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先輩

委員会

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 委員会が本格的始まり木曜日と月曜日は大忙しだった。
 女の葱更きさら 亜木あきは忙し過ぎてよく委員会の日は休むようになった。なので僕と先輩達しか委員会をしていなかった。 
 今日も三人だけかと思って放送室に行く
 「お疲れ様です・・・あれ?速水はやみず先輩一人?ですか?」
 「・・・ああ、要か。実はな、智船ちぶねは金曜日から休んでる。」
 「つまり?」
 「今日は二人だ。頑張らないとな」
 「まじですか?三人でも忙しいのに・・・」
 僕は肩を落として言う。
 「俺が二人分頑張るからさ」
 「いえ、僕も一人分は頑張ります。一応、同じクラスの人なので。」
 「・・ああ、頼りにしているよ。」
 「・・頑張ります。」
 二人は急いで放送の準備をした。朝は先輩がお昼と機材運びは僕が放課後は先輩と僕がした。
 「はぁー疲れた。」
 独り言のつもりだったが先輩が反応してくれた。
 「お疲れ様。あとは木曜日。智船来ると良いが・・・」
 「せ、先輩。先輩は絶対に休まないでください」
 疲れた顔をしながら稚隼ちはや先輩に言う。
 「頑張るよ。今日はありがとう。」
 そう言って立ち上がった。「さぁ、帰ろか」と言った。
 
 僕と先輩は一緒に学校を出た。


 「今日はお疲れ様。」
 「はい!」

 別方向のため挨拶をして別れた。


 
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