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第五章 サザンポール亜大陸にて
5ー6 同行者の災難 その三
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マルコです。
ただいま子爵家の幼女に捕まっている真っ最中です。
そうして7歳のハンナ様が言いました。
「マルコ様は弓がお上手なのですね。
あんなに遠くにいる盗賊を狙って当てるなんて・・・。
それに矢を放ったのは9度だけ。
矢傷を受けたのは9人ですから、全部当てたというのは凄いです。
マルコ様は弓の名手なのですか?」
幼女と思って侮っていましたが、中々に油断がならないようですね。
しっかりと放った矢の数を数えているところが凄いです。
忌々しいことに、貴族様から質問を受けたのなら、お答えするのが平民の義務なんですよねぇ。
「住んでいたマイジロン大陸では学院に通っていましたので、そこで弓矢も扱えるようになりましたが、弓の名手という訳ではないと存じます。」
「そうなのですね?
私のお兄様も王都の貴族学院に行っていますけれど、弓はあまりお上手ではありません。
弓が上手になるには、何かコツがあるのでしょうか?」
「ハンナ様は、弓に興味がおありでしょうか?」
「ハイ、私は女ですので、仮に争いに加わるとすれば、魔法か飛び道具の弓になると思います。
ですから一応の素養として覚えておきたいとは思っています。」
「そうですか・・・・。
女性の方が争いに巻き込まれるのはできるだけ避けるべきでしょうけれど、弓のような武器が護身に必要な場合もあるかも知れませんね。
端的に申し上げて、コツなどは無いと存じます。
たゆまぬ日々の鍛錬と努力、それに集中力が良い結果を生むものと思います。」
「そうですか。
あと・・・。
マルコ様が使っていらした弓は、騎士たちが使う弓とは違っているような気がしましたが、マイジロンの大陸では普通にある弓なのですか?」
「いいえ、あの弓は、私が非力でも引けるように改良した特殊な弓ですので、おそらく私以外には持っている者は居ないと存じます。」
「まぁ、マルコ様がお造りになった?
できるなれば、私にも同じような弓を造ってはいただけないでしょうか?」
「素材集めから始めて作るには半年から一年ほどもかかります。
生憎と私どもは旅の途中でございますので、ハンナ様のご要望にはお応えしかねると存じます。」
「そうですか・・・。
残念です。
後、もう一つお伺いしたいのですが宜しいでしょうか?」
「ハイ、私にお答えできることであれば?」
「マルコ様が弓で制した者はいずれも林や物陰に潜んでいた者と、カリンから聞いています。
あ、カリンは私どもの直衛警護についていた魔法師なのです。
私が見たのは馬車の屋根からマルコ様が弓を射ているところだけなのですけれど、カリンは御者台から全体を見渡していたようです。
そのカリンが、何故にあれほど遠くに居た者達を狙撃する必要があったのだろうと独り言のように呟いていました。
普通であれば気づかないような位置にいる者を見つけるのは武人でも難しいそうです。
因みにカリンも、マルコ様が弓を射たので隠れていた敵の存在を知ったそうです。
そうして驚いたことに弓で制された9人全員が急所は外されていたとも・・・。
マルコ様は意図してそうなさいましたか?」
うん、なかなか鋭いですね。
正直言って返答に困ります。
「人を殺すのは嫌ですから、可能な範囲で脚を狙ったのは事実です。
隠れていた者の中に魔法を使える者が居たようなので、それを制するためと逃亡を防ぐために弓を使いました。」
「まぁ、魔法師が⁉
盗賊の中に魔法が使えるものがいるものなのですか?」
そのとき、前子爵夫人が助け舟を出してくれました。
「ハンナ、余りお客様を困らせるものではありませんよ。
そうして、魔法が使える者が襲撃者の中に居たということはとても重要なことですし、対外的に秘密にせねばなりません。
ですから、そのお話しはここまでになさい。
お食事中の会話はもっと楽しいことを話題にすべきですよ。」
うん、やはり、アメリア・バウマン夫人は他の貴族が襲撃に関わっていることに気が付いておられるようですね。
ですから、子供の私が貴族様に忠言することは何もありません。
それにしても、ハンナ嬢は色々と聡いお子様のようですね。
君子危うきに近寄らずですから、余り、親しくならない方が良いみたいです。
マルコはそう思っているのですけれど、ハンナ嬢は人の迷惑顧みず、ぐいぐいと年の近いマルコに迫ってきます。
知りたくもない貴族同士の茶会の話だとか、メイドから仕入れた世上の逸話だとか、次から次へとジャブを繰り出してきます。
マルコの方は適度に受け流してはいるのですけれど、お相手は結構大変なんですよ。
これは将来的に周囲の者が大変だろうなと思わせるほどです。
とにもかくにも、無難に夕食会は終わり、カラガンダ夫妻とともに宿の部屋に引き上げました。
翌日も朝から子爵の馬車二台と共にヴェルコフに向かいましたが、余分なお荷物がついています。
ヴェルディシュの役所がつけた警護要員20名と、生きたまま捉えられた盗賊と見做された者が、取り敢えず手枷足枷を嵌められたま囚人護送用の馬車に載せられて運ばれて行きます。
前子爵夫人若しくは子爵夫人の指示で、取り調べはヴェルコフで行われることになったようです。
確かに、ヴェルディシュで背後関係を探るには、人員不足が否めませんし、何よりも証拠抹殺のために敵対する貴族が刺客を送って来る恐れもあります。
前子爵夫人が何やら気付いたのか、マッセリング伯爵麾下の騎士及び魔法師9人に対して、猿轡を噛ませて自殺防止策を講じています。
ヴェルコフならば審問官が居ますので、その前で嘘をつけばわかるようなのです。
その恐れがあるために、襲撃者の中でも首領格のヨナス・フェニングは自殺を企てたのです。
現状では、自殺防止用に猿轡を嚙ませられていますけれど、この手法が審問官の尋問に支障にならないのかどうかはマルコにはわかりません。
いずれにせよ、ヴェルコフでももう一波乱がありそうですけれど、マルコ達に火の粉が降ってこなければ良いのですが・・・。
ヴェルコフまで襲撃の知らせが届いたようで、ヴェルディシュとヴェルコフの中間点辺りまでヴェルコフから迎えの騎士が出張って来ていました。
二台の子爵の馬車、四台の囚人護送車、マルコ達の馬車と全部で七台の馬車が連ねていますが、その周囲にはヴェルディシュからつけられた警備要員20名、元から子爵の馬車警護に当たっていた騎士20名、ヴェルコフから迎えに来た騎士20名、それにマルコ達の護衛を務める六体のゴーレムが居ます。
警備についている者全てが騎馬ですので、お馬さんだけでも80頭(内8頭はマルコが造ったゴーレム馬)とかなり物々しい集団です。
その日、陽が斜めになる頃、マルコ達一行は無事にヴェルコフに到着しました。
当然のように子爵家からの招待があり、カラガンダ義父様も一度はお断り申し上げたのですけれど、生憎と前子爵夫人がマルコ達を開放してくれません。
そのまま、マルコ達は子爵邸に連れ込まれてしまいました。
因みに、囚人たちは子爵の抱える騎士団の地下牢に収容されました。
夕刻に近い時間にもかかわらず、到着してすぐに審問官による取調べが開始されたようです。
マルコ達は、子爵様との謁見があり、その後で会食がありました。
宿での会食と異なって、豪華な品揃えでした。
郷に入っては郷に従えで、マルコは遠慮会釈なしにごちそうを頂いていますけれど、カラガンダ義父様とステラ義母様は思いのほか食が進まないようです。
まぁ、心配事は沢山ありますよね。
馬車の中でマルコが承知していることの一部をカラガンダ義父様とステラ義母様にはお話ししていますから、揉め事に巻き込まれているという認識は十分にあると思います。
同時にそれを一切表に出さないカラガンダ義父様の鉄面皮は流石です。
ステラ義母様は若干落ち着きがありませんけれど、貴族の晩餐に招かれた平民ならばごく当たり前の様子に見えますので、これも問題ありません。
マルコに対してはその年齢から、政治向きの話は有り得ませんから勿論、大人の話は除外ですよね。
従って、晩餐会は至って和やかな会話で終始し、盗賊集団を制圧するのに際立った活躍をしたゴーレム達とマルコの弓矢の腕に話題が終始しました。
その日は護衛ともども、子爵邸にお世話になりました。
ただいま子爵家の幼女に捕まっている真っ最中です。
そうして7歳のハンナ様が言いました。
「マルコ様は弓がお上手なのですね。
あんなに遠くにいる盗賊を狙って当てるなんて・・・。
それに矢を放ったのは9度だけ。
矢傷を受けたのは9人ですから、全部当てたというのは凄いです。
マルコ様は弓の名手なのですか?」
幼女と思って侮っていましたが、中々に油断がならないようですね。
しっかりと放った矢の数を数えているところが凄いです。
忌々しいことに、貴族様から質問を受けたのなら、お答えするのが平民の義務なんですよねぇ。
「住んでいたマイジロン大陸では学院に通っていましたので、そこで弓矢も扱えるようになりましたが、弓の名手という訳ではないと存じます。」
「そうなのですね?
私のお兄様も王都の貴族学院に行っていますけれど、弓はあまりお上手ではありません。
弓が上手になるには、何かコツがあるのでしょうか?」
「ハンナ様は、弓に興味がおありでしょうか?」
「ハイ、私は女ですので、仮に争いに加わるとすれば、魔法か飛び道具の弓になると思います。
ですから一応の素養として覚えておきたいとは思っています。」
「そうですか・・・・。
女性の方が争いに巻き込まれるのはできるだけ避けるべきでしょうけれど、弓のような武器が護身に必要な場合もあるかも知れませんね。
端的に申し上げて、コツなどは無いと存じます。
たゆまぬ日々の鍛錬と努力、それに集中力が良い結果を生むものと思います。」
「そうですか。
あと・・・。
マルコ様が使っていらした弓は、騎士たちが使う弓とは違っているような気がしましたが、マイジロンの大陸では普通にある弓なのですか?」
「いいえ、あの弓は、私が非力でも引けるように改良した特殊な弓ですので、おそらく私以外には持っている者は居ないと存じます。」
「まぁ、マルコ様がお造りになった?
できるなれば、私にも同じような弓を造ってはいただけないでしょうか?」
「素材集めから始めて作るには半年から一年ほどもかかります。
生憎と私どもは旅の途中でございますので、ハンナ様のご要望にはお応えしかねると存じます。」
「そうですか・・・。
残念です。
後、もう一つお伺いしたいのですが宜しいでしょうか?」
「ハイ、私にお答えできることであれば?」
「マルコ様が弓で制した者はいずれも林や物陰に潜んでいた者と、カリンから聞いています。
あ、カリンは私どもの直衛警護についていた魔法師なのです。
私が見たのは馬車の屋根からマルコ様が弓を射ているところだけなのですけれど、カリンは御者台から全体を見渡していたようです。
そのカリンが、何故にあれほど遠くに居た者達を狙撃する必要があったのだろうと独り言のように呟いていました。
普通であれば気づかないような位置にいる者を見つけるのは武人でも難しいそうです。
因みにカリンも、マルコ様が弓を射たので隠れていた敵の存在を知ったそうです。
そうして驚いたことに弓で制された9人全員が急所は外されていたとも・・・。
マルコ様は意図してそうなさいましたか?」
うん、なかなか鋭いですね。
正直言って返答に困ります。
「人を殺すのは嫌ですから、可能な範囲で脚を狙ったのは事実です。
隠れていた者の中に魔法を使える者が居たようなので、それを制するためと逃亡を防ぐために弓を使いました。」
「まぁ、魔法師が⁉
盗賊の中に魔法が使えるものがいるものなのですか?」
そのとき、前子爵夫人が助け舟を出してくれました。
「ハンナ、余りお客様を困らせるものではありませんよ。
そうして、魔法が使える者が襲撃者の中に居たということはとても重要なことですし、対外的に秘密にせねばなりません。
ですから、そのお話しはここまでになさい。
お食事中の会話はもっと楽しいことを話題にすべきですよ。」
うん、やはり、アメリア・バウマン夫人は他の貴族が襲撃に関わっていることに気が付いておられるようですね。
ですから、子供の私が貴族様に忠言することは何もありません。
それにしても、ハンナ嬢は色々と聡いお子様のようですね。
君子危うきに近寄らずですから、余り、親しくならない方が良いみたいです。
マルコはそう思っているのですけれど、ハンナ嬢は人の迷惑顧みず、ぐいぐいと年の近いマルコに迫ってきます。
知りたくもない貴族同士の茶会の話だとか、メイドから仕入れた世上の逸話だとか、次から次へとジャブを繰り出してきます。
マルコの方は適度に受け流してはいるのですけれど、お相手は結構大変なんですよ。
これは将来的に周囲の者が大変だろうなと思わせるほどです。
とにもかくにも、無難に夕食会は終わり、カラガンダ夫妻とともに宿の部屋に引き上げました。
翌日も朝から子爵の馬車二台と共にヴェルコフに向かいましたが、余分なお荷物がついています。
ヴェルディシュの役所がつけた警護要員20名と、生きたまま捉えられた盗賊と見做された者が、取り敢えず手枷足枷を嵌められたま囚人護送用の馬車に載せられて運ばれて行きます。
前子爵夫人若しくは子爵夫人の指示で、取り調べはヴェルコフで行われることになったようです。
確かに、ヴェルディシュで背後関係を探るには、人員不足が否めませんし、何よりも証拠抹殺のために敵対する貴族が刺客を送って来る恐れもあります。
前子爵夫人が何やら気付いたのか、マッセリング伯爵麾下の騎士及び魔法師9人に対して、猿轡を噛ませて自殺防止策を講じています。
ヴェルコフならば審問官が居ますので、その前で嘘をつけばわかるようなのです。
その恐れがあるために、襲撃者の中でも首領格のヨナス・フェニングは自殺を企てたのです。
現状では、自殺防止用に猿轡を嚙ませられていますけれど、この手法が審問官の尋問に支障にならないのかどうかはマルコにはわかりません。
いずれにせよ、ヴェルコフでももう一波乱がありそうですけれど、マルコ達に火の粉が降ってこなければ良いのですが・・・。
ヴェルコフまで襲撃の知らせが届いたようで、ヴェルディシュとヴェルコフの中間点辺りまでヴェルコフから迎えの騎士が出張って来ていました。
二台の子爵の馬車、四台の囚人護送車、マルコ達の馬車と全部で七台の馬車が連ねていますが、その周囲にはヴェルディシュからつけられた警備要員20名、元から子爵の馬車警護に当たっていた騎士20名、ヴェルコフから迎えに来た騎士20名、それにマルコ達の護衛を務める六体のゴーレムが居ます。
警備についている者全てが騎馬ですので、お馬さんだけでも80頭(内8頭はマルコが造ったゴーレム馬)とかなり物々しい集団です。
その日、陽が斜めになる頃、マルコ達一行は無事にヴェルコフに到着しました。
当然のように子爵家からの招待があり、カラガンダ義父様も一度はお断り申し上げたのですけれど、生憎と前子爵夫人がマルコ達を開放してくれません。
そのまま、マルコ達は子爵邸に連れ込まれてしまいました。
因みに、囚人たちは子爵の抱える騎士団の地下牢に収容されました。
夕刻に近い時間にもかかわらず、到着してすぐに審問官による取調べが開始されたようです。
マルコ達は、子爵様との謁見があり、その後で会食がありました。
宿での会食と異なって、豪華な品揃えでした。
郷に入っては郷に従えで、マルコは遠慮会釈なしにごちそうを頂いていますけれど、カラガンダ義父様とステラ義母様は思いのほか食が進まないようです。
まぁ、心配事は沢山ありますよね。
馬車の中でマルコが承知していることの一部をカラガンダ義父様とステラ義母様にはお話ししていますから、揉め事に巻き込まれているという認識は十分にあると思います。
同時にそれを一切表に出さないカラガンダ義父様の鉄面皮は流石です。
ステラ義母様は若干落ち着きがありませんけれど、貴族の晩餐に招かれた平民ならばごく当たり前の様子に見えますので、これも問題ありません。
マルコに対してはその年齢から、政治向きの話は有り得ませんから勿論、大人の話は除外ですよね。
従って、晩餐会は至って和やかな会話で終始し、盗賊集団を制圧するのに際立った活躍をしたゴーレム達とマルコの弓矢の腕に話題が終始しました。
その日は護衛ともども、子爵邸にお世話になりました。
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