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チィちゃん、夢のキラキラ学園生活
幕間 天界も縦社会の弊害が
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下級天使視点
「大天使様!可及的速やかな対処を求めます!クソ女神案件です!!」
「え?この前、イツキの魂にちょっかいかけて、時間を巻き戻しさせるまで行った件で、今、謹慎中じゃなかった?」
「イツキには手出ししてません。が、新たなオモチャを見つけ出したようで…」
「はぁああああ?どういう事?」
「イツキの生まれ変わりの家に祝福かけて、変なのが来たらわかるようにしてたら…」
「してたら?」
「とんでもなく嫌な気配が有ったので見に行ったら、
〝女神のイタズラによる転生者〞
ってのがおりました。
しかもアレ、自分の都合の良いところだけ切り取って独自解釈します。世界は自分中心に回ってるヒロイン思考の持ち主です。
私が降臨したのを見て、自分に祝福を授けに来たとか、女神が関わってるなら女神の愛し子だとかいいだして、神殿に向かってます。
女神に変な事頼んだりする前に、対策を!!」
「よし、報告書を出せ!!すぐに回す!!」
「報告書作ってる場合じゃないです!!アレは無駄にバイタリティーに溢れています!!女神に届く前に先に根回しを!案件を上にあげて下さい!」
「一応、話はしてくるが、まず報告書を作れ!じゃないと動かんのも知っとるだろう!!」
「ああああああああ、ま、間に合わない気がする…ワシの第六感がそう言ってる」
「可能な限り、急げ!!!」
「は、はいいぃぃぃ…」
大天使様、何処まで話あげてくれるかのぉ。
女神も自分が面白いと思ったらさくさく動いてしまうしのぉ。
いやもう、どっから書けば良いんじゃ?
イツキの生まれ変わりの家に祝福授けて見張ってたら、女神のイタズラによる転生者を見つけました、で良いのかの?
そいつ、エリカ・オーキッドが無類の男好きで、すでに唯一を見つけているイツキの生まれ変わりの1人であるシラヌイと、もう1人の生まれ変わりであるイチイの唯一であるエミリオの2人を狙っている。
この4人を引き離そうもんなら、それこそまた世界は滅びを迎えるだろう、と。
しかもエリカは、全世界の権力者、いい男を自分に侍らせる目的で、女神の愛し子という称号を欲しており、神殿に頼みに向かっているから、至急対策を求める、と。
とりあえず、急いでいるから、これで良いかのぉ。
「大天使様!簡易ですが経過をまとめたものを作りました!至急お願いします!!」
「よしわかった、行ってくる!!」
頼みますよ、我が上司どの!!
2時間後。
「おーい、なんで、お前がイツキの生まれ変わりと交流があるのか、説明を求める、だそうだ…」
「え?そっから!?いやもうあの小娘、神殿に着いてるでしょうよ!!」
「おぅ、下界からザワザワと女神様を慕う声が登ってきている。
真意を問う思いや、先走って言祝ぐ言葉なんかも、だよ」
「アレが女神の愛し子になんて認識されたら、また世界は大混乱になりますよ!!」
「うん、アレがオカシイのは、私も見た。アレはダメだ。
でも、あのクソ女神のオモチャには最適かもしれん。どんな目に遭っても、なんか、同情とかしないだろう?」
「いやいやいやいやいや!!アレを女神がオモチャにしたら、イツキの再来達が迷惑するんですって!
そんでもって、キレたら、ホントに不味いですよ?!
なんせ、イツキの再来、2人居るんですからね?!しかも、唯一のエミリオまで、前回イツキの魂入ったその名残か、めちゃくちゃ強いんですよ?!イツキの力が前回の2.5倍だと思ってください!
それがキレて暴れたら、ってか、あの3人のうち1人でも魔王に成ったらどうすんですか?!」
「えー、成らんだろう?唯一がちゃんといて、しかも、強いんだろう?」
「シラヌイの唯一、ユーディリアは、ちょっととぼけてるんですよ!
あの嬢ちゃんが権力者に狙われて、傷つけられでもしたら、魔王が3人誕生しますよ?!」
「あ、じゃぁ、その子が守られるように、誰か加護を付けてくれるか頼んでみよう」
「ダメです!!!
それこそ権力者に狙われるでしょう!
しかも、あの小娘がユーディリアに無駄に嫉妬しますって!!自分より目立とうとするやつは躊躇なく消すタイプですよ、アレは!!
それこそエミリオ達を怒らせる悪手です!!!
ってか、あの小娘は女神の愛し子でもなんでもない、と、さっさと下界に通知してください!!
それが先です!!!」
~キュワッキュワッキュワッ!!!
緊急警報!緊急警報!!
女神様より、下界に神託が降ろされました。
新しい称号・女神の玩具
が発令されました。
尚、下界では〝女神の**〞としか表示できていない模様。天界の皆さん、災害対策本部を立ち上げて下さい~
……遅かったぁ。
エミリオにどう説明しようかのぉ…
「大天使様!可及的速やかな対処を求めます!クソ女神案件です!!」
「え?この前、イツキの魂にちょっかいかけて、時間を巻き戻しさせるまで行った件で、今、謹慎中じゃなかった?」
「イツキには手出ししてません。が、新たなオモチャを見つけ出したようで…」
「はぁああああ?どういう事?」
「イツキの生まれ変わりの家に祝福かけて、変なのが来たらわかるようにしてたら…」
「してたら?」
「とんでもなく嫌な気配が有ったので見に行ったら、
〝女神のイタズラによる転生者〞
ってのがおりました。
しかもアレ、自分の都合の良いところだけ切り取って独自解釈します。世界は自分中心に回ってるヒロイン思考の持ち主です。
私が降臨したのを見て、自分に祝福を授けに来たとか、女神が関わってるなら女神の愛し子だとかいいだして、神殿に向かってます。
女神に変な事頼んだりする前に、対策を!!」
「よし、報告書を出せ!!すぐに回す!!」
「報告書作ってる場合じゃないです!!アレは無駄にバイタリティーに溢れています!!女神に届く前に先に根回しを!案件を上にあげて下さい!」
「一応、話はしてくるが、まず報告書を作れ!じゃないと動かんのも知っとるだろう!!」
「ああああああああ、ま、間に合わない気がする…ワシの第六感がそう言ってる」
「可能な限り、急げ!!!」
「は、はいいぃぃぃ…」
大天使様、何処まで話あげてくれるかのぉ。
女神も自分が面白いと思ったらさくさく動いてしまうしのぉ。
いやもう、どっから書けば良いんじゃ?
イツキの生まれ変わりの家に祝福授けて見張ってたら、女神のイタズラによる転生者を見つけました、で良いのかの?
そいつ、エリカ・オーキッドが無類の男好きで、すでに唯一を見つけているイツキの生まれ変わりの1人であるシラヌイと、もう1人の生まれ変わりであるイチイの唯一であるエミリオの2人を狙っている。
この4人を引き離そうもんなら、それこそまた世界は滅びを迎えるだろう、と。
しかもエリカは、全世界の権力者、いい男を自分に侍らせる目的で、女神の愛し子という称号を欲しており、神殿に頼みに向かっているから、至急対策を求める、と。
とりあえず、急いでいるから、これで良いかのぉ。
「大天使様!簡易ですが経過をまとめたものを作りました!至急お願いします!!」
「よしわかった、行ってくる!!」
頼みますよ、我が上司どの!!
2時間後。
「おーい、なんで、お前がイツキの生まれ変わりと交流があるのか、説明を求める、だそうだ…」
「え?そっから!?いやもうあの小娘、神殿に着いてるでしょうよ!!」
「おぅ、下界からザワザワと女神様を慕う声が登ってきている。
真意を問う思いや、先走って言祝ぐ言葉なんかも、だよ」
「アレが女神の愛し子になんて認識されたら、また世界は大混乱になりますよ!!」
「うん、アレがオカシイのは、私も見た。アレはダメだ。
でも、あのクソ女神のオモチャには最適かもしれん。どんな目に遭っても、なんか、同情とかしないだろう?」
「いやいやいやいやいや!!アレを女神がオモチャにしたら、イツキの再来達が迷惑するんですって!
そんでもって、キレたら、ホントに不味いですよ?!
なんせ、イツキの再来、2人居るんですからね?!しかも、唯一のエミリオまで、前回イツキの魂入ったその名残か、めちゃくちゃ強いんですよ?!イツキの力が前回の2.5倍だと思ってください!
それがキレて暴れたら、ってか、あの3人のうち1人でも魔王に成ったらどうすんですか?!」
「えー、成らんだろう?唯一がちゃんといて、しかも、強いんだろう?」
「シラヌイの唯一、ユーディリアは、ちょっととぼけてるんですよ!
あの嬢ちゃんが権力者に狙われて、傷つけられでもしたら、魔王が3人誕生しますよ?!」
「あ、じゃぁ、その子が守られるように、誰か加護を付けてくれるか頼んでみよう」
「ダメです!!!
それこそ権力者に狙われるでしょう!
しかも、あの小娘がユーディリアに無駄に嫉妬しますって!!自分より目立とうとするやつは躊躇なく消すタイプですよ、アレは!!
それこそエミリオ達を怒らせる悪手です!!!
ってか、あの小娘は女神の愛し子でもなんでもない、と、さっさと下界に通知してください!!
それが先です!!!」
~キュワッキュワッキュワッ!!!
緊急警報!緊急警報!!
女神様より、下界に神託が降ろされました。
新しい称号・女神の玩具
が発令されました。
尚、下界では〝女神の**〞としか表示できていない模様。天界の皆さん、災害対策本部を立ち上げて下さい~
……遅かったぁ。
エミリオにどう説明しようかのぉ…
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