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第1章
悪魔の力
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放たれた魔法はとても強力で至近距離で食らったらひとたまりもないだろう。
ドミテルは勝ちを確信した顔をした。
だが、放たれた魔法はロンに当たる事はなかった。
気づいた時にはロンはドミテルのみぞうちに強烈なパンチを撃ち込んでいた。
パンチを受けたドミテルは後ろの数メートル飛んでいった。
だが、倒れる事はなく立ち続けていた。
「グハッ…さすがは勇者というべきかロン…。私は君のことを甘く見ていたようだ」
「褒めていただきありがとさん」
話が終わると2人は同時に前へ出た。
ドミテルは魔力を拳に集めロンへ殴りかかる。
それをロンは躱しドミテルの顔面を殴る。
顔面を殴られたドミテルがひるんだ瞬間、光魔法をドミテルに放つロン。
悪魔と契約したドミテルには光魔法は効果抜群だ。
ドミテルは地面に仰向けに倒れる。
ドミテルの体からジューという焦げるような音が聞こえてくる。
「グァァァ…から…だが…」
弱ったドミテルの心臓に向かってロンは光魔法を付与したナイフを突き刺す。
今度はタガーで首元を斬ろうとした時。
ドミテルは刺されながらも立ち上がった。
「このままじゃまた負けちゃうなぁ私は…」
「そうか」
「ハハハッ僕に勝ったってロンにとってはどうって事ないか」
「いや…どうって事はあるけど」
「やっぱ…頼るしかないよなぁ…悪魔の力ってやつに」
「あの…話聞いてる?」
ドミテルは着ていた服の袖を捲ると腕についた紋章に魔力をためた手をかざした。
するとドミテルから黒いモヤがまた出てきた。
それも今度より邪気の強いオーラがでてきている。
ロンはバックステップで距離を取ると自分に防御魔法を沢山かける。
それからしばらく魔力をためるとドミテルに向かって光魔法を放つ。
だが、ロンが放った光魔法は何かしらの結界で塞がれた。
しばらくするとモヤは消え去り姿が見えてきた。
先程まではドミテルの体に角と尻尾が生えた姿だったが、今では完全体ではないが悪魔の体に変わっていた。
「ドミテル…一体何をしたんだ?」
「フッフハハハハ!ドミテル?あぁこの契約相手の事か!こいつも馬鹿なやつだ。まさかこの私に意識を譲るとはなぁ!もうこのからだは私のものだ!貴様を倒せばすぐに私は魔王の魔核を取りにいける。そうすれば!この世界は私のものだ!」
「なっ⁈」
「私は早くこの世界を自分のものにしたいのだ」
ドミテル…いや悪魔は話終わると指先から魔法を放った。
その魔法が地面に当たるとそこから半径5メートル以内の場所にクレーターが出来ていた。
「どうだ?大人しくしてればここでは殺さないでおいてやろう。貴様はどうする?」
悪魔はニタニタと気持ちの悪い笑みを浮かべた。
「どうする…か。僕はこの世界でもふもふと一緒にのんびりと山小屋で暮らしたいんだ。だからその話にはのらないでおくよ」
「そうか…。ならば死ね」
悪魔の指先からロンに向けて魔法が放たれた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
どうも作者です。
投稿時間が遅くて申し訳ありません。
しっかりと戦闘描写というのを書くのは今回が初めてでしてどうしようかと考えている間にこんな時間になってしまいました…。
明日はもっと早く投稿できるよう頑張ります!
ドミテルは勝ちを確信した顔をした。
だが、放たれた魔法はロンに当たる事はなかった。
気づいた時にはロンはドミテルのみぞうちに強烈なパンチを撃ち込んでいた。
パンチを受けたドミテルは後ろの数メートル飛んでいった。
だが、倒れる事はなく立ち続けていた。
「グハッ…さすがは勇者というべきかロン…。私は君のことを甘く見ていたようだ」
「褒めていただきありがとさん」
話が終わると2人は同時に前へ出た。
ドミテルは魔力を拳に集めロンへ殴りかかる。
それをロンは躱しドミテルの顔面を殴る。
顔面を殴られたドミテルがひるんだ瞬間、光魔法をドミテルに放つロン。
悪魔と契約したドミテルには光魔法は効果抜群だ。
ドミテルは地面に仰向けに倒れる。
ドミテルの体からジューという焦げるような音が聞こえてくる。
「グァァァ…から…だが…」
弱ったドミテルの心臓に向かってロンは光魔法を付与したナイフを突き刺す。
今度はタガーで首元を斬ろうとした時。
ドミテルは刺されながらも立ち上がった。
「このままじゃまた負けちゃうなぁ私は…」
「そうか」
「ハハハッ僕に勝ったってロンにとってはどうって事ないか」
「いや…どうって事はあるけど」
「やっぱ…頼るしかないよなぁ…悪魔の力ってやつに」
「あの…話聞いてる?」
ドミテルは着ていた服の袖を捲ると腕についた紋章に魔力をためた手をかざした。
するとドミテルから黒いモヤがまた出てきた。
それも今度より邪気の強いオーラがでてきている。
ロンはバックステップで距離を取ると自分に防御魔法を沢山かける。
それからしばらく魔力をためるとドミテルに向かって光魔法を放つ。
だが、ロンが放った光魔法は何かしらの結界で塞がれた。
しばらくするとモヤは消え去り姿が見えてきた。
先程まではドミテルの体に角と尻尾が生えた姿だったが、今では完全体ではないが悪魔の体に変わっていた。
「ドミテル…一体何をしたんだ?」
「フッフハハハハ!ドミテル?あぁこの契約相手の事か!こいつも馬鹿なやつだ。まさかこの私に意識を譲るとはなぁ!もうこのからだは私のものだ!貴様を倒せばすぐに私は魔王の魔核を取りにいける。そうすれば!この世界は私のものだ!」
「なっ⁈」
「私は早くこの世界を自分のものにしたいのだ」
ドミテル…いや悪魔は話終わると指先から魔法を放った。
その魔法が地面に当たるとそこから半径5メートル以内の場所にクレーターが出来ていた。
「どうだ?大人しくしてればここでは殺さないでおいてやろう。貴様はどうする?」
悪魔はニタニタと気持ちの悪い笑みを浮かべた。
「どうする…か。僕はこの世界でもふもふと一緒にのんびりと山小屋で暮らしたいんだ。だからその話にはのらないでおくよ」
「そうか…。ならば死ね」
悪魔の指先からロンに向けて魔法が放たれた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
どうも作者です。
投稿時間が遅くて申し訳ありません。
しっかりと戦闘描写というのを書くのは今回が初めてでしてどうしようかと考えている間にこんな時間になってしまいました…。
明日はもっと早く投稿できるよう頑張ります!
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