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第3章
裏作業
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門を通り首都に入った僕は、まず換金屋に行きまだ売っていなかった魔物の素材を売った。
受け取れたお金は5380万モフだった。
どうやら値段がどんどん高騰しているらしい。
僕は予想以上の収益にウホウホ気分で当初の目的通り食料を買い漁った。
多分…いっぱい買っておけば問題はないだろうと言う事で特に何も考えずに美味しそうだなぁと思ったものを買った。
その際、店の主人達にはしっかりととあることを耳打ちし、あるものを渡した。
店主達は驚いていたが大人しく話を聞いてくれた。
そのあとも、平民が運営するいろんな店の元へ向かった。
気づけば太陽は真上にまで上がっている。
「はぁ~流石に疲れたなぁ。でも、全部の店を回ったんだこれで準備は整った!これでいつ来ても多分大丈夫だな!」
「何が、いつ来ても大丈夫なのかしら?」
「んぅ?」
声のした方を見ると、そこにはあの例の令嬢がいた。
それにしても、よく会うなぁ?この人。
「また会いましたわね。名前はえぇっとなんですっけ?」
「僕の名前はロンだ。そっちは?」
「私の名前はリーナ。リーナ•ウィンディよ」
ウィンディ...どこかで聞いたことがあるようなないような…。
「分からないって感じの顔ね。まぁ良いわ!それで、なんの準備が整ったのかしら?」
令嬢...じゃなくてリーナ嬢が長めの髪をクルクルしながら聞いてくる。
まぁ僕としては困ることはないので一応、店主たちに行った事と同じ事を言っておいた。
話を聞いたリーナ嬢はキョトンとした顔でこっちを見ている。
「そんな事を伝えてあなたになんのメリットかありますの?」
「メリット…」
メリットがあるかないかと言われたら別にないけども…。
「ないのかしら?」
「うぅ~ん、まぁ僕の心の問題っいう感じだな。僕はできる限り善の人間でいたいから」
「人の腕を斬り落としたりボコボコにしてる時点で善とは程遠いと思うけど…」
そう言われるとここ最近やった事が頭の中でフラッシュバックしてくる。
確かに…まぁ善とは言えない気がしてきた…。
「まぁでも、やらない善よりやる偽善って言うだろ?そういう物だよ」
「変わってるのね?」
「まぁそうかもな」
この後、少し話して僕たちは別れた。
というか、令嬢があんなにぶらついてて良いのかよ。
そんな事を思いながら僕は山小屋へと帰るために帰路に着く事にした。
だが、いち早く帰ろうとして冒険者ギルドの前を通った時に僕はまた話かけられるのだった。
だが今度の人物は令嬢ではなくゴツい兵士だった。
受け取れたお金は5380万モフだった。
どうやら値段がどんどん高騰しているらしい。
僕は予想以上の収益にウホウホ気分で当初の目的通り食料を買い漁った。
多分…いっぱい買っておけば問題はないだろうと言う事で特に何も考えずに美味しそうだなぁと思ったものを買った。
その際、店の主人達にはしっかりととあることを耳打ちし、あるものを渡した。
店主達は驚いていたが大人しく話を聞いてくれた。
そのあとも、平民が運営するいろんな店の元へ向かった。
気づけば太陽は真上にまで上がっている。
「はぁ~流石に疲れたなぁ。でも、全部の店を回ったんだこれで準備は整った!これでいつ来ても多分大丈夫だな!」
「何が、いつ来ても大丈夫なのかしら?」
「んぅ?」
声のした方を見ると、そこにはあの例の令嬢がいた。
それにしても、よく会うなぁ?この人。
「また会いましたわね。名前はえぇっとなんですっけ?」
「僕の名前はロンだ。そっちは?」
「私の名前はリーナ。リーナ•ウィンディよ」
ウィンディ...どこかで聞いたことがあるようなないような…。
「分からないって感じの顔ね。まぁ良いわ!それで、なんの準備が整ったのかしら?」
令嬢...じゃなくてリーナ嬢が長めの髪をクルクルしながら聞いてくる。
まぁ僕としては困ることはないので一応、店主たちに行った事と同じ事を言っておいた。
話を聞いたリーナ嬢はキョトンとした顔でこっちを見ている。
「そんな事を伝えてあなたになんのメリットかありますの?」
「メリット…」
メリットがあるかないかと言われたら別にないけども…。
「ないのかしら?」
「うぅ~ん、まぁ僕の心の問題っいう感じだな。僕はできる限り善の人間でいたいから」
「人の腕を斬り落としたりボコボコにしてる時点で善とは程遠いと思うけど…」
そう言われるとここ最近やった事が頭の中でフラッシュバックしてくる。
確かに…まぁ善とは言えない気がしてきた…。
「まぁでも、やらない善よりやる偽善って言うだろ?そういう物だよ」
「変わってるのね?」
「まぁそうかもな」
この後、少し話して僕たちは別れた。
というか、令嬢があんなにぶらついてて良いのかよ。
そんな事を思いながら僕は山小屋へと帰るために帰路に着く事にした。
だが、いち早く帰ろうとして冒険者ギルドの前を通った時に僕はまた話かけられるのだった。
だが今度の人物は令嬢ではなくゴツい兵士だった。
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