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やっぱりこの学校は
番外編:3-4
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お昼に爽の教室に行った。そこで錦に恥ずかしそうに渡す爽。渡されたのは不器用ながらも丁寧に包まれていた。所々チョコがついていた。
放課後。走って直也は帰った。
机の上にシンプルだけど、綺麗に包まれた紙袋があった。白斗はリビングにいなかった。白斗の部屋に行くとドアに『只今執筆中邪魔するな』と紙が貼ってあった。ノックはせずリビングに戻った。
錦は生徒会質に戻り
直也は椅子に座り
包まれているものを開けた。
爽が作ったのはチョコレートトリュフ
白斗が作ったのはガトーショコラ
爽のは不恰好。でも、ちゃんと愛情を感じる。
白斗のは綺麗。さすがだと思う。
錦は一粒口に入れた。
直也は切って一切れ口に入れた。
「美味しい。爽君。俺が本当は甘いの苦手なの覚えていたんだな」
「うまっ。ケーキ屋開けるよ。ガトーショコラの間に溶けたチョコ。すごいなぁ。」
それぞれの時間で、それぞれの場所で大好きな人の手作りバレンタインを楽しんだ。
こんな幸せなこと、なかなかないだろう。
番外編が続いてしまってすみません。
放課後。走って直也は帰った。
机の上にシンプルだけど、綺麗に包まれた紙袋があった。白斗はリビングにいなかった。白斗の部屋に行くとドアに『只今執筆中邪魔するな』と紙が貼ってあった。ノックはせずリビングに戻った。
錦は生徒会質に戻り
直也は椅子に座り
包まれているものを開けた。
爽が作ったのはチョコレートトリュフ
白斗が作ったのはガトーショコラ
爽のは不恰好。でも、ちゃんと愛情を感じる。
白斗のは綺麗。さすがだと思う。
錦は一粒口に入れた。
直也は切って一切れ口に入れた。
「美味しい。爽君。俺が本当は甘いの苦手なの覚えていたんだな」
「うまっ。ケーキ屋開けるよ。ガトーショコラの間に溶けたチョコ。すごいなぁ。」
それぞれの時間で、それぞれの場所で大好きな人の手作りバレンタインを楽しんだ。
こんな幸せなこと、なかなかないだろう。
番外編が続いてしまってすみません。
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