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3章 王子サマの帰省
最強で最凶のタッグ
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「「「ぽーちゃん?」」」
紀伊助、剛磨、篁さんの声が揃った。
「あら紀伊助ちゃん、お母様のお名前忘れた訳じゃないでしょうに?」
頬に手をあて、困った子ね、という表情の石長比売。
「あー、ポケイレンカ、なの。だからぽーちゃんなの?」
「そうよ、私は貴方のお母様、ぽーちゃんが大好きなの。
だから今回炎乃香さんがぽーちゃんとママ友会をするって言うから、喜んで着いて来たのに。
そんなぽーちゃんを騙そうとするなんて、炎乃香さんにちょっと怒りがわいちゃって。
そしたら、ちょうど、なんかスゴいハシビロコウが来たから、重しをお願いしちゃった」
「「「はい???」」」
またもや紀伊助、剛磨、篁さんの声が揃う。
話せば話すほど疑問がわいてくる。
「えーっと、母さまは何処なの?」
「?お家の中に居るわよ?」
何でそんな事を聞くのかわからない石長比売
「イワママは何でお外に出てたの?」
「あらやだ、ちょっと表にツラ貸せや、なんて言ってないわよ?」
おほほほと言いながら目が泳ぐ石長比売。
「「言ったんだね!!」」
紀伊助と剛磨の声が揃う。
うん、息子達は知っている。石長比売、キレたら物理に出るタイプのようだ。
そしてきっと嘘もつけない素直な性格。これで人並みの容姿、ゲフン、言わぬが花という諺もある。
「じゃぁ、クソ婆ぁの野望も潰えたということで、お家で皆でまったりするの!!」
紀伊助は石長比売に向かって両手を広げ、抱っこおねだりポーズである。
「うふふふ、そうね、久しぶりに紀伊助ちゃんや剛磨ともお話出来るなんて、やっぱり来て良かったわ!」
なんのためらいもなく紀伊助を抱っこし、頬ずりしながら家に向かう石長比売とその後ろを着いていく剛磨と篁さん。
「え?疑問が何も解決してませんけど?!」
並男が唯一叫ぶが
「お家でお茶飲みながら話せば良いの!置いてくよの?ちなみに、一緒じゃないとお家に入れないからね!」
「なんですか、ソレ?!」
と叫びつつ、最後の不穏な言葉に、慌てて着いていく並男。
この人達、後で迎えに来よう、なぁんて言って、違う話しになったら絶対自分の事忘れる、と確信したのである。
紀伊助、剛磨、篁さんの声が揃った。
「あら紀伊助ちゃん、お母様のお名前忘れた訳じゃないでしょうに?」
頬に手をあて、困った子ね、という表情の石長比売。
「あー、ポケイレンカ、なの。だからぽーちゃんなの?」
「そうよ、私は貴方のお母様、ぽーちゃんが大好きなの。
だから今回炎乃香さんがぽーちゃんとママ友会をするって言うから、喜んで着いて来たのに。
そんなぽーちゃんを騙そうとするなんて、炎乃香さんにちょっと怒りがわいちゃって。
そしたら、ちょうど、なんかスゴいハシビロコウが来たから、重しをお願いしちゃった」
「「「はい???」」」
またもや紀伊助、剛磨、篁さんの声が揃う。
話せば話すほど疑問がわいてくる。
「えーっと、母さまは何処なの?」
「?お家の中に居るわよ?」
何でそんな事を聞くのかわからない石長比売
「イワママは何でお外に出てたの?」
「あらやだ、ちょっと表にツラ貸せや、なんて言ってないわよ?」
おほほほと言いながら目が泳ぐ石長比売。
「「言ったんだね!!」」
紀伊助と剛磨の声が揃う。
うん、息子達は知っている。石長比売、キレたら物理に出るタイプのようだ。
そしてきっと嘘もつけない素直な性格。これで人並みの容姿、ゲフン、言わぬが花という諺もある。
「じゃぁ、クソ婆ぁの野望も潰えたということで、お家で皆でまったりするの!!」
紀伊助は石長比売に向かって両手を広げ、抱っこおねだりポーズである。
「うふふふ、そうね、久しぶりに紀伊助ちゃんや剛磨ともお話出来るなんて、やっぱり来て良かったわ!」
なんのためらいもなく紀伊助を抱っこし、頬ずりしながら家に向かう石長比売とその後ろを着いていく剛磨と篁さん。
「え?疑問が何も解決してませんけど?!」
並男が唯一叫ぶが
「お家でお茶飲みながら話せば良いの!置いてくよの?ちなみに、一緒じゃないとお家に入れないからね!」
「なんですか、ソレ?!」
と叫びつつ、最後の不穏な言葉に、慌てて着いていく並男。
この人達、後で迎えに来よう、なぁんて言って、違う話しになったら絶対自分の事忘れる、と確信したのである。
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