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22 お悩み!
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「なぁ、アルベルト。どうすればいいと思う?」
とある昼下がり、皆で昼食を終えてから、書類仕事をしながら俺は敏腕執事のアルベルトと雑談をしていた。最近は専属侍女としていつもそばに居るミントも丁度勉強の時間で席を外しているので本当に久しぶりに男だけの空間だ。
「何がでございますか?」
「杖を使うか使わないかについてだ」
「魔法のことはあまり詳しくないので」
「違う。日常生活での話だ」
まだ一応動くとはいえ、そろそろ必要かもしれないと思い始めた。これまでのリリィとエミリアの2人抱っこでも腰がやんごとなきことになっていたが、そこにミントが加わって俺の腰は砂塵とかそうとしていたのだった。
まあ、そこに時々精神が不安定になる子供もフォローも含めると俺さんが何人いても足りない。いや、こんな老いぼれ増えても全員腰が崩壊して終わりか。
なのでその予防で杖を使うかどうかを検討していると、アルベルトは呆れたような表情で言った。
「回復魔法ではダメなのですか?」
「一時しのぎにしかならないんだよ」
「ですが子供達の傷は綺麗に消えてますよ?」
「他人に使うならある程度コントロールも出来るさ。でも自分にとなるとなかなかハードルが高いんだ」
補助や防御ならともかく、回復は微細なコントロールが要求される。特に自分に使うには針の糸より細いコントロールが要求されるのでぶっちゃけムズすぎるのだ。
「それで杖ですか」
「ああ。でも、カッコ悪く見えないか心配でね。特に孫たちに」
「お嬢様方なら大丈夫かと思いますよ。お嬢様はどんなグロ様でもおそらく受け入れるかと。エミリア様とミントさんに関しては・・・まあ、お二人の様子を見れば大丈夫かと」
「我が孫と同じで優しくていい子だからなぁ・・・」
杞憂でも考えてしまうのは仕方ないだろう。
「それよりも・・・グロ様はどなたか妻に迎える気はあるのですか?」
「いきなり悲しいこと言うなよ。誰もそんな候補いないだろ」
「エミリア様とミントですよ」
「はぁ?こんなジジイに惚れるって?いやー難しいでしょ」
「ですが、もし本気でそれを願ってたらどうなさるのですか?」
まあ、無さそうだけど・・・
「本気で願うなら受け入れるよ。誰から何を言われてもそれが本気であの子達の幸せに繋がるならね」
「・・・かしこまりました」
「それでどう思う?」
有り得ない雑談をバッサリ切り捨てて先程の本題に戻る。うん、恋愛したいけどこんなジジイがモテるわけないもの。その辺理解してるから悲しくなんてない。ついでに腰も痛くないとおもいこみたい。
「そうですね・・・いっそのこと、必要な時だけ若返っては如何ですか?」
「・・・(ガタッ)」
思わず椅子から立ち上がってしまった。なん・・・だと・・・。その手があったか!
「アルベルト!」
「はい?」
「よくやった!」
「はぁ・・・ありがとうございます」
「よし、早速魔法式を書かねば」
「仕事終わってからですよ」
そうして俺はこの日から極秘の研究を始めるのだった。ぐへへ・・・これで腰痛ともおさらばだぜ!
なお、根本的な解決にならないことには触れないでおくれ。俺も心がぴょんぴょーーーごほん!早っていたんだよ。
とある昼下がり、皆で昼食を終えてから、書類仕事をしながら俺は敏腕執事のアルベルトと雑談をしていた。最近は専属侍女としていつもそばに居るミントも丁度勉強の時間で席を外しているので本当に久しぶりに男だけの空間だ。
「何がでございますか?」
「杖を使うか使わないかについてだ」
「魔法のことはあまり詳しくないので」
「違う。日常生活での話だ」
まだ一応動くとはいえ、そろそろ必要かもしれないと思い始めた。これまでのリリィとエミリアの2人抱っこでも腰がやんごとなきことになっていたが、そこにミントが加わって俺の腰は砂塵とかそうとしていたのだった。
まあ、そこに時々精神が不安定になる子供もフォローも含めると俺さんが何人いても足りない。いや、こんな老いぼれ増えても全員腰が崩壊して終わりか。
なのでその予防で杖を使うかどうかを検討していると、アルベルトは呆れたような表情で言った。
「回復魔法ではダメなのですか?」
「一時しのぎにしかならないんだよ」
「ですが子供達の傷は綺麗に消えてますよ?」
「他人に使うならある程度コントロールも出来るさ。でも自分にとなるとなかなかハードルが高いんだ」
補助や防御ならともかく、回復は微細なコントロールが要求される。特に自分に使うには針の糸より細いコントロールが要求されるのでぶっちゃけムズすぎるのだ。
「それで杖ですか」
「ああ。でも、カッコ悪く見えないか心配でね。特に孫たちに」
「お嬢様方なら大丈夫かと思いますよ。お嬢様はどんなグロ様でもおそらく受け入れるかと。エミリア様とミントさんに関しては・・・まあ、お二人の様子を見れば大丈夫かと」
「我が孫と同じで優しくていい子だからなぁ・・・」
杞憂でも考えてしまうのは仕方ないだろう。
「それよりも・・・グロ様はどなたか妻に迎える気はあるのですか?」
「いきなり悲しいこと言うなよ。誰もそんな候補いないだろ」
「エミリア様とミントですよ」
「はぁ?こんなジジイに惚れるって?いやー難しいでしょ」
「ですが、もし本気でそれを願ってたらどうなさるのですか?」
まあ、無さそうだけど・・・
「本気で願うなら受け入れるよ。誰から何を言われてもそれが本気であの子達の幸せに繋がるならね」
「・・・かしこまりました」
「それでどう思う?」
有り得ない雑談をバッサリ切り捨てて先程の本題に戻る。うん、恋愛したいけどこんなジジイがモテるわけないもの。その辺理解してるから悲しくなんてない。ついでに腰も痛くないとおもいこみたい。
「そうですね・・・いっそのこと、必要な時だけ若返っては如何ですか?」
「・・・(ガタッ)」
思わず椅子から立ち上がってしまった。なん・・・だと・・・。その手があったか!
「アルベルト!」
「はい?」
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「はぁ・・・ありがとうございます」
「よし、早速魔法式を書かねば」
「仕事終わってからですよ」
そうして俺はこの日から極秘の研究を始めるのだった。ぐへへ・・・これで腰痛ともおさらばだぜ!
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