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マッサージ 2
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足の先と掌を普通にマッサージされている間にリラックスした私が眠気を催していると
「ここから背中だけバスタオルを外しますね」
「はい」
背中に乗っているバスタオルを下に折り返しお尻を隠した状態になったのが分かりました
そこからが普通ではないマッサージだったのでしょう
触れるか触れないかの指先で背中からゆっくりゆっくり始まったそれは「フェザータッチ」と言うそうです
くすぐったいと言うよりこそばゆいと言った方が似合う感覚
それに時々身体をピクッとさせられ
いつの間にか呼吸が乱れていた事に気づいたのは
お尻を飛び越えいつの間にか足先に戻っていたその指が
フェザータッチよりも少し強めに膝の裏を刺激した時でした
「はぅっ…んっ…」
ため息とは違う大きめの息と声が漏れ
「あまり知られていないだろうけど、ここも性感帯なんですよ」
乱れる息で返事をする事も出来ませんでした
そのまま焦らすだけ焦らされる間
その人の指先が触れる所の刺激を身体が欲して
今までにない程乱れていたのだと思います
腰からお尻に続く背骨のライン
腿の内側
左右の脇腹
うつ伏せのまま枕の端をギュッと掴み
身体は自分の意思ではなく動いてしまいます
「タオルで胸を隠すので仰向けになってもらえますか?」
視界を塞いだまま
乱れる息でヘロヘロと受け取ったタオルをあてがい仰向けになると
その人の指先で二の腕から脇の下をなぞられ
大きく仰け反った事で
私自らそのタオルの隠すという役目を終わらせたのでした
アイマスクの効果もあるかもしれませんが恥ずかしいという感情は全くありません
それどころではないですし
充分に恥ずかしい醜態は晒しているのです
どのくらいそうされていたのか
渦を巻くように乳房を辿るその指先が
人生で1番主張しているであろう乳首に触れた瞬間
「あぁっ!」
それまで乳首で感じた事のない私が
身体を大きくビクつかせると同時に人生で1番と言っても過言ではない大きな声を上げていました
アイマスクをして真っ暗な視界だったはずなのに
そこからの記憶は真っ白です
クリトリスが1番感じる部分だと思っていましたがその記憶は薄く
膣内を指で掻き混ぜられ何度も何度も絶頂を味わって
何度目かの絶頂を終え全身で息をしてビクついていた私に
「今日はここまでにしましょう」
とその人からストップを言い渡されてしまいました
私が尋常じゃない程乱れていたのだと思います
「感じやすいんですね」
ヘロヘロな私の体力と正常な判断が戻るまで片付けをしながらそう言われましたが
そう知ったのはその時が初めてです
自分ではこの時までむしろ逆の体質だと思っていました
その人が上手だったのはもちろんですが
目隠しの効果もゼロではないような気もします
落ち着いて身仕度を整えると
その人はホテルの料金を支払い始めました
こちらが払うと伝えても
「いいえ、すごく気持ち良くなってもらえたみたいなので、気にしないでください」
「すみません、ありがとうございます」
「また、いつでも呼んでくださいね」
その人のおかげで、私のナカが短時間だけ表面に出たような気がしたのです
「ここから背中だけバスタオルを外しますね」
「はい」
背中に乗っているバスタオルを下に折り返しお尻を隠した状態になったのが分かりました
そこからが普通ではないマッサージだったのでしょう
触れるか触れないかの指先で背中からゆっくりゆっくり始まったそれは「フェザータッチ」と言うそうです
くすぐったいと言うよりこそばゆいと言った方が似合う感覚
それに時々身体をピクッとさせられ
いつの間にか呼吸が乱れていた事に気づいたのは
お尻を飛び越えいつの間にか足先に戻っていたその指が
フェザータッチよりも少し強めに膝の裏を刺激した時でした
「はぅっ…んっ…」
ため息とは違う大きめの息と声が漏れ
「あまり知られていないだろうけど、ここも性感帯なんですよ」
乱れる息で返事をする事も出来ませんでした
そのまま焦らすだけ焦らされる間
その人の指先が触れる所の刺激を身体が欲して
今までにない程乱れていたのだと思います
腰からお尻に続く背骨のライン
腿の内側
左右の脇腹
うつ伏せのまま枕の端をギュッと掴み
身体は自分の意思ではなく動いてしまいます
「タオルで胸を隠すので仰向けになってもらえますか?」
視界を塞いだまま
乱れる息でヘロヘロと受け取ったタオルをあてがい仰向けになると
その人の指先で二の腕から脇の下をなぞられ
大きく仰け反った事で
私自らそのタオルの隠すという役目を終わらせたのでした
アイマスクの効果もあるかもしれませんが恥ずかしいという感情は全くありません
それどころではないですし
充分に恥ずかしい醜態は晒しているのです
どのくらいそうされていたのか
渦を巻くように乳房を辿るその指先が
人生で1番主張しているであろう乳首に触れた瞬間
「あぁっ!」
それまで乳首で感じた事のない私が
身体を大きくビクつかせると同時に人生で1番と言っても過言ではない大きな声を上げていました
アイマスクをして真っ暗な視界だったはずなのに
そこからの記憶は真っ白です
クリトリスが1番感じる部分だと思っていましたがその記憶は薄く
膣内を指で掻き混ぜられ何度も何度も絶頂を味わって
何度目かの絶頂を終え全身で息をしてビクついていた私に
「今日はここまでにしましょう」
とその人からストップを言い渡されてしまいました
私が尋常じゃない程乱れていたのだと思います
「感じやすいんですね」
ヘロヘロな私の体力と正常な判断が戻るまで片付けをしながらそう言われましたが
そう知ったのはその時が初めてです
自分ではこの時までむしろ逆の体質だと思っていました
その人が上手だったのはもちろんですが
目隠しの効果もゼロではないような気もします
落ち着いて身仕度を整えると
その人はホテルの料金を支払い始めました
こちらが払うと伝えても
「いいえ、すごく気持ち良くなってもらえたみたいなので、気にしないでください」
「すみません、ありがとうございます」
「また、いつでも呼んでくださいね」
その人のおかげで、私のナカが短時間だけ表面に出たような気がしたのです
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