錦と氷、やがて春

 私の鬱屈な日々を変えてくれたのは、銀色の髪をした氷の魔法使いでした――

 母の重圧に耐え兼ねて家を飛び出したある日、私は銀髪の不思議な青年――ユキさんに出会う。
 独特な雰囲気に似合って、彼にはちょっと変わった趣味があるようで……

 誰にも言えない気持ち。誰にも言えない秘密。
 大人になりきれないふたりの、冬のひととき。
24h.ポイント 0pt
2
小説 184,204 位 / 184,204件 青春 6,497 位 / 6,497件