32 / 41
32
しおりを挟む
値踏みするように上から下まで私を検分した後、洋子さんはふんと鼻を鳴らして意地の悪い笑みを浮かべた。綺麗な女性には違いないが、香さんの持つ朗らかさとは程遠い、どこか薄暗い雰囲気が感じられる。そもそも彼女は他に好きな人がいるのに、何故修司さんの身辺がそんなに気になるのだろう。これではまるで未練でもあるように見える。一度は夫だった人だ。何かしらの情は残っているのかもしれない。
「本当に修司とは友達みたいね」
中身もそうだけれど、外見にしてもこれと言って特筆すべき部分がない私は、馬鹿にする対象ではあっても反感を買うことはなかったらしい。
「先週富沢さんの会社の方に、当館をご利用頂いたんです」
洋子さんから刺々しさが少し消えたので、私はでたらめな噂が流れた原因について話した。その間代わりに周囲の三人から、非常にぴりぴりと張りつめた空気が伝わってくる。
「なるほど。じゃああなたと修司は本当に何でもなかったのね」
どんな理由にせよ、修司さんが一度は縁を結んだ女性と私とでは、乗っかっている土俵からして違う。本当に嫌いな人と夫婦になれる程、彼は他人を蔑ろにはしていない。
「いくら電話しても出てくれないからてっきり…」
意地の悪さはどこへやら意気消沈している洋子さんに、私はさっきの富沢くんの台詞を思い出した。この一週間修司さんがスマホをチェックしていたと。もしかしたら元妻からの電話に出るに出られず、着信履歴だけを追っていたということはないだろうか。私が元夫に対して会う気になれなかったように。
「そこはお互い様かと」
確認するように富沢くんをそっと窺うと、私の表情から考えを読み取ったのか、もの凄い勢いで首を横に振っている。大丈夫。ここで大っぴらにはしないから。
「悟?」
私と富沢くんのやり取りに不自然なものを感じたらしい。修司さんに不穏な空気が纏わりついている。
「ごめん修兄。一ノ瀬さんにばらしちゃった」
一気に眉を吊り上げる修司さん。私はその姿に幾分切なくなった。修司さんの言葉を鵜呑みにしていたけれど、彼の方にだって洋子さんに対する恋愛感情はなくても、家族の情が燻っている可能性があるのだ。修司さんの香さんへの想いが一段落した現在、復縁することはないとしても、何らかの形で交流が再開する場合もあるかもしれない。
「富沢さんは私なんかには雲の上の人ですよ」
もちろん二人の関係に進展があったとしても、私に否やを唱える権利はない。なのでそう締めくくると洋子さんは安堵した表情になったが、次の瞬間私の脳天には強烈な拳が炸裂した。
「減点一。私なんかはやめろって教えたよな?」
自分を卑下するつもりはなく、いかに修司さんが素敵な人なのかを主張したかっただけなのに、隣から般若より怖ろしい顔で凄まれる。
「飯代に上乗せして、桜屋の入浴料を払わせるぞ」
「え? だって私と比べたら富沢さんは」
「ろくでもないことをほざくのはこの口か? しかもまた勝手に自己完結してるだろ」
頭の天辺を擦りながら言い訳を並べれば、両手で頬っぺたを左右に引っ張られた。記憶にある限りこんなことをされたのは初めてで、痛いやらびっくりするやらでどうしていいか分からない。
「大の大人がじゃれ合っているようにしか見えない」
おまけに富沢くんも咲さんも、助けるどころか生温い視線を向けてくる。誤解を解こうにも謎の音声しか発することができず、ギブアップの代わりに修司さんの腕を掴んだところで、
「修…司?」
呟かれた名前に彼の手の力が緩んだ。ほっとして息を吐き出すと、目の前では瞠目する洋子さんが、余計な感情は一切なくただただ驚いている。
「別れるときですら、怒ってもいなかったのに…」
そんな元妻に修司さんは冷たい一瞥を投げる。
「用が済んだらさっさと帰れ。どうせ男と喧嘩でもしたんだろ」
抑揚の無い声に、まるで連絡事項を伝達しているような錯覚を起こしそうだ。
「ああ、この人にまたちょっかい出したら、会社に来れなくしてやるからな」
おまけにまた私の頬っぺたを摘まんでは物騒な台詞を吐いている。洋子さんは無言で自分の物らしき車に乗り込み、こちらを見ないようにして駐車場を出ていったけれど、修司さんは今の自分の言動を理解しているのだろうか。正直私は別れた奥さんの登場よりも、本日の修司さんに度肝を抜かれて思考が止まりつつあった。
「一ノ瀬さーん、明日の客室数に変更が出たんだけど」
意識を手放しそうになったとき、ふいに背後からのんびりした主任の声が割って入った。
「おや、富沢くんのお兄さんの彼女は帰ったの?」
悪気はないのだろうがその一言に修司さんは眉間に皺を寄せ、目を爛々と輝かせていた富沢くんと咲さんは、俄然面白くなってきたと手を取り合う。私は深呼吸を繰り返してから主任の方に爪先を向けた。
「これも友人認定の弊害か…」
苦々しい呟きが耳元に落ちた後、ようやく私の頬は解放された。
「本当に修司とは友達みたいね」
中身もそうだけれど、外見にしてもこれと言って特筆すべき部分がない私は、馬鹿にする対象ではあっても反感を買うことはなかったらしい。
「先週富沢さんの会社の方に、当館をご利用頂いたんです」
洋子さんから刺々しさが少し消えたので、私はでたらめな噂が流れた原因について話した。その間代わりに周囲の三人から、非常にぴりぴりと張りつめた空気が伝わってくる。
「なるほど。じゃああなたと修司は本当に何でもなかったのね」
どんな理由にせよ、修司さんが一度は縁を結んだ女性と私とでは、乗っかっている土俵からして違う。本当に嫌いな人と夫婦になれる程、彼は他人を蔑ろにはしていない。
「いくら電話しても出てくれないからてっきり…」
意地の悪さはどこへやら意気消沈している洋子さんに、私はさっきの富沢くんの台詞を思い出した。この一週間修司さんがスマホをチェックしていたと。もしかしたら元妻からの電話に出るに出られず、着信履歴だけを追っていたということはないだろうか。私が元夫に対して会う気になれなかったように。
「そこはお互い様かと」
確認するように富沢くんをそっと窺うと、私の表情から考えを読み取ったのか、もの凄い勢いで首を横に振っている。大丈夫。ここで大っぴらにはしないから。
「悟?」
私と富沢くんのやり取りに不自然なものを感じたらしい。修司さんに不穏な空気が纏わりついている。
「ごめん修兄。一ノ瀬さんにばらしちゃった」
一気に眉を吊り上げる修司さん。私はその姿に幾分切なくなった。修司さんの言葉を鵜呑みにしていたけれど、彼の方にだって洋子さんに対する恋愛感情はなくても、家族の情が燻っている可能性があるのだ。修司さんの香さんへの想いが一段落した現在、復縁することはないとしても、何らかの形で交流が再開する場合もあるかもしれない。
「富沢さんは私なんかには雲の上の人ですよ」
もちろん二人の関係に進展があったとしても、私に否やを唱える権利はない。なのでそう締めくくると洋子さんは安堵した表情になったが、次の瞬間私の脳天には強烈な拳が炸裂した。
「減点一。私なんかはやめろって教えたよな?」
自分を卑下するつもりはなく、いかに修司さんが素敵な人なのかを主張したかっただけなのに、隣から般若より怖ろしい顔で凄まれる。
「飯代に上乗せして、桜屋の入浴料を払わせるぞ」
「え? だって私と比べたら富沢さんは」
「ろくでもないことをほざくのはこの口か? しかもまた勝手に自己完結してるだろ」
頭の天辺を擦りながら言い訳を並べれば、両手で頬っぺたを左右に引っ張られた。記憶にある限りこんなことをされたのは初めてで、痛いやらびっくりするやらでどうしていいか分からない。
「大の大人がじゃれ合っているようにしか見えない」
おまけに富沢くんも咲さんも、助けるどころか生温い視線を向けてくる。誤解を解こうにも謎の音声しか発することができず、ギブアップの代わりに修司さんの腕を掴んだところで、
「修…司?」
呟かれた名前に彼の手の力が緩んだ。ほっとして息を吐き出すと、目の前では瞠目する洋子さんが、余計な感情は一切なくただただ驚いている。
「別れるときですら、怒ってもいなかったのに…」
そんな元妻に修司さんは冷たい一瞥を投げる。
「用が済んだらさっさと帰れ。どうせ男と喧嘩でもしたんだろ」
抑揚の無い声に、まるで連絡事項を伝達しているような錯覚を起こしそうだ。
「ああ、この人にまたちょっかい出したら、会社に来れなくしてやるからな」
おまけにまた私の頬っぺたを摘まんでは物騒な台詞を吐いている。洋子さんは無言で自分の物らしき車に乗り込み、こちらを見ないようにして駐車場を出ていったけれど、修司さんは今の自分の言動を理解しているのだろうか。正直私は別れた奥さんの登場よりも、本日の修司さんに度肝を抜かれて思考が止まりつつあった。
「一ノ瀬さーん、明日の客室数に変更が出たんだけど」
意識を手放しそうになったとき、ふいに背後からのんびりした主任の声が割って入った。
「おや、富沢くんのお兄さんの彼女は帰ったの?」
悪気はないのだろうがその一言に修司さんは眉間に皺を寄せ、目を爛々と輝かせていた富沢くんと咲さんは、俄然面白くなってきたと手を取り合う。私は深呼吸を繰り返してから主任の方に爪先を向けた。
「これも友人認定の弊害か…」
苦々しい呟きが耳元に落ちた後、ようやく私の頬は解放された。
2
あなたにおすすめの小説
離婚するはずの旦那様を、なぜか看病しています
鍛高譚
恋愛
「結婚とは、貴族の義務。そこに愛など不要――」
そう割り切っていた公爵令嬢アルタイは、王命により辺境伯ベガと契約結婚することに。
お互い深入りしない仮面夫婦として過ごすはずが、ある日ベガが戦地へ赴くことになり、彼はアルタイにこう告げる。
「俺は生きて帰れる自信がない。……だから、お前を自由にしてやりたい」
あっさりと“離婚”を申し出る彼に、アルタイは皮肉めいた笑みを浮かべる。
「では、戦争が終わり、貴方が帰るまで離婚は待ちましょう。
戦地で女でも作ってきてください。そうすれば、心置きなく別れられます」
――しかし、戦争は長引き、何年も経ったのちにようやく帰還したベガは、深い傷を負っていた。
彼を看病しながら、アルタイは自分の心が変化していることに気づく。
「早く元気になってもらわないと、離婚できませんね?」
「……本当に、離婚したいのか?」
最初は“義務”だったはずの結婚。しかし、夫婦として過ごすうちに、仮面は次第に剥がれていく。
やがて、二人の離婚を巡る噂が王宮を騒がせる中、ベガは決意を固める――。
竜帝に捨てられ病気で死んで転生したのに、生まれ変わっても竜帝に気に入られそうです
みゅー
恋愛
シーディは前世の記憶を持っていた。前世では奉公に出された家で竜帝に気に入られ寵姫となるが、竜帝は豪族と婚約すると噂され同時にシーディの部屋へ通うことが減っていった。そんな時に病気になり、シーディは後宮を出ると一人寂しく息を引き取った。
時は流れ、シーディはある村外れの貧しいながらも優しい両親の元に生まれ変わっていた。そんなある日村に竜帝が訪れ、竜帝に見つかるがシーディの生まれ変わりだと気づかれずにすむ。
数日後、運命の乙女を探すためにの同じ年、同じ日に生まれた数人の乙女たちが後宮に召集され、シーディも後宮に呼ばれてしまう。
自分が運命の乙女ではないとわかっているシーディは、とにかく何事もなく村へ帰ることだけを目標に過ごすが……。
はたして本当にシーディは運命の乙女ではないのか、今度の人生で幸せをつかむことができるのか。
短編:竜帝の花嫁 誰にも愛されずに死んだと思ってたのに、生まれ変わったら溺愛されてました
を長編にしたものです。
剣士に扮した男爵令嬢は、幽居の公子の自由を願う
石月 和花
恋愛
両親が亡くなって男爵家を叔父に乗っ取られた令嬢のアンナは、騎士だった父から受けた手解きのお陰で、剣を手に取り冒険者として日銭を稼ぎながら弟を育てていた。
そんなある日、ひょんな事から訳ありそうな冒険者ルーフェスと知り合ったのだった。
アンナは、いつも自分の事を助けてくれるルーフェスに、段々と心が惹かれていったが、彼女にはその想いを素直に認められなかった。
何故ならアンナの目標は、叔父に乗っ取られた男爵位を取り返して身分を回復し、弟に爵位を継がせる事だったから。この願いが叶うと、冒険者のルーフェスとは会えなくなるのだ。
貴族の身分を取り戻したい気持ちと、冒険者としてルーフェスの隣に居たい気持ちの間で悩み葛藤するそんな中で、アンナはルーフェスの重大な秘密を知ってしまうのであった……
##
ファンタジー小説大賞にエントリーしています。気に入って頂けましたら、応援よろしくお願いします!
##
この話は、別タイトルで小説家になろうでも掲載しています。
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
田舎暮らしの貧乏令嬢、幽閉王子のお世話係になりました〜七年後の殿下が甘すぎるのですが!〜
侑子
恋愛
「リーシャ。僕がどれだけ君に会いたかったかわかる? 一人前と認められるまで魔塔から出られないのは知っていたけど、まさか七年もかかるなんて思っていなくて、リーシャに会いたくて死ぬかと思ったよ」
十五歳の時、父が作った借金のために、いつ魔力暴走を起こすかわからない危険な第二王子のお世話係をしていたリーシャ。
弟と同じ四つ年下の彼は、とても賢くて優しく、可愛らしい王子様だった。
お世話をする内に仲良くなれたと思っていたのに、彼はある日突然、世界最高の魔法使いたちが集うという魔塔へと旅立ってしまう。
七年後、二十二歳になったリーシャの前に現れたのは、成長し、十八歳になって成人した彼だった!
以前とは全く違う姿に戸惑うリーシャ。
その上、七年も音沙汰がなかったのに、彼は昔のことを忘れていないどころか、とんでもなく甘々な態度で接してくる。
一方、自分の息子ではない第二王子を疎んで幽閉状態に追い込んでいた王妃は、戻ってきた彼のことが気に入らないようで……。
今宵、薔薇の園で
天海月
恋愛
早世した母の代わりに妹たちの世話に励み、婚期を逃しかけていた伯爵家の長女・シャーロットは、これが最後のチャンスだと思い、唐突に持ち込まれた気の進まない婚約話を承諾する。
しかし、一か月も経たないうちに、その話は先方からの一方的な申し出によって破談になってしまう。
彼女は藁にもすがる思いで、幼馴染の公爵アルバート・グレアムに相談を持ち掛けるが、新たな婚約者候補として紹介されたのは彼の弟のキースだった。
キースは長年、シャーロットに思いを寄せていたが、遠慮して距離を縮めることが出来ないでいた。
そんな弟を見かねた兄が一計を図ったのだった。
彼女はキースのことを弟のようにしか思っていなかったが、次第に彼の情熱に絆されていく・・・。
イケメン警視、アルバイトで雇った恋人役を溺愛する。
楠ノ木雫
恋愛
蒸発した母の借金を擦り付けられた主人公瑠奈は、お見合い代行のアルバイトを受けた。だが、そのお見合い相手、矢野湊に借金の事を見破られ3ヶ月間恋人役を務めるアルバイトを提案された。瑠奈はその報酬に飛びついたが……
見た目は子供、頭脳は大人。 公爵令嬢セリカ
しおしお
恋愛
四歳で婚約破棄された“天才幼女”――
今や、彼女を妻にしたいと王子が三人。
そして隣国の国王まで参戦!?
史上最大の婿取り争奪戦が始まる。
リュミエール王国の公爵令嬢セリカ・ディオールは、幼い頃に王家から婚約破棄された。
理由はただひとつ。
> 「幼すぎて才能がない」
――だが、それは歴史に残る大失策となる。
成長したセリカは、領地を空前の繁栄へ導いた“天才”として王国中から称賛される存在に。
灌漑改革、交易路の再建、魔物被害の根絶……
彼女の功績は、王族すら遠く及ばないほど。
その名声を聞きつけ、王家はざわついた。
「セリカに婿を取らせる」
父であるディオール公爵がそう発表した瞬間――
なんと、三人の王子が同時に立候補。
・冷静沈着な第一王子アコード
・誠実温和な第二王子セドリック
・策略家で負けず嫌いの第三王子シビック
王宮は“セリカ争奪戦”の様相を呈し、
王子たちは互いの足を引っ張り合う始末。
しかし、混乱は国内だけでは終わらなかった。
セリカの名声は国境を越え、
ついには隣国の――
国王まで本人と結婚したいと求婚してくる。
「天才で可愛くて領地ごと嫁げる?
そんな逸材、逃す手はない!」
国家の威信を賭けた婿争奪戦は、ついに“国VS国”の大騒動へ。
当の本人であるセリカはというと――
「わたし、お嫁に行くより……お昼寝のほうが好きなんですの」
王家が焦り、隣国がざわめき、世界が動く。
しかしセリカだけはマイペースにスイーツを作り、お昼寝し、領地を救い続ける。
これは――
婚約破棄された天才令嬢が、
王国どころか国家間の争奪戦を巻き起こしながら
自由奔放に世界を変えてしまう物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる