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22 おめでたでした
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「・・・おめでとうございます。奥様はご懐妊しています」
急ぎで呼んだ医者にサーシャの体調を見てもらって出てきた言葉がそれだった。
「・・・妊娠?」
「はい。おそらくそれによる体調不良でしょう」
医者の言葉に驚いたような表情を浮かべるサーシャ。そして、医者に感謝を述べてから帰ってもらって、二人きりになってから俺はサーシャを優しく抱きしめた。
「だ、旦那様・・・?」
「よかった・・・サーシャが無事で本当によかった」
「旦那様・・・ありがとうございます」
震える俺を優しく抱きかえしてくれるサーシャ。サーシャが倒れたと聞いてからどれだけ心配だったか・・・もし、サーシャに何かあったら、俺は生きていられないかもしれない。まあ、もちろんローリエが嫁にいって、孫の顔を見るまでは死ぬつもりはないので後追いはしないが・・・それでも、心配だった。
そうしてしばらく俺はサーシャの温もりを堪能した後で、ベッドで横になるサーシャの頭を撫でて言った。
「ありがとうサーシャ。私達に新しい家族を作ってくれて・・・」
「そ、それは・・・その・・・旦那様が、ここ最近私をたくさん愛してくださったから・・・」
照れつつそう言うサーシャ。まあ、確かにローリエが寝たあとは夫婦の時間として沢山愛を確かめあったからな・・・いずれはくるだろうと思っていたが、まさかこんなに早くローリエに弟か妹ができるとは思わず自分でも驚いている。
若さ故というか・・・やはり魅力的な妻がいると、どうしても男としての本能に忠実になってしまうのだろう。
「まあ、サーシャがあまりにも可愛いから私としても歯止めがきかなかったからね」
「うぅ・・・あまり、思い出させないでくださぃ・・・」
真っ赤になった顔を手のひらで隠すサーシャ。可愛い反応にまたしても心がざわめくが・・・妊娠初期でその手のことをするのは危険なので、我慢する。
「そ、それにしても・・・二人目が出来たと伝えたら、お義父様とお義母様がお喜びになりますね」
「まあ、驚くだろうね・・・」
元々、カリスさんはサーシャとあまりその手の夜の会話をしない人・・・というか、ぶっちゃけ、カリスさんて、本当は女性が苦手なんだよね。だから、結婚しても初夜以外はその手のことをしてないし・・・親に子供を急かされなければ、きっと、ローリエが生まれるのももっと遅くなっていただろうというくらいに二人の仲はあまり良好ではなかったのだ。
それなのに、カリスさんの人格が俺になってからそんなに経ってないのにもう二人目が出来たとか、ある意味自分の理性の甘さに呆れてしまうが・・・可愛いすぎるサーシャが原因だ。あんなに可愛いサーシャを放置していたカリスさんが異常で、俺は正常なのだ!
などと、自分を正当化しながらもそんなことは表情には出さずに俺はサーシャの頬を撫でて言った。
「まあ、とにかく・・・私とサーシャの大切な子供だ。それに・・・これでますますサーシャと私との絆が増える」
「絆ですか・・・?」
不思議そうな表情を浮かべるサーシャ。俺はそれに笑顔で言った。
「ああ。私とサーシャの愛の結晶と言ってもいいが・・・どちらがいいかな?」
「あ、愛の・・・」
「そう、愛の結晶。二人の関係をより強固にする大切な存在だよ」
ひどく恥ずかしいフレーズにサーシャは顔を再び赤くするが・・・まあ、言ってる俺もそれなりに恥ずかしい。けど、それを表情には出さないで事実を述べる。
「私とサーシャが愛の営みを行った結果だよ」
「だ、旦那様・・・その表情はその・・・恥ずかしいですぅ・・・」
可愛い反応を見せるサーシャ。二人目を身ごもった母親とは思えない初さに俺は激しい萌えを感じながらも、二人の時間を過ごした。
ローリエの誕生日の準備は・・・サーシャが眠ってから徹夜でやれば間に合うだろうと思って、ローリエが部屋を訪ねてくるまでサーシャの体の負担にならないようにイチャイチャを堪能しました。
やはり家の嫁は可愛い!
急ぎで呼んだ医者にサーシャの体調を見てもらって出てきた言葉がそれだった。
「・・・妊娠?」
「はい。おそらくそれによる体調不良でしょう」
医者の言葉に驚いたような表情を浮かべるサーシャ。そして、医者に感謝を述べてから帰ってもらって、二人きりになってから俺はサーシャを優しく抱きしめた。
「だ、旦那様・・・?」
「よかった・・・サーシャが無事で本当によかった」
「旦那様・・・ありがとうございます」
震える俺を優しく抱きかえしてくれるサーシャ。サーシャが倒れたと聞いてからどれだけ心配だったか・・・もし、サーシャに何かあったら、俺は生きていられないかもしれない。まあ、もちろんローリエが嫁にいって、孫の顔を見るまでは死ぬつもりはないので後追いはしないが・・・それでも、心配だった。
そうしてしばらく俺はサーシャの温もりを堪能した後で、ベッドで横になるサーシャの頭を撫でて言った。
「ありがとうサーシャ。私達に新しい家族を作ってくれて・・・」
「そ、それは・・・その・・・旦那様が、ここ最近私をたくさん愛してくださったから・・・」
照れつつそう言うサーシャ。まあ、確かにローリエが寝たあとは夫婦の時間として沢山愛を確かめあったからな・・・いずれはくるだろうと思っていたが、まさかこんなに早くローリエに弟か妹ができるとは思わず自分でも驚いている。
若さ故というか・・・やはり魅力的な妻がいると、どうしても男としての本能に忠実になってしまうのだろう。
「まあ、サーシャがあまりにも可愛いから私としても歯止めがきかなかったからね」
「うぅ・・・あまり、思い出させないでくださぃ・・・」
真っ赤になった顔を手のひらで隠すサーシャ。可愛い反応にまたしても心がざわめくが・・・妊娠初期でその手のことをするのは危険なので、我慢する。
「そ、それにしても・・・二人目が出来たと伝えたら、お義父様とお義母様がお喜びになりますね」
「まあ、驚くだろうね・・・」
元々、カリスさんはサーシャとあまりその手の夜の会話をしない人・・・というか、ぶっちゃけ、カリスさんて、本当は女性が苦手なんだよね。だから、結婚しても初夜以外はその手のことをしてないし・・・親に子供を急かされなければ、きっと、ローリエが生まれるのももっと遅くなっていただろうというくらいに二人の仲はあまり良好ではなかったのだ。
それなのに、カリスさんの人格が俺になってからそんなに経ってないのにもう二人目が出来たとか、ある意味自分の理性の甘さに呆れてしまうが・・・可愛いすぎるサーシャが原因だ。あんなに可愛いサーシャを放置していたカリスさんが異常で、俺は正常なのだ!
などと、自分を正当化しながらもそんなことは表情には出さずに俺はサーシャの頬を撫でて言った。
「まあ、とにかく・・・私とサーシャの大切な子供だ。それに・・・これでますますサーシャと私との絆が増える」
「絆ですか・・・?」
不思議そうな表情を浮かべるサーシャ。俺はそれに笑顔で言った。
「ああ。私とサーシャの愛の結晶と言ってもいいが・・・どちらがいいかな?」
「あ、愛の・・・」
「そう、愛の結晶。二人の関係をより強固にする大切な存在だよ」
ひどく恥ずかしいフレーズにサーシャは顔を再び赤くするが・・・まあ、言ってる俺もそれなりに恥ずかしい。けど、それを表情には出さないで事実を述べる。
「私とサーシャが愛の営みを行った結果だよ」
「だ、旦那様・・・その表情はその・・・恥ずかしいですぅ・・・」
可愛い反応を見せるサーシャ。二人目を身ごもった母親とは思えない初さに俺は激しい萌えを感じながらも、二人の時間を過ごした。
ローリエの誕生日の準備は・・・サーシャが眠ってから徹夜でやれば間に合うだろうと思って、ローリエが部屋を訪ねてくるまでサーシャの体の負担にならないようにイチャイチャを堪能しました。
やはり家の嫁は可愛い!
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