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やっぱりこの学校は
悪いのは
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「・・直也ごめんね。嘘ついてた。ごめんね、」
直也は白斗を抱きしめた。
「白斗は悪くない!悪くないよ!悪いのはすべて校長だから。だから。俺の前からいなくならないで。悪くないから。」
直也は白斗に何度も『悪くない』と言う。
「・・・悪いよ。悪いんだよ。お願いだから。お願いだから、僕に優しくしないで。悪いのに悪くないって言って僕は嬉しくない。僕は、悪い。直也に嘘をつかない選択もあった。それなのに僕は台本通りに自分で選んだ。だから!僕は」
離れようとしてた白斗の体を力を込めて止める。
「直也!」
「白斗が自分を悪く言っても。俺は、白斗は悪くないって信じてる。白斗は悪くない。」
「直也。選択したのは僕。ボスがすべて悪いんじゃない。僕も、直也に対して酷いことをした。だから、直也。僕に直也がしたくないことして。直也がしたくないことは僕もしたくないことだから。」
そう言って、直也の体を押してソファに寝かせた。直也に跨る。白斗は直也の下半身を触る。ゾワゾワした感覚が直也の体を這う。
「白斗!何をっ」
「何って、直也。分かってるでしょう?」
「やめろ!」
直也は白斗を足で横に倒した。白斗はそのままソファから落ちた。
「・・・」
「白斗。何に焦ってあるのかはわかる。でも。焦り過ぎだ。」
「・・・」
「白斗?」
「・・・ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
白斗は謝り続けた。直也は何も言えなくなっていた。
直也は白斗を抱きしめた。
「白斗は悪くない!悪くないよ!悪いのはすべて校長だから。だから。俺の前からいなくならないで。悪くないから。」
直也は白斗に何度も『悪くない』と言う。
「・・・悪いよ。悪いんだよ。お願いだから。お願いだから、僕に優しくしないで。悪いのに悪くないって言って僕は嬉しくない。僕は、悪い。直也に嘘をつかない選択もあった。それなのに僕は台本通りに自分で選んだ。だから!僕は」
離れようとしてた白斗の体を力を込めて止める。
「直也!」
「白斗が自分を悪く言っても。俺は、白斗は悪くないって信じてる。白斗は悪くない。」
「直也。選択したのは僕。ボスがすべて悪いんじゃない。僕も、直也に対して酷いことをした。だから、直也。僕に直也がしたくないことして。直也がしたくないことは僕もしたくないことだから。」
そう言って、直也の体を押してソファに寝かせた。直也に跨る。白斗は直也の下半身を触る。ゾワゾワした感覚が直也の体を這う。
「白斗!何をっ」
「何って、直也。分かってるでしょう?」
「やめろ!」
直也は白斗を足で横に倒した。白斗はそのままソファから落ちた。
「・・・」
「白斗。何に焦ってあるのかはわかる。でも。焦り過ぎだ。」
「・・・」
「白斗?」
「・・・ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
白斗は謝り続けた。直也は何も言えなくなっていた。
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