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26 誕生日プレゼント
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ケーキを食べ終わり3人でまったりしている時間を過ごしているときに俺は思い出したように二人に一度断りを入れて部屋を出て、自室から必要なものを持って戻ってきた。
「ローリエ。これを」
「おとうさま、これは?」
不思議そうな表情を浮かべるローリエに渡したのは簡単にラッピングされた少し大きめの箱。重量的には見た目より重くはないそれをローリエは興味深そうに眺めていたので、俺はそれを微笑ましく思いつつ、ローリエの頭を撫でて言った。
「開けてみなさい」
「うん・・・」
ローリエは俺の言葉に不思議そうにしつつも大人しく簡単にラッピングされたそれを可愛い手で器用にほどいていく。そうして、箱を開けてーーーローリエは笑顔を浮かべた。
「わぁ・・・かわいい!」
ローリエの方が可愛いよと、内心で思いつつ俺は笑顔で言った。
「知り合いに頼んで教えてもらって、私が作ったぬいぐるみだが・・・気に入ってもらえたかな?」
「旦那様が作ったのですか?」
驚きの表情を浮かべるサーシャ。まあ、確かにその驚きはわからなくもないけどね。
ローリエの手元にあるのは、俺が知り合い(どこぞの王女様)に習って、作ったアルパカのぬいぐるみだ。まあ、本物のアルパカよりもデフォルメが可愛いデザインになっている上に、この世界にアルパカがいるかわからないから二人には何かは正確にはわからないだろうが・・・
「ローリエの誕生日だからね。せっかくなら思い出に残るものをと思って作ったのだが・・・どうかな?」
そう聞くと、ぬいぐるみを見て瞳を輝かせていたローリエはぬいぐるみを胸元に抱くと、心底嬉しそうに笑顔を浮かべて言った。
「おとうさま、ありがとうございます!たいせつにします!」
「・・・そうか。喜んでもらえたのならよかったよ」
平然とした表情を浮かべている俺だが・・・内心はかなりカオスだった。
やべぇ・・・家の娘の無垢な笑顔が可愛いすぎる件について!ローリエさんマジ天使。
俺があげた不格好なぬいぐるみを大切そうに胸に抱くローリエに俺はかなりきゅんときていた。いや、これでも裁縫が苦手ながらもかなりの出来のものを作れたとは思うが・・・やはり素人の作ったものなので、内心でかなり不安ではあったが、ローリエはこんなプレゼントにも嬉しそうな表情を浮かべてくれた。
この年にしてここまで可愛いとは・・・将来はどこまで可愛くなるのか予測出来ないほどに恐ろしい存在だ。流石はサーシャと俺の娘だな!
そんなことを考えていると、サーシャが少しだけ拗ねたような表情を浮かべているのが目についた。
「サーシャ。どうかしたのか?」
「・・・いえ。なんでもありません」
なんでもなくはないだろうな。まあ、おそらく俺がローリエへの誕生日プレゼントを渡したことに少なからず嫉妬というか・・・思うところがあるのだろう。そんなサーシャの反応に俺はニヤケそうになる表情を抑えて笑顔を浮かべてこっそりサーシャに近づいて言った。
「サーシャ。少しだけ目を瞑ってくれるかい?」
「?はい・・・」
大人しく目を瞑るサーシャ。素直な嫁に俺ははしゃいでいるローリエからは見えないように自身の体で隠して、そっとサーシャの綺麗な銀髪に髪飾りをつけた。
「旦那様、これは・・・」
「誕生日はまだ先だけど、これは私から大切な妻への日頃の感謝の気持ちをこめてた贈り物だよ」
驚いたような表情を浮かべながらサーシャは髪飾りをそっと大切そうに撫でてから・・・照れたような笑顔で言った。
「あ、ありがとうございます・・・」
・・・・嫁が可愛いすぎる!え、なに今の照れたような表情のサーシャ。可愛いすぎるよ!ローリエがいなくて、お腹に赤ちゃんがいなければ18禁への進出をしていてもおかしくはないレベルの可愛さだよ!
そんな風に、可愛い娘と嫁とのまったりとした時間を過ごした俺は・・・きっと、これから先もこの日のことを家族との大切な日として記憶していくだろうと思った。
うん・・・やはり、家の嫁と娘は可愛いすぎるね!
「ローリエ。これを」
「おとうさま、これは?」
不思議そうな表情を浮かべるローリエに渡したのは簡単にラッピングされた少し大きめの箱。重量的には見た目より重くはないそれをローリエは興味深そうに眺めていたので、俺はそれを微笑ましく思いつつ、ローリエの頭を撫でて言った。
「開けてみなさい」
「うん・・・」
ローリエは俺の言葉に不思議そうにしつつも大人しく簡単にラッピングされたそれを可愛い手で器用にほどいていく。そうして、箱を開けてーーーローリエは笑顔を浮かべた。
「わぁ・・・かわいい!」
ローリエの方が可愛いよと、内心で思いつつ俺は笑顔で言った。
「知り合いに頼んで教えてもらって、私が作ったぬいぐるみだが・・・気に入ってもらえたかな?」
「旦那様が作ったのですか?」
驚きの表情を浮かべるサーシャ。まあ、確かにその驚きはわからなくもないけどね。
ローリエの手元にあるのは、俺が知り合い(どこぞの王女様)に習って、作ったアルパカのぬいぐるみだ。まあ、本物のアルパカよりもデフォルメが可愛いデザインになっている上に、この世界にアルパカがいるかわからないから二人には何かは正確にはわからないだろうが・・・
「ローリエの誕生日だからね。せっかくなら思い出に残るものをと思って作ったのだが・・・どうかな?」
そう聞くと、ぬいぐるみを見て瞳を輝かせていたローリエはぬいぐるみを胸元に抱くと、心底嬉しそうに笑顔を浮かべて言った。
「おとうさま、ありがとうございます!たいせつにします!」
「・・・そうか。喜んでもらえたのならよかったよ」
平然とした表情を浮かべている俺だが・・・内心はかなりカオスだった。
やべぇ・・・家の娘の無垢な笑顔が可愛いすぎる件について!ローリエさんマジ天使。
俺があげた不格好なぬいぐるみを大切そうに胸に抱くローリエに俺はかなりきゅんときていた。いや、これでも裁縫が苦手ながらもかなりの出来のものを作れたとは思うが・・・やはり素人の作ったものなので、内心でかなり不安ではあったが、ローリエはこんなプレゼントにも嬉しそうな表情を浮かべてくれた。
この年にしてここまで可愛いとは・・・将来はどこまで可愛くなるのか予測出来ないほどに恐ろしい存在だ。流石はサーシャと俺の娘だな!
そんなことを考えていると、サーシャが少しだけ拗ねたような表情を浮かべているのが目についた。
「サーシャ。どうかしたのか?」
「・・・いえ。なんでもありません」
なんでもなくはないだろうな。まあ、おそらく俺がローリエへの誕生日プレゼントを渡したことに少なからず嫉妬というか・・・思うところがあるのだろう。そんなサーシャの反応に俺はニヤケそうになる表情を抑えて笑顔を浮かべてこっそりサーシャに近づいて言った。
「サーシャ。少しだけ目を瞑ってくれるかい?」
「?はい・・・」
大人しく目を瞑るサーシャ。素直な嫁に俺ははしゃいでいるローリエからは見えないように自身の体で隠して、そっとサーシャの綺麗な銀髪に髪飾りをつけた。
「旦那様、これは・・・」
「誕生日はまだ先だけど、これは私から大切な妻への日頃の感謝の気持ちをこめてた贈り物だよ」
驚いたような表情を浮かべながらサーシャは髪飾りをそっと大切そうに撫でてから・・・照れたような笑顔で言った。
「あ、ありがとうございます・・・」
・・・・嫁が可愛いすぎる!え、なに今の照れたような表情のサーシャ。可愛いすぎるよ!ローリエがいなくて、お腹に赤ちゃんがいなければ18禁への進出をしていてもおかしくはないレベルの可愛さだよ!
そんな風に、可愛い娘と嫁とのまったりとした時間を過ごした俺は・・・きっと、これから先もこの日のことを家族との大切な日として記憶していくだろうと思った。
うん・・・やはり、家の嫁と娘は可愛いすぎるね!
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