5 / 7
第1話
5
しおりを挟む
「相川せんぱーい。あの……これどうやってまとめればいいですかあ?」
今日のタスクを確認していると、背後から間延びした声がかかる。
ため息を呑み込みながら振り返ると、案の定、同じ営業アシスタントの吉野春香が立っていた。
彼女はこちらが返事をする前に、さっと手にしていた紙の束を差し出す。受け取ることはせず、ちらりと目線をやった。販売データのようだ。
「何をまとめろって指示だったの?」
「えっとー、佐藤さんからお客さんに見せたいって言われて……」
吉野の要領を得ない説明から、なんとか佐藤さんの指示の意図を汲み取る。
が、そもそも彼女の言葉が正しいという保証もないので、ある程度あたりをつけてから、吉野と一緒に佐藤さんのデスクへ向かった。
吉野は昨年入社した社員だった。指導係は私ではなかったが、入社して一年経ってもこんな状態で、とても誰かひとりでは手に負えず、アシスタント全員でフォローにまわっているのだ。
愛想良く接したつもりもないのに、彼女はこうして平然と声をかけてくる。
歳はだいぶ離れているけれど、出身大学が同じだからかもしれない。一方的に、微妙な親近感を持たれているような気がしていた。ブリザードに遠慮しないなんて、なかなか大物なのかもしれない。
もっとも、仕事が増えるだけで、彼女に頼られて嬉しいことなんて何もない。ただ営業アシスタントの後輩である以上、「他に聞いて」と突っぱねることもできない。
佐藤さんは三十過ぎの営業部員だ。
ずいぶん気を遣って、吉野に仕事をまわしてくれたことがわかる。そもそも紙ベースでこれだけまとまったものを渡してくれるなんて、他のアシスタントと比べて破格の扱いだ。
メモをとりながら佐藤さんの話を聞いていると、仕事の腰を折ってしまったにも関わらず、同情のこもった眼差しを向けられた。曖昧に笑みを返して、吉野のデスクに戻る。
「さすが相川先輩ですねえ。佐藤さんがあんなに丁寧に説明してくれるなんて」
「丁寧っていうなら、吉野さんがもらったその資料も相当丁寧だよ」
「えーそうですか? 言葉で教えてもらった方がわかりやすいですけど」
教えてもらうのではなく、説明を自分で理解するように努めて仕事に取り掛かろうね、と喉まで出かかったけれど、なんとか飲み込む。本当は頭を引っ叩いてやりたいけれど、このご時世、少し注意しただけでパワハラとか行き過ぎた指導とか言われる可能性もある。
「佐藤さんが言っていた通り、まず年度別に仕分けして――」
コピーを取った資料にラインを引いて、説明していく。すると吉野はデスクチェアをくるりと回転させた。
「相川先輩って、クールな美女で、仕事もできて本当にすごい。憧れです」
「……ありがとう」
突然の賛辞に戸惑いながらも、それを見せないように目を伏せる。こういうことを言い出すときは、何か無茶な要望を言い出すときだ。
「今日、飲み会あるじゃないですかあ。営業部と企画部の」
「そうなんだ」
あいにく、飲み会には興味がないので基本不参加だ。開催予定は大体メールで送られてくるけれど、最後まで読んだこともなかった。
「先輩、一緒に行きません?」
きょとんと首を傾けて上目遣いで見上げてくる吉野は、可愛い。彼女の職場での振る舞いを知らない男だったらころりとやられてしまうくらい。
「申し訳ないけど……」
不特定多数の他人と接しなければならない飲み会なんで、私にとっては苦行でしかない。これまで誘われてもほぼ全て断ってきた。
どうしても断れない歓送迎会以外は。
「えー!? 相川先輩が来てくれたみんな喜ぶのにい」
吉野はぷくっと頬を膨らませてから、さらに、アシスタントで参加予定だった社員がひとり行けなくなってしまったから席が空いているのだ、と続けた。参加予定だった先輩のお子さんが熱を出してしまって、帰らなければならなくなったそうだ。
「まあ……そういう理由なら……」
全然行きたくないけれど、先輩は参加費だけ払って帰るのだと言っていると聞かされると、断りづらい。
「やった!ありがとうございますう。相川さんが飲み会来てくれるなんて嬉しい!!」
オフィス内に響きそうな大声をあげる吉野に、「しっ」と声を抑えるように言う。しかし吉野は全く悪びれず、
「えー、先輩。そしたら絶対遅刻できないんで、これ、ちょっと手伝ってもらえませんかあ」
いっそう甲高い声で、デスクの資料を指差した。
まわりの視線が一斉に注がれている。内心、深くため息を吐く。
「手伝うだけだからね」
そう言って、デスクの上に積まれた資料に手を伸ばす。紙の束の上にはキラキララメが光るグロスが置かれていたから、それをさりげなくデスクの端に避ける。もう指導、なんてする気にもならなかった。
吉野が作った資料が間違っていたら、どうせここまで関わった私がフォローすることになるのだからそれなら最初からある程度手を入れておいた方がきっと早いに違いない、と言い聞かせて。
吉野のフォローをしながら、別の計算書類を作っていると、「相川!」と部長に呼ばれた。はい、と返事をして席を立つ。
部長席に向かう途中で、部長の目の前に糸川が立っているのが見えて、一瞬、足が止まった。無意識に、右手の薬指に嵌めたリングを触っていた。冷たい感触に、心が少しだけ凪いでいく。
「お待たせしました」
部長の前にたどり着くと、糸川が少し横にずれて場所を譲ってくれる。その行動にもまた嫌な予感が増す。
「糸川が取ってきたA社の件だが、スケジュールがタイトだから、アシスタントは専任で相川に任せたい。今進めている作業と並行でかまわないが、A社の案件に支障が出そうだったら、他社は他に振ってくれ」
「承知しました」
「糸川、現状の進捗の説明はお前からしておけよ。望み通り、相川を専任にするんだから。期待してるぞ」
ん?と部長の言葉に違和感を覚えたのは一瞬のこと。
「ありがとうございます。もちろん、成果出しますよ」
横からへらりとした糸川の声が響いて、意識を戻される。
「よし、頼んだぞ。営業部自慢のコンビで突破口を開いてくれ」
糸川の自信に満ちた言葉に満足したのか、部長は満面の笑みを浮かべる部長に、私はひとり平坦な返事を返したのだった。
今日のタスクを確認していると、背後から間延びした声がかかる。
ため息を呑み込みながら振り返ると、案の定、同じ営業アシスタントの吉野春香が立っていた。
彼女はこちらが返事をする前に、さっと手にしていた紙の束を差し出す。受け取ることはせず、ちらりと目線をやった。販売データのようだ。
「何をまとめろって指示だったの?」
「えっとー、佐藤さんからお客さんに見せたいって言われて……」
吉野の要領を得ない説明から、なんとか佐藤さんの指示の意図を汲み取る。
が、そもそも彼女の言葉が正しいという保証もないので、ある程度あたりをつけてから、吉野と一緒に佐藤さんのデスクへ向かった。
吉野は昨年入社した社員だった。指導係は私ではなかったが、入社して一年経ってもこんな状態で、とても誰かひとりでは手に負えず、アシスタント全員でフォローにまわっているのだ。
愛想良く接したつもりもないのに、彼女はこうして平然と声をかけてくる。
歳はだいぶ離れているけれど、出身大学が同じだからかもしれない。一方的に、微妙な親近感を持たれているような気がしていた。ブリザードに遠慮しないなんて、なかなか大物なのかもしれない。
もっとも、仕事が増えるだけで、彼女に頼られて嬉しいことなんて何もない。ただ営業アシスタントの後輩である以上、「他に聞いて」と突っぱねることもできない。
佐藤さんは三十過ぎの営業部員だ。
ずいぶん気を遣って、吉野に仕事をまわしてくれたことがわかる。そもそも紙ベースでこれだけまとまったものを渡してくれるなんて、他のアシスタントと比べて破格の扱いだ。
メモをとりながら佐藤さんの話を聞いていると、仕事の腰を折ってしまったにも関わらず、同情のこもった眼差しを向けられた。曖昧に笑みを返して、吉野のデスクに戻る。
「さすが相川先輩ですねえ。佐藤さんがあんなに丁寧に説明してくれるなんて」
「丁寧っていうなら、吉野さんがもらったその資料も相当丁寧だよ」
「えーそうですか? 言葉で教えてもらった方がわかりやすいですけど」
教えてもらうのではなく、説明を自分で理解するように努めて仕事に取り掛かろうね、と喉まで出かかったけれど、なんとか飲み込む。本当は頭を引っ叩いてやりたいけれど、このご時世、少し注意しただけでパワハラとか行き過ぎた指導とか言われる可能性もある。
「佐藤さんが言っていた通り、まず年度別に仕分けして――」
コピーを取った資料にラインを引いて、説明していく。すると吉野はデスクチェアをくるりと回転させた。
「相川先輩って、クールな美女で、仕事もできて本当にすごい。憧れです」
「……ありがとう」
突然の賛辞に戸惑いながらも、それを見せないように目を伏せる。こういうことを言い出すときは、何か無茶な要望を言い出すときだ。
「今日、飲み会あるじゃないですかあ。営業部と企画部の」
「そうなんだ」
あいにく、飲み会には興味がないので基本不参加だ。開催予定は大体メールで送られてくるけれど、最後まで読んだこともなかった。
「先輩、一緒に行きません?」
きょとんと首を傾けて上目遣いで見上げてくる吉野は、可愛い。彼女の職場での振る舞いを知らない男だったらころりとやられてしまうくらい。
「申し訳ないけど……」
不特定多数の他人と接しなければならない飲み会なんで、私にとっては苦行でしかない。これまで誘われてもほぼ全て断ってきた。
どうしても断れない歓送迎会以外は。
「えー!? 相川先輩が来てくれたみんな喜ぶのにい」
吉野はぷくっと頬を膨らませてから、さらに、アシスタントで参加予定だった社員がひとり行けなくなってしまったから席が空いているのだ、と続けた。参加予定だった先輩のお子さんが熱を出してしまって、帰らなければならなくなったそうだ。
「まあ……そういう理由なら……」
全然行きたくないけれど、先輩は参加費だけ払って帰るのだと言っていると聞かされると、断りづらい。
「やった!ありがとうございますう。相川さんが飲み会来てくれるなんて嬉しい!!」
オフィス内に響きそうな大声をあげる吉野に、「しっ」と声を抑えるように言う。しかし吉野は全く悪びれず、
「えー、先輩。そしたら絶対遅刻できないんで、これ、ちょっと手伝ってもらえませんかあ」
いっそう甲高い声で、デスクの資料を指差した。
まわりの視線が一斉に注がれている。内心、深くため息を吐く。
「手伝うだけだからね」
そう言って、デスクの上に積まれた資料に手を伸ばす。紙の束の上にはキラキララメが光るグロスが置かれていたから、それをさりげなくデスクの端に避ける。もう指導、なんてする気にもならなかった。
吉野が作った資料が間違っていたら、どうせここまで関わった私がフォローすることになるのだからそれなら最初からある程度手を入れておいた方がきっと早いに違いない、と言い聞かせて。
吉野のフォローをしながら、別の計算書類を作っていると、「相川!」と部長に呼ばれた。はい、と返事をして席を立つ。
部長席に向かう途中で、部長の目の前に糸川が立っているのが見えて、一瞬、足が止まった。無意識に、右手の薬指に嵌めたリングを触っていた。冷たい感触に、心が少しだけ凪いでいく。
「お待たせしました」
部長の前にたどり着くと、糸川が少し横にずれて場所を譲ってくれる。その行動にもまた嫌な予感が増す。
「糸川が取ってきたA社の件だが、スケジュールがタイトだから、アシスタントは専任で相川に任せたい。今進めている作業と並行でかまわないが、A社の案件に支障が出そうだったら、他社は他に振ってくれ」
「承知しました」
「糸川、現状の進捗の説明はお前からしておけよ。望み通り、相川を専任にするんだから。期待してるぞ」
ん?と部長の言葉に違和感を覚えたのは一瞬のこと。
「ありがとうございます。もちろん、成果出しますよ」
横からへらりとした糸川の声が響いて、意識を戻される。
「よし、頼んだぞ。営業部自慢のコンビで突破口を開いてくれ」
糸川の自信に満ちた言葉に満足したのか、部長は満面の笑みを浮かべる部長に、私はひとり平坦な返事を返したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
元カノと復縁する方法
なとみ
恋愛
「別れよっか」
同棲して1年ちょっとの榛名旭(はるな あさひ)に、ある日別れを告げられた無自覚男の瀬戸口颯(せとぐち そう)。
会社の同僚でもある二人の付き合いは、突然終わりを迎える。
自分の気持ちを振り返りながら、復縁に向けて頑張るお話。
表紙はまるぶち銀河様からの頂き物です。素敵です!
遠回りな恋〜私の恋心を弄ぶ悪い男〜
小田恒子
恋愛
瀬川真冬は、高校時代の同級生である一ノ瀬玲央が好きだった。
でも玲央の彼女となる女の子は、いつだって真冬の友人で、真冬は選ばれない。
就活で内定を決めた本命の会社を蹴って、最終的には玲央の父が経営する会社へ就職をする。
そこには玲央がいる。
それなのに、私は玲央に選ばれない……
そんなある日、玲央の出張に付き合うことになり、二人の恋が動き出す。
瀬川真冬 25歳
一ノ瀬玲央 25歳
ベリーズカフェからの作品転載分を若干修正しております。
表紙は簡単表紙メーカーにて作成。
アルファポリス公開日 2024/10/21
作品の無断転載はご遠慮ください。
嘘をつく唇に優しいキスを
松本ユミ
恋愛
いつだって私は本音を隠して嘘をつくーーー。
桜井麻里奈は優しい同期の新庄湊に恋をした。
だけど、湊には学生時代から付き合っている彼女がいることを知りショックを受ける。
麻里奈はこの恋心が叶わないなら自分の気持ちに嘘をつくからせめて同期として隣で笑い合うことだけは許してほしいと密かに思っていた。
そんなある日、湊が『結婚する』という話を聞いてしまい……。
ヤクザの若頭は、年の離れた婚約者が可愛くて仕方がない
絹乃
恋愛
ヤクザの若頭の花隈(はなくま)には、婚約者がいる。十七歳下の少女で組長の一人娘である月葉(つきは)だ。保護者代わりの花隈は月葉のことをとても可愛がっているが、もちろん恋ではない。強面ヤクザと年の離れたお嬢さまの、恋に発展する前の、もどかしくドキドキするお話。
甘い束縛
はるきりょう
恋愛
今日こそは言う。そう心に決め、伊達優菜は拳を握りしめた。私には時間がないのだと。もう、気づけば、歳は27を数えるほどになっていた。人並みに結婚し、子どもを産みたい。それを思えば、「若い」なんて言葉はもうすぐ使えなくなる。このあたりが潮時だった。
※小説家なろうサイト様にも載せています。
俺と結婚してくれ〜若き御曹司の真実の愛
ラヴ KAZU
恋愛
村藤潤一郎
潤一郎は村藤コーポレーションの社長を就任したばかりの二十五歳。
大学卒業後、海外に留学した。
過去の恋愛にトラウマを抱えていた。
そんな時、気になる女性社員と巡り会う。
八神あやか
村藤コーポレーション社員の四十歳。
過去の恋愛にトラウマを抱えて、男性の言葉を信じられない。
恋人に騙されて借金を払う生活を送っていた。
そんな時、バッグを取られ、怪我をして潤一郎のマンションでお世話になる羽目に......
八神あやかは元恋人に騙されて借金を払う生活を送っていた。そんな矢先あやかの勤める村藤コーポレーション社長村藤潤一郎と巡り会う。ある日あやかはバッグを取られ、怪我をする。あやかを放っておけない潤一郎は自分のマンションへ誘った。あやかは優しい潤一郎に惹かれて行くが、会社が倒産の危機にあり、合併先のお嬢さんと婚約すると知る。潤一郎はあやかへの愛を貫こうとするが、あやかは潤一郎の前から姿を消すのであった。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる