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告げられた秘密
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お父様は、お母様 お兄様 ジュエルを呼んで 私の出生の秘密とベロノワ伯爵家の養女になった経緯を教えてくれた。
「ジュエルも知っていたの?」
「僕は姉様と一歳しか違わないんだよ?
突然こんなに可愛い女の子が家族になれば覚えてるよ。
だけどベロノワ家の子だと言っても違和感なくて、父上が他所で、イテッ!」
お兄様がジュエルの頭を叩いた。
「馬鹿なことを言うな」
「でも、アイリーンの顔を見た瞬間、私も不貞を疑ったけど、アイリーンが付けていた腕輪を見て疑いが晴れたの。
アイリーンのお母様である王女殿下の国の国章とお父様である王子殿下の国の国章が彫られていたもの。
あの品は世界に一つしかないでしょうね」
「……」
「アイリーン。君はベロノワ家の一員だ。家族なんだ。本当の娘として大事にしてきた」
「そうよ。大事な娘なのよ」
「姉様は僕が守る」
「アイリーン。結婚してくれ」
「本当にここにいていいのですか?」
「もちろん」
あれ? お兄様は今何て?
「良かった。直ぐに結婚しよう」
「え?」
「婚約期間が必要か?」
「結婚って? ソフィア様は?」
「離縁したよ。
私もアイリーンも独身だ。問題ない」
「でも私はお兄様だと思って」
「政略結婚とかいい出すくらいなんだから私でいいだろう」
確かにそうだけど。夫婦になったらお兄様とするの!?
「……」
「可愛いわ。赤くなって」
「オベール。アイリーンはまだ早い」
「せめて婚約だけはしますから」
「姉様。僕でもいいんだよ?
姉様のこと大好きだからね」
混乱して、数時間後には熱を出した。
時々ひんやりとした布が額に置かれる。
手を握り優しく頭を撫でてくれる。
「愛してるよ 私の天使」
「お兄様」
縋るように腕を伸ばしたところまでは薄っすら覚えている。
「!!」
目を開けると胸の谷間にお兄様の顔があった。
お兄様の腕は私の腰を引き寄せていて、私自身もお兄様の頭部を抱きしめていた。
しかも寝巻きを着ておらず直だった。
「夜明け前に熱は下がったよ」
「え?」
「身体は大丈夫か」
「こ、これは一体」
「汗をかいていたから脱がせて拭いたら今度は寒いと言って抱きつかれて離してもらえなかった」
「す、すみませんっ!」
「せっかくだから舐めていい?」
「な??」
ビクンっ
谷間を舐め 乳房を登るように舐め 頂を優しく舐め、その後強く吸った。
「っ!」
少し痛かった。
「痛かった?」
胸元のお兄様の顔を見ると今までと同じ顔なのに兄には思えなかった。
「ごめんね、優しくするよ」
ちっとも“ごめんね”なんて思っていないのが分かる。嬉しいと表情から伝わってくる。
「んっ」
結局そのまま純潔を奪われた。
たっぷり注がれて、拭くことも湯浴みも許されなかった。
「この瞬間を10年以上待ったんだ。
アイリーンのナカに染み込ませないと」
お兄様ってこんなこと言う人だったの!?
「もう一度、」
そこにノックの音が響いた。
《オベール様、大奥様がお呼びです》
ドアの外からメイドの声がした。
「一時間後に行く!」
嬉々とお兄様は返事をして再び私のナカに入ってきた。
「私の最愛の妻アイリーン、愛してるよ」
事が済むとお兄様は窓を開けて換気をした。
「怒られに行ってくるよ」
チュッ
キスをして退室した。
入れ替わりにエリス達が入室した。
他のメイドはお風呂の準備を始めた。
「アイリーン様、お身体は大丈夫ですか?
痛いところはありませんか?」
「少し下腹部が重いけど…」
「オベール様は無理矢理?」
「何て言うか…いつの間にか…」
「もう、オベール様ったら。初心なアイリーン様に!」
「もう兄に見えないの」
「まあ、ずっとアイリーン様にベタベタして愛を囁いてきましたからね。下地はできていたんでしょうね」
「でも私はクリスを」
「最初から兄妹じゃないと知っていたら どちらを好きになりましたか?」
「…考えたこともないわ」
「クリス様とお会いしたのは少し後です。
その前はどうだったのでしょうね」
「思い出せないわ」
後処理という、注がれたものを掻き出し洗浄する処置は恥ずかしかった。
エリスったら恥ずかしいことを口にするんだもの。
“オベール様ったら、注ぎ過ぎですよ。今後も大変ですよ。無理なら無理と仰らないと、タガの外れたオベール様の餌食になりますからね”
そして“まだ早いです”と避妊薬を渡された。
湯浴みから出ると、頬に手形の付いたお兄様が待っていた。満面の笑みだ。
「“私の天使になにするの!”って母上に叱られてきたよ。父上は溜息吐いていたし、ジュエルは拗ねていたな。
幸せで 全く響かないけどな」
お兄様は私を抱き寄せようとしたがエリスが止めた。
「オベール様。殿方が考えるよりも女性の初めては身体に負担が掛かっているのです。
今まで入れたことのない大きなモノに貫かれたのですから、大事な部分は悲鳴をあげます。実際、少し切れていますのでお薬を塗りました。
下腹部痛もございます。お食事をお待ちして召し上がっていただき、痛み止めと炎症に効くお薬を飲まなくてはなりません。
今日はアイリーン様は安静にしていただき、オベール様は最低一週間禁欲なさいませ」
「……ごめん、アイリーン。死ぬほど嬉しくて溶けそうに気持ち良くてつい。
我慢するから側に居させてくれ」
「っ!!!!!」
この二人はどうしてこんなに恥ずかしい言葉を並べるの!
「可愛い」
「オベール様!」
「分かってるよ。勿体ないけど私も湯浴みをしてくる。
シーツは洗わないで私の部屋に置いてくれ。記念のシーツだからな」
「……アイリーン様、嫌な時ははっきりお告げください。オベール様の底が分かりません。最初が肝心ですからね」
「エリス、余計なことを吹き込むな」
「私はアイリーン様一筋ですから、オベール様のご要望には添えません」
きっちり一週間後から、お兄様の夜のお強請りが始まった。
「ジュエルも知っていたの?」
「僕は姉様と一歳しか違わないんだよ?
突然こんなに可愛い女の子が家族になれば覚えてるよ。
だけどベロノワ家の子だと言っても違和感なくて、父上が他所で、イテッ!」
お兄様がジュエルの頭を叩いた。
「馬鹿なことを言うな」
「でも、アイリーンの顔を見た瞬間、私も不貞を疑ったけど、アイリーンが付けていた腕輪を見て疑いが晴れたの。
アイリーンのお母様である王女殿下の国の国章とお父様である王子殿下の国の国章が彫られていたもの。
あの品は世界に一つしかないでしょうね」
「……」
「アイリーン。君はベロノワ家の一員だ。家族なんだ。本当の娘として大事にしてきた」
「そうよ。大事な娘なのよ」
「姉様は僕が守る」
「アイリーン。結婚してくれ」
「本当にここにいていいのですか?」
「もちろん」
あれ? お兄様は今何て?
「良かった。直ぐに結婚しよう」
「え?」
「婚約期間が必要か?」
「結婚って? ソフィア様は?」
「離縁したよ。
私もアイリーンも独身だ。問題ない」
「でも私はお兄様だと思って」
「政略結婚とかいい出すくらいなんだから私でいいだろう」
確かにそうだけど。夫婦になったらお兄様とするの!?
「……」
「可愛いわ。赤くなって」
「オベール。アイリーンはまだ早い」
「せめて婚約だけはしますから」
「姉様。僕でもいいんだよ?
姉様のこと大好きだからね」
混乱して、数時間後には熱を出した。
時々ひんやりとした布が額に置かれる。
手を握り優しく頭を撫でてくれる。
「愛してるよ 私の天使」
「お兄様」
縋るように腕を伸ばしたところまでは薄っすら覚えている。
「!!」
目を開けると胸の谷間にお兄様の顔があった。
お兄様の腕は私の腰を引き寄せていて、私自身もお兄様の頭部を抱きしめていた。
しかも寝巻きを着ておらず直だった。
「夜明け前に熱は下がったよ」
「え?」
「身体は大丈夫か」
「こ、これは一体」
「汗をかいていたから脱がせて拭いたら今度は寒いと言って抱きつかれて離してもらえなかった」
「す、すみませんっ!」
「せっかくだから舐めていい?」
「な??」
ビクンっ
谷間を舐め 乳房を登るように舐め 頂を優しく舐め、その後強く吸った。
「っ!」
少し痛かった。
「痛かった?」
胸元のお兄様の顔を見ると今までと同じ顔なのに兄には思えなかった。
「ごめんね、優しくするよ」
ちっとも“ごめんね”なんて思っていないのが分かる。嬉しいと表情から伝わってくる。
「んっ」
結局そのまま純潔を奪われた。
たっぷり注がれて、拭くことも湯浴みも許されなかった。
「この瞬間を10年以上待ったんだ。
アイリーンのナカに染み込ませないと」
お兄様ってこんなこと言う人だったの!?
「もう一度、」
そこにノックの音が響いた。
《オベール様、大奥様がお呼びです》
ドアの外からメイドの声がした。
「一時間後に行く!」
嬉々とお兄様は返事をして再び私のナカに入ってきた。
「私の最愛の妻アイリーン、愛してるよ」
事が済むとお兄様は窓を開けて換気をした。
「怒られに行ってくるよ」
チュッ
キスをして退室した。
入れ替わりにエリス達が入室した。
他のメイドはお風呂の準備を始めた。
「アイリーン様、お身体は大丈夫ですか?
痛いところはありませんか?」
「少し下腹部が重いけど…」
「オベール様は無理矢理?」
「何て言うか…いつの間にか…」
「もう、オベール様ったら。初心なアイリーン様に!」
「もう兄に見えないの」
「まあ、ずっとアイリーン様にベタベタして愛を囁いてきましたからね。下地はできていたんでしょうね」
「でも私はクリスを」
「最初から兄妹じゃないと知っていたら どちらを好きになりましたか?」
「…考えたこともないわ」
「クリス様とお会いしたのは少し後です。
その前はどうだったのでしょうね」
「思い出せないわ」
後処理という、注がれたものを掻き出し洗浄する処置は恥ずかしかった。
エリスったら恥ずかしいことを口にするんだもの。
“オベール様ったら、注ぎ過ぎですよ。今後も大変ですよ。無理なら無理と仰らないと、タガの外れたオベール様の餌食になりますからね”
そして“まだ早いです”と避妊薬を渡された。
湯浴みから出ると、頬に手形の付いたお兄様が待っていた。満面の笑みだ。
「“私の天使になにするの!”って母上に叱られてきたよ。父上は溜息吐いていたし、ジュエルは拗ねていたな。
幸せで 全く響かないけどな」
お兄様は私を抱き寄せようとしたがエリスが止めた。
「オベール様。殿方が考えるよりも女性の初めては身体に負担が掛かっているのです。
今まで入れたことのない大きなモノに貫かれたのですから、大事な部分は悲鳴をあげます。実際、少し切れていますのでお薬を塗りました。
下腹部痛もございます。お食事をお待ちして召し上がっていただき、痛み止めと炎症に効くお薬を飲まなくてはなりません。
今日はアイリーン様は安静にしていただき、オベール様は最低一週間禁欲なさいませ」
「……ごめん、アイリーン。死ぬほど嬉しくて溶けそうに気持ち良くてつい。
我慢するから側に居させてくれ」
「っ!!!!!」
この二人はどうしてこんなに恥ずかしい言葉を並べるの!
「可愛い」
「オベール様!」
「分かってるよ。勿体ないけど私も湯浴みをしてくる。
シーツは洗わないで私の部屋に置いてくれ。記念のシーツだからな」
「……アイリーン様、嫌な時ははっきりお告げください。オベール様の底が分かりません。最初が肝心ですからね」
「エリス、余計なことを吹き込むな」
「私はアイリーン様一筋ですから、オベール様のご要望には添えません」
きっちり一週間後から、お兄様の夜のお強請りが始まった。
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