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第十四話 自立への日々
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アストリアが酒場の専属バイオリン弾きになってから、早くも数日が経過した。この日もまた酒場は賑わい、彼女の演奏を目当てにやってくる客の姿が、徐々に見受けられるようになった。
彼女の演奏が始まると、店内のざわつきが落ち着き、客たちは音楽に耳を傾けた。アストリアのバイオリンから紡ぎ出される旋律は、聞く者の心をマッサージするように優しく癒すようだった。軽やかな音色が響くたびに、拍手や歓声が自然と湧き起こる。
演奏を終え、アストリアが一息つくと、カウンターにいた常連客のトーマスが声をかけた。
「いい音だったよ、アスタちゃん。君が来てから、店の雰囲気がまるで変わったな」
彼女は照れくさそうに微笑みながら答えた。
「ありがとうございます。でも、まだまだ練習が必要です」
「いやいや、すごい才能だ」
トーマスはジョッキを高く掲げた。
「君の音楽に乾杯」
近くにいたアコーディオン弾きのジュアンも、うなづきながら口を挟んだ。
「確かに、俺も彼女の伴奏をやってて思ったよ。ここまでいい演奏ができたのは、何年ぶりかなあって。よく考えたら、何年ぶりも何も、こんなすげえ相方と組んだのは、初めてだったよ」
ジュアンはそう言って、上機嫌で笑った。アストリアは温かい言葉に、少しだけ胸を張りながら笑い返した。彼女自身、演奏することの楽しさを、改めて感じていた。
その夜、仕事を終えたアストリアが楽器を片付けている間、ロイドは店の裏口で待っていた。彼女が出てくると、ロイドは、はにかむように笑いながら、優しく声をかけた。
「お疲れ様。宿まで送ろうか」
「ロイドさん、ありがとう。でも、ご存知の通り、宿はすぐそこよ。音が聞こえるくらいに」
アストリアはロイドの出迎えに驚きながらも、嬉しそうに言った。
「今日の演奏、聞いてくれました?」
「良かったよ。客の反応を見ればわかる。みんな、君の演奏を楽しんでいる」
「でも私、本当にこのままでいいのか、まだ不安なんです」
アストリアがそっと、自分の手を見ながらつぶやく。
ロイドは少し間を置いてから答えた。
「完璧を目指さなくてもいいんだ。君が音楽を奏で、それを人々が喜んでいる。それだけで十分だろう。」
アストリアは彼の言葉に少し考え込み、やがて小さく微笑んだ。
「ありがとうございます。少し、自信が湧いてきました。」
「それでいい」
ロイドは短く頷いた。
「君はここで、自分の磨いた技で、生活の糧を得ている。それだけでも大きな進歩だ。」
アストリアは深呼吸をし、静かな声で言った。
「ロイドさんがいてくれたから、今の私があります。本当に感謝してます」
ロイドは、少し照れくさそうに笑った。
「私は、ただの付き添いだよ。君が、自分で道を切り開いている。それをただ、見ているだけだ。」
翌日の昼過ぎ、酒場の掃除をしていたアストリアに、店主が声をかけた。
「おい、アスタ。」
「はい、何でしょう?」
彼女は振り返って答えた。
「君は皿洗いでは毎日皿を割ってるが、バイオリンのほうは評判がいい。それで気がついたんだが、最近、恐らく君の演奏目当てで、滞在時間のやたら長い客が増えてる」
「すみません」
「なんで謝るんだ? ここは食堂じゃないから、客をどんどん入れ替える必要はないんだ。滞在時間が延びれば、酒の量も増えて、結局売り上げも上がってくるってことよ。実に、いい仕事をしてくれてるな」
アストリアは少し恥ずかしそうに微笑んだ。
「ありがとうございます。でも、まだまだ上手になれるよう頑張ります。バイオリンも、皿洗いも」
「よしよし、それでいい。その心意気を忘れるなよ」
主人は鼻歌を歌いながら、店の奥に戻っていった。
その夜、演奏を終えたアストリアがカウンターに座っていると、常連客のトーマスが、彼女に話しかけた。
「アスタちゃん、あんたの演奏は、どうしてそんなに心に響くんだろうな?」
アストリアは、少し戸惑いながら答えた。
「私にも分かりません。ただ、苦しかったこと、悲しかったこと、そして、うれしかったこと。曲に合わせて、私じしんが今まで体験した感情を込めながら、弾いているだけなんです」
トーマスは感心したようにうなづいた。
「なるほど。そういうのが、本物の音楽なんだろうな。うまく言えないが、あんたのバイオリンは、俺たちの気持ちを分かってくれてる、庶民の心を代弁してくれる音楽、なんだか、そんな感じがするんだよ」
近くの席に座っていた別の客も、話に加わる。
「そうだよ、あんたが来る前は、こんなにいい演奏をここで聞けるなんて、思わなかった。毎晩通いたくなっちまうよ」
アストリアは照れながらも、笑顔で返した。
「ありがとうございます。これからも頑張ります。」
夜も更け、アストリアが一日の仕事を終えて帰ろうとすると、ロイドがまた裏口で待っていた。彼の姿を見たとたん、アストリアは自然と笑顔になった。
「ロイドさん、いつもありがとうございます」
ロイドは軽くうなづいた。
「礼なんていらない。君が頑張っているから、私はただその姿を見たいだけなんだ」
「最近、ここで音楽を通じて、何か、みんなの助けになれてるような気がしています。それがとてもうれしくて、頑張ってます」
ロイドは彼女の言葉を聞いて、笑みを浮かべた。
「それが、君の生きる道かもしれないな。君のバイオリンは確かに、人々に癒やしと希望を与えていると思うよ」
「はい。これからも続けていきます。」
アストリアの言葉には、自信と決意が宿っていた。
ロイドはその言葉に何度も力強くうなづきながら、アストリアの横を歩いた。彼もまた、彼女と並んで歩むことで、心の中に大きな癒やしと希望を感じていたのだった。
彼女の演奏が始まると、店内のざわつきが落ち着き、客たちは音楽に耳を傾けた。アストリアのバイオリンから紡ぎ出される旋律は、聞く者の心をマッサージするように優しく癒すようだった。軽やかな音色が響くたびに、拍手や歓声が自然と湧き起こる。
演奏を終え、アストリアが一息つくと、カウンターにいた常連客のトーマスが声をかけた。
「いい音だったよ、アスタちゃん。君が来てから、店の雰囲気がまるで変わったな」
彼女は照れくさそうに微笑みながら答えた。
「ありがとうございます。でも、まだまだ練習が必要です」
「いやいや、すごい才能だ」
トーマスはジョッキを高く掲げた。
「君の音楽に乾杯」
近くにいたアコーディオン弾きのジュアンも、うなづきながら口を挟んだ。
「確かに、俺も彼女の伴奏をやってて思ったよ。ここまでいい演奏ができたのは、何年ぶりかなあって。よく考えたら、何年ぶりも何も、こんなすげえ相方と組んだのは、初めてだったよ」
ジュアンはそう言って、上機嫌で笑った。アストリアは温かい言葉に、少しだけ胸を張りながら笑い返した。彼女自身、演奏することの楽しさを、改めて感じていた。
その夜、仕事を終えたアストリアが楽器を片付けている間、ロイドは店の裏口で待っていた。彼女が出てくると、ロイドは、はにかむように笑いながら、優しく声をかけた。
「お疲れ様。宿まで送ろうか」
「ロイドさん、ありがとう。でも、ご存知の通り、宿はすぐそこよ。音が聞こえるくらいに」
アストリアはロイドの出迎えに驚きながらも、嬉しそうに言った。
「今日の演奏、聞いてくれました?」
「良かったよ。客の反応を見ればわかる。みんな、君の演奏を楽しんでいる」
「でも私、本当にこのままでいいのか、まだ不安なんです」
アストリアがそっと、自分の手を見ながらつぶやく。
ロイドは少し間を置いてから答えた。
「完璧を目指さなくてもいいんだ。君が音楽を奏で、それを人々が喜んでいる。それだけで十分だろう。」
アストリアは彼の言葉に少し考え込み、やがて小さく微笑んだ。
「ありがとうございます。少し、自信が湧いてきました。」
「それでいい」
ロイドは短く頷いた。
「君はここで、自分の磨いた技で、生活の糧を得ている。それだけでも大きな進歩だ。」
アストリアは深呼吸をし、静かな声で言った。
「ロイドさんがいてくれたから、今の私があります。本当に感謝してます」
ロイドは、少し照れくさそうに笑った。
「私は、ただの付き添いだよ。君が、自分で道を切り開いている。それをただ、見ているだけだ。」
翌日の昼過ぎ、酒場の掃除をしていたアストリアに、店主が声をかけた。
「おい、アスタ。」
「はい、何でしょう?」
彼女は振り返って答えた。
「君は皿洗いでは毎日皿を割ってるが、バイオリンのほうは評判がいい。それで気がついたんだが、最近、恐らく君の演奏目当てで、滞在時間のやたら長い客が増えてる」
「すみません」
「なんで謝るんだ? ここは食堂じゃないから、客をどんどん入れ替える必要はないんだ。滞在時間が延びれば、酒の量も増えて、結局売り上げも上がってくるってことよ。実に、いい仕事をしてくれてるな」
アストリアは少し恥ずかしそうに微笑んだ。
「ありがとうございます。でも、まだまだ上手になれるよう頑張ります。バイオリンも、皿洗いも」
「よしよし、それでいい。その心意気を忘れるなよ」
主人は鼻歌を歌いながら、店の奥に戻っていった。
その夜、演奏を終えたアストリアがカウンターに座っていると、常連客のトーマスが、彼女に話しかけた。
「アスタちゃん、あんたの演奏は、どうしてそんなに心に響くんだろうな?」
アストリアは、少し戸惑いながら答えた。
「私にも分かりません。ただ、苦しかったこと、悲しかったこと、そして、うれしかったこと。曲に合わせて、私じしんが今まで体験した感情を込めながら、弾いているだけなんです」
トーマスは感心したようにうなづいた。
「なるほど。そういうのが、本物の音楽なんだろうな。うまく言えないが、あんたのバイオリンは、俺たちの気持ちを分かってくれてる、庶民の心を代弁してくれる音楽、なんだか、そんな感じがするんだよ」
近くの席に座っていた別の客も、話に加わる。
「そうだよ、あんたが来る前は、こんなにいい演奏をここで聞けるなんて、思わなかった。毎晩通いたくなっちまうよ」
アストリアは照れながらも、笑顔で返した。
「ありがとうございます。これからも頑張ります。」
夜も更け、アストリアが一日の仕事を終えて帰ろうとすると、ロイドがまた裏口で待っていた。彼の姿を見たとたん、アストリアは自然と笑顔になった。
「ロイドさん、いつもありがとうございます」
ロイドは軽くうなづいた。
「礼なんていらない。君が頑張っているから、私はただその姿を見たいだけなんだ」
「最近、ここで音楽を通じて、何か、みんなの助けになれてるような気がしています。それがとてもうれしくて、頑張ってます」
ロイドは彼女の言葉を聞いて、笑みを浮かべた。
「それが、君の生きる道かもしれないな。君のバイオリンは確かに、人々に癒やしと希望を与えていると思うよ」
「はい。これからも続けていきます。」
アストリアの言葉には、自信と決意が宿っていた。
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