私のナカ【R18】

RiTa

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新たな発見

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[縛らせてもらえませんか?]

そんなメッセージが届きました

目隠しをクリアしたこの時
縛られる事には興味があり少しメールのやり取りをすると
その人には何人かそういったパートナーがおり
もし私とセックスに至らなくてもさほど問題ではなさそうでした

縄酔いする女性を見るのが好きだと教えられ
初めて知ったその縄酔いと言う言葉ににさらに興味が湧き会う事を決めたのです

一見怖そうに見えたその人は
私に気を使って話す口調は穏やかで余裕のある優しい人でした

ホテルに入り緊張をほぐすように面白いことや
パートナーの女性たちが縛られる事に陶酔していることを話してくれると

「1度、これを着けてみてごらん」

差し出されたのは[赤い首輪]でした

お互い下着になりその人の手で私に見かけより重量のある赤い首輪が装着されました

似合うと言われましたが
本当のところ緩めのはずのその首輪がなんだか息苦しいと感じていました

そのまま再び話しを続け
女性が望んでハードなプレイをしているけれど
私に対して望まなければそこまでのことをするつもりはないことなどを聞いている間
緩めの首輪の重みが鎖骨にかかり違和感になっており

「少し息苦しいです」

と正直に伝えると直ぐに外してくれ
それならばと纏められた赤く細い縄を取り出し丁寧に解き始めました

もう1度縛ることを確認してくれたので

「はい。お願いします」

と下着を外しました

下着1枚のその人が慣れた手つきとリードで首から赤い縄がかけられていきます

途中何度も苦しさや痛みを確認してくれて
腕を腰の後ろに上半身だけ縛られると

キツ過ぎないその縄が無性に息苦しく感じ始めました

縛った人的には満足の出来らしいですが
鏡の前で見せられても自分で似合っているとは思えませんでした


息苦しさに加えて気分も悪くなり出し
その人からも顔色悪く見えたのでしょう
直ぐに気を使ってくれながら丁寧に縄を解いてくれました

ベットで身体を休めさせてくれながら

「感受性が強すぎるのかもしれないね」

と言われた事になんとなく納得出来ました

その人の縛る技術はむしろ良過ぎたのかもしれません
私には刺激が強すぎて[悪酔い]したのです
それを伝えると

「正直キミみたいな子は初めてだよ」

と笑っていました

申し訳無くてホテル代を払わせて欲しいとお願いしましたが
今回も断られ

「もっと免疫がついてまた縛らせてくれるなら連絡してね。
キミが気持ち良く酔っているところをいつか見たいから」

珍しい私に腹も立てずに優しく送ってくれました

とても良い人だったので残念ですが

私のナカ的にもこれではないんだろうなと感じました
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