。
「私ね、以前にもあなたにどこかで会ったような気がしたの。すぐには気付けなかったけれど、フェリーチェでお会いしましたよね?」
みのりさんはそう続ける。
「そうでしたでしょうか……」
今でも覚えている。初めてみのりさんを目にした日を忘れるわけがない。あの日から、何かが狂いだしたのは間違いがなかった。
「あなたも、覚えてないの?」
あなたも?
その言葉が気にかかったが、口を開いたらいけない気がして、沈黙を保つ。
「怜司くん……、あの、フェリーチェはご存知よね? 近くの宝石店よ。怜司くんはそこで働いてるの。あなたを接客していたわ」
「あ、ああ……そんなこともあったかもしれません。あまりよく覚えてないですが」
目がうつろになってしまう。やっぱり逃げ出したい。みのりさんが私たちの関係に疑いを持ってやってきたのは間違いない気がした。
「あなたみたいに綺麗な人、お客様としていらしたら、私だったら忘れないと思ったの。私も普段は喫茶店で働いていて、そういう経験あるわ。印象に残る方っているの」
「それは買いかぶりです……」
「そんなことない。だから変だと思ったの。怜司くんはすごく気を遣う人なのに、あなたを忘れてるなんておかしいなって」
怜司さんは私を知らないと、みのりさんに話してるみたいだった。だから私も、かたくなになるしかなくなった。
「おかしいことでもなんでもなくて、そういうこともあるかもしれません」
「あなたもそうなのね。怜司くんもそう。お互いをまるで忘れてるみたいな言い方するの。まるでかばいあってるみたい」
「事実を申し上げてるだけですから」
「でもね……」
「もし私と、その石神怜司さんが知り合いだったら、どうだとおっしゃりたいんですか?」
みのりさんの言葉を遮る。口調が強くなってしまった。
彼女はひどく傷ついた目をしたが、彼女の中にある疑念が私を解放してくれない。
「気になるの。それだけのことであなたに会いに来たのは本当に失礼だと思ってるわ。でも怜司くんのことを思ったら、このままじゃいけない気がして。だって彼、朝霧さんの話をする時だけ嘘をつくんだもの」
「嘘……」
「怜司くんと知り合いよね? それだけでも教えて欲しいの」
「……喫茶店、行きましょうか」
小さくため息をつく。
みのりさんは怜司さんの嘘に傷ついている。嘘をついて解決できることが何もないことは、私が一番よく知っている。
喫茶店に着くまで、私たちは口を開かなかった。ただ並んで歩くだけの私たちが思うのは、ともに怜司さんのことだ。
妙な沈黙が重たい。もう怜司さんとは別れたのだ。関係ない。そう言って帰れば良かっただけなのに、彼女と何を話そうというのだろう。
地上に上がる階段を出てすぐにある喫茶店は、空いていた。
向かい合って座り、コーヒーを注文する。店員が立ち去るとすぐ、みのりさんは用意していたのだろう言葉をぽつりと吐き出した。
「最初は小さな違和感からだったわ」
「……」
「たまたま彼とテレビを見ていたの。そこでたまたまあなたのお母様を見たの」
「たまたま、ですか……」
「今にして思えば、私たちを引き合わせるための神のいたずら……そう思えるわ」
母がどんな番組に出ていたかは知らないが、普段目に止まるような番組ではなかっただろう。それをみのりさんに気づかせたのは、彼女の言う通りかもしれない。
私と怜司さんの犯した罪を、なぜそのままにしておいてくれなかったのか、私にはそう思えてならない。
「朝霧さんって、珍しい苗字よね。ただそんなたわいのない会話をしただけよ。怜司くんは不思議そうに言ったの。〝気にしたこともなかったな〟って。私には、朝霧という名前は知ってるけど珍しい苗字だなんて気にしたこともなかった、そう言ったように聞こえたわ」
その言葉が怜司さんの気持ちを疑う最初のきっかけだったと、みのりさんは言う。
「ただの気のせいとは?」
「ええ、そうも思ったわ。でももし、知ってるのに知らないだなんて言ったんだとしたらって。だから確かめようと思って彼に聞いたの。好きな人がいるの? って」
「……」
「朝霧さんが私に言えない存在だとしたら、怜司くんの好きな人なんじゃないかって思って」
「でも違いましたよね?」
「それはわからなかった。怜司くん、何にも答えてくれなかったもの。ただ大丈夫だよって、いつもみたいに、私のことが一番大事だよって言ってくれただけ」
胸がズキっと痛む。
「そうですか。彼に大切にされてるなら、それで十分じゃないですか。私には関係のない話です」
「関係がないの? 本当に? 朝霧さんを知らないっていう嘘が、小さなものだなんて思えない。それだけじゃないわ。気になることを言ったの、彼」
「気になること?」
「朝霧さんはご結婚されてないでしょう?」
唐突すぎる。みのりさんはどれほど私のことを知っているのだろう。
「え、それは……」
「してるの?」
迷う。正直に話していいものか。それは彼に一番知られたくないことだ。みのりさんが彼に話さない確信はない。
しかし迷った挙句、私はうなだれた。
「結婚はしてません」
「そう……、でも怜司くんはあなたが結婚してるって決めつけた言い方をしていたわ。それがまた気になったの。あなたぐらいの年頃の女性を、既婚者だと思う方が少数だと思うわ。それなのに、怜司くんは靴屋で働く綺麗な女性って言っただけなのに、既婚者だと思い込んでた。それって変なことよ」
「考えすぎだとは思います。それだけで石神さんが私を知ってると確信したんですか?」
「そうよ。知ってて知らないふりしてる。私には知られたくないって思ってるって。私……、あなたにすごく失礼なことを聞こうとしてるの」
「……」
「あなた、怜司くんとお付き合いしてるのよね?」
思いつめたみのりさんから目がそらせない。
それは違う。そう言えばいい。本当のことだ。私たちは付き合っていたかもしれないが、もう終わったのだ。
「だったらどうしますか。別れて欲しいって、言いに来たんですか?」
言えない。それを言葉にしたら、本当に終わってしまう気がして。怜司さんを好きな気持ちまでも、本当に終わらせなきゃいけなくなる気がして。
「違うわ」
「違うって?」
「私が怜司くんに無理を言ってる自覚はあるの。それでも私には彼が必要だから、諦めるなんて出来そうにない。だからもし彼に好きな人がいても、それは知らないふりをしようって思ってる。でもこれだけは知っていて欲しいの。私と怜司くんは結婚するわ。だからあなたは彼の恋人にはなれても、妻になれるなんて夢を見たりしないでって」
みのりさんもそれを望むのか。絶望が私を襲う。好きな人と幸せになりたい。ただそれだけを思う気持ちさえも、彼らの前では罪なのだ。
「あなたみたいな綺麗な人が結婚を望まないわけはないわ。でも怜司くんを私たちから取り上げないで」
「……そんな心配はしないでください」
そうとしか言えない私の心を、彼女は見透かす。
「嘘は言わないで。怜司くんがなぜあなたを既婚者だなんて誤解してるかまでは知らない。でも誤解してるから、怜司くんはあなたとの結婚を望まないのよね? だったら、誤解したままにしておいて。彼の心の中にあなたがいようと、私は見ないふりするから」
「ご自分のおっしゃってる意味がわかってますか?」
「わかってるわ。それほど怜司くんが必要なの。あなたが結婚を望まなければ、怜司くんは私から離れたりしないって確信してる」
強い彼女の眼差しに私は震える。私に足りないものを彼女は持っている。彼を必要とする強い思いは、私よりもきっと。
「怜司さんのこと……誰よりもわかっていらっしゃるんですね」
「ええ、わかってるわ。私の愛した人に、よく似てるから」
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