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受付嬢妹に甘やかされたい(3)
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目の前に突き出された豊満な胸に、アルベルトは思わず音を立てて唾を飲み込んだ。
王国では15歳を成人と定めているので、16歳のシフォンは法律上は立派な大人である。過去に現れた転生者の影響からか他の文化に比べて異様に発展と多様化が進んだ食事と服飾の恩恵を受けて、女性の魅力は飽食の時代に育つ2000年代と遜色ない。
誰にとっても死が間近な世界背景を考えれば同一視はできないが、もしも現代日本に生まれ育っていたらまだ高校生の年齢だ。女子高生のおっぱい、と言い換えるだけで昂ぶってしまうのは前世の業であろう。
「遠慮しないでくださいね」
やはり恥ずかしいのかシフォンの声は震えていた。
しかし、絞り出してくれた折角の勇気を無碍にはしたくない。
右手はシフォンの体に挟まれて抜き出せないので、自由に動かせる左手を
下乳のバージスラインに沿うよう宛てがった。軽く持ち上げて下ろすを繰り返すと、たぷたぷ波打つように揺れ動く。
「おおー……!」
「ふふっ」
思わず歓声を上げると、シフォンは柔らかく微笑んだ。
間近で見た胸は白く滑らかだった。青白い血管が透けて見えるのが妙に官能的に思えた。手の平を広げても溢れ返る大きさで、指を沈めても若く張りがあるのですぐに押し返される。
先端には木苺を思わせる乳首が美味しそうに実っていた。周囲を囲む乳輪は、ここまで大きく膨らんだ乳房もまだ発展途上だというのか、黒ずむことなく綺麗な薄ピンク色を保っている。
「ううゅ……」
フェザータッチで乳房に指先を這わせると羞恥に悶える声が漏れた。
反撃のつもりか手コキが早くなる。視覚と触覚で胸を味わっているお陰で、股間が敏感になりだした。
「わぁっ、アルベルトさん、先端から透明な液体が出てきましたっ!」
我慢汁を初めて見たシフォンが無邪気に報告するので、背徳感が増していく。見る見る内に射精感が高まるがなんとか堪えた。
「んぅ、はふぅぅ……くすぐったいですよ、あぅぅ」
アルベルトもまた負けじとシフォンの胸に刺激を加えた。
人差し指で円を描くように乳房をなぞる。段々と中心に近付いていくと、シフォンの吐息に湿り気を帯びていった。
「ふぅふぅ……んんっ」
羞恥と期待に熱のこもった瞳で見詰められる。
しかしアルベルトは焦らしプレイを続けた。先端のすぐ近くを通るが、乳輪をなぞるだけで決して乳首には触れなかった。
「どうしました?」
「むぅぅ……そうですよね、私が気持ち良くさせてアルベルトさんの治療しないと」
諦めて手コキに集中したところで、アルベルトは顔を上げて舌を乳房に伸ばした。
「ふわぁぁぅぅ……!」
驚きと快感に可愛らしい声が漏れた。
つい笑ってしまったが、エクレール似のジト目で睨まれたので乳房に集中した。
シフォンは左手で上半身を支えてくれたので、無理な体勢を維持せずに済んだ。
「そんなに舐めてほしかったですか?」
「言いませんっ」
柔軟性を失った剛直をぎゅっと握られて、アルベルトは突然の快感に腰が仰け反った。
ニヤリと笑うシフォンにすぐさま仕返しを敢行する。
口の中にたっぷりと唾液を溜めて乳輪までぱくっと咥え込んだ。
「あ! ああっ……ん、ん、んん……んーっっ」
まだ乳首は舐めずに執拗に乳輪を舐め回す。右胸に吸い付いたまま左胸を手の平で優しく撫で回した。
立て続けに襲う刺激に、シフォンの余裕がなくなっていくのが分かる。手コキの手は止まらないが動きが雑になっていた。
「アルベルトさん……お願い、しますっ……舐めてください」
「どこを舐められたいの?」
「……うぅぅ」
羞恥に顔を真赤に染める。
何度も言い淀んで、ようやく口にした。
「乳首を舐めてください」
アルベルトは淫靡に輝く乳首に吸い付いた。
丹念に唾液を染み込ませたので、シフォンは慣れない快楽にもすぐに呑まれていった。
「ああうう、気持ち良い、ですっ……んに、んぃぅ……」
声を堪らえようとして吐息混じりの独特な喘ぎ声が漏れる。普段の声よりも高く感じているのが伝わってきて、こちらまで興奮してしまう。
「上手、ですよ……ふふっ、美味しいですかぁ?」
シフォンの手がまた優しく髪を梳いた。
興奮が一周回って冷静なのか「授乳手コキプレイ」という言葉が浮かび上がる。シフォンはこれが初体験で性癖が歪まないか少しだけ心配になった。
もしも鏡があって自分の姿を見たらどう思うだろう?
アルベルトはそれを自分自身に当てはめて、急激に恥ずかしくなった。年下の女の子にあやされながらおっぱいを吸って、ちんこを扱かれている。それなんてエロゲ案件であると同時に、良い大人が見せる姿ではない気がした。
いや、でも世の中にはエイジプレイとかあるし気にすることもないような――
「アルベルトさん、もうおっぱいはいいのかな?」
心を読んだような追撃に耐えられず、とにかく見られたくなくてシフォンのお腹に顔を埋めた。
「お、お腹はだめですっ!」
何故か胸を舐められても構わないのに、押し返されてしまった。
「シトロンちゃんと違って……そのぉ……」
どうやら体型を気にしているようだった。
確かに同じようなスタイルのシトロンと比較してしまうのは理解できるが、冒険者に比べればどれだけ激務のギルド職員であっても運動量が段違いだ。
シトロンは出るところは出て引っ込むところは引っ込む、まさにボン・キュッ・ボンという表現が似合う引き締まったアスリート体型だ。それで余計に本人は大きい胸や尻を嫌っているのだからうまくいかないものだ。
「俺はシフォンさんの抱き心地が良い感じは好きですよ」
「す、好き……」
お腹に触れてみたが太っているわけないようだ。柔らかく肉付きの良いふわふわボディは色っぽいと言うべきだろう。多くの男性は魅了されて、女性自身からも羨ましがられているに違いない
この身体を堪能できるのであれば、もはや羞恥心なんて捨て置こう。
覚悟を決めたアルベルトは再び乳房に吸い付いた。
大きく口に含んで、固くなった乳首を唇に挟み込んで甘噛みする。
「あんっ、ひぃう、それっ、強いですっ……ああ、アルベルトさぁん」
甘い声に思考まで蕩けてしまう。
シフォンはアルベルトの頭を抱き寄せて、胸に押し寄せる快楽を逃さないように貪欲に追い求めた。
男根を扱く手も再び動き出した。先走りに溢れたカウパー液が潤滑油になって雁首を強めに擦られても痛みはない。コツを掴んだのかシフォンの汗ばんだ手が吸い付いて的確に刺激を加える。
「くうぅぅ、シフォンさん……!」
「はい、出して、ください……ああ、あんっ、私でたくさん気持ちよくなったって……一杯出してっ」
高まる射精感が限界を迎えた。
奥底から溢れ出した精液が鈴口から激しく飛び出す。シフォンの手が亀頭を包み込むように押さえていたので、精液は飛び散らずに済んだ。
どろどろに汚れたシフォンの手と、勢いを失って垂れ流された白濁液が陰茎を伝って陰毛に絡み付いていた。
「お掃除しますね」
「えっ……ああ、流石に……そうはならないか」
「どうしました?」
「いいえ! なんでもないです!」
少しだけ舐め取ってくれることを期待したが、ハンカチを取り出して手や股間の周りを拭ってくれた。それはそれでなんだかエロティックで、再びスタンバイしそうになった節操なしの息子をさっさとズボンに押し込んだ。
「確りと治りましたね」
「あはは……ええ、はい」
シフォンの剥き出しになった巨乳を視界から外しながら頷く。
「ご、ごめんなさい、こんな状態だとまたなっちゃいますよね」
シフォンは慌ててブラジャーを付け直して服装を整えた。
「……それに換気をしないとですね」
自分達も同じ臭いを纏っているので気付いてないだけだが、誰かが入ってくれば即座に異臭に気付くだろう。
先程までの情事がまるで嘘のように、二人でテキパキと証拠隠滅を図った。その冷静な行動のお陰ですっかり興奮は冷めていった。
何事もなかったように碧蓮教の資料をまとめ終わるとシフォンは資料整理に戻ろうとして――覚悟を決めた顔で振り返った。
「……アルベルトさん、前にお姉ちゃんのことをお願いしたのを覚えていらっしゃいますか」
「ええ、もちろんです」
「今でもその想いは変わっていないです。でも私は私の気持ちも我慢しないことにしました」
アルベルトは何も答えなかった。
答えを出せないことをシフォンも分かっているようだった。ただ逃げないで向き合うことを求めているのは伝わってきた。
「これからも私達を、よろしくお願いしますね」
いつものように微笑む姿に、アルベルトもまたいつものように笑い返した。
王国では15歳を成人と定めているので、16歳のシフォンは法律上は立派な大人である。過去に現れた転生者の影響からか他の文化に比べて異様に発展と多様化が進んだ食事と服飾の恩恵を受けて、女性の魅力は飽食の時代に育つ2000年代と遜色ない。
誰にとっても死が間近な世界背景を考えれば同一視はできないが、もしも現代日本に生まれ育っていたらまだ高校生の年齢だ。女子高生のおっぱい、と言い換えるだけで昂ぶってしまうのは前世の業であろう。
「遠慮しないでくださいね」
やはり恥ずかしいのかシフォンの声は震えていた。
しかし、絞り出してくれた折角の勇気を無碍にはしたくない。
右手はシフォンの体に挟まれて抜き出せないので、自由に動かせる左手を
下乳のバージスラインに沿うよう宛てがった。軽く持ち上げて下ろすを繰り返すと、たぷたぷ波打つように揺れ動く。
「おおー……!」
「ふふっ」
思わず歓声を上げると、シフォンは柔らかく微笑んだ。
間近で見た胸は白く滑らかだった。青白い血管が透けて見えるのが妙に官能的に思えた。手の平を広げても溢れ返る大きさで、指を沈めても若く張りがあるのですぐに押し返される。
先端には木苺を思わせる乳首が美味しそうに実っていた。周囲を囲む乳輪は、ここまで大きく膨らんだ乳房もまだ発展途上だというのか、黒ずむことなく綺麗な薄ピンク色を保っている。
「ううゅ……」
フェザータッチで乳房に指先を這わせると羞恥に悶える声が漏れた。
反撃のつもりか手コキが早くなる。視覚と触覚で胸を味わっているお陰で、股間が敏感になりだした。
「わぁっ、アルベルトさん、先端から透明な液体が出てきましたっ!」
我慢汁を初めて見たシフォンが無邪気に報告するので、背徳感が増していく。見る見る内に射精感が高まるがなんとか堪えた。
「んぅ、はふぅぅ……くすぐったいですよ、あぅぅ」
アルベルトもまた負けじとシフォンの胸に刺激を加えた。
人差し指で円を描くように乳房をなぞる。段々と中心に近付いていくと、シフォンの吐息に湿り気を帯びていった。
「ふぅふぅ……んんっ」
羞恥と期待に熱のこもった瞳で見詰められる。
しかしアルベルトは焦らしプレイを続けた。先端のすぐ近くを通るが、乳輪をなぞるだけで決して乳首には触れなかった。
「どうしました?」
「むぅぅ……そうですよね、私が気持ち良くさせてアルベルトさんの治療しないと」
諦めて手コキに集中したところで、アルベルトは顔を上げて舌を乳房に伸ばした。
「ふわぁぁぅぅ……!」
驚きと快感に可愛らしい声が漏れた。
つい笑ってしまったが、エクレール似のジト目で睨まれたので乳房に集中した。
シフォンは左手で上半身を支えてくれたので、無理な体勢を維持せずに済んだ。
「そんなに舐めてほしかったですか?」
「言いませんっ」
柔軟性を失った剛直をぎゅっと握られて、アルベルトは突然の快感に腰が仰け反った。
ニヤリと笑うシフォンにすぐさま仕返しを敢行する。
口の中にたっぷりと唾液を溜めて乳輪までぱくっと咥え込んだ。
「あ! ああっ……ん、ん、んん……んーっっ」
まだ乳首は舐めずに執拗に乳輪を舐め回す。右胸に吸い付いたまま左胸を手の平で優しく撫で回した。
立て続けに襲う刺激に、シフォンの余裕がなくなっていくのが分かる。手コキの手は止まらないが動きが雑になっていた。
「アルベルトさん……お願い、しますっ……舐めてください」
「どこを舐められたいの?」
「……うぅぅ」
羞恥に顔を真赤に染める。
何度も言い淀んで、ようやく口にした。
「乳首を舐めてください」
アルベルトは淫靡に輝く乳首に吸い付いた。
丹念に唾液を染み込ませたので、シフォンは慣れない快楽にもすぐに呑まれていった。
「ああうう、気持ち良い、ですっ……んに、んぃぅ……」
声を堪らえようとして吐息混じりの独特な喘ぎ声が漏れる。普段の声よりも高く感じているのが伝わってきて、こちらまで興奮してしまう。
「上手、ですよ……ふふっ、美味しいですかぁ?」
シフォンの手がまた優しく髪を梳いた。
興奮が一周回って冷静なのか「授乳手コキプレイ」という言葉が浮かび上がる。シフォンはこれが初体験で性癖が歪まないか少しだけ心配になった。
もしも鏡があって自分の姿を見たらどう思うだろう?
アルベルトはそれを自分自身に当てはめて、急激に恥ずかしくなった。年下の女の子にあやされながらおっぱいを吸って、ちんこを扱かれている。それなんてエロゲ案件であると同時に、良い大人が見せる姿ではない気がした。
いや、でも世の中にはエイジプレイとかあるし気にすることもないような――
「アルベルトさん、もうおっぱいはいいのかな?」
心を読んだような追撃に耐えられず、とにかく見られたくなくてシフォンのお腹に顔を埋めた。
「お、お腹はだめですっ!」
何故か胸を舐められても構わないのに、押し返されてしまった。
「シトロンちゃんと違って……そのぉ……」
どうやら体型を気にしているようだった。
確かに同じようなスタイルのシトロンと比較してしまうのは理解できるが、冒険者に比べればどれだけ激務のギルド職員であっても運動量が段違いだ。
シトロンは出るところは出て引っ込むところは引っ込む、まさにボン・キュッ・ボンという表現が似合う引き締まったアスリート体型だ。それで余計に本人は大きい胸や尻を嫌っているのだからうまくいかないものだ。
「俺はシフォンさんの抱き心地が良い感じは好きですよ」
「す、好き……」
お腹に触れてみたが太っているわけないようだ。柔らかく肉付きの良いふわふわボディは色っぽいと言うべきだろう。多くの男性は魅了されて、女性自身からも羨ましがられているに違いない
この身体を堪能できるのであれば、もはや羞恥心なんて捨て置こう。
覚悟を決めたアルベルトは再び乳房に吸い付いた。
大きく口に含んで、固くなった乳首を唇に挟み込んで甘噛みする。
「あんっ、ひぃう、それっ、強いですっ……ああ、アルベルトさぁん」
甘い声に思考まで蕩けてしまう。
シフォンはアルベルトの頭を抱き寄せて、胸に押し寄せる快楽を逃さないように貪欲に追い求めた。
男根を扱く手も再び動き出した。先走りに溢れたカウパー液が潤滑油になって雁首を強めに擦られても痛みはない。コツを掴んだのかシフォンの汗ばんだ手が吸い付いて的確に刺激を加える。
「くうぅぅ、シフォンさん……!」
「はい、出して、ください……ああ、あんっ、私でたくさん気持ちよくなったって……一杯出してっ」
高まる射精感が限界を迎えた。
奥底から溢れ出した精液が鈴口から激しく飛び出す。シフォンの手が亀頭を包み込むように押さえていたので、精液は飛び散らずに済んだ。
どろどろに汚れたシフォンの手と、勢いを失って垂れ流された白濁液が陰茎を伝って陰毛に絡み付いていた。
「お掃除しますね」
「えっ……ああ、流石に……そうはならないか」
「どうしました?」
「いいえ! なんでもないです!」
少しだけ舐め取ってくれることを期待したが、ハンカチを取り出して手や股間の周りを拭ってくれた。それはそれでなんだかエロティックで、再びスタンバイしそうになった節操なしの息子をさっさとズボンに押し込んだ。
「確りと治りましたね」
「あはは……ええ、はい」
シフォンの剥き出しになった巨乳を視界から外しながら頷く。
「ご、ごめんなさい、こんな状態だとまたなっちゃいますよね」
シフォンは慌ててブラジャーを付け直して服装を整えた。
「……それに換気をしないとですね」
自分達も同じ臭いを纏っているので気付いてないだけだが、誰かが入ってくれば即座に異臭に気付くだろう。
先程までの情事がまるで嘘のように、二人でテキパキと証拠隠滅を図った。その冷静な行動のお陰ですっかり興奮は冷めていった。
何事もなかったように碧蓮教の資料をまとめ終わるとシフォンは資料整理に戻ろうとして――覚悟を決めた顔で振り返った。
「……アルベルトさん、前にお姉ちゃんのことをお願いしたのを覚えていらっしゃいますか」
「ええ、もちろんです」
「今でもその想いは変わっていないです。でも私は私の気持ちも我慢しないことにしました」
アルベルトは何も答えなかった。
答えを出せないことをシフォンも分かっているようだった。ただ逃げないで向き合うことを求めているのは伝わってきた。
「これからも私達を、よろしくお願いしますね」
いつものように微笑む姿に、アルベルトもまたいつものように笑い返した。
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