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第2章 チートになれたので自重しません
029 フラグだと思ったでしょ?
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しかし何で自分なんかを同伴されようとするのだろうか?
お詫びと言ってたが、信じられない。
「本音は何ですか?」
「2つありますね」
「2つ?」
「1つは一人旅出来る冒険者を無料で雇えるという事です。そうすれば盗賊も怖くないでしょう。
もう1つは本当に親切心ですよ。その格好では、絶対に帝都に入る前に止められます。
自分達と同行していれば、通過出来ますよ」
「なるほど……」
よく考えてみたら、俺の後ろから来た商隊だ。
って事は、あの盗賊達と出会ったのかもしれない。俺がやった事を知っているのでは?
そして入都検査。そうか、入れないか。
まぁ不審者と言われるくらいだもんな。俺が受付だったら拒否するわ。
う~ん、一長一短って感じだなぁ。
俺からも条件を出すか。
「自分は弱いですよ? 戦力にならないと思いますけど?」
「大丈夫です。戦力は揃っています。あくまでサブ的な感じで結構です」
「それなら、なおさら同行の必要が無いのでは?」
「はっきり言いましょう。貴方を弱いと思っていません」
「それは何故?」
「まぁカンですかね。貴方を倒せる気がしないんですよ」
もしかしたら、この人、無茶苦茶強いのかもしれない。
で、野生の勘で、合羽の強さに気付いたのかも?
脱いでたらスルーされたかもね。
「……判りました。同行します。よろしくお願いします」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
「それにしても、突然態度が変わりましたね。敬語とか使ってますし」
「こっちが本性ですよ。さっきは貴方が怖くて威勢を張ってました」
そうだったのか。
俺のようなザコに強がらなくても良いのに。
「私はボガスと言います。帝都で商会もやってますので、是非ともご利用をお待ちしています」
「自分はキョウヤです。よろしくお願いします」
商会のトップだったとは!
「ささ、馬車の中にどうぞ。おい、出発だ!」
「自分も中で良いんですか?」
「ええ。今持っている商品もお見せしたいですから」
早速商売しようとしてるー! やり手だ、この人ー!
「これはですね火を付ける為の道具です!
あっ、今、それくらい魔法で付ければ良いと思いましたね?
でも大丈夫ですか? 家で使うならともかく、冒険中は少しの魔力も大事にしたいはず。
そこでこの商品の出番です! このヒモを引っ張ると、この通り! 筒の先から小さい火が出ます。
大きさもこの通りコンパクト! しかもこの商品は使い捨てでは無いんです!
ここ、そう、ここの部分を交換すると、また火が出せるようになります!
今なら50トルの所を30トルで販売致します!
更に! 今お買い上げ頂くと、交換部品もお一つ付属させて頂きます! それでお値段据え置きの30トル!」
通販番組を見ている気分です。
そして俺は、この手の番組に弱い人間です。
勿論購入しました。してしまいました。
商売上手めっ! くっ、殺せ!
金を使わない為に徒歩移動にしたのに、道中で買い物をしてしまっては本末転倒。
もうこれ以上は買わないぞ!
フラグだと思ったでしょ?
そうです。帝都に着くまでに他に2つも購入してしまいました……。
1つはニオイ消しの液体。塗ると匂いが消えるらしい。
風呂に入れない自分の体臭を消す他に、狩りの時にも使えるそうです。
もう1つは水の安全性を調べる試験薬みたいなヒモ。
水に漬けて、色が変わったら飲めない水らしい。ある程度の毒なら感知も出来るらしい。ある程度ってどれくらいだ?
買った3つは、どれもこれも便利なような要らないような品物。
騙されたような良い物を買ったような……。
ま、帝都に無事に入れたので、入場料だと思うとしよう。
「ではここでお別れですね」
「助かりました」
「いえいえ、こちらこそ。
そうそう、もし宿をお探しならプラホという宿がオススメですよ」
「覚えておきます」
「ではこれで」
帝都に入って少しの所にバス停、じゃないや、馬車を止める所があり、そこで別れた。
とりあえず、オススメされた宿に行ってみようか。
お詫びと言ってたが、信じられない。
「本音は何ですか?」
「2つありますね」
「2つ?」
「1つは一人旅出来る冒険者を無料で雇えるという事です。そうすれば盗賊も怖くないでしょう。
もう1つは本当に親切心ですよ。その格好では、絶対に帝都に入る前に止められます。
自分達と同行していれば、通過出来ますよ」
「なるほど……」
よく考えてみたら、俺の後ろから来た商隊だ。
って事は、あの盗賊達と出会ったのかもしれない。俺がやった事を知っているのでは?
そして入都検査。そうか、入れないか。
まぁ不審者と言われるくらいだもんな。俺が受付だったら拒否するわ。
う~ん、一長一短って感じだなぁ。
俺からも条件を出すか。
「自分は弱いですよ? 戦力にならないと思いますけど?」
「大丈夫です。戦力は揃っています。あくまでサブ的な感じで結構です」
「それなら、なおさら同行の必要が無いのでは?」
「はっきり言いましょう。貴方を弱いと思っていません」
「それは何故?」
「まぁカンですかね。貴方を倒せる気がしないんですよ」
もしかしたら、この人、無茶苦茶強いのかもしれない。
で、野生の勘で、合羽の強さに気付いたのかも?
脱いでたらスルーされたかもね。
「……判りました。同行します。よろしくお願いします」
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
「それにしても、突然態度が変わりましたね。敬語とか使ってますし」
「こっちが本性ですよ。さっきは貴方が怖くて威勢を張ってました」
そうだったのか。
俺のようなザコに強がらなくても良いのに。
「私はボガスと言います。帝都で商会もやってますので、是非ともご利用をお待ちしています」
「自分はキョウヤです。よろしくお願いします」
商会のトップだったとは!
「ささ、馬車の中にどうぞ。おい、出発だ!」
「自分も中で良いんですか?」
「ええ。今持っている商品もお見せしたいですから」
早速商売しようとしてるー! やり手だ、この人ー!
「これはですね火を付ける為の道具です!
あっ、今、それくらい魔法で付ければ良いと思いましたね?
でも大丈夫ですか? 家で使うならともかく、冒険中は少しの魔力も大事にしたいはず。
そこでこの商品の出番です! このヒモを引っ張ると、この通り! 筒の先から小さい火が出ます。
大きさもこの通りコンパクト! しかもこの商品は使い捨てでは無いんです!
ここ、そう、ここの部分を交換すると、また火が出せるようになります!
今なら50トルの所を30トルで販売致します!
更に! 今お買い上げ頂くと、交換部品もお一つ付属させて頂きます! それでお値段据え置きの30トル!」
通販番組を見ている気分です。
そして俺は、この手の番組に弱い人間です。
勿論購入しました。してしまいました。
商売上手めっ! くっ、殺せ!
金を使わない為に徒歩移動にしたのに、道中で買い物をしてしまっては本末転倒。
もうこれ以上は買わないぞ!
フラグだと思ったでしょ?
そうです。帝都に着くまでに他に2つも購入してしまいました……。
1つはニオイ消しの液体。塗ると匂いが消えるらしい。
風呂に入れない自分の体臭を消す他に、狩りの時にも使えるそうです。
もう1つは水の安全性を調べる試験薬みたいなヒモ。
水に漬けて、色が変わったら飲めない水らしい。ある程度の毒なら感知も出来るらしい。ある程度ってどれくらいだ?
買った3つは、どれもこれも便利なような要らないような品物。
騙されたような良い物を買ったような……。
ま、帝都に無事に入れたので、入場料だと思うとしよう。
「ではここでお別れですね」
「助かりました」
「いえいえ、こちらこそ。
そうそう、もし宿をお探しならプラホという宿がオススメですよ」
「覚えておきます」
「ではこれで」
帝都に入って少しの所にバス停、じゃないや、馬車を止める所があり、そこで別れた。
とりあえず、オススメされた宿に行ってみようか。
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