悪役令嬢の祖父に転生しました!・・・え?マジで!?

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3 バカ息子へのお仕置!

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「お久しぶりです父上」
「久しいなカスリス」

にこやかに挨拶をするバカ息子。どこで道を間違わせたのかと頭が痛くて思わずバカ息子呼びしそうになったがなんとか我慢した。

「それで本日はどうされたのですか?」
「ああ。実はなお前をソーン公爵家の家長から外そうと思ってな。それと・・・入ってきていいぞ」

その言葉で待機させてた王国の兵士達が一斉にバカ息子を囲んで取り押さえる。

「ち、父上!これはどういうことですか!」
「愚かなる息子よ・・・私は言ったよな?人の道から外れたことだけはするなと」

その言葉にギクリとなるバカ息子に俺はため息混じりに言った。

「お前が違法な売買に手をつけてたことを陛下に報告してな。本当ならソーン公爵家はお取り潰しになってもいいのだが・・・陛下の温情でそれは免れた。とはいえ罰は受けねばならない」
「ぐっ・・・」
「それとな、お前が連れてきた後妻には我が家からお引取りを願った。あんな性悪をこのまま我が家にいさせては可愛い孫に悪影響しかないからな」

本当ならあの性悪にも何か報いを受けさせたいが・・・とりあえずは近年の過剰な浪費を本家のビンチェスタ子爵家から払わせることで一段落した。まあ、向こうもこれ以上犯罪者であるバカ息子と縁を持ちたくないのだろう。

「わ、私を嵌めたのですか・・・」
「馬鹿を申せ。お前が勝手に自滅したのだろう。全く・・・とりあえずリリアナは私が育てる。お前は大人しく罪を償うのだ」
「この・・・やろう!」

勢いよく取り押さえていた騎士を振りほどいてから手元から杖を取り出して魔法を放とうとするがその前に俺は無詠唱の風の魔法でバカ息子を壁に叩きつけて気を失わせた。

その光景に目を丸くする騎士たちだが・・・まあね、この世界魔法があるけど無詠唱で、しかも魔法を使うための媒体の杖無しで魔法発動できる術士はそうそういないからね。

「さて・・・それでは後は頼んだよ」

そう言うと騎士たちは正気に戻ってからバカ息子を拘束して屋敷から連行するのだった。それを見送ってから思わずため息をつくと、執事のアルベルトがいつの間にか後ろに立ちながら報告してきた。

「グロ様。こちらも使用人の人選終わりました」
「ご苦労。あとグロと呼ぶなと・・・それといきなり背後に立つな。忍者か」
「忍者?」
「すまない。くだらない戯言だ」

どうにも2つの世界の知識を持つと混ざりそうになっていけない。

「それでお嬢様の侍女なのですが・・・本家からビーシャを呼ぼうかと」
「それでもいいが・・・娘のレレナをメインにしてビーシャは他の作業に回せ」
「畏まりました」

これからやる事山積みだとため息をつきながら俺はゆっくりとリリアナ待つ部屋に向かうのだった。



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