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2章 一人のアルファで一人の兄で
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「本日貸切」
その四文字に、潤はがっくりと頭を垂れた。
……そういえば、そんな話を先日スタッフから聞いていた気がする。
ついていない。
馴染みのカフェは、営業なし。それならばどうするか。
この場で落ち込んでいても仕方がない。どこで時間を潰そうかと悩みつつ、辺りを見回して目黒川沿いを歩き始めた。このあたりは、小洒落た店が多く軒を連ねる。また、川沿いが桜並木になっているので、桜の時期やライトアップが美しい時期は人気のエリアだ。
しばらく歩いてみたが、川沿いのカフェやバーに入るには、どこか決め手がなく、開拓精神が薄い自分には、飛び込みは難しいのだと、潤は改めて思い知った。
こんなとき、颯真と一緒ならば特有の嗅覚で入る店を提案してくれるんだけどな。
……思わずそのような考えをしてしまう自分の身勝手さに嫌気がさす。
山手通りに出て、灯りに誘われるように、目の前のコンビニにふらりと潤は入った。最終手段だが、自宅で眠くなるほどの酒量を摂取すればよいと思いついたのだ。幸いにして酒は強い方ではない。ビールとサワー缶程度の酒量で、確実に睡眠を勝ち取ることはできる。
とはいえ、明日になっても抜本的な解決はみられないと思うので、この悩みが尽きることはない、単なる先送りでしかないのだが、それを考えてしまうと浮上できないので思考に蓋をした。根本的な解決が必要だと思うが、潤自身がどうすればいいのか分からないのに、ストレスだけが加わっていく。
潤は買い物カゴにビールを二缶とレモンサワーを二缶入れ、そのままレジを済ませた。
方針は決まったのだから早く帰ればいい。買い物袋を提げて、コンビニから道路を渡るために目の前の歩道橋を登る。人通りの少ないその場所で、ふと立ち止まり、しばらくその橋の下の山手通りを行き交う自動車のライトの群れを眺める。
眠るための手段は手に入れたものの、本音は自宅に帰りたくはないのだろうと思う。脚がなかなか自宅に向かない。
下の通りはひっきりなしに車が行き交っている。
ヘッドライトとバックライトがゆらゆらと遠くから連なって見える。
あまり上から見下ろしたことはなかったが、この道はよく颯真の車の助手席で通っていたなと思う。いや、ほぼ毎日車で通っている道であるはずなのに、記憶にあるのは颯真の車の助手席から見える風景ばかりだ。
どうしてこんなに颯真のことを考えるのだろう。
今日の事情聴取で佐賀の話をして、松也と明日の話をして。考えないといけないことはたくさんあるのに、ここで思い起こすのは颯真のことだ。
この三週間近く、ずっと颯真のこと忘れようと努力してきた。わずかな時間忘れていられれば、あの記憶も薄まって、冷静に考えることができるかもしれないと思ってきたからだ。
しかし、それは叶わなかった。
その理由は分かっているのだ。
……もう、ここで一缶飲んじゃおうかな、と潤は思い立つ。
一年で最も寒い時期に入りつつある今、こんな風が吹きさらす場所でビールを飲むのは、少しおかしいと思う。
ビニール袋からビールを一缶取り出す。自分は何をやっているのだろうという自嘲的な気分に滑稽さが合わさって、なぜか少し愉快な気分になってきた。
ぷしゅっと音を立てて、ステイオンタブを開ける。
これでも喉が渇いていたみたいで、口を付けると、ビールの強い炭酸が喉を通って乾きを潤す。喉ごしの良さに、思わずここが歩道橋の上であることを忘れそうになった。
ぐぐっと、三百五十ミリリットルの缶を半分くらいまで一気に飲む。
「ぷはぁ……」
欲望が満たされると、とたんにどこか空しい気分に襲われる。
歩道橋の欄干に身体を預けて、そのまましゃがみ込んだ。
「僕は……なにやってるんだろうなあ……」
その疑問の返事は自分の中にはない。真っ黒な空を見上げる。
先程の松也からの電話が脳裏に蘇った。
「番がいないそうだから、番候補として主張はしておこうと思って」
先日いきなり松也が突き付けてきた現実に、潤は戸惑いを隠せなかった。
返事はすぐには求めていないなんて言いながら、求められる答えが性急すぎて、展開が早いのだ。そういうところに松也のアルファとしての自信が見え隠れして、潤はなんとも言えない気持になる。
そしてあの言葉。
「逆に公認ということで前向きになってほしかったけど」
茗子からは付き合いを認められていると暗に言われたような気がして、外堀を埋められているような危機感さえ覚えた。潤にとってそれは躊躇いと共に、勝手に決められていく不快さもあったのだが、なぜかそれも全く伝わっている感じがしない。
松也がそのような気持ちを持っているのはなんとなくわかっていたのだと思う。自分もいい大人だ。それでもなお、松也の誘いを断らなかったのはなぜか。
……脳裏にこびりつく颯真のことを、少し忘れたかったから。
なのに。実際は、どこで誰と話しても、浮かぶのは颯真の顔だ。
潤は溜息を吐いて、一口ビール缶を煽った。
本当に少し寒くなってきた。
それもいいかと思い直す。こんなところで冷たいビールを煽って、風邪を引いてしまったのなら仕方がない。そうすれば、明日は行かなくても済むし……、とそのようなことにまで考えが及び、いよいよ自分は逃げてるなと、潤は自嘲的に思った。
自分でその気がないことを、ちゃんと松也に言わないといけない。いつも二人でいると松也のペースに乗せられてしまうけど、明日はちゃんと……。
そう思って立ち上がる。
「いた! 潤さん!」
思わぬ呼びかけに潤は驚いた。
思わず辺りを見回すが、歩道橋には誰もいない。すると、歩道の方から、さらに声がした。
「潤!」
江上の声だ。
見れば潤が出てきたコンビニの前にいるのは、江上と尚紀。その巡り合わせに、偶然だなと呑気に思ったが、この近くが江上の自宅であることに気が付いた。
しかし、様子が少し違う。
江上と尚紀が、歩道橋の階段を駆け上がってくる。
尚紀はコート姿だが、江上はいつものツーピースのスーツにトレンチコートを羽織っている。仕事帰りなのか。
「廉……」
「もう、探したぞ」
二人とも息が上がっている。
潤は驚いた。探していたということは、スマホに連絡があったのか。いや、もしかして自宅にいないと分かって、探しに来たのか。
「え、連絡……くれた?」
潤が恐る恐る問う。すると江上は大きく吐息をついた。
「連絡した。ついでにお前んちも行った。居なかったから心配した。めちゃくちゃ」
江上は尚紀を呼び出して、このあたりを探していたという。
「……ごめん」
彼らの様子からして、自覚はなかったが、とても心配をかけていたらしい。素直に謝っておこうと思う。
江上が潤の手にしているものに気が付いたらしい。
「こんなところで、なにやってたんだ?」
潤は手にしているビール缶に視線が止まる。
「あ……うん。なんか飲みたくなって」
そう弁解したが、あまりにらしくない行為なのだろう。尚紀も少し意外そうな表情を見せている。
「飲みきったのか?」
そう問われて潤は頷く。
「あ……まだ」
江上が尚紀のウエストに手を添え、腰を押す。尚紀がこちらに近づいてきた。
「帰ろう。送る」
尚紀が駆け寄り、潤に向かって手を伸ばす。新婚なのに、邪魔してごめんねと謝ろうとしたところで、尚紀は潤の腕を掴んだ。
「潤さん……」
尚紀が心配そうな表情を浮かべて見上げてきて、胸の奥で罪悪感が沸き上がった。
そのリビングの様子に、初めて入った尚紀が言葉を失っているのは潤も分かった。
ベッド代わりのソファの上には散乱した掛け布団と毛布。その横のテーブルにはいくつかのミネラルウォーターのペットボトルが転がっている。そして床には、脱ぎ散らかしたスーツやワイシャツ。ささやかな日常を送っているとは言い難く、一目で異常を悟るには十分だった。
おそらく江上は連絡しても反応がない潤を心配し、この部屋を訪ね、この惨状を目の当たりにした。それで驚いて、尚紀に連絡して慌てて探しに来たのに違いない。
「……あのさ、お前もしかして、ずっとここで寝てた?」
鋭い江上の問いかけに何も言えなくなる。
「潤さん……」
尚紀も心配そうな表情を向けてくる。この異様な状態のリビングが、そのままぐちゃぐちゃな精神状態を表しているといっていい。
正直、この二人には見られたくはなかった。
「潤」
江上の呼びかけに潤はわずかに怯む。いつもの声が、どこか違う。
「よりによってあんな所で酒飲んでたんだから、身体が冷えてるだろ。シャワーでも浴びてこい。
話はそれからだ」
有無を言わさぬ一言で、潤は江上によってバスルームに押し込まれた。
その四文字に、潤はがっくりと頭を垂れた。
……そういえば、そんな話を先日スタッフから聞いていた気がする。
ついていない。
馴染みのカフェは、営業なし。それならばどうするか。
この場で落ち込んでいても仕方がない。どこで時間を潰そうかと悩みつつ、辺りを見回して目黒川沿いを歩き始めた。このあたりは、小洒落た店が多く軒を連ねる。また、川沿いが桜並木になっているので、桜の時期やライトアップが美しい時期は人気のエリアだ。
しばらく歩いてみたが、川沿いのカフェやバーに入るには、どこか決め手がなく、開拓精神が薄い自分には、飛び込みは難しいのだと、潤は改めて思い知った。
こんなとき、颯真と一緒ならば特有の嗅覚で入る店を提案してくれるんだけどな。
……思わずそのような考えをしてしまう自分の身勝手さに嫌気がさす。
山手通りに出て、灯りに誘われるように、目の前のコンビニにふらりと潤は入った。最終手段だが、自宅で眠くなるほどの酒量を摂取すればよいと思いついたのだ。幸いにして酒は強い方ではない。ビールとサワー缶程度の酒量で、確実に睡眠を勝ち取ることはできる。
とはいえ、明日になっても抜本的な解決はみられないと思うので、この悩みが尽きることはない、単なる先送りでしかないのだが、それを考えてしまうと浮上できないので思考に蓋をした。根本的な解決が必要だと思うが、潤自身がどうすればいいのか分からないのに、ストレスだけが加わっていく。
潤は買い物カゴにビールを二缶とレモンサワーを二缶入れ、そのままレジを済ませた。
方針は決まったのだから早く帰ればいい。買い物袋を提げて、コンビニから道路を渡るために目の前の歩道橋を登る。人通りの少ないその場所で、ふと立ち止まり、しばらくその橋の下の山手通りを行き交う自動車のライトの群れを眺める。
眠るための手段は手に入れたものの、本音は自宅に帰りたくはないのだろうと思う。脚がなかなか自宅に向かない。
下の通りはひっきりなしに車が行き交っている。
ヘッドライトとバックライトがゆらゆらと遠くから連なって見える。
あまり上から見下ろしたことはなかったが、この道はよく颯真の車の助手席で通っていたなと思う。いや、ほぼ毎日車で通っている道であるはずなのに、記憶にあるのは颯真の車の助手席から見える風景ばかりだ。
どうしてこんなに颯真のことを考えるのだろう。
今日の事情聴取で佐賀の話をして、松也と明日の話をして。考えないといけないことはたくさんあるのに、ここで思い起こすのは颯真のことだ。
この三週間近く、ずっと颯真のこと忘れようと努力してきた。わずかな時間忘れていられれば、あの記憶も薄まって、冷静に考えることができるかもしれないと思ってきたからだ。
しかし、それは叶わなかった。
その理由は分かっているのだ。
……もう、ここで一缶飲んじゃおうかな、と潤は思い立つ。
一年で最も寒い時期に入りつつある今、こんな風が吹きさらす場所でビールを飲むのは、少しおかしいと思う。
ビニール袋からビールを一缶取り出す。自分は何をやっているのだろうという自嘲的な気分に滑稽さが合わさって、なぜか少し愉快な気分になってきた。
ぷしゅっと音を立てて、ステイオンタブを開ける。
これでも喉が渇いていたみたいで、口を付けると、ビールの強い炭酸が喉を通って乾きを潤す。喉ごしの良さに、思わずここが歩道橋の上であることを忘れそうになった。
ぐぐっと、三百五十ミリリットルの缶を半分くらいまで一気に飲む。
「ぷはぁ……」
欲望が満たされると、とたんにどこか空しい気分に襲われる。
歩道橋の欄干に身体を預けて、そのまましゃがみ込んだ。
「僕は……なにやってるんだろうなあ……」
その疑問の返事は自分の中にはない。真っ黒な空を見上げる。
先程の松也からの電話が脳裏に蘇った。
「番がいないそうだから、番候補として主張はしておこうと思って」
先日いきなり松也が突き付けてきた現実に、潤は戸惑いを隠せなかった。
返事はすぐには求めていないなんて言いながら、求められる答えが性急すぎて、展開が早いのだ。そういうところに松也のアルファとしての自信が見え隠れして、潤はなんとも言えない気持になる。
そしてあの言葉。
「逆に公認ということで前向きになってほしかったけど」
茗子からは付き合いを認められていると暗に言われたような気がして、外堀を埋められているような危機感さえ覚えた。潤にとってそれは躊躇いと共に、勝手に決められていく不快さもあったのだが、なぜかそれも全く伝わっている感じがしない。
松也がそのような気持ちを持っているのはなんとなくわかっていたのだと思う。自分もいい大人だ。それでもなお、松也の誘いを断らなかったのはなぜか。
……脳裏にこびりつく颯真のことを、少し忘れたかったから。
なのに。実際は、どこで誰と話しても、浮かぶのは颯真の顔だ。
潤は溜息を吐いて、一口ビール缶を煽った。
本当に少し寒くなってきた。
それもいいかと思い直す。こんなところで冷たいビールを煽って、風邪を引いてしまったのなら仕方がない。そうすれば、明日は行かなくても済むし……、とそのようなことにまで考えが及び、いよいよ自分は逃げてるなと、潤は自嘲的に思った。
自分でその気がないことを、ちゃんと松也に言わないといけない。いつも二人でいると松也のペースに乗せられてしまうけど、明日はちゃんと……。
そう思って立ち上がる。
「いた! 潤さん!」
思わぬ呼びかけに潤は驚いた。
思わず辺りを見回すが、歩道橋には誰もいない。すると、歩道の方から、さらに声がした。
「潤!」
江上の声だ。
見れば潤が出てきたコンビニの前にいるのは、江上と尚紀。その巡り合わせに、偶然だなと呑気に思ったが、この近くが江上の自宅であることに気が付いた。
しかし、様子が少し違う。
江上と尚紀が、歩道橋の階段を駆け上がってくる。
尚紀はコート姿だが、江上はいつものツーピースのスーツにトレンチコートを羽織っている。仕事帰りなのか。
「廉……」
「もう、探したぞ」
二人とも息が上がっている。
潤は驚いた。探していたということは、スマホに連絡があったのか。いや、もしかして自宅にいないと分かって、探しに来たのか。
「え、連絡……くれた?」
潤が恐る恐る問う。すると江上は大きく吐息をついた。
「連絡した。ついでにお前んちも行った。居なかったから心配した。めちゃくちゃ」
江上は尚紀を呼び出して、このあたりを探していたという。
「……ごめん」
彼らの様子からして、自覚はなかったが、とても心配をかけていたらしい。素直に謝っておこうと思う。
江上が潤の手にしているものに気が付いたらしい。
「こんなところで、なにやってたんだ?」
潤は手にしているビール缶に視線が止まる。
「あ……うん。なんか飲みたくなって」
そう弁解したが、あまりにらしくない行為なのだろう。尚紀も少し意外そうな表情を見せている。
「飲みきったのか?」
そう問われて潤は頷く。
「あ……まだ」
江上が尚紀のウエストに手を添え、腰を押す。尚紀がこちらに近づいてきた。
「帰ろう。送る」
尚紀が駆け寄り、潤に向かって手を伸ばす。新婚なのに、邪魔してごめんねと謝ろうとしたところで、尚紀は潤の腕を掴んだ。
「潤さん……」
尚紀が心配そうな表情を浮かべて見上げてきて、胸の奥で罪悪感が沸き上がった。
そのリビングの様子に、初めて入った尚紀が言葉を失っているのは潤も分かった。
ベッド代わりのソファの上には散乱した掛け布団と毛布。その横のテーブルにはいくつかのミネラルウォーターのペットボトルが転がっている。そして床には、脱ぎ散らかしたスーツやワイシャツ。ささやかな日常を送っているとは言い難く、一目で異常を悟るには十分だった。
おそらく江上は連絡しても反応がない潤を心配し、この部屋を訪ね、この惨状を目の当たりにした。それで驚いて、尚紀に連絡して慌てて探しに来たのに違いない。
「……あのさ、お前もしかして、ずっとここで寝てた?」
鋭い江上の問いかけに何も言えなくなる。
「潤さん……」
尚紀も心配そうな表情を向けてくる。この異様な状態のリビングが、そのままぐちゃぐちゃな精神状態を表しているといっていい。
正直、この二人には見られたくはなかった。
「潤」
江上の呼びかけに潤はわずかに怯む。いつもの声が、どこか違う。
「よりによってあんな所で酒飲んでたんだから、身体が冷えてるだろ。シャワーでも浴びてこい。
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