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最後の選択

賑やか

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 白斗はくとは家の中で静かに過ごしていた。すると花火の音が聞こえた。静かな室内に賑やかでうるさいぐらいの外。

 「なんだか厚い壁があるみたい」

 一言悲しそうに呟いた。

 ソファに座っていた白斗は立ち上がってカーテンをめくる。壁にもたれて外の様子を見る。

 「直也なおやとまわりたかったな。」 

 ただただ外を見ている。




 「白斗君!」
 急に家の扉が開き、家にはつてんが中に入って来た。

 「2人とも、どうしたの?」

 「直也から白斗君暇してるだろうからか相手してあげてって」
 「ありがとう。葉さん、槇さん。」
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