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第1章
食料調達
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クンタとこれからよろしくと言い合ったあと、僕とクンタは一緒に朝ごはんを食べるために、食堂へ向かった。
昨日、食堂の棚を確認したところご飯は沢山あった。
クンタと僕は朝ごはんに何を食べるか話しながら食堂の棚を開けた。
その時、信じられない光景が僕の事を襲った。
「なん…で?」
有り余るほどあった食料は全てなくなっていて残っているのはお茶の葉やコーヒー豆ぐらいだった。
水分だけで僕たちのお腹は満たされるはずがない。
でもご飯がない…。
「どうしたのだ?ロン?」
「ご飯が…ない…」
「ふぇ?」
「ご飯がないんだ…」
「そんな…」
ご飯がないということは調達しなければならない。
でも、僕にお金なんてもうない…。
魔王討伐の旅に全て持って行かれたから…。
だから、食料を街で買うことなんて出来ない…。
だとしたら、僕に残されている選択肢は一つだ。
「ロン。わちはご飯を食べる方法を考えたのだ」
「奇遇だなぁ、クンタ。僕もだ!それじゃあせ~ので言おうぜ。せ~の」
「「食材を山から取ってこよう!」」
おぉ、クンタと同じ事を考えていたとは。
ありがたい事にここは山。
山には山菜や猪などがいて、しかも家の近くには川が流れている。
川からは魚が取れる。
お金なんてなくたって食料には困らないはず!
「じゃあクンタ、川魚を取ってきてくれないか?」
「分かったのだ、じゃあロンは猪とかを取ってきてほしいのだ」
「もちろん!山菜だって取ってくるぜ!」
「頼もしいのだ!」
「それじゃあ解散!」
クンタは川の方に向かって走っていった。
行動力が実に素晴らしいって感心してる場合じゃないな。
恐らくもうちょっと道を外れたところに行けばすぐに猪に会えるだろう。
お気に入りのタガーを右手に持ちながら僕は道外れの場所に突っ込んでいった。
すると、少し歩いただけですぐにお目当ての猪さんが見つかった。
魔物が好戦的じゃなくなった事によって警戒心が緩んでいるのか簡単に近づく事ができた。
猪の背後に立ちタガーで首元を斬る!
猪はなにもいわないまま真横に倒れていった。
最小限の傷で倒せたため素材としても充分使えるだろう。
とれたての猪をインベントリに入れると、僕はまた獲物探しを再開した。
獲物探しの道中で山菜を取りつつ進んでいくと、今度は鹿がいた。
先程とおなじようにして鹿の首を斬る。
この鹿も何も言わないまま真横に倒れていった。
「今回はここまでにしとくか」
もっと食料を調達してもいいが、一度にたくさんの生き物を倒すのは生態系に悪影響を及ぼしかねない。
鹿をインベントリに入れると、僕は山小屋に戻った。
山小屋に着くと、クンタが出迎えてくれた。
台所を見ると魚が二匹丁寧に置いてある、
これで食料は整った。
「これから、朝の朝食クッキングを開始する!」
「待ってたのだ!」
昨日、食堂の棚を確認したところご飯は沢山あった。
クンタと僕は朝ごはんに何を食べるか話しながら食堂の棚を開けた。
その時、信じられない光景が僕の事を襲った。
「なん…で?」
有り余るほどあった食料は全てなくなっていて残っているのはお茶の葉やコーヒー豆ぐらいだった。
水分だけで僕たちのお腹は満たされるはずがない。
でもご飯がない…。
「どうしたのだ?ロン?」
「ご飯が…ない…」
「ふぇ?」
「ご飯がないんだ…」
「そんな…」
ご飯がないということは調達しなければならない。
でも、僕にお金なんてもうない…。
魔王討伐の旅に全て持って行かれたから…。
だから、食料を街で買うことなんて出来ない…。
だとしたら、僕に残されている選択肢は一つだ。
「ロン。わちはご飯を食べる方法を考えたのだ」
「奇遇だなぁ、クンタ。僕もだ!それじゃあせ~ので言おうぜ。せ~の」
「「食材を山から取ってこよう!」」
おぉ、クンタと同じ事を考えていたとは。
ありがたい事にここは山。
山には山菜や猪などがいて、しかも家の近くには川が流れている。
川からは魚が取れる。
お金なんてなくたって食料には困らないはず!
「じゃあクンタ、川魚を取ってきてくれないか?」
「分かったのだ、じゃあロンは猪とかを取ってきてほしいのだ」
「もちろん!山菜だって取ってくるぜ!」
「頼もしいのだ!」
「それじゃあ解散!」
クンタは川の方に向かって走っていった。
行動力が実に素晴らしいって感心してる場合じゃないな。
恐らくもうちょっと道を外れたところに行けばすぐに猪に会えるだろう。
お気に入りのタガーを右手に持ちながら僕は道外れの場所に突っ込んでいった。
すると、少し歩いただけですぐにお目当ての猪さんが見つかった。
魔物が好戦的じゃなくなった事によって警戒心が緩んでいるのか簡単に近づく事ができた。
猪の背後に立ちタガーで首元を斬る!
猪はなにもいわないまま真横に倒れていった。
最小限の傷で倒せたため素材としても充分使えるだろう。
とれたての猪をインベントリに入れると、僕はまた獲物探しを再開した。
獲物探しの道中で山菜を取りつつ進んでいくと、今度は鹿がいた。
先程とおなじようにして鹿の首を斬る。
この鹿も何も言わないまま真横に倒れていった。
「今回はここまでにしとくか」
もっと食料を調達してもいいが、一度にたくさんの生き物を倒すのは生態系に悪影響を及ぼしかねない。
鹿をインベントリに入れると、僕は山小屋に戻った。
山小屋に着くと、クンタが出迎えてくれた。
台所を見ると魚が二匹丁寧に置いてある、
これで食料は整った。
「これから、朝の朝食クッキングを開始する!」
「待ってたのだ!」
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