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07「ずっとお前とこうしたかったんだ」*
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「ルセット……」
王子が熱っぽい声で名前を呼んでくる。
「あぅ……」
僕は、恥ずかしくてまともに彼の顔を見ることができない。
「悪い……もう我慢できなそうだ」
「え……ちょっ……待っ……」
王子は僕に覆い被さり、そのまま押し倒してきた。素早くベルトを外し、下着ごと一気に脱がされてしまう。
「ひゃう!?」
勢いよく飛び出てしまった僕のモノを見て、彼はニヤニヤと笑った。
「ふーん、なかなか立派じゃないか」
「ううう……」
自分の股間を見られることがこんなにも恥ずかしいとは。思わず両手で隠そうとすると、その手を掴まれてしまう。
「駄目だよ。ちゃんと見せてくれ」
王子はそのまま僕の足を広げ、まじまじと見つめてきた。
「やっ……見ないでください……」
あまりの羞恥心に涙が出そうだ。
「どうして?すごく可愛いよ」
彼はそう言って僕の性器に触れる。
「ひゃぅっ!」
それだけで達してしまいそうになるのをなんとか堪えた。
「ここ、触って欲しそうだね」
「あああっ!」
亀頭をぐりっと親指で押される。その瞬間、目の前がチカチカするような衝撃を受けた。
「すごいな。まだ少ししか弄っていないのに、こんなにして……」
王子は意地悪な笑みを浮かべている。なんだか嫌な予感がして逃げようとするが、がっちりと押さえ込まれて身動きが取れなかった。
「もっと気持ち良くしてあげるね」
彼はそう言うと、あろうことか僕のものをぱくりと口に含む。
「へ!?なっ……!?や、やめてください!汚いです!」
必死に抵抗するが、力が入らないため、されるがままになってしまった。
「ああ、ルセット、可愛い……」
王子は夢中でしゃぶりついている。時折、先端を強く吸われると、全身がびくんとはね上がった。
「や……なんで、こんな……」
一国の王子に自分のモノを舐められているという背徳感と、初めて経験する快楽に思考が追いつかない。
やがて限界が近づいてきた。
「あっ、だめぇ……!出ちゃいますから……離してください……!」
このままでは彼の口の中に射精してしまう。そう思って懇願するが、王子は一向に離れようとしなかった。むしろ激しく攻め立ててくる。
「ああっ!だめです、イっちゃいます……!」
「いいよ。出してごらん」
「やっ……お願いします……許し……」
「ほら、早く」
「はうぅ!?んんん~っ!」
一際強く吸い上げられ、とうとう耐えきれずに達してしまった。王子の口の中いっぱいに精を放ってしまう。
「んぐ……」
ゴクリと喉が鳴る音が聞こえてきた。まさか……。
「ふぅ……美味しかったよ。ごちそうさま」
「そんな……まさか、飲んでしまったんですか?」
「うん。ルセットのだからね」
王子は満足そうな顔で微笑んでいる。僕は恥ずかしさと罪悪感でいっぱいになってきた。
「そんな……申し訳ありません……」
「何言ってるんだ。俺達は恋人同士になったんだから」
「こ、こいびと……」
恋人という言葉を聞いて顔が熱くなる。僕なんかが王子の恋人なんて……本当に良いのだろうか。
でも、嬉しい。
色々と問題はあるだろうけれど、今の僕の素直な気持ちとしては、嬉しいと思ってしまうのだ。
「そうだよ。ずっとお前とこうしたかったんだ」
そう言いながら抱きしめられると、ドキドキしてしまう。やっぱり、僕はこの人のことが好きなのだ。そう実感した。
王子が熱っぽい声で名前を呼んでくる。
「あぅ……」
僕は、恥ずかしくてまともに彼の顔を見ることができない。
「悪い……もう我慢できなそうだ」
「え……ちょっ……待っ……」
王子は僕に覆い被さり、そのまま押し倒してきた。素早くベルトを外し、下着ごと一気に脱がされてしまう。
「ひゃう!?」
勢いよく飛び出てしまった僕のモノを見て、彼はニヤニヤと笑った。
「ふーん、なかなか立派じゃないか」
「ううう……」
自分の股間を見られることがこんなにも恥ずかしいとは。思わず両手で隠そうとすると、その手を掴まれてしまう。
「駄目だよ。ちゃんと見せてくれ」
王子はそのまま僕の足を広げ、まじまじと見つめてきた。
「やっ……見ないでください……」
あまりの羞恥心に涙が出そうだ。
「どうして?すごく可愛いよ」
彼はそう言って僕の性器に触れる。
「ひゃぅっ!」
それだけで達してしまいそうになるのをなんとか堪えた。
「ここ、触って欲しそうだね」
「あああっ!」
亀頭をぐりっと親指で押される。その瞬間、目の前がチカチカするような衝撃を受けた。
「すごいな。まだ少ししか弄っていないのに、こんなにして……」
王子は意地悪な笑みを浮かべている。なんだか嫌な予感がして逃げようとするが、がっちりと押さえ込まれて身動きが取れなかった。
「もっと気持ち良くしてあげるね」
彼はそう言うと、あろうことか僕のものをぱくりと口に含む。
「へ!?なっ……!?や、やめてください!汚いです!」
必死に抵抗するが、力が入らないため、されるがままになってしまった。
「ああ、ルセット、可愛い……」
王子は夢中でしゃぶりついている。時折、先端を強く吸われると、全身がびくんとはね上がった。
「や……なんで、こんな……」
一国の王子に自分のモノを舐められているという背徳感と、初めて経験する快楽に思考が追いつかない。
やがて限界が近づいてきた。
「あっ、だめぇ……!出ちゃいますから……離してください……!」
このままでは彼の口の中に射精してしまう。そう思って懇願するが、王子は一向に離れようとしなかった。むしろ激しく攻め立ててくる。
「ああっ!だめです、イっちゃいます……!」
「いいよ。出してごらん」
「やっ……お願いします……許し……」
「ほら、早く」
「はうぅ!?んんん~っ!」
一際強く吸い上げられ、とうとう耐えきれずに達してしまった。王子の口の中いっぱいに精を放ってしまう。
「んぐ……」
ゴクリと喉が鳴る音が聞こえてきた。まさか……。
「ふぅ……美味しかったよ。ごちそうさま」
「そんな……まさか、飲んでしまったんですか?」
「うん。ルセットのだからね」
王子は満足そうな顔で微笑んでいる。僕は恥ずかしさと罪悪感でいっぱいになってきた。
「そんな……申し訳ありません……」
「何言ってるんだ。俺達は恋人同士になったんだから」
「こ、こいびと……」
恋人という言葉を聞いて顔が熱くなる。僕なんかが王子の恋人なんて……本当に良いのだろうか。
でも、嬉しい。
色々と問題はあるだろうけれど、今の僕の素直な気持ちとしては、嬉しいと思ってしまうのだ。
「そうだよ。ずっとお前とこうしたかったんだ」
そう言いながら抱きしめられると、ドキドキしてしまう。やっぱり、僕はこの人のことが好きなのだ。そう実感した。
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