17 / 166
国と種族
しおりを挟む
今日の夕食は、各種米料理だ。
「はあ…幸せだよ…」
シンプルで美味しいTKG。
(カシオブツに味も付いてて美味しいにゃー!)
(ポロポロしてて、食べにくいな)
シュガーが食べているのがねこまんま。ランスはチャーハンを食べているけど、お皿から零れてしまっている。
親子丼はフレイムが食べてるけど、ちょっとだけ共食い…なんて思ったのは内緒だ。
(ランス、こっちの方が食べやすいかもよ?)
カツ丼を出してやると、真っ先にカツが無くなった。みんな本当に肉が好きだよね。
確実に足りなくなるので、焼いたボア肉も出してやると、肉がどんどん消えていく。
(明日だけどさ、町に行きたいんだけど)
(む…町か…)
(森を抜けたら雪がいっぱいにゃーよ?)
(そうだな。メイは埋まる)
(ええっ?!この辺は雪がうっすらと積もる程度なのに?)
まさか、森を抜けた程度で気候が違うの?
(そういう物だと思っていたが)
(何か変かにゃ?)
だって、ここから1日もかからない所の気候がそんなに違うなんて信じられないじゃん?
強いていえば、魔物の強さは全く違う。そして魔素濃度も。それが魔物の強さにも影響していると予想していたけど、魔素が気候にも影響してるとか?
気候等については聞いた事がない。季節があるのは聞いていたけど…埋もれるような雪、見たいような怖いような…?
そうしたら、冬の間はみんは何しているんだろう?
秋に町に行った時には何も感じなかったけど、夏の気温も違うとか?
私の知っている所で魔素が一番濃いのは聖域だ。でもあそこは逆に魔物が近寄れない。
さすが異世界、謎だらけだな。
そうそう。燃焼石は今、火鉢に入れて使っている。
お陰でハーブティーを飲みたい時とか、今の季節は鍋料理が多くなるので重宝している。
それとフレイム。私にとっては亜空間内はいつも適温だけど、フレイムにとっては少々寒かったのか、火鉢を入れてからその近くにいる事が多くなった。
シュガーも下に皮が敷いてあるから心地いいみたいで、用がない時はゴロゴロしている。
どれ位長持ちするかは不明だけど、もう一回分位は取っておきたいな。
食べ終わった後の食器も、範囲指定したクリーンで全て綺麗になる。魔法って本当に楽。
町に行けないとなると、オージェに魔道具について質問できない。しばらくは本と検索で自力で学ぶしかないかな。
農園で採れた魔鉄を薄い板状にして、銀に魔石を砕いて混ぜ込んだ物で魔術記号と回路を書き込んでいく。
そう…ここの長さが温度に重要で、間違えると火傷する。
同じ大きさの魔鉄板を融合させて、布のポーチに入れればホッカイロの完成。
炊飯器として稼働させるにはゆっくり加熱して高温に、蒸らしの時間も考慮しないとだめだ。
魔道具の本をめくり、自分なりに調べた事を紙にメモしていく。
この世界の文字を書くのにも、慣れてきた。咄嗟に日本語で書いちゃう事もあるけど、意識して使わないようにしてると、慣れるものだ。
魔法文字も結構書けるようになった。魔道具を作るには普通の文字じゃだめだから、これも結構頑張った。
その他にもエルフやドワーフ等の妖精族が使う文字や、魔族が使う文字なんて物もあるらしい。
魔族とは言ってもこの大陸の北にある島に住む人達の総称で、当然王様は魔王。だけど別に世界を支配しようとしているとかそういう事はなく、身体的特徴が人族と少し違う人達の事。
普通に交易もしているし、人族よりも頑丈で強い人が多いとはいえ、繁殖能力では人族に劣る。魔族の住む島は人族には住みにくい環境だから、人族も攻めていく事はない。なんとも平和だ。
ただ、やっぱり異種族に対する偏見はある。それぞれ寿命が違ったりもするから、多少は仕方ないのかも。
現在私達が住んでいるこの森は大陸を分断するように広がっていて、六つもの国が隣接している。
私が行った町はクラーク王国の町メジト。国の一番端にある町だ。
大森林はどの国のものでもない。
だから私は現在クラークの国民ではないけど、比較的穏やかな国らしいので、冒険者として活躍できるようになるまでは、メジト辺りに住むのもいいかな。
この辺はアルミネアに教えてもらった。あとは、私が魔道具を売ったりポーションを売るなら、商業ギルドに登録するのもいい。
冒険者ギルドと併用するのもいいし、年齢制限も特にはない。
どっちにしろ子供のうちは目立つから、学校に行ってから考えるのもありかな。資金は充分にあるし、当面はゆっくり過ごせとも書いてあった。
そうなんだよね…私はこの世界の常識は知らないし、神様達の常識は人のそれとは違うし、シュガー達も人の常識なんて知るはずもないんだし。
魔道具の本を読んでいるうちにどうやら眠ってしまったらしい。いつの間にかベッドに移動されていた。
(おはよ…ランスがベッドに運んでくれたの?)
(シュガーと協力して。本だけ読む時は、ベッドの方がいい)
むう…転生する前の私なら徹夜も平気だったのにな。
(町に行くにゃ?)
(んー。雪が積もってるならいいや。オークを相手に戦いの訓練をするよ。次に進んでもいいし)
オークは二足歩行だから色々なパターンの攻撃の練習になる。弱点を狙った攻撃や、高い生命力を削る戦いも。
豚バラが結構集まったな。ようやく大豆が出たから、豆腐入りの鍋も作れるし、楽しみだ。
(あ、階段だ。どうする?)
(疲れを取ってから行くにゃ)
10階層なんて区切りもいいし、当然行く。
魔法石に触れて階段を降りると、突然後を塞ぐように扉が現れた。
(な、何?)
(メイ!今は集中だ!)
広いフロアーに現れたのは、ランス位ありそうな大きな蜘蛛が一匹。八つの紅い瞳が不気味だ。
洞窟内ではあまり火は使いたくないけど、昆虫だし火が有効だろう。それに吐き出す糸を焼き切るのにもいいし。
(フレイム、今は出せないよ?)
火を使うって考えたから、戦いたくなったのかもしれないけど、いきなりボス戦に挑戦させたくない。
シュガーもランスも蜘蛛糸に足を取られて思うように動けないみたいだ。
ベタつく糸を焼き払いながら、素早い蜘蛛に必死で炎の槍を当てようと頑張る。
当たらない…ならこっちも動きを封じるまで!
麻痺の魔法。それに併用して、過重もかける。もう一つ。吹き上がる炎!
炎が燃え尽きた後には、宝箱が残った。
(つ…疲れた…)
魔力も集中力も一気に使った。
トレントの実から作ったマジックポーション。薬草から作った青汁味のものと違って、ほんのり甘くて美味しい。
気になる宝箱の中身は、肌触りの良い布?
鑑定 スパイダーシルクの布 肌触りの良い高級品。
おお。いいね!シルクのパジャマとか憧れだったんだよね。付与も…うん。結構容量がある。
けど…結構火を使ったはずなのに、息苦しくならない。フロアーが広いから?…恐らくは、ダンジョンが元の状態に戻ろうとする力かもしれない。
疲れたからもう戻りたいけど、次は11階層から始められるようにしたい。
(下の魔物だけ確認したら今日は帰ろう)
魔物は…え。鹿?鹿肉は美味しいらしいし…うわあ!
戦うつもりはなくても、向こうから凄い勢いで突っ込んできた。見切って避けると、ダンジョンの硬い壁が抉れる程の強さで鋭い角が刺さる。
シュガーが鹿の注意を引く。ランスが後ろから攻撃した。
一撃じゃ無理か。
鑑定 ブレードディア 素早く、力強い。 角は魔力を通す事で鋭く、並の鎧なら貫通してしまう。肉は美味
ダメージにより動きの鈍った相手に、ランスの爪が食い込む。
一塊の肉を残してブレードディアは消えた。
ちょっと…今の私には手強い相手だな。
もう少し、レベルやスキル向上を頑張ってから、挑むようにしよう。
「はあ…幸せだよ…」
シンプルで美味しいTKG。
(カシオブツに味も付いてて美味しいにゃー!)
(ポロポロしてて、食べにくいな)
シュガーが食べているのがねこまんま。ランスはチャーハンを食べているけど、お皿から零れてしまっている。
親子丼はフレイムが食べてるけど、ちょっとだけ共食い…なんて思ったのは内緒だ。
(ランス、こっちの方が食べやすいかもよ?)
カツ丼を出してやると、真っ先にカツが無くなった。みんな本当に肉が好きだよね。
確実に足りなくなるので、焼いたボア肉も出してやると、肉がどんどん消えていく。
(明日だけどさ、町に行きたいんだけど)
(む…町か…)
(森を抜けたら雪がいっぱいにゃーよ?)
(そうだな。メイは埋まる)
(ええっ?!この辺は雪がうっすらと積もる程度なのに?)
まさか、森を抜けた程度で気候が違うの?
(そういう物だと思っていたが)
(何か変かにゃ?)
だって、ここから1日もかからない所の気候がそんなに違うなんて信じられないじゃん?
強いていえば、魔物の強さは全く違う。そして魔素濃度も。それが魔物の強さにも影響していると予想していたけど、魔素が気候にも影響してるとか?
気候等については聞いた事がない。季節があるのは聞いていたけど…埋もれるような雪、見たいような怖いような…?
そうしたら、冬の間はみんは何しているんだろう?
秋に町に行った時には何も感じなかったけど、夏の気温も違うとか?
私の知っている所で魔素が一番濃いのは聖域だ。でもあそこは逆に魔物が近寄れない。
さすが異世界、謎だらけだな。
そうそう。燃焼石は今、火鉢に入れて使っている。
お陰でハーブティーを飲みたい時とか、今の季節は鍋料理が多くなるので重宝している。
それとフレイム。私にとっては亜空間内はいつも適温だけど、フレイムにとっては少々寒かったのか、火鉢を入れてからその近くにいる事が多くなった。
シュガーも下に皮が敷いてあるから心地いいみたいで、用がない時はゴロゴロしている。
どれ位長持ちするかは不明だけど、もう一回分位は取っておきたいな。
食べ終わった後の食器も、範囲指定したクリーンで全て綺麗になる。魔法って本当に楽。
町に行けないとなると、オージェに魔道具について質問できない。しばらくは本と検索で自力で学ぶしかないかな。
農園で採れた魔鉄を薄い板状にして、銀に魔石を砕いて混ぜ込んだ物で魔術記号と回路を書き込んでいく。
そう…ここの長さが温度に重要で、間違えると火傷する。
同じ大きさの魔鉄板を融合させて、布のポーチに入れればホッカイロの完成。
炊飯器として稼働させるにはゆっくり加熱して高温に、蒸らしの時間も考慮しないとだめだ。
魔道具の本をめくり、自分なりに調べた事を紙にメモしていく。
この世界の文字を書くのにも、慣れてきた。咄嗟に日本語で書いちゃう事もあるけど、意識して使わないようにしてると、慣れるものだ。
魔法文字も結構書けるようになった。魔道具を作るには普通の文字じゃだめだから、これも結構頑張った。
その他にもエルフやドワーフ等の妖精族が使う文字や、魔族が使う文字なんて物もあるらしい。
魔族とは言ってもこの大陸の北にある島に住む人達の総称で、当然王様は魔王。だけど別に世界を支配しようとしているとかそういう事はなく、身体的特徴が人族と少し違う人達の事。
普通に交易もしているし、人族よりも頑丈で強い人が多いとはいえ、繁殖能力では人族に劣る。魔族の住む島は人族には住みにくい環境だから、人族も攻めていく事はない。なんとも平和だ。
ただ、やっぱり異種族に対する偏見はある。それぞれ寿命が違ったりもするから、多少は仕方ないのかも。
現在私達が住んでいるこの森は大陸を分断するように広がっていて、六つもの国が隣接している。
私が行った町はクラーク王国の町メジト。国の一番端にある町だ。
大森林はどの国のものでもない。
だから私は現在クラークの国民ではないけど、比較的穏やかな国らしいので、冒険者として活躍できるようになるまでは、メジト辺りに住むのもいいかな。
この辺はアルミネアに教えてもらった。あとは、私が魔道具を売ったりポーションを売るなら、商業ギルドに登録するのもいい。
冒険者ギルドと併用するのもいいし、年齢制限も特にはない。
どっちにしろ子供のうちは目立つから、学校に行ってから考えるのもありかな。資金は充分にあるし、当面はゆっくり過ごせとも書いてあった。
そうなんだよね…私はこの世界の常識は知らないし、神様達の常識は人のそれとは違うし、シュガー達も人の常識なんて知るはずもないんだし。
魔道具の本を読んでいるうちにどうやら眠ってしまったらしい。いつの間にかベッドに移動されていた。
(おはよ…ランスがベッドに運んでくれたの?)
(シュガーと協力して。本だけ読む時は、ベッドの方がいい)
むう…転生する前の私なら徹夜も平気だったのにな。
(町に行くにゃ?)
(んー。雪が積もってるならいいや。オークを相手に戦いの訓練をするよ。次に進んでもいいし)
オークは二足歩行だから色々なパターンの攻撃の練習になる。弱点を狙った攻撃や、高い生命力を削る戦いも。
豚バラが結構集まったな。ようやく大豆が出たから、豆腐入りの鍋も作れるし、楽しみだ。
(あ、階段だ。どうする?)
(疲れを取ってから行くにゃ)
10階層なんて区切りもいいし、当然行く。
魔法石に触れて階段を降りると、突然後を塞ぐように扉が現れた。
(な、何?)
(メイ!今は集中だ!)
広いフロアーに現れたのは、ランス位ありそうな大きな蜘蛛が一匹。八つの紅い瞳が不気味だ。
洞窟内ではあまり火は使いたくないけど、昆虫だし火が有効だろう。それに吐き出す糸を焼き切るのにもいいし。
(フレイム、今は出せないよ?)
火を使うって考えたから、戦いたくなったのかもしれないけど、いきなりボス戦に挑戦させたくない。
シュガーもランスも蜘蛛糸に足を取られて思うように動けないみたいだ。
ベタつく糸を焼き払いながら、素早い蜘蛛に必死で炎の槍を当てようと頑張る。
当たらない…ならこっちも動きを封じるまで!
麻痺の魔法。それに併用して、過重もかける。もう一つ。吹き上がる炎!
炎が燃え尽きた後には、宝箱が残った。
(つ…疲れた…)
魔力も集中力も一気に使った。
トレントの実から作ったマジックポーション。薬草から作った青汁味のものと違って、ほんのり甘くて美味しい。
気になる宝箱の中身は、肌触りの良い布?
鑑定 スパイダーシルクの布 肌触りの良い高級品。
おお。いいね!シルクのパジャマとか憧れだったんだよね。付与も…うん。結構容量がある。
けど…結構火を使ったはずなのに、息苦しくならない。フロアーが広いから?…恐らくは、ダンジョンが元の状態に戻ろうとする力かもしれない。
疲れたからもう戻りたいけど、次は11階層から始められるようにしたい。
(下の魔物だけ確認したら今日は帰ろう)
魔物は…え。鹿?鹿肉は美味しいらしいし…うわあ!
戦うつもりはなくても、向こうから凄い勢いで突っ込んできた。見切って避けると、ダンジョンの硬い壁が抉れる程の強さで鋭い角が刺さる。
シュガーが鹿の注意を引く。ランスが後ろから攻撃した。
一撃じゃ無理か。
鑑定 ブレードディア 素早く、力強い。 角は魔力を通す事で鋭く、並の鎧なら貫通してしまう。肉は美味
ダメージにより動きの鈍った相手に、ランスの爪が食い込む。
一塊の肉を残してブレードディアは消えた。
ちょっと…今の私には手強い相手だな。
もう少し、レベルやスキル向上を頑張ってから、挑むようにしよう。
636
あなたにおすすめの小説
転生幼女は追放先で総愛され生活を満喫中。前世で私を虐げていた姉が異世界から召喚されたので、聖女見習いは不要のようです。
桜城恋詠
ファンタジー
聖女見習いのロルティ(6)は、五月雨瑠衣としての前世の記憶を思い出す。
異世界から召喚された聖女が、自身を虐げてきた前世の姉だと気づいたからだ。
彼女は神官に聖女は2人もいらないと教会から追放。
迷いの森に捨てられるが――そこで重傷のアンゴラウサギと生き別れた実父に出会う。
「絶対、誰にも渡さない」
「君を深く愛している」
「あなたは私の、最愛の娘よ」
公爵家の娘になった幼子は腹違いの兄と血の繋がった父と母、2匹のもふもふにたくさんの愛を注がれて暮らす。
そんな中、養父や前世の姉から命を奪われそうになって……?
命乞いをしたって、もう遅い。
あなたたちは絶対に、許さないんだから!
☆ ☆ ☆
★ベリーズカフェ(別タイトル)・小説家になろう(同タイトル)掲載した作品を加筆修正したものになります。
こちらはトゥルーエンドとなり、内容が異なります。
※9/28 誤字修正
神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜
シュガーコクーン
ファンタジー
女神のうっかりで死んでしまったOLが一人。そのOLは、女神によって幼女に戻って異世界転生させてもらうことに。
その幼女の新たな名前はリティア。リティアの繰り広げる異世界ファンタジーが今始まる!
「こんな話をいれて欲しい!」そんな要望も是非下さい!出来る限り書きたいと思います。
素人のつたない作品ですが、よければリティアの異世界ライフをお楽しみ下さい╰(*´︶`*)╯
旧題「神による異世界転生〜転生幼女の異世界ライフ〜」
現在、小説家になろうでこの作品のリメイクを連載しています!そちらも是非覗いてみてください。
滅びる異世界に転生したけど、幼女は楽しく旅をする!
白夢
ファンタジー
何もしないでいいから、世界の終わりを見届けてほしい。
そう言われて、異世界に転生することになった。
でも、どうせ転生したなら、この異世界が滅びる前に観光しよう。
どうせ滅びる世界なら、思いっきり楽しもう。
だからわたしは旅に出た。
これは一人の幼女と小さな幻獣の、
世界なんて救わないつもりの放浪記。
〜〜〜
ご訪問ありがとうございます。
可愛い女の子が頼れる相棒と美しい世界で旅をする、幸せなファンタジーを目指しました。
ファンタジー小説大賞エントリー作品です。気に入っていただけましたら、ぜひご投票をお願いします。
お気に入り、ご感想、応援などいただければ、とても喜びます。よろしくお願いします!
23/01/08 表紙画像を変更しました
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
公爵令嬢やめて15年、噂の森でスローライフしてたら最強になりました!〜レベルカンストなので冒険に出る準備、なんて思ったけどハプニングだらけ〜
咲月ねむと
ファンタジー
息苦しい貴族社会から逃げ出して15年。
元公爵令嬢の私、リーナは「魔物の森」の奥で、相棒のもふもふフェンリルと気ままなスローライフを満喫していた。
そんなある日、ひょんなことから自分のレベルがカンストしていることに気づいてしまう。
「せっかくだし、冒険に出てみようかしら?」
軽い気持ちで始めた“冒険の準備”は、しかし、初日からハプニングの連続!
金策のために採った薬草は、国宝級の秘薬で鑑定士が気絶。
街でチンピラに絡まれれば、無自覚な威圧で撃退し、
初仕事では天災級の魔法でギルドの備品を物理的に破壊!
気づけばいきなり最高ランクの「Sランク冒険者」に認定され、
ボロボロの城壁を「日曜大工のノリ」で修理したら、神々しすぎる城塞が爆誕してしまった。
本人はいたって平和に、堅実に、お金を稼ぎたいだけなのに、規格外の生活魔法は今日も今日とて大暴走!
ついには帝国の精鋭部隊に追われる亡国の王子様まで保護してしまい、私の「冒険の準備」は、いつの間にか世界の運命を左右する壮大な旅へと変わってしまって……!?
これは、最強の力を持ってしまったおっとり元令嬢が、その力に全く気づかないまま、周囲に勘違いと畏怖と伝説を振りまいていく、勘違いスローライフ・コメディ!
本人はいつでも、至って真面目にお掃除とお料理をしたいだけなんです。信じてください!
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
【5/22 書籍1巻発売中!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる